あらすじ
「なーんの面白味もない人生やったなあ」――病床にある祖父の言葉が頭から離れないコンビニ店員の修司・26歳は、ある日、借りのある同僚から『ヒーローはキミだ!』という胡散臭い求人広告のアルバイトを持ちかけられた。しぶしぶ指定された場所へ向かうとあったのは、今にも崩れ落ちそうな雑居ビル。そこの会社にいたのは、初老の紳士、ホストのようなチャラ男、そしてよくわからない話をする恰幅の良い社長。いきなり任された仕事は、今をときめく人気漫画家の“お守り”? 読んだ後はきっと元気になれる、著者会心の人生応援ストーリー第2弾!
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Posted by ブクログ
エンタメとして素晴らしいストーリー。
ちょっといまから会社辞めてくる、がとても良かったので自然と期待値上がってしまってる中でも面白かった。主人公の感情がスッと乗り移り自然とスルスル読み進めてしまう。
次作も楽しみ。ハズレが無さそう。
Posted by ブクログ
こんな仕事があればやってみたい!と思う
でもこれが「仕事」になると、どうだろう
本当にやってみたいと思えるのか…
おじいさんとの会話や場面も心が温まり
とてもよかった
おじいさん、おばあさんに優しい孫でいたかったなぁと我を反省
さすが北川恵海さん
面白い!
Posted by ブクログ
フッフッと笑ったり
うるっと泣いたり( ;∀;)
最後‥涙ジュルジュル
あとがきに爆笑
サスペンスやミステリー
疲れ時の箸休めにどうぞ!!
オススメです。
何十年かに又読んで泣けるかな‥
そん時又この日記みます
Posted by ブクログ
ポップで楽しそうな話が読みたくて表紙で選んだ。
あるトラウマを抱えた元金融系男子が、ひょんなことからヒーローを製作する会社に転職することになる。
人によってそれぞれ違うヒーローがいるのだろうけど、自分も誰かにとってのヒーローであれたら良いなあと思った。
人間は考えることを放棄した瞬間、人間ではなくなる。
多数派に流されることなく、自分の意思で出した答えを大切にしたい。
Posted by ブクログ
お仕事小説で検索していたら出て来た1冊。
「ヒーローを作る会社」…なんとも?と思いながら読み始めたけれどこれがハマった!
各々が抱えた人生も各々が発する言葉もなんだか心の何処かに引っかかるものだらけ。
道野辺さん、ミヤビ、多咲真生、じいちゃんや販売所のおばちゃんまで…皆がポソっと心に響くワンフレーズを残してくれる。
楽しみながら読んでいたのにふと考えさせられたり笑っていたのにホロっと涙したり、なんとも感情が揺さぶられる。
特にじいちゃんとのやり取りはじ〜んとします。
遠くからそーっと自分の事を想ってくれている人、応援してくれている人…そんな存在があるからなんだか生きる勇気や気力が湧いてくる!
ふとした事で救われたりするんですよね!
カッコよく輝いてるだけがヒーローじゃない!
日常のありふれた光景の中にヒーローっているんじゃないかな。
ホントのヒーローは強くて優しくて温かい…そんな気がする。
単純に続きが読みたい!
Posted by ブクログ
文中に出てくる祖父の言葉に『幸せとは何か?』と改めて考えさせられた1冊でした。
というものの、難しくて哲学的な小説ではなく、最後まで軽い気持ちでサクサクと読むことができました。
前作同様、おすすめです。
Posted by ブクログ
大分前に一度読んだのですがまた読みたくなったので再び読んでみました!
ヒーローズ(株)という会社が実際に存在したら世の中で活躍する人がもっと増えるので凄く素敵な仕事だなと感じました。
登場人物達の過去の出来事を知った時に生きていれば誰にでも辛い事があるけどそれを乗り越えたから今がある…!
今を頑張って生きていこうという気持ちになり、少し元気を貰いました。
読んだら心が温かくなる一冊です
印象に残った言葉
・なーんの面白味もない人生やったなあ(修司の祖父)
・君は今、生きています
・人は考えることを放棄した瞬間、人間じゃなくなる(ミヤビ)
・天才とは努力をする秀才のことである(道野辺)
・成功への唯一の近道は遠回りをすることです(道野辺)
Posted by ブクログ
他の方の本棚で見つけて、面白そうなので読みました。
文字もそんなに詰め詰めでなく、一気に読めました。さわやかな気持ちになれました。読んでよかった。
こういう、色々あって打ちのめされたけど地道に頑張っていたら光がさしてくる話大好きです。
とっても元気になれます。文章も登場人物もみんな優しくて、楽しく読めると思います。
読後、よし、わたしもこのまま地道にぼちぼち頑張るかなぁ〜と思いました。
Posted by ブクログ
読んだ後は元気になれる人生応援ストーリー!
