堀内静子のレビュー一覧

  • ABC殺人事件

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    ネタバレ

    カストが殺人犯であると思いながら読んでいたら、まさかの異なる人物。本書の途中であっさりと犯人がわかってしまい残念、、、と思っていたのだが、最後まで読んでみると面白い結末で途中で挫折せずに読んでおいてよかった。クラーク卿を殺したいというのが真の犯行動機で、それ以外の人物を殺害したのは犯行動機を悟られないようにするため。そして、精神的なハンディキャップを持った無実の男が濡れ衣を着せられるというプロットを構築したクリスティの発想力に脱帽。海外のみならず日本でも人気になる理由がわかった気がする。他の作品も読んでみたい!!

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    2026年06月12日
  • ABC殺人事件

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    最早説明するまでもないクリスティ作品の中でも傑作の一つに挙げられる作品
    つまりドラマはじめネタバレをくらう危険性の高い作品である
    ネタバレくらって読んでも充分楽しめる作品である

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    2026年06月05日
  • ABC殺人事件

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    ネタバレ

    凄い綺麗な終わり方。
    このトリックをこの年に思いついているのが凄い。
    この本に影響を受けている人はどれだけいるのだろうか。

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    2026年05月30日
  • ABC殺人事件

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    ネタバレ

    ABCと名乗る人物からポアロの元へ届けられた挑戦状。アンドーヴァーでアリス・アッシャー夫人が殺害され、ベクスヒルではベティー・バーナードが殺害される。いずれの場合も惨劇の現場となった地名のページが開いたABC鉄道案内が置かれていた。

    子供のころに初めて読んだアガサ・クリスティ。ミッシング・リンク物の傑作って言われるくらいだからさすがに面白かった(笑)ポアロに届く手紙の謎とかは感心してしまった(笑)解説の中にあったエラリー・クイーンの『九尾の猫』『十日間の不思議』との関係が面白かった(笑)『九尾の猫』も好きですが『ABC』の勝ちですかね(笑)

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    2026年05月01日
  • ABC殺人事件

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    どんどん疑問が増えてどうやって解決するのかワクワクしながら読み進めてた。え…こいつが犯人なの?推理要素ないやん!って思ってからのラストの推理は痺れる。何故ポアロに手紙を送ったのか何故ABC順に殺したのか…1個1個の何故が最後に全て解消される気持ち良さはたまらない

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    2026年04月19日
  • ABC殺人事件

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    傑作。
    数冊読んだだけの、クリスティー初心者だが、圧倒的No.1。
    物語の構成が飛び抜けて面白いし、相変わらず、ポアロの推理パートは今までの全てが繋がりすぎて、読んでいて気持ちいい。
    また、「エルキュール・ポアロ」という探偵が、作品を読めば読むほど、「この男おもしろっ」となり、キャラクターとして秀逸過ぎる。

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    2026年06月10日
  • ABC殺人事件

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    ネタバレ

    外国の本の翻訳されている本は、ミステリーであってもどきどきはするが、フィクション味が強く(現実味が薄く)、夜寝る前も読むことができる。
    結構な大どんでん返しで、めちゃくちゃ面白かった。
    途中誰がどのセリフを話してるのかよくわからない箇所があったが、その読みづらさも含めてよかった。

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    2026年02月11日
  • ABC殺人事件

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    ネタバレ

    途中までは犯人の名前が出ているけど真犯人を見つける話だと思っていたのに、後半になるにつれホワイダニットの話かと思うようになっていました。ホワイダニットとして面白い話だなと考えていたら、やっぱり真犯人を見つけるって、いい意味で手のひらの上で転がされた気分。

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    2026年02月07日
  • ABC殺人事件

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    「そして誰もいなくなった」からアガサ・クリスティのファンになって、今回が2作目の作品です!
    やっぱり面白かった! 語彙力無いけど、クリスティの手の中で踊らされてたのが最後になってやっと分かりました。
    ああまた記憶を消して読みたい。
    もっとポアロシリーズ読みます!

