堀内静子のレビュー一覧

  • ABC殺人事件
    色んな作品にオマージュされている言わずと知れた古典なので、トリックなどは知っていたけれどそれを踏まえてもとても面白く、続きが一気に読み込んでしまった。現代作品のようなリアリティはないけれど、この作品が出た時は衝撃的だったんだろうなと推察
  • ABC殺人事件
    犯人っぽい人は犯人じゃないんだろうなと思っていたらやっぱり犯人じゃなかった。本命以外の数合わせで殺された被害者が不憫。連続殺人アイテムを作る合理性は流石で、コナン映画にもこんなんあったな、となった。動機が金とシンプルに酷い。
  • ABC殺人事件
    やはりアガサクリスティの作品は登場人物を覚えるのに多少苦労する。
    だが、それ以上に最後まで結末が読めないため、読んでいて飽きることがない上にますます読みたくなる。裏切りがあまりにもすごい。記憶を失くしてもう一度読みたい本とはこのこと。
  • ABC殺人事件
    【感想】
    ポアロシリーズならではの論理的な謎解きと、意外な犯人に最後の最後まで楽しむことができました!古典の作品でありながら、いまだに色褪せない面白さを保っていることに感動です…!
  • ABC殺人事件
    おもしろ!この時代にこれが完成されてるのスゴすぎる。

    一緒になって考えてみてたけど全然違った。伏線?というか仕掛けというか、そういうのがいっぱいあって2回目読むのも楽しそう。

    アガサ・クリスティー初めてだったけどよかった。また読む。
  • ABC殺人事件
    最後のどんでん返しが衝撃的すぎた!ラスト50ページ前後に全てが詰まっている!逆を言えばそれまではあれ?こんな早くに黒幕?これで終わり?ってなったのが良くも悪くもこの小説の見どころ!
  • 24人のビリー・ミリガン〔新版〕 上
    『アルジャーノンに花束を』が良かったので。

    私のビリー・ミリガンに関する知識は、多重人格の犯罪者、といったものだった。実際読むまではその”犯罪”は殺人だと思っていた(なぜだ)。
    多重人格という題材はある意味アイキャッチーで、興味本位で書かれたものには食指が働かず、よって本書にも手が伸びなかった。
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  • ABC殺人事件
    初ポアロ作品
    外国の小説をあまり読んだことが無いので、独特な言い回しが印象深かった。


    カストが二重人格なのかなぁと思いながら読んでいたが全然違う人間だった。ストッキングを配り歩いていたことが分かった所が面白かった。
  • ABC殺人事件
    数年ぶりに再読 読み始めてみたけどすっかり忘れていた。 ポアロのもとにABCから殺人予告の手紙が届く ミッシングリンク・テーマのミステリー。フーダニットと思いきやホワイダニットだったのかな? ポアロとヘイスティングズのやり取りがいつもながら最高!癒やされます。真相はポアロの説明でなるほど すっきりし...続きを読む
  • ABC殺人事件
    約20年ぶりの再読。

    1度読んだら忘れられないトリックだしオマージュ作品も多いので、犯人はすぐに分かったけれど、それでも面白い。
    ミステリーのABCの1つだと思う。
  • ABC殺人事件
    A、B、Cと順番に殺されていく連続殺人事件の小説。

    自分自身がアガサ・クリスティーの作品が3作目のこともあり、だんだんと推理ができるようになってきて、さらに入り込めました。
    それでも見逃していたところもあり、ポワロの推理に感嘆。
    何度も戻って読み直して、先を読んで、、と展開がとてもおもしろかった。
  • ABC殺人事件
    久しぶりに読んだけれど、ホント面白い。
    Aで始まる地でAの頭文字の老婆が、Bの地でBの頭文字の娘が、Cの地ではCの頭文字の紳士が順番に殺害される。
    単なる愉快犯かと思いきや、まさかの真相が明かされ、初読時には呆気にとられた記憶がある。
    既に内容を知っているのに思わず唸ってしまうほどの面白さ。
    何度で...続きを読む
  • ABC殺人事件
    アガサ・クリスティーのポワロシリーズで有名な作品。
    地名と苗字がAで始まる殺人予告状がポワロ宛に届き、続けてB、Cの事件も発生する。作品の終盤には犯人は捕まり、なぜポワロに挑戦的な殺人予告をしたのかが判明せず。そして実は・・・。

    推理小説が好きで、オマージュしたものを読んだ人は、犯人が分かったりす...続きを読む
  • ABC殺人事件
    ポアロの元に殺人予告の手紙が。
    アルファベット順に殺人が行われていきます。

    共通の手がかりがなかなか出てこない中、事件はどんどんと起きていきます。

    最後まで読むと、あ、このパターンね。となりますが、このパターンはここから始まったと思うと、やっぱりすごい作家さんなのだなぁと思います。
  • ABC殺人事件
    ABC順に、町と人が選ばれて殺人事件が起こる有名なお話。 ポアロが手も足も出ない…と思いきや、最後の最後にひっくり返すのが醍醐味でした。
  • 24人のビリー・ミリガン〔新版〕 下
    辛い現実を前に、人格を分散させることによって心を保ち、命を守る。そんなこともある人間の精神や脳の不思議。一人ひとりの人格はビリーが生み出したもののはずなのに、統合されていくと一部の人格だけしか表れなかったりする。

    じゃあ、本当のビリーって??

    そんな問いは、場面によって顔を使い分けることにも重な...続きを読む
  • 24人のビリー・ミリガン〔新版〕 上
    自分の心を守るために、人はいろいろな反応をする。多重人格もその反応の一つ。

    空想の人格なのだけど、その一人一人が「人格」と言われるのを嫌うように、それぞれに過去があり個性のある別の人のように思う。実際にどこまで表情や仕草、口調が変わるのかは分からないけれど、訛りはなかなか真似できるものじゃないだろ...続きを読む
  • ABC殺人事件

    面白かった

    犯人も動機も意外ではないけど、
    謎解きされると
    そういうことだったのかと
    目から鱗が落ちる。
    それにしてもミステリーの犯人は
    必ず余計なことをしてしまうものです。
  • 24人のビリー・ミリガン〔新版〕 上
    「アルジャーノンに花束を」を読み、同じ著者の作品を読みたいと思い手に取りました。
    題名は聞いたことがありましたが、こんな衝撃的な内容がノンフィクションとは信じられないと思いました。別の人格になる事で自分を守らなければ余りにも辛い現実のビリーの運命がこれからどうなるのか、下巻を読みたいと思います。
  • 24人のビリー・ミリガン〔新版〕 上
    新品で上下巻揃えて買っていたのに途中まで読んで積読していた本作。久しぶりにISOLAを読んだのをきっかけに、数年の時を経てまた読み始めた。

    感想は下巻の方にまとめるとして、
    とりあえず、翻訳された本にしては格段に読みやすかった!
    きっとダニエル・キイスの文章も読みやすいものなんだろうし、翻訳者の方...続きを読む