裏表紙の内容紹介の冒頭に書いてある。
もうその通りです!ほんと元気になりました。
登場人物みんなが優しい。過去、色々あったけど、とにかく優しい。
年明け早々、読んで良かった。
Posted by ブクログ
導入部分で一気につかまれました。
少年がどうなったかスゲー気になりながら読んでました。
どうなるかを気にしながら読んでいたんだけど。
ハンカチの謎も持ちながら。
伏線回収もするし、おもしろい作品だと思います。
仕事をする活力になる本だと思いました。
あとがきも関心されられました。
ぜひ、あとがきまで読んで欲しいって思いました。
チカンの冤罪で会社に居られなくなった主人公がそれでも真面目にコンビニでバイトしていたら、あるお仕事のお誘いが...ヒーロー株式会社って?!
今から仕事やめてくるの北川恵海さんの作品です。
頑張る社会人は皆多かれ少なかれ理不尽な目に会うけど、それでも頑張っていこうと思わせる一冊。
Posted by ブクログ
田中修司
二十六歳。コンビニでバイトをしている。拓にヒーローのバイトを紹介される。その後、ヒーローズの社員になる。
東條隼
漫画『TORN&TONE』の原作者。
佐々木拓
修司と同じコンビニのバイト。飛び抜けた遅刻まで。大学二年生。
修司の祖父
修司が見舞いに行ったとき、「なーんの面白みもない人生なったなあ」と言った。
ヒーローズの社長
野宮欣二郎。
道野辺
初老くらいの男性。シルバーグレーのオールバック、上品なメガネ、シックなスーツを着こなす。
ミヤビ
ヒーローズ。ホスト風の派手な茶髪の男。元美容師。佐和野。
名栢
ヒーローズ。修司に正社員として働くか連絡した。
佐和野
ヒーローズ。タイトなスーツをキリッと着こなしたロングヘアの美女。
リンリン
ヒーローズ。
多咲真生
今をときめく清楚派の若手女優。
祥子
ミヤビの奥さん。
大井
会長。
田島匡嗣
小説家。
Posted by ブクログ
2016年出版。著者の第2作。珍しい設定だなぁと思いつつ、どんな設定なのか自体を把握しながら読み進めるという、少し珍しい経験だった気がする。ヒーロー予備軍をヒーローにする、或いは支援する会社組織。アメコミ的な何でも有りスーパーヒーローでは無いので、ファンタジーとは違う。
校閲ミスが散見されて、ちょっとガックリな面も有ったが面白かった。著者自ら「ライトノベル」と明言している。この後の続編が有るので、読み進めるつもり。
Posted by ブクログ
「なーんの面白味もない人生やったなあ」――病床にある祖父の言葉が頭から離れないコンビニ店員の修司・26歳は、ある日、借りのある同僚から『ヒーローはキミだ! 』という胡散臭い求人広告のアルバイトを持ちかけられた。しぶしぶ指定された場所へ向かうとあったのは、今にも崩れ落ちそうな雑居ビル。そこの会社にいたのは、初老の紳士、ホストのようなチャラ男、そしてよくわからない話をする恰幅の良い社長。いきなり任された仕事は、今をときめく人気漫画家の"お守り"?
Posted by ブクログ
ヒーローズって聞くと
よくいう戦隊ものとか、カッコいいイメージの物語の主役とかって
単純な私は考えていたのですが、
当然、そんな話ではなく、
この物語は
ときには
いろいろ悩んだり、辛いことがあったり
そういう人たちからの依頼を受けて助けるという仕事です。
主人公の修司も
誰も見ていない所でも親切や優しさを持っている真面目で優しい
青年が、まったく見に覚えのない事件に巻き込まれ、周りの冷たい態度に辛い思いをしていたのですが、
ヒーローズという会社に関わって
入社して自分に対しての自信や
力を少しづつ手に入れたように思えました。
どうしても多数派によりがちな
この世の中
考えることを放棄せず、
ちゃんと考えて行動していく
大事なことだなぁとあらためて
思いました。
Posted by ブクログ
お正月に北川恵海さんの「ちょっと今から仕事やめてくる」を読んで面白かったので、出張の時、新幹線の中で気楽に読める本として読んでみた。
目的通り、気楽に楽しめた。
この手の小説ってライトノベルって言うのかな。
有川浩もそうだけど、ちょっと行き過ぎるとマンガになってしまうので、批判する人は居るかと思うけど、いいじゃん気楽で。
北川恵海さん、デビューしてまだ間もないようだけど、この人の作品はいずれ映画とかドラマになりそうだな。
応援してますよ。
Posted by ブクログ
メンタルコーチとなんでも屋さんを組み合わせたような会社ヒーローズ(株)。無茶な設定に心の中でツッコミながらも楽しく読めた。価値観を見失いがちな現代には必要な仕事かもね。
誰もが悪にもなりうるしヒーローにもなることができる。幸せとは身近にあるものだ。おじいさんの笑顔がステキ。頭に映像を見たかのように思い浮かぶ。
Posted by ブクログ
「どんな仕事でも常にうまくいくことなどございませんからね」
