村山美雪のレビュー一覧
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購入済み
ドラマから…
Netflixのドラマを観て、原作を読みたくなりました。ドラマを観ているので、時代背景やダフネの家族構成などを描くのが容易くスピード感を持って読むことが出来ました。
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Posted by ブクログ
美貌の伯爵令嬢オリヴィアの隣家に引っ越して来た陸軍省に勤める準男爵ハリーには婚約者殺しの噂がある。興味が湧いたオリヴィアが窓越しに観察を始める。そこへ現れた恋のライバルは、反逆の疑いがあるロシアの皇子。ちょっと意地の悪いハリーの言葉と堂々やり合うオリヴィアや、ハリーと皇子の火花バチバチの会話が面白い。やがて窓越しの会話を楽しむ2人。この距離感が良かった!大きな動きがないまま終わるのかと思った頃に起こったオリヴィアの誘拐事件。ラストのプロポーズのシーンが印象的。結婚後のエピソードが無いのはちょっと物足りなかった。
ハリーの従兄弟のセバスチャンが、本の朗読を披露する場面がお気に入り♪ -
購入済み
我慢して読み進めましょう
はじめは、この作者らしからぬ駄作のようなストーリー展開。途中で読むのをやめようかと思うくらいでした。登場人物もあまり魅力的ではなく。でも、大使館のパーティーの場面辺りから、ぐっとジュリアらしい面白さが。我慢して読み進める価値はあります!
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Posted by ブクログ
⭐︎3.5くらい
半分くらい読み進めるまではあまりワクワク感とか無くて、読んでても嫌な気持ちになるというか…モーリーの空気の読めない感じが辛くて読んでいられないようなそんな気持ちにさせられる。モーリーの視点で描かれているので、彼女の妄想や過去回想が本当に長くて、何度も繰り返される感じが飽きを感じる原因かも。
後半にかけてどんどん話の展開が進んでいく。
モーリーの成長も感じられるし、何よりハッピーエンドだ。ただ、ミステリーとしては特に意外性のある結末でもないとは思う。
正直とても過大評価されている作品ではあるなと思った。珍しく本で楽しむより映像化した作品の方が楽しめるかもと思うような作品だった。 -
Posted by ブクログ
私は昨今のトランスジェンダー問題に懐疑的である。トランス女性が女性スペースに侵略したり、スポーツの世界で女性の表彰を妨害することに反対である。
だからこそ、著者の思想自体には近いと言えるが、読んでみると著者自身もミソジニーを内包していたり、性愛至上主義的なところがあることが分かる。そこに注意を傾けながら読まなければならない。
今が辛い時、別の何かにさえなれば問題は解決すると錯覚しがちであるが、その考えは危険だ。特に思春期には。
非常に難しい問題だと感じたが、訳者あとがきに書かれていたように精神疾患・精神病界隈では医学的事実が時代によって二転三転する。(発達障害についての知見とか)なので、トラ -
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購入済み
悪くはないけれど
何故だろう、なかなか進まないw
はっ!と気が付けば、寝そうになってるw
評価に、オースティンみたい、とあったので、めちゃくちゃ期待したのもいけなかったのかも。
これは、オースティンっぽい世界観を拝借しただけかな。
オマージュにも程遠いので気を付けて。
ドラマを観ていたら、感想も違ったのかしら?
半額だったから、まぁよしとします。
2巻以降は、もういいかな。 -
Posted by ブクログ
時は2010年代。トランスジェンダー、性自認が肉体の性と異なる感覚を抱いていると主張する人が、特に欧米の、未成年の少女の間で急増していることがわかった。理解が広まった結果なのであれば喜ばしいことだが、調査を始めると、全く別の、社会全体に関わる重大な問題が顕になってきた――。
少女たちが自ら望む "Irreversible Damage――回復不能な損害" とは。
本書を短絡的にジェンダー/トランスジェンダーの問題に分類すれば、必ず問題の本質を読み誤る!
少女たちの "流行" の実態を明らかにし、ジェンダー思想と性自認の実情、思想と彼女たちを政治的 -
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Posted by ブクログ
ネトフリのドラマ「ブリジャートン家」にはまり、一家の中でエロイーズに一番共感したので、彼女がどうなるのか知りたくて読んだ。
話はとても良かった。けど、ドラマのエロイーズとは少し違う印象。イギリス貴族の女性としては少し不器用な感じがエロイーズの持ち味だと思っていたけど、原作のエロイーズは、ドラマで感じたほどの生き辛さみたいなものはあまり感じず、割と普通の貴族女性というかんじ。
映像化した作品はその原作を超えることはあまりないと思っているのだけれど、ブリジャートン家に関してはドラマのほうが面白いのかもしれない、となんとなく思った。この話がどんな風に映像化されるのか楽しみになった。 -
匿名
ヘイターにしか評価されない本
産経がまともな本を出版するはずがないといえばそれまでですが、これを読む時間とお金があり、本当にトランスジェンダーについて理解したいと考えているのなら、高井ゆと里/周司あきら両氏の『トランスジェンダー入門』(集英社新書)のような良書があるので、そちらをお薦めします。
帯でわざわざ「ヘイトではありません」などと言い訳していますが、既に原書に当たった方々から問題点は指摘されていますし、X(Twitter)でトランス差別を行っている人々がこぞって擁護している時点で推して知るべし。貴重なお金と時間を無駄にするのはやめましょう。