村山美雪のレビュー一覧
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ネタバレ本書は帯のせいでハードルが上がり過ぎて正直そこまで、、(「面白過ぎて」とかはあまり書かないで欲しいなぁ)ではあったが、
ここから「デシマとスティーブンの探偵シリーズ」が始まるのか!?
その記念すべき1話目となるのかな?
と想像が膨らみラストにわくわくした。
一癖も二癖もあるデシマのような人が主人公ならどんな物語も絶対楽しくなる。
聡明で勇敢で怖いもの知らずで、荒い気性ときつい物言いの中にも哀愁やユーモアや優しさのある老女デシマは誰もが好きにならずにはいられない愛すべきキャラクター。
足の不自由な車椅子の彼女の代わりに体を張る若い男性スティーブン、最高の組み合わせでは⭐︎
今後の続編に期待! -
Posted by ブクログ
ネタバレ1910年のイギリス。少年院帰りのスティーブンは孤島の館で従僕として仕えることに。奇しくもその日はハレー彗星が地球に最接近し「世界が終わる」とパニックが起きていた。主の子爵は館の窓や扉を板で密閉させるが、翌朝その密閉された部屋で子爵の死体が…。
スティーブンと老令嬢デシマのコンビが良い感じで楽しい。
デシマちょっと意地悪だけど、無闇矢鱈にスティーブンを疑う無能な警部を言い負かしたり中々良いキャラ。1910年のハレー彗星って言われるとドラえもんの「ハリーのしっぽ」を思い出す。あっちでもハリーのしっぽに毒があるって騒ぎになってたな〜。
帯に「どんでん返し」ってあったけど…。あんまり帯には書かない -
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Posted by ブクログ
これでもか、というほどの事例が提示され、それぞれの当事者や関係者の行く末が丁寧に描かれていました。この分量のデータを集め、形にされた筆者の熱意を感じました。
以下、印象的だった内容です。
・物理的には比較的不自由なく生きてきた中で、何らかの原因で周りに馴染めない自分に理由を見つけたくて、「自分は女の子じゃないのかもしれない」という思いに至るというケースが多いということでした。
・未成年からの一方的な主張だけで、身体改造に進んでしまうと、後戻りできなくなる、ということも書かれていました。
・そこまで熱狂的にTGになりたいと思う裏側には、「仲間が欲しい」「何者かになりたい、思われたい」という欲が -
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厚くて長い本なので、最初だけ読みました。後はパラパラと。
いわゆる、トランスジェンダーと言う概念が広がる中で、本来は医学的には性不一致ではない子供たちが、メンタルの状況によって、トランスジェンダーを自認して、テストステロン投与や、手術に踏み切ってしまうと言うことに、警鐘を鳴らす内容。
そうですね、個人的な、感覚的には、何かファッションの一環というか、考え方1つで、LGBTQになるみたいなところはあるような感じは持っていました。全く否定するわけでは無いですが。
とは言え、LGBTQコミュニティーからは、割と内容的に糾弾された物議を醸した作品だったようです。
LGBTQと言うラベルをつけな -
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Posted by ブクログ
2020年に刊行された本書は、米英有力紙の書評で絶賛されベストセラーとなった。
米国では2010年代以降に10代の少女たちの間でトランスジェンダーとしてカミングアウトし、男性名への改名、性別・人称代名詞の変更、テストステロンの投与、乳房切除、甚だしくは陰茎形成手術などを行うケースが急増した。
本書は当事者本人、母親、教師、医者、活動家、反対派、成人した経験者などに幅広く取材し、その背景を多面的に分析したもの。
発行後、活動家界隈からは激しい非難を受けたというが、内容は極めてバランスの取れた常識的なもので、翻訳版を角川書店が発行しようとした際にも爆破予告だかの脅迫を受け断念したらしいが、産 -
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多様性を標榜する某界隈からの執拗な抗議に屈して発行すら断念したKADOKAWAのお陰で、発売前から出版が待ち望まれ、強力な宣伝効果があったその本。
この本が「差別」だと言う方々が、LGBTQ活動の中心であると言うことが、答えだと思った。
どこが差別なのか、さっぱり理解できない。
どこを差別と言ってるのか、全く分からない。
いわゆるLGBTQは、昔からその個人の問題を抱えて来た人たちと、今大騒ぎしている活動家界隈と、この本が対象にしている思春期の女性と、全く問題が異なる。
そもそも、生まれながらの性とジェンダーが違うんだと、何十年も前から言い出して来たことが、ここに至る罠ではなかったのか -
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Posted by ブクログ
2020年にアメリカで出版され、賛否両論の騒動を巻き起こした本の全訳版。当初はKADOKAWAから出版される予定だったが、発売前からタイトルや帯、内容を巡って批判が殺到し、謝罪と刊行中止に追い込まれた。それを引き継いだ産経新聞出版や書店に対しても脅迫が行われた。
21世紀に入ってから「自分はトランスジェンダーだ」と主張する思春期の少女が急増した(この時点でなにか異常な事態が起きていることがわかる)。本書は彼らや家族を中心にインタビューし考察した、まっとうなノンフィクションである。
インターネットやスマホの普及でどんな情報にも簡単にアクセスできる時代の功罪か。自由すぎるアメリカ社会にも問題があり