「日本人はものすごく服装を含めて周囲を気にするんだよ。周囲と同じかどうかを気にするの。寒くても暑くても我慢して周りに合わせちゃうの。その服装が合理的かどうかなんて考えないんだよね。だから面接ってものには何を言われてもスーツ着て来ちゃうんだろうね。それが正解だと思ってるんだろうね」
「成功への唯一の近道は、遠回りをすることです」
「なーんの面白味もない人生やったよ」
「仕事ばーっかり一生懸命してなあ。贅沢もせんかったしなあ」
「ほーんに幸せな人生やった」
Posted by ブクログ
みんな悩みを持ってるんだろうし、生きづらさを感じているんだよなーとしみじみ思う。
考えなくて流されるだけになれば人間じゃなくなるってのは分かるな。
自分も今はなんとなく流れに身を任せてるだけだから。
でもミヤビみたいに人間になる努力はしたいと思う。
Posted by ブクログ
ラノベのくくりかな。
確かにライトで読みやすく、でも、でもって言ったら何だけども、面白かったしよい話だった。
ヒーローを作るのが仕事っていう、不思議な会社に集まる何かしら人生につまづいた人たち。人は傷つくし、傷つけることもある。
続編もあるようなのでまた読もうと思う。
Posted by ブクログ
【ちょっと今から仕事やめてくる】の北川恵海さんの作品
このヒーローズ㈱もシリーズ化してるようで、次の作品も積読してます
北川さんの作品は疲れてる現代人の背中を押してくれる作品が多くて良いですね( ´,_ゝ`)
非常に読みやすい
仕事を辞め コンビニで働く田中修司がバイト仲間に紹介された「ヒーローを作る仕事」
この仕事と出会い 人生が変わる、人生を見つめ治す
ヒーローズ㈱の先輩の道野辺さん、ミヤビ君も自分に十字架を背負って生き、主人公の修司も自分のトラウマを、ヒーローズの仕事をこなしながら乗り越えていく!
自分達が思ってる以上に世の中はヒーローで溢れている!!
コロナ疲れしてる 今にピッタリ
緊急事態宣言や蔓延防止措置を繰り返されてますが、極力出歩かないようにしましょう
今やるべきこと、今しかやれない事をしましょう(⌒0⌒)/~~
Posted by ブクログ
秘められた過去を持つ社員が集う、ヒーローズ株式会社。
一見なんの取り柄もない主人公が、ひょんな事からヒーローズに入社する。依頼人の夢を叶えるお手伝いをしながら、自身の過去を振り返り、前を向く。
自分にもできる!と、元気をもらいました。
Posted by ブクログ
『ちょっと今から仕事やめてくる』の作者さんの第二作。
前作とは全く違ったお仕事小説です。
ヒーローを作る会社。
主人公が感じたのと同様、胡散臭さしかないんですけど、だんだんその印象が変わっていく。
個性的な社員も多く、でも優秀な人ばかり。
働くこととか、生きることとか、ふと立ち止まって考えたくなる一冊。
トラウマに立ち向かう主人公はかっこよかった。
Posted by ブクログ
仕事を辞めて、コンビニの店員になっていた修司。
ある日、同じバイトで働く後輩から別のバイトを紹介される。
更にはそこの正社員に。
ただ、普通の会社員というわけでもない不思議な仕事だった。
そこに働く人は何か訳ありで、なのにいつもにこやかで穏やかだった。
修司はそんな人と関り合いながら、自分を見つめ直す。
途中、何度もホロッとくる場面があるので、外で読む場合は要注意!
2021.2.17
Posted by ブクログ
うーん。あとがきの著者の言葉、「ライトノベルとはとにかく楽しいもの」。確かに楽しく読めたけど、ちょうどいい楽しさから、少し行き過ぎと感じるところがあった。
仕事、じいちゃん。修司はいろいろ間に合った。よかったけど、その辺が気になったのかな。
Posted by ブクログ
かなりライトで読みやすいお話であっという間に完読。
ヒーロー製作所なんてうさんくさいけど、
でもわたしも興味湧きますね。
続きも読んでみます。
Posted by ブクログ
感想
じいちゃんの面白みのない人生発言は自分にも刺さった。自分が常に気にしていることだからだ。
仕事の内容はなんか電通みたいなこと?楽しそうだし、そんな会社があると良さそう。
あらすじ
痴漢の冤罪で仕事を追われた田中修司はコンビニでバイトをしていた。そんな修司はある日、入院中のじいちゃんの「なーんも面白みのない人生やった」という言葉がやけに胸に刺さる。
バイトの同僚の拓に誘われて、ヒーロー株式会社で働くことになった。その会社は、ヒーローになりそうな人を応援する会社だった。漫画家、俳優などのやりたいことに付き合ったり、ストレスを発散させたりする。修司は、過去の痛みを乗り越えて、ヒーローを手助け出来るのか。
Posted by ブクログ
物語の展開が早くて、サクサク読めました。主人公と一緒で「ヒーロー製作」って何だろう?と考えながら読みました。登場人物一人一人に個性があって、とても良かったです。
Posted by ブクログ
北川さんの本はやさしくなれる。
色々な人の人生、ストーリーを思いやりの気持ちで、共感しやすい形で書いてある。
続々と続きが出てるので読みまくる。