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    2025年12月11日
  • ABC殺人事件

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    ネタバレ

    面白かった!
    まずお屋敷とかじゃなくイギリス国内のいろいろなところで事件が起きて駆けずり回る筋書きが、これまで読んだポワロシリーズの中では新鮮でとても面白かった。
    お屋敷や村とかだと途中でどうしても牧歌的で穏やかな雰囲気も出てきてしまい、それがクリスティの魅力のひとつとも思うが、この作品はそれがなく良い意味でずっとピリピリした緊張感を感じながら読んでいた。
    随所に挟まれるカスト氏のシーンも異常者の行動をのぞき見しているような(読んでいるときはそう思わされていた)居心地の悪さがあり、作品全体をシャープに引き締めている。
    ここらへんはなんかフィンチャーのセブンやゾディアックのようなじわじわと怖がら

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    2025年10月31日
  • 24人のビリー・ミリガン〔新版〕 上

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    多重人格について、以前YouTubeを見た時以来興味を持っていたのと、『アルジャーノンに花束を』が好きだったので拝読。
    初めは周囲の人から見たビリーミリガンについての記載が多く、途中から本人の協力により人格同士の対話もふんだんに書かれていて、とにかくとても面白かった。
    興味深くあっという間に読み進められた。下巻も楽しみ。

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    2025年06月03日
  • 24人のビリー・ミリガン〔新版〕 下

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    こんな症状になるまで、幼児期に虐待されるなんて、本当に気の毒だ。物語が終わった後の、日本の精神科医の方のお話を読んで、さらに、悲しくなった。

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    2024年05月29日
  • 24人のビリー・ミリガン〔新版〕 下

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    ネタバレ

    下巻にも人格名と性格一覧を載せてくれよ、と思いながら読み始めたが、順番に新人格が登場してパンチのある紹介(行動)をしていくので必要なかった笑

    "憎悪の管理者"で喧嘩担当のレイゲンだが、ロビンフッドのように貧困の子供を助けて喜んだり、人格の中でもクリスティーンを気に入っていて、スポットに出ていない時は遊び相手になっていたり(レイゲンが必要な時に呼んでも出てこないのでアーサーが探し回ってみると遊び相手をしていた)、レイゲンがエイプリルに唆されてチャーマー・ミリガンを銃殺しようとするのを、アーサーがクリスティーンに止めさせる(効果あり)流れが面白かった。
    アダラナは女性と一体に

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    2023年07月30日
  • 24人のビリー・ミリガン〔新版〕 上

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    ネタバレ

    人格同士の争いや、他者と各人格とのやりとり中心の話かと思って読み始めてみたら、前半はレイプ事件中心なので、あくまで他者から見聞きして得られた情報のみを記していくのかと思いきや、後半から人格同士の対話が増えてきて、期待どおりの面白さだった。

    ノンフィクションでありながら執筆にあたり、全てが事実通りではなく脚色も入っており、公にされると犯罪として立証されてしまうため伏せられた案件もある(本人の希望を尊重)等の注意書きから始まる。
    そして複数人の登場人物の名前として、人格の名前と簡単な性格などの説明。

    上巻はレイプ事件の捜索からビリーミリガンという人物の登場、裁判にかけての一連の話。
    そして本著

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    2023年07月28日
  • 24人のビリー・ミリガン〔新版〕 下

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    主人公はレイプ犯として逮捕されるが、自分は多重人格だという訴えは無罪になるための演技ではなく、彼も壮絶な過去を大変な思いで乗りこえてきた人だった。当事者と家族、彼を信じる治療者と疑う治療者、社会の人々の気持ちの揺れが、痛いほど伝わってくる本。
    個人的には、本に一瞬出てくる作業療法士が、彼個人としっかり向き合い寄り添う援助者として描かれてるのが、嬉しかった。

