村山美雪のレビュー一覧

  • トランスジェンダーになりたい少女たち SNS・学校・医療が煽る流行の悲劇
    アメリカのジャーナリスト、アビゲイル・シュライアーが、アメリカの十代の少女を取り巻くトランスジェンダー関連の状況についてレポートした本。ここでいうトランスジェンダー状況とは、ホルモン注射や外科手術も含む。トランスジェンダーとしてホルモン注射や外科手術を受けた少女や家庭へのインタビュー、インフルエンサ...続きを読む
  • トランスジェンダーになりたい少女たち SNS・学校・医療が煽る流行の悲劇
    抗議が集まって一旦出版が取りやめられたことで話題になった本。思春期になって訴えられる性別違和についての診断は慎重にしましょう、取り返しのつかない処置は特に、という主張で、拍子抜けするほど穏当。カルトへの傾倒や、HPVワクチンによる症状と同様、思春期から青年前期の苦しみをどう受け止めるかが問われている...続きを読む
  • トランスジェンダーになりたい少女たち SNS・学校・医療が煽る流行の悲劇
    KADOKAWAを脅して一度は焚書に!
    次に産経新聞出版や全国の書店にテロ予告までして葬り去ろうとされた話題の本
    この本が出版されてそんなに都合が悪い人は誰なの?って考えてしまう
    全く差別本ではありません
    当事者への非難はありません
    社会を揺るがす悲劇を克明に綴り、社会の歪みに警鐘を鳴らすルポルター...続きを読む
  • トランスジェンダーになりたい少女たち SNS・学校・医療が煽る流行の悲劇
    本書の刊行に関する政治的なゴタゴタはともかく、帯にあるとおりヘイト本ではなかった。むしろ、都市化による個人の孤独化やSNSによる子供への精神的な影響、実体を無視して暴走する観念、ネット上でカルト化する人権運動、資本主義経済が倫理を踏み潰して暴れている様などが読み取れるアメリカ現代社会の病理を描いたル...続きを読む
  • トランスジェンダーになりたい少女たち SNS・学校・医療が煽る流行の悲劇
    日本での刊行にあたり発売が、反トランスジェンダー本で有害だからという理由で抗議があがり、一旦中止に追い込まれた本書。反トランスジェンダー本でもなんでも無かった。アメリカでも日本でもどこでも有害な活動家(医者をはじめとする専門家も含む)はいるし、彼らを信じて感情的になり事実に目を背ける大衆がいる。本書...続きを読む
  • ブリジャートン家1 恋のたくらみは公爵と
    Netflixのブリジャートン家が好きすぎて原作を読み始めました。ドラマと原作では色々と違った点があり、それもまた面白いです。翻訳も違和感なく読めます。映像としてはドラマは眼福でしたが、ストーリーとしては原作の方が面白いかも!サイモンとダフネの葛藤や恋愛模様がとても良いです。
    サイモン、だいぶ序盤の...続きを読む
  • メイドの秘密とホテルの死体
    わ、ワァ〜〜〜!ってなった…最後の方…
    途中からまで本当あらゆるものにムカつきまくってたんだけど、ラストに向かってモヤっとしていたところを彼女らしくキチンと並べ直してくれたところで、普通のミステリーとはちがうなあと思った とても面白かった
  • ブリジャートン家1 恋のたくらみは公爵と
    Netflixのドラマを観て、原作を読みました。ページ数の割にサクサク読めて楽しめました。
    ドラマで風習などいくつか??点があったのですが、原作で補えました。もう一度ドラマを見返して観ようと思います♪
  • 新しい時代への歌
    ライブで音楽を聴きたくなる話。観客をいれたライブが規制されたテロと感染症後の世界が描かれます。音楽を聴いて歓声をあげることが遠くなってしまった現在のようでした。音楽って楽しいなと感じさせます。
  • 血の葬送曲
    欧米作家が「鉄のカーテンの向こう側」を描いたミステリ(杉江松恋解説)であり、当方としてはM・C・クルーズ以来である。(『チャイルド44』は未読。)欧米のハードボイルド小説がいかに困難な状況を克服したかというストーリーを語ろうとも、共産主義独裁政権の恐怖政治下においては甘い話にしか感じなくなるほど、主...続きを読む
  • ブリジャートン家1 恋のたくらみは公爵と
    Netflix で知って原作を読みました。二人の恋心がよく伝わってきて胸をときめかせながら読むことができました。
  • ブリジャートン家3 もう一度だけ円舞曲を
    めっちゃシンデレラじゃんって思ったらシンデレラをモチーフに描かれた作品だった。
    今回は次男ベネディクトのストーリーだったけど何回かうるうるきてしまった…
    階級制度って本当なんというか…
    現代に生まれてよかったと思わずにいられない
  • レディ・オリヴィアの秘密の恋

