村山美雪のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
★5 少年と毒舌老令嬢がナイスコンビ! バランスが優れた館モノ本格ミステリ #ハレー彗星の館の殺人
■あらすじ
ハレー彗星が近づきつつある1910年のイギリス。少年院から出所した少年スティーブンは、タイズ館に呼ばれて従僕として働くことになった。主であり子爵のコンラッドは、ハレー彗星の接近を恐れて、タイズ館を密閉させるように指示する。しかしその晩、殺人事件が発生、密室から死体が発見されるのであった…
■きっと読みたくなるレビュー
★5 めっちゃバランスが優れてる館モノ本格ミステリー、こりゃ良作ですよ。
いわゆる謎解きミステリーですが、筋運びがテンポ良く楽しく読めちゃう。さらにはキャラクター -
Posted by ブクログ
老令嬢探偵!?ハレー彗星!?今までのミステリーには中々無さそうな単語がたくさんで気になりました!
癖の強いキャラの中でもひと際老婆令嬢のデシマはさらに癖強。でもちょっとずつスティーブンに心開いてるようにも見えてきて憎めないキャラです笑
ミステリー定番の孤島や密室を盛り込んだ中で数々のシーンが頭に残りやすく、真相が近づくたびにあのシーンが!?ってなります。爽快感すらあったような。
時代背景的にも推理力で解決するしかない中、ちょっと古典的な雰囲気も感じられるような気もしました。
終わり方が個人的に好きです。その後のみんなの事も描かれていて、2人のことも読者の想像を膨らませてくれます。次のハレー彗星 -
Posted by ブクログ
面白すぎて発売前に14ヵ国が版権取得!
なんて興味を惹かれる文言、読むしかない。
面白かった。
ハレー彗星。
実際に起こった事、あったであろう人々の反応、すごく現実感のある話だった。
79歳のデシマと、前科持ち従僕スティーブン。
わあ、とてもいいコンビだなあ。
デシマが最初は独りよがりな、偏屈な感じの人なのかと思ったけれど、ラストに近づく度にだんだんと違った印象が見えてくる、のも素敵。
しっかりと推理もある。
舞台は1910年、まだ科学捜査も無かったはずだし、高速の通信機器も無い。しかも警察はポンコツ。
一つ一つ仮説を立てて、それを打ち消していくような、五感を使うような、堅実な捜査で真相 -
-
Posted by ブクログ
至極真っ当なことが書いてある。
この界隈は既にカルト化され、アイデンティティの揺らぐ思春期の子供を餌食にして金を産んでるのだということ。
不可逆な手術をして取り返しのつかないようなことになってもここに挙げられてる活動家やインフルエンサーは誰も責任は取ってはくれない。
日本でも某アイドルが女性という自覚がないといって乳房を取った例が出来てしまったが(しかも勲章と言わんばかりに今時ありえないくらいワザとらしく大きな傷まで作って)、これが日本の若者にまで広まっていってしまったらと思うと吐き気がする。
また、数年前に亡くなったタレント兼インフルエンサーもこの界隈の誰かしらに嗾けられたのでは?と邪推 -
Posted by ブクログ
ネタバレモーリー可愛い!とちょっと変わった主人公を読み始めから好ましく思った。
祖母以外の人間とはあまり良好な人間関係を築けないでいたモーリーだが、理解してくれる宿泊客に大富豪夫人との友情関係を素敵だと思っていたのに、事件後何やら怪しい展開に…
事件を解決するまでにこれまでの人間関係がふるいにかけられ、結果本当の友人ができる結末には心からホッとした。
殺人事件が起こるものの、推理小説ではなく、コージーと言えるほどのコージー要素もない。
ミステリというよりは、殺人事件を通して、1人の女性の心理描写や経験からの成長を描いたヒューマンストーリーといえるのではないかと思った。
大事なものの基準が違う、要 -
-
Posted by ブクログ
ホテルに勤める真面目な女性モーリー。
ホテルで起きた事件に巻き込まれ、追い詰められそうになったが‥?!
モーリーは、リージェンシー・ホテルの客室メイド。
何事もきちんと通常通りに行おうとする気立てのいい女性だが、社会性に乏しく、人の顔色や空気が読めない。
祖母に育てられて古風なところもあり、変わり者と思われて孤立しがちだった。
発達障害なのだろうと思われますが、診断を受けたことはない様子。
ホテルの熟練ドアマンは、よき理解者。祖母亡き後の支えでした。
富豪のミスター・ブラックが殺され、モーリーは驚くが、仕事はいつも通り丁寧に済ませる。
助けを求められれば、彼女なりに懸命に考えて行動していま -
Posted by ブクログ
ネタバレ『トランスジェンダー』がアメリカのティーンエイジャー、とくに少女達の間で"流行っている"という衝撃の書籍。
昨今、急激にポリコレやLGBTQへの理解を深めよう!という世相になってきているのは分かりますが、自分を受け入れてくれる場が欲しい、優しくされたい(チヤホヤされたい、人気者になりたい)→トランスジェンダーになる!という訳のわからなさ。
慎重に、本当にトランスジェンダー?別の心理的要因では?と誠実に進めようとすれば、バッシングの的になるという地獄。
身体的な手術を行なった後では、もう引き返せないというのに。
大学の友人にも、何人かLGBTQの人は居ましたが、決して周囲 -
Posted by ブクログ
思春期に性自認が揺らぐなんてめちゃくちゃあるあるで、大人になれば自然と落ち着くもの
落ち着いた先がトランスジェンダーならそこから考えていけばいい、というかそれより前に、揺らいでる段階で何かを決定するなんてあまりにも危険
ましてや本人以外の、大人たちがそれを煽るなんて最悪の所業
SNSは功罪あるけど、ちょっと毒がでかすぎて怖い
辞めさせるのは難しいかもしれないけど、時間をかけて規制してくのは必要じゃないかな…
お酒やタバコみたいに。
なんか焚書騒ぎがあった本らしいけど、それはちょっと敏感すぎるような
内容は、正直アメリカの話だし、自分の周りにはもう思春期の子っていないので、ちょっと対岸の火事感 -
Posted by ブクログ
これほどのポテンシャルを持った本が、2020年の米での発刊から、2024年にならないと我が国で出ない現実。これがまず大問題。
「幸いなことに、日本の学校関係者も、医療関係者も、トランスジェンダーの扱いについては比較的慎重である。臨床的にも、トランスジェンダーを訴える人が病院の外来を受診することは多いとは言えない。〜略〜大部分は男性であり、米国のような状況には至っていない。」(P332「解説」より)
勿論、日本では比較にならないくらい少ないのであろうが、ホルモン摂取のハードルは格段に下がりつつある(私は限界精神界隈のウォッチが趣味)。専門家に対し野暮は百も承知だが、そんな危機感で大丈夫なのか心配