堀内静子のレビュー一覧

  • ABC殺人事件

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    やっぱ面白〜!!犯人の煽りムーブも被害者の家族とかも、登場人物として満点すぎる。最後の解説シーンありがたい。

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    2026年10月09日
  • 24人のビリー・ミリガン〔新版〕 上

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    有名な多重人格者(解離性同一性障害/DID)ビリー・ミリガンの話
    DIDの原因の一つに児童虐待がある
    実際にビリー・ミリガンも継父から虐待を受けたことがキッカケでDIDを発症している
    下巻も読みたい

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    2026年10月07日
  • ABC殺人事件

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    子供の頃に読んだ記憶はあるがすっかり忘れていた。ポアロの冷静な推理力が冴え渡っているし、結末にも驚かされる。

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    2026年10月06日
  • ABC殺人事件

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    実現性はさておき、ポアロが敗北寸前まで追い込まれるのだから、読者はまんまと犯人、いや、クリスティの術中にはまってしまう。解説でも言われているように、極上のミッシングリンクを体験できる至極の物語でした。それにしても、今作も登場人物がみな魅力的で時代も国も飛び越えてその世界観に没入することができる、クリスティの魅力が詰まった名作ですね。

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    2026年08月27日
  • ABC殺人事件

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    シリーズの順番を考えずに読んでいるが、特に問題なし。文章は固くなく、やり取りもちょこちょこ微笑ましい場面があり、とても読みやすい。次々に事件が起こるので飽きが来ないし、章も短い。なんといっても、後味がとてもスッキリして爽やか!
    あと、全部読んでみて思うのは、とてもちゃんとした推理小説だということ。手がかりは初めから順に差し出され、私たちは星座を探すように、点と点を繋いでいけばいい。分からなくてもポアロがいるから大丈夫。

    トリッキーでも、バカスカホームランを打つ派手なタイプでもなく、計算も練習量も見え、犠打も盗塁も守備も「ああ、上手いな」と思わせるような、少し小柄で多才な選手を想像させる小説。最近のミステリーに慣れた人からすれば刺激が足りないかもしれないが、この文章と人物描写、物語の巧みさはやはり凄いなあと思う。

    たくさん人物が出てくるが、名前はうろ覚えのまま読み進めた。性格やバックボーンがハッキリしているので、性格が分からないと名前を覚えられない私としては非常に有難い。人を覚えるのが苦手な人でも、ポアロがかなり短く、正確に、人柄や関係性をまとめてくれている箇所があるので気楽に読める……かも。

    読んでいて、ポアロは、何も知らない、何の手がかりもない、ということをきちんと話す人だから、信頼が置けるんだなあ……と思った。合理的なだけかもしれないけど、それぞれの事件に濡れ衣をかけられた容疑者がいないことを「喜ばしい」と表現してるのも優しい。それに、どんな人にも論理的な思考があると考え、その人の思考を辿ろうとするポアロは、変人ではあるのだろうが、誰に対しても公平だ。
    後日談も素敵だしね。

    お気に入りのポイントといえば、序盤のジャップ警部とポアロとヘイスティングズのやり取りは、なんともいえず微笑ましい。とりなそうとして話を蒸し返してヘイスティングズの地雷踏んじゃって慌てて宥めたり、うきうきで他人の恋のキューピッドやったりと、この、髭を大事にしてる小柄なおじさん、もしかして可愛いのでは……?

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    2026年08月18日
  • ABC殺人事件

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    後の数々のミステリーの名作が本作の影響を受けているのがよくわかる。特にサイコミステリーにおいてその原型のような作品。約90年前にこれだけエンタメ性の高い作品を書いた事が驚き。ヘイスティングスの手記の間に他の人物の章を挟んで読者の興味を惹きつける構成が良い。

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    2026年08月03日
  • ABC殺人事件

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    ネタバレ

    長年積読にしてましたが、じっくり読めて良かったです。
    木を隠すなら森の中、殺人を隠すなら殺人の中。そして小説自体のもう一つの側面。
    真相が明かされるまで、あらゆる可能性(いわゆる禁じ手も含め)を想像しながら読めるのがクリスティ作品の醍醐味だと思います。
    今回もいろんな可能性を考えながら、あと少しで真実に辿り着けなかったところも含めて満足です。

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    2026年07月26日
  • ABC殺人事件

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    アルファベット順の連続殺人事件にポワロとヘイスティングが挑む傑作長編ミステリー。三人称の記載も効果的に挟み込まれている。
    切り裂きジャックの様なシリアルキラーがテーマの作品はクリスティでは初なのでは(違うかもしれんけど)。ここに書きたい事はかなり多いけど、その事によって未読の方の興を削ぐことは避けたい。個人的には内容的に古臭くなく、逆にこの時代に書かれたからこその名作ともいえる。

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    2026年06月24日
  • ABC殺人事件

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    ネタバレ

    カストが殺人犯であると思いながら読んでいたら、まさかの異なる人物。本書の途中であっさりと犯人がわかってしまい残念、、、と思っていたのだが、最後まで読んでみると面白い結末で途中で挫折せずに読んでおいてよかった。クラーク卿を殺したいというのが真の犯行動機で、それ以外の人物を殺害したのは犯行動機を悟られないようにするため。そして、精神的なハンディキャップを持った無実の男が濡れ衣を着せられるというプロットを構築したクリスティの発想力に脱帽。海外のみならず日本でも人気になる理由がわかった気がする。他の作品も読んでみたい!!