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    2022年09月13日
  • 24人のビリー・ミリガン〔新版〕 上

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    面白いです。辛い描写もありますが、心温まる場面や言葉もあります。
    まとめて読む時間が取れず細切れに読んでいるので、最初は第一部が始まる前の『心のなかの人々』を参照しつつ読みましたが、だいぶその頻度が減ってきました。
    後半で、ビリーの中の人々が次から次に他者の前に姿を表す部分はとてもテンポよく面白かったです。彼らが実在した人たちなのか、どこからどうしてビリーの中にやってきたのか、まだ分からないことが多い。ただ、アレンがドクター・ジョージに言った「ドクターが人格たちと言うと、彼らがほんとうにいるとは考えていないみたいに聞こえます」という言葉は印象的で、彼らは確かに「人格たち」ではなく「人々」なのだ

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    2021年11月17日
  • 24人のビリー・ミリガン〔新版〕 下

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    かつて〈モンスター〉として描かれてきた多重人格者を、〈モンスター〉の側から書くことで理解を深めた記念すべきノンフィクションの傑作。連続レイプ犯として逮捕されたビリーミリガンには犯行の記憶がなかった。ビリーの症状、24人の人格との対話、生い立ち、裁判の様子など非常に興味深く描かれる。虐待が生み出したと思われる多重人格。しかし犯罪者の人格も彼の一部であり、それが一人の人格であるなら文句なしに罰される罪を犯している。そしてどれも彼の人格なのだ。その中から一人格を正しいと決めて集約させようとすることは治療なのか、矯正なのか。また犯罪を犯すほどではない多重人格者はどうしているのだろう。問題視されなければ

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    2021年04月13日
  • 24人のビリー・ミリガン〔新版〕 上

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    オハイオ州立大学医学部一帯で二人の女性がレイプされるという事件が発生し、容疑者としてビリー・ミリガンという青年の名前が浮かぶ。それをきっかけとしてビリー・ミリガンの特異性が露呈。協力的な医師らより多重人格者と認定されるノンフィクション。
    上巻の後半は、多重人格が形成される過程で養父から実の母親が暴力を上、ビリー自体が性的虐待を受けることから防衛本能が複雑に働くことによって他の人格が形成される。
    そのプロセスが極めて生々しく読んでいて辛い。

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    2018年04月07日
  • 24人のビリー・ミリガン〔新版〕 下

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    ネタバレ

    子供の頃テレビで見て、彼についてなんとなくは知っていた。今でも内容が頭を離れず、ようやく読むことができた。
    解説にもあったが、多重人格は親からの虐待に起因することが多いらしい。ビリーの場合は、継父からの性的虐待、実父の死によるショック、母親からの激しい叱責などが原因で、自分を守るために人格が分裂していった。怪力のレイゲン(スラブ訛り)、愛を渇望するアラダナ(レズビアン)、知的能力の高いアーサー(イギリス上流階級訛り)、全ての苦痛を引き受けるデイヴィッド(幼児)などなど。それぞれが全く異なる人格やバックグラウンドを持っているのも驚きだし、リーダーを作って人格をコントロールしていたというのも衝撃だ

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    2017年06月30日
  • 24人のビリー・ミリガン〔新版〕 下

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    教師という人格が登場し回復の兆しを見せているのに、偏見などによるマスコミの煽りに遭い、必要な治療もままならならず、症状も悪化するのは残念だった。
    ふと思ったのだが、人格の統合=回復としてもいいのだろうか?
    ビリーの頭の中では全員が会話することができていたのだし、それさえできていれば無理やり統合しなくてもいいような気がした。
    それでも、後書き?の部分の他の多重人格の症例を読んでいると、彼は良い方に好転したケースのように思えた。
    ビリー自身は2014年に生涯を閉じたが、彼の晩年が幸福なものであればいいと思った。

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    2017年02月19日