森本正史のレビュー一覧

  • 21世紀の不平等

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    アトキンソンはピケティの師と帯には書いているが、序文にはピケティの文章が載っている。
    格差と不平等に関する論考で、現状を歴史も含めて検討し、それに対する対策を提案し、またその反論に対する論駁を述べている。数字はたくさん出てくるが、ピケティの本に比して数式は少ないので読みやすいが、やはり翻訳本であるので、文章がこなれてないところは多少ある。また経済学の基本を理解していないと本当の理解には進まない部分もある。ただ格差と不平等を学ぶ教科書であることは間違いないのであろう。

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    2017年09月30日
  • 21世紀の不平等

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    ☆は3にするか4にするかでちょっと悩んだけど。
    普段、経済政策の話って実はあまり読むことなくて、不平等を経済政策としてゆっくり考えたの初めてに近いから、そういう意味で、いいきっかけになったから、4にしました。

    つまり、これまで、個別に社会保障問題、年金、税率、社会サービスへのアクセスなど、考えたりはしてきているけど、それを全体政策として捉えきれてなかったし。社会サービスへのアクセスも、貧困層が弱いのはもちろん自明だったし拡大すべきと思っていたけれども、その捉え方はどちらかというと、人権思想であり、まあ、capabilityアプローチであって、それがすなわち所得の拡大と同義だ、なんていう考え方はしたことなかったがら。なんか、本題はとりあえず置いておいても、なるほどな、って思ったよ。

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    2017年01月14日
  • 21世紀の不平等

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    ピケティを受けて書いていることがいろいろなところに出てくる。
     意外と読みにくいという感じがしたが、イギリス経済を語る上には必須のほんであろう。

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    2017年01月12日
  • 21世紀の不平等

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    ネタバレ

    イギリス式の政策を中心にした格差是正方策の検討。日本と引き比べてみるとやはりEUって大きいんだなあ。

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    2016年04月27日
  • 21世紀の資本

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    非常に重厚な本だが、格差について学びたく読んでみた。最終的には格差とは制度と歴史の帰結として捉え直すことに収斂した気がするが、問題はそう簡単ではないことも自分の課題として残っている。人間が追い求めるのは成長や効率だけでなく、制度設計や富の分配にまで気を配らなくてはならず、それは組織だけではなく個人としても考える必要があると学んだ。

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    2026年01月25日
  • 21世紀の資本

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    経済書としては良本だと思うが、読むのに凄く時間がかかる。
    グラフなどたくさん書かれているが、統計していない時代も多いため、正確かといえばそうでもないように感じた。
    経済の用語や見方、資本社会の全体の流れを知るにはいいと思う。

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    2025年06月09日
  • 21世紀の資本

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    読み切った!!!!が素直な感想。
    今まで読んだ本の中で一番文量が多く、他領域の話で読み切るのがしんどかった。
    でも最初に他の解説本を一つ読んでおいて良かった。

    今目の前に起きているお金・経済的なことに対して、長期的な目線で俯瞰して物事を捉えられるようになるかもしれない、いい本だと思えた。

    格差はこれだけ広がっているんだなと。このままいけば、もっと広がるんだなと。21世紀、自分が生きている中で、どういう行動・思考をしたほうがいいかをじっくり考えさせてくれる本だと思えた。

    自分がこの経済をどうにかしようとは流石に思えなかったが、仮に自分が資本的に裕福な状態になったとしても、ピケティが提唱していることに対しては、賛同できるだろうなと思えた。

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    2025年05月28日
  • 21世紀の資本

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    持てる者と持たざる者が延々と続いてきた歴史と、これからも現代の低成長時代が続く限り、格差社会はどんどん拡大されるんだと思うと虚しさを感じる一方で、そんなに人類が好き放題に地球や自然は放って置かないんじゃないかと思う。

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    2024年11月28日
  • 21世紀の資本

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    ネタバレ

    分厚いし難しい。
    r>g
    資本収益率は経済成長率を上回る。
    投資の重要性を再認識した。

    貧富の格差を是正するための方法が詳らかに書かれていたのが印象的。
    累進資本課税というのが出てきたが、現在の日本で施行されている累進課税ではだめなのか疑問。

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    2024年09月01日
  • OPEN(オープン):「開く」ことができる人・組織・国家だけが生き残る

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    OPENでいられることが社会を進化させるマインドセットであると読み取れた。それを様々な事例から説明し納得感が得られた一方で、社会が閉鎖的であると衰退を招く点についても同様に高い納得感のある筆者からの示唆を感じる読後感がある。
    変化を恐れ忌み嫌うのではなく、それを所与のものとして受け入れる度量を持つべきと思えたのがこの本からの学びであった。

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    2024年07月12日
  • 資本とイデオロギー

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    「資本とイデオロギー」という題名だが、内容は、格差というものは何か、それが悪化している現在はどんな世界なのか、それを克服出来るのか、を歴史と膨大な統計を使って分析する壮大なもの。
    著者の主張ポイント(最も危機感を持つ未来予測)は、バラモン左翼と商業右翼の権力(ブルジョアブロック)の思い上がり(高所得者有利の政策・高教育インテリ富裕層の過度な称賛)が、社会の混乱に憤激する大衆の暴走、つまり暴動を伴う移民排斥や自国中心主義の台頭を許すのではないか、というもの。