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    2026年06月12日
  • ABC殺人事件

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    最早説明するまでもないクリスティ作品の中でも傑作の一つに挙げられる作品
    つまりドラマはじめネタバレをくらう危険性の高い作品である
    ネタバレくらって読んでも充分楽しめる作品である

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    2026年06月05日
  • ABC殺人事件

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    ネタバレ

    凄い綺麗な終わり方。
    このトリックをこの年に思いついているのが凄い。
    この本に影響を受けている人はどれだけいるのだろうか。

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    2026年05月30日
  • ABC殺人事件

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    ネタバレ

    ABCと名乗る人物からポアロの元へ届けられた挑戦状。アンドーヴァーでアリス・アッシャー夫人が殺害され、ベクスヒルではベティー・バーナードが殺害される。いずれの場合も惨劇の現場となった地名のページが開いたABC鉄道案内が置かれていた。

    子供のころに初めて読んだアガサ・クリスティ。ミッシング・リンク物の傑作って言われるくらいだからさすがに面白かった(笑)ポアロに届く手紙の謎とかは感心してしまった(笑)解説の中にあったエラリー・クイーンの『九尾の猫』『十日間の不思議』との関係が面白かった(笑)『九尾の猫』も好きですが『ABC』の勝ちですかね(笑)

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    2026年05月01日
  • ABC殺人事件

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    どんどん疑問が増えてどうやって解決するのかワクワクしながら読み進めてた。え…こいつが犯人なの?推理要素ないやん!って思ってからのラストの推理は痺れる。何故ポアロに手紙を送ったのか何故ABC順に殺したのか…1個1個の何故が最後に全て解消される気持ち良さはたまらない

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    2026年04月19日
  • ABC殺人事件

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    傑作。
    数冊読んだだけの、クリスティー初心者だが、圧倒的No.1。
    物語の構成が飛び抜けて面白いし、相変わらず、ポアロの推理パートは今までの全てが繋がりすぎて、読んでいて気持ちいい。
    また、「エルキュール・ポアロ」という探偵が、作品を読めば読むほど、「この男おもしろっ」となり、キャラクターとして秀逸過ぎる。

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    2026年06月10日
  • 24人のビリー・ミリガン〔新版〕 上

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    多重人格について、以前YouTubeを見た時以来興味を持っていたのと、『アルジャーノンに花束を』が好きだったので拝読。
    初めは周囲の人から見たビリーミリガンについての記載が多く、途中から本人の協力により人格同士の対話もふんだんに書かれていて、とにかくとても面白かった。
    興味深くあっという間に読み進められた。下巻も楽しみ。

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    2025年06月03日
  • 24人のビリー・ミリガン〔新版〕 下

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    こんな症状になるまで、幼児期に虐待されるなんて、本当に気の毒だ。物語が終わった後の、日本の精神科医の方のお話を読んで、さらに、悲しくなった。

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    2024年05月29日
  • 24人のビリー・ミリガン〔新版〕 下

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    主人公はレイプ犯として逮捕されるが、自分は多重人格だという訴えは無罪になるための演技ではなく、彼も壮絶な過去を大変な思いで乗りこえてきた人だった。当事者と家族、彼を信じる治療者と疑う治療者、社会の人々の気持ちの揺れが、痛いほど伝わってくる本。
    個人的には、本に一瞬出てくる作業療法士が、彼個人としっかり向き合い寄り添う援助者として描かれてるのが、嬉しかった。

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    2022年09月13日
  • 24人のビリー・ミリガン〔新版〕 上

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    面白いです。辛い描写もありますが、心温まる場面や言葉もあります。
    まとめて読む時間が取れず細切れに読んでいるので、最初は第一部が始まる前の『心のなかの人々』を参照しつつ読みましたが、だいぶその頻度が減ってきました。
    後半で、ビリーの中の人々が次から次に他者の前に姿を表す部分はとてもテンポよく面白かったです。彼らが実在した人たちなのか、どこからどうしてビリーの中にやってきたのか、まだ分からないことが多い。ただ、アレンがドクター・ジョージに言った「ドクターが人格たちと言うと、彼らがほんとうにいるとは考えていないみたいに聞こえます」という言葉は印象的で、彼らは確かに「人格たち」ではなく「人々」なのだろうと思えます。
    楽しみに下巻を読みたいです。

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    2021年11月17日
  • 24人のビリー・ミリガン〔新版〕 下

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    かつて〈モンスター〉として描かれてきた多重人格者を、〈モンスター〉の側から書くことで理解を深めた記念すべきノンフィクションの傑作。連続レイプ犯として逮捕されたビリーミリガンには犯行の記憶がなかった。ビリーの症状、24人の人格との対話、生い立ち、裁判の様子など非常に興味深く描かれる。虐待が生み出したと思われる多重人格。しかし犯罪者の人格も彼の一部であり、それが一人の人格であるなら文句なしに罰される罪を犯している。そしてどれも彼の人格なのだ。その中から一人格を正しいと決めて集約させようとすることは治療なのか、矯正なのか。また犯罪を犯すほどではない多重人格者はどうしているのだろう。問題視されなければ個性でしかないのか。普通に生活してるのだろうか。判断はシャッフルされるが、ビリーのような患者に同情は覚えつつも犯罪を犯してしまえば被害者への同情を優先したい。そんなことを頭の中でぐるぐる考え続けさせられる。

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    2021年04月13日
  • 24人のビリー・ミリガン〔新版〕 上

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    オハイオ州立大学医学部一帯で二人の女性がレイプされるという事件が発生し、容疑者としてビリー・ミリガンという青年の名前が浮かぶ。それをきっかけとしてビリー・ミリガンの特異性が露呈。協力的な医師らより多重人格者と認定されるノンフィクション。
    上巻の後半は、多重人格が形成される過程で養父から実の母親が暴力を上、ビリー自体が性的虐待を受けることから防衛本能が複雑に働くことによって他の人格が形成される。
    そのプロセスが極めて生々しく読んでいて辛い。

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    2018年04月07日