    意外性があって良かった

    ロシアが絡むのでかなりシリアスになるのかと思いきや、途中で爆笑するような意外なエピソードが出てきて、シリアスちょっぴり、ロマンスありのこの作家さんらしい作品でした。
  • 偽りの結婚は恋のはじまり
    ヒーローもヒロインもほどよく活発で品よく、とても好感の持てるキャラクターで、続きが読みたいくらいでした。ヒロインのついた嘘がどんどん収集つかなくなり、大胆に切り抜けていく姿が面白かったです。
  • ブリジャートン家1 恋のたくらみは公爵と
    Netflixで見てすぐ原作読みたい!と思って待ってました〜!!!
    オースティンっぽいと思ってたけどこっちの方が軽くて笑える所が多い。
    先にドラマ見たからキャラクターがもう浮かんでしまうけど妹も他の家族も原作には全然出てこないのね。
    これじゃあレディホイッスルダウンが誰かはわからないなw

    サイモン...続きを読む
  • トランスジェンダーになりたい少女たち SNS・学校・医療が煽る流行の悲劇
    トランスジエンダーとは何なのか?。著者の膨大な時間と取材により様々な実例を下に考察を深めて多くが少女であると言うことは非常に興味深い。そもそも性同一性障害が進んだものかと思っていたが、これはある種の洗脳なのではないかとさえ思う。トランスジェンダーは・・という前に、アメリカという大国の病というものを非...続きを読む
  • レディ・オリヴィアの秘密の恋
    ロマンス小説の基礎って感じの王道の話。
    美しいヒロインが隣に越してきたヒーローの噂を聞き窓越しに観察。ヒーローはそれに気づき不快に思っている時、ロシアの貴族がヒロインに入れ込んでいるから監視しろと命じられる。ただの外見が良いだけのヒロインと思っていたが、接するうちにお互い好きになっていき、結婚をと思...続きを読む
  • 新しい時代への歌
    解説込みで600ページちょいあるんだけど面白くて一気に読んでしまった!
    不運にも現実とリンクするような世界観で読んでて頭がぐらぐらしたが、現実に重なるからこそ今絶対に必要な物語だった。
    ルースの言葉が真っ直ぐで格好良くて私はこの言葉を待っていたんだなあと涙ながらに読んでいた。

    感染症とテロによって...続きを読む
  • メイドの秘密とホテルの死体
    人が話す言葉のウラを理解できない、ホテルの清掃係(メイド)が主人公。祖母を亡くし、ひとりぼっちの彼女は、言動も周りに理解されず、思いこみも手伝って危なっかしい。でも一人称で語られる彼女にも、読み手からすればどこか信じきれないところもあり不安にさせる。最終的にはハッピーエンドかもしれないが、それも彼女...続きを読む
  • ブリジャートン家1 恋のたくらみは公爵と
    ドラマの方は3話で脱落してしまった。原作を読んでからドラマを観るべきだったな。
    でも、原作の方がダフネは気取ってないし、三兄弟は面白いし、お母さんは個性的だし...で読んでいてジェイン・オースティンの小説を読んでいるみたいだった!!