北川恵海のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
初めの段階から、お世話になった人で今は行方不明な人が殺人犯?という謎めいた展開に表紙からのイメージとは裏腹に興味をそそられました。また、個展の客の友人も行方不明という新たなミステリアスも加わって、どうなっていくんだろうと思わずページが止まりませんでした。
果たしてローレンとは、どんな人物なのか?生きているのか?友人がどうローレンに関係するのか?
表紙から察するにファンタジーものを予想していたので、ミステリーな展開になろうとは驚きもあり、面白かったです。
ただ、結果的にはヒューマンドラマかなと思いました。
それぞれの登場人物が抱える事情がディープながらも暗い気持ちにはさせずに一歩前に進んでみ -
Posted by ブクログ
前作『ヒーローズ(株)!!!』の続編で、北川恵海さんの3作品目。ライトノベルで。楽しくさらさらと読めるうえに、思わずウルッとするような家族や夢に関わる5つの話で構成されている。
前作同様、ヒーローになりたい人のお手伝いをするというヒーローズ(株)には、いろんな夢を抱えて依頼人が現れる。今回の依頼人は、女子高生や小学生、父親、そしてなんとこれまでヒーローズ(株)の頼もしい先輩だった道野辺さんも依頼人に!?
個人的に、前作よりもおもしろかった。
夢や目標をもつことや、人の夢を応援したいという気持ちは、人間の本能に近いものだと思う。それぞれが、それぞれの人生の中で深く浅く関わり、その人の人生を形 -
Posted by ブクログ
ネタバレ社会人歴1年目の青山の純粋さと先輩である五十嵐の会社に適合した狡賢さが読んでいてほんの少し苦しかった。私もまだ年次が若く上の世代の考え(部長や五十嵐先輩)は分からないが、青山の内向きに考えて、全ての事象が自分起因で責任を感じていたところに深く共感した。
今2年目になった時分に読んだからこそ、青山が思い悩むことじゃないよ、五十嵐先輩を変えたのは青山じゃないよって言いたくなる衝動に駆られたが、青山と同じく社会人1年目だったとても苦しかった時に読んでいたら、この本から感じることもまた変わっていたのかなと思います。青山が山本に出会ってくれて、本当に良かった。
山本の影響で変化した青山が、再開した山本に