【感想・ネタバレ】続々・ヒーローズ(株)！！！のレビュー

北川恵海

ごく普通の青年・修司が、ヒーローをつくるお手伝いを始めて早数年。クセ者揃いの依頼人のために奮闘する毎日に、ようやく慣れてきた。
しかし今回、修司が任されたのは、ヒーローズ（株）の新入社員候補の教育係兼面接官!?
双子の兄と妹、どちらを入社させるのかを決めるという重大責任に、修司は悩みながらも自分なりの結論を出す。
新入社員にかつての自分を重ねつつ、将来のことを考える修司に舞い込んだのは、戦隊ヒーローになりたいというおじいさんからの依頼で――。

[ブクログ · ★★★★★]

2019年出版。シリーズ第3作。設定と展開が進んで、登場人物達の関係やエピソードも深まった事も相まって、より面白く読めた。言い換えれば、途中から読み始めない方が良いと強く良い意味で言える本でもあり。中心人物がヒーロー立ち上げに慣れて来ると共に、自身の心が求めるものに目が向き始めて終わる...。次がシリーズ最終巻。今から楽しみだな。

[ブクログ · ★★★★★]

会社を辞めようかと本気で考えている今、この本を積読本から選んだ。
面白かった！
新入社員の研修、その裏で起こっていたこと、新たな依頼人、過去のエピソード、過去の依頼人とのその後の繋がり、どのお話も良かった。
タイミングって大事。目の前のチャンスを掴めるかどうかも大事。

[ブクログ · ★★★★☆]

１章１章がほっこりするお話で一気読みしました
本作には０章もあります
今回も色々なヒーローが生まれました

[ブクログ · ★★★★☆]

ライトな本だけど、どの章も感情揺さぶってきますね。前作読んだのがかなり前で、エピソードは忘れてしまってましたけど、読み直さずにでも入っていける内容です。
さっと読めて楽しい。次回が最後かな？期間あけずに読もうと思います。

[ブクログ · ★★★★☆]

双子の話も孫にむけてヒーローになるお爺さんも素敵で、今まで読んだ3冊の中で一番好き。
すごくほっこりした気持ちになれました。

[ブクログ · ★★★★☆]

双子の話はちょっとこういう依頼ってどうよ？と共感できず。
いつまでもヒーローズって仕事はビミョーだが、変わろうとする人に寄り添うところはあったかい。
そして、キャラや彼らのやりとりに馴染んできたところで、何やら主人公も決意を。
このひっぱりかた、上手い。

[ブクログ · ★★★★☆]

これを読む前に完・ヒーローズ（株）!!!を読んでしまいました
失敗したー
誰だろうって思っていた登場人物が出てきてスッキリです
そして，やっぱり前向きになれるお話。

[ブクログ · ★★★★☆]

この本はヒーローズシリーズの3作品目にあたる本ですが、自分は何も調べずただタイトルだけをみて買ってしまったため登場人物の名前が全く覚えられませんでした（←大バカ野郎）。それでも面白かったのできっと1作品目、2作品目をみてから見返すとさらに面白いのでしょう。

[ブクログ · ★★★★☆]

この作品はネタ切れ感が否めなかった感じがあります。
展開は面白かったんだけどね。

しかし、次回作もあるみたいなので読んでみようと思いました。

[ブクログ · ★★★★☆]

シリーズ３作目
あい変わらずラノベっぽいが、凄い読みやすい！

頑張ってる人の背中を押す話なので
ホッコリして
少し泣けて
頑張る元気がもらえていいですね♪ヽ(´▽｀)/

[ブクログ · ★★★★☆]

続々編！いよいよ正社員採用を決める責任重大な仕事を任せられた田中修司！

人ってキチンと見て欲しいもの。
こんな所まで見てくれているの？と思うだけで頑張れる。ヒーローズ(株)の人材は半端なく優秀だ。

人生で大切なものはタイミング。
人生で必要なものは見極める力と踏み出す勇気。

中々難しいぞ… だけどその通り。人生は全てタイミングなのだ。

[ブクログ · ★★★★☆]

ヒーローズ株式会社　第3弾。

相変わらず一気読み。
2冊目より３冊目の方が好きかな。
それは、多分、「夢」を自分が今、持っていないからなのかもしれない。
2冊目は、「夢」だったからね。

今回の修司は、最後の方で「立ち止まる」ことをし始めている。
実際に立ち止まったわけではないが、そのままの生活をするのではなく、未来に進むために立ち止まって考え出したなと。

『「人が羨ましく見えるって、結局自分の現状に満足してないってことなのよね。〜」』（240頁）

今の自分も、そんな感じかもな。。
そう、わかってはいるのだけど、一歩踏み出す勇気がないってこと。。

[ブクログ · ★★★★☆]

北川作品は読者の裏をかく。
思わぬ展開で読者を翻弄する。
今回の作品も正にだ。
後一冊で終わってしまうと思うと残念だ。

[ブクログ · ★★★☆☆]

田中修司
影が薄い。好きなものは不明。

ミヤビ
修司の先輩。チャラい。元カリスマ美容師。好きなものは納豆。

佐和野祥子
本社受付。社長の娘にしてミヤビの妻。好きなものは本。

道野辺
社のエース。修司いわく老紳士。好きなものは美味しい珈琲。

社長
ヒーローズ（株）を設立した社長。謎が多い。好きなものはドラえもん。

佐々木拓
コンビニ店長と掛け持ちしているアンダーグラウンドな社員。修司をヒーローズに紹介した張本人。アメリカへ渡ったはずだったが・・・。好きなものは炭酸飲料。

東條隼
『TORN&TONE』が大ヒットして返り咲いた人気漫画家。修司が初めて依頼を手伝った相手。好きなものはミルクせんべい。

多咲真生
清純派女優。裏では毒舌。過去にストーカー被害にあった。好きなものは牛乳たっぷりのカフェオレ。

吉田楓
葵の双子の兄。ヒーローズの新入社員に選ばれたが辞退する。

吉田葵
楓の双子の妹。楓が辞退したため、ヒーローの新入社員になる。

名栢

坂垣愛莉奈
コンビニの学生バイト。

鐘崎あかり
フォロワー数がかなり多い人気のインスタグラマー。

絢翔

梅原兼三
中華料理店で修司と知り合う。七十歳。

泰星
兼三の孫。

[ブクログ · ★★★☆☆]

ヒーローズシリーズ
ヒーローズ（株）に新入社員候補が。
採用は1名のみとされ、面接官を修司が任されることに。

終食活動の話も良かったなぁ。

次で完結なので、なんだかさみしいような。

[ブクログ · ★★★☆☆]

「僕は、たぶんこういうことが解決できないから。・・・単純に、すごいと思うよ」
思いもよらず、嬉しい言葉だった。

「わたしね、終食活動をしているんです」
「 ただ終わるだけの準備では、なんだかもの悲しいでしょう？だから、わたしは食べられるうちに食べたいものを食べる終活を始めたんです」
手帳には、店の名前と食べたもの、日付、味の感想などが細かく書かれていた。
「家に帰ってね、寝る前にこれを見返すんです。今日はこんなもの食ったなあ、今までこんなもの食ったなあって。楽しいよ。まだまだ楽しく生きてると思える」

[ブクログ · ★★★☆☆]

これまでのシリーズを読んでいない人には、少し厳しいかも知れない。

まあ、「続々」だから、本作から読む人は、あまりいないかな。