北川恵海のレビュー一覧
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前作に引き続き、サクサク楽しく読める本。テーマは「夢」……ということで、今の自分の境遇というか、将来どうするのが良いのか悩む自分としっくりマッチした気がする。人生いつ何が起こるかわからないし、絶対の正解の生き方なんてないんだろうなと思う。大事なのは、最終的にどんな道に行くにせよ、納得いくまで悩むこと...続きを読むPosted by ブクログ
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ヒーローズ(株)の続編です。1冊目では分からないまま終わっていた道野辺さんや、拓君の過去も分かりました。見た目では分からないような事も人それぞれ抱えている。拓の言う、自分より不幸な人を探して楽になるよりも季節の美しさ、人との出会いの素晴らしさなど日々の小さな楽しみを見つけながら、そんな安らぎに支えて...続きを読むPosted by ブクログ
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客観的に見れば 逃げたほうがいい状況でも
自分には それが見えない
俺が 俺が 俺が
となってしまったら 周りが何も見えなくなる
でも
人生は何のためにあるのか
鏡に映る自分の姿に怯えたとしても
温もりを、忘れないで
その瞬間に、手を差し出せる人でありたい
そして、温もりを受け取れる人でありたいPosted by ブクログ -
続編が出ると思っていなかったので書店で見つけて嬉しかった。
今作は前作と異なり5つの話から構成されていた。ただし5つの話も繋がっており面白かった。
個人的に前作の方が楽しめたので星4つ。Posted by ブクログ -
前作『ヒーローズ(株)!!!』の続編で、北川恵海さんの3作品目。ライトノベルで。楽しくさらさらと読めるうえに、思わずウルッとするような家族や夢に関わる5つの話で構成されている。
前作同様、ヒーローになりたい人のお手伝いをするというヒーローズ(株)には、いろんな夢を抱えて依頼人が現れる。今回の依頼人...続きを読むPosted by ブクログ -
読む速度遅い方ですが、4時間程で一気に読めてしまいました。
内容は営業担当の新人君が思い悩んでいた所にある人が現れて救われる、とても単純な構成です。
でも泣けた(笑)
一つ気に食わないのは、巻末に収録されている四、五作品。しかも巻頭だけだし、クソ面白くないライトノベル。
全体の四割弱程占めて...続きを読む -
かなりライトで読みやすいお話であっという間に完読。
ヒーロー製作所なんてうさんくさいけど、
でもわたしも興味湧きますね。
続きも読んでみます。Posted by ブクログ -
サクサク読めた。自分もブラック企業を辞めた経験ありなので当時を思い出して懐かしい気持ちになった。
上司と先輩がカスすぎるね。ここまで酷くなくても精神的に限界迎えながら仕事してる人ってたくさんいると思う。
転職するか悩み思い詰めている方に勇気を与えてくれる本だと思うのでおすすめです。Posted by ブクログ -
感想
じいちゃんの面白みのない人生発言は自分にも刺さった。自分が常に気にしていることだからだ。
仕事の内容はなんか電通みたいなこと?楽しそうだし、そんな会社があると良さそう。
あらすじ
痴漢の冤罪で仕事を追われた田中修司はコンビニでバイトをしていた。そんな修司はある日、入院中のじいちゃんの「なー...続きを読むPosted by ブクログ -
理不尽な上司などの描写がうまいので過酷な状況に感情移入できすぎて、通勤の行き帰りで読むには辛かった(作品の良し悪しじゃなく)
過労死する時ってこういう状況なのかなとこの本を通して想像させられたPosted by ブクログ -
映画の原作本だったので読んだ。
わりと良い感じに映画化されてたように思えるし、内容は当事者と無関係者のどちらからもほどよい距離が取れているように感じた。
サラリーマンコースを歩む人なら、
就活を始めるまえ、就活中、内定が決まりそうなとき・決まった時、入社の直前……。
そんな色々なタイミングで読んで...続きを読むPosted by ブクログ -
ヒーローズより面白かった。
考えさせられる所もあったし、心にくる言葉もあった。だけど、何か綺麗事と言うか、ワンパターンと言うか、、、
続々ヒーローズはもういいかな、と思ってる。Posted by ブクログ -
読みやすくて一気読みでした。
仕事に対して迷走してる今、手に取った作品です。
仕事よりも大切なことが、たくさんあると思いたいです。
今、自分自身が幸せだと思えるかどうかが大切な事だと思いました。Posted by ブクログ -
「ちょっと今から仕事やめてくる」の後にすぐにこの本を読んだ。主人公の青山とヤマモト以外の登場人物の人生が書かれていた。相変わらず困っている人の近くにひょっこり現れるヤマモトが格好良く、クセがあるけどなんだか話しやすい雰囲気のある存在が素敵だなあと感じた。誰しもが自分らしく幸せな人生を送れる社会になれ...続きを読むPosted by ブクログ
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うーん。
期待か大きかっただけあってちょっと残念感が残りました。
今までが面白すぎたのかな?
ただ、
メメントモリって言葉。
最近、ゲームのタイトルで聞いたことがあったけど、聞き流していたんだよね。
「死を忘れる事なかれ」
なんか、かっこいいですよね。
知らない言葉でした。Posted by ブクログ -
「人生ってそんなに悪いもんじゃない」って思える日は来るのだろうか。
そう思えるように主体的に行動すべきなんだろう。
でも今はもうその気力も体力もない。
なぜこうなってしまったか
「物事には過程がある」
だましだまし、何とかまだできる、あと少し、と続けてきた結果がこれなのだ。
「長い人生、休むことも必...続きを読むPosted by ブクログ -
『ちょっと今から仕事やめてくる』のエンディングまでの空白期間から始まり、エンディング後のストーリーが展開される続編。
一作目の問題児にも焦点が当たり、全体として併せて読んで全ての伏線,問題が回収される。
読後はスッキリ感と感動の余韻。Posted by ブクログ -
北川さんの作品はとても読みやすく、人生の考え方について教えてくれる。
【2023年7月30日、再読終了】
コロナ禍という、時代を反映している内容だった。音楽喫茶「メメントモリ」で働いているアダムソン。彼の仕事の位置付けは、カウンセラーでも精神科医でもないメンターというもの。人の悩みをただ聴いてア...続きを読むPosted by ブクログ -
『ちょっと今から仕事やめてくる』から登場していた五十嵐。頼れる先輩だったのに、後輩青山の仕事の成果を横取りし、裏切ったひどい人物で、私もショックでしたが、その五十嵐も体力的にも精神的にも限界を超えた状態だったと本書で知りました。
五十嵐のことを心から気にかけてくれる大学時代からの友達もいることがわ...続きを読むPosted by ブクログ