    今日の民主主義の混乱は、市民的、政治的な領域において、経済学が他の社会学から独り歩きしすぎたのが原因。経済学者は、「持ち合わせてもいない技能や分析能力の独占」をたびたび主張したがる930

    2013年にフランス社会党政権は同性婚を合法化した。これには実践カトリック(月に一回以上教会に通うカトリック)とイスラム教徒投票者双方が非難した。しかしそれでもイスラム教徒投票者の9割以上は左派政党に投票した。これは、同性婚の問題など些末で、危機的なのは自分たちを国外追放することを堂々と政策に掲げる右派(国民戦線ら)の台頭だから。左派政党は右派のこの政策に真っ向から反対する718

    フランスの社会党・共産党は戦前から前後にかけて資産・所得課税による国営事業や福祉などに力を入れた。そして賃金労働者を最も重要な支持者としたため、彼らには様々な控除を用意した(そのため彼らは実質、無増税であった)。しかし低所得の自営業者(農民・商人・職人)には「彼らは所得を過小申告する不正」をするので、控除を認めないか、複雑な確定申告を要請した。これが農民・商人・職人の左派不審になった708

    2000年くらいまでは教育水準の低い者が左派に投票して、高い者が右派に投票していた。これが21世紀になると教育水準の低い者は右派に投票し、高い者は左派に投票するようになる。この傾向は年々大きくなっていく。それはイギリス、フランス、アメリカどこも同じ傾向。左派政党は労働者の党から高学歴の人々の党へと変身した。左派を支持する高学歴を「バラモン左翼」と呼ぶ695

    ロシア帝国は末期に多くの債権を発行した。ロシアフランス同盟や、ロシアの賄賂の影響で「ロシア債権は安全で堅実」キャンペーンがマスコミで展開された。これにフランスをはじめ欧米諸国の富裕層が反応して大量の債権を買った。しかしロシア革命が起こるとソヴィエト政府は債権の全面的償還拒否をした。米英仏はソヴィエトに兵を送ったが無駄に終わった。420

    日本の王政復古による急速な社会ー経済的近代化の実現は、前代未聞376

    「アファーマティブアクション」はアメリカで生まれたのではなく、独立後のインドで始まった345

    ヨーロッパがインドを「発見」したのは、ポルトガル王国がイスラム教国を挟み撃ちにできる国、はるか遠方にある未知のキリスト教国「プレスタージョンの王国」を探すことから始まった。そこでバスコ・ダ・ガマが探険にのりだし、喜望峰を発見してアフリカ東海岸沿いを訪ねたが、どこにもキリスト教国は無かった。そこで更に船を進めインドに到着して、ケララ州のヒンドゥー寺院を発見し、これを「キリスト教の神殿」と誤解して、リスボンに帰り「ありました!」と報告したから323

    インドのカーストでは道徳と規律が重要視される。菜食主義やアルコール禁止など。そのなかで特に性欲・愛欲には厳しい。そのため未亡人の再婚がタブーであり、思春期前の少女の結婚が重要視される313

    植民されたアメリカ大陸が20世紀を迎えると、南北で違いが起きた。南(ラテンアメリカ)では人口の大半がネイティブ・奴隷・白人の混血となった。対する北は、人口増加したがほとんど混血が進まなかった253

    ハイチは1805年に歴史上初の黒人奴隷反乱と、独立宣言を行った。やがて、1824年独立は承認されるが、その条件に、フランスのハイチ奴隷主に「奴隷を手放した損失補てん」が含まれていた。ハイチ政府はこれを完済するのに130年かかった。218

    歴史を決定論的に読むよりも、過去の出来事を思想の十字路や分岐の可能性として見るほうが興味深い122

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    2024年05月07日
  • OPEN(オープン):「開く」ことができる人・組織・国家だけが生き残る

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    ■■概要・感想■■
    ○人類の歴史を振り返ったときに、OPENさを基調とした組織は発展し、クローズドな組織は発展しなかった。その実例たんまりで解説した本。
    ○これとFACTFULLNESSとを続けて読んだことで、自分の常識が古くて間違ったていたり、懐古主義だったりすることに気づくヒントを得られた。
    ○OPENであることの重要さとともに、Closedになってしまう心境、本能、実例などがある。両方の側面から見ることで、それでもOPENでいることは大事。というか、今まで成功した事例は、ホントはclosedにしたかったけど、openにせざるを得なかったという状況が、全体のレベルアップに貢献したということになったのだと感じた。

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    2023年08月08日
  • 「社会正義」はいつも正しい 人種、ジェンダー、アイデンティティにまつわる捏造のすべて

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    15 現状

    26 イタリア、アメリカ、フランスのポストモダニズム
    33 近代主義的二分法(客観的普遍性と主観的個人)から、それに対する懐疑主義によって局所的ナラティブ重視=文化構築主義へ
    35 ポストモダニズムの原理と主題
    40 リオタール
    44 ポストモダニズムの左翼性(人類がもつ抑圧的権力構造は非難されるべき)
    45 反証可能性よりも理論的原則と世界観に依拠

    67 クレンショー「インターセクショナリティ」

    82 ポストコロニアリズム

    110クィア理論
    115 リベラルとポストモダニズム
    116 規範性を排した接頭辞 hetero cis thin
    117 クィア理論とは
    121 フーコー
    124 クィアの政治目標
    127 バトラー
    129 パロディの政治
    134 セジウィック
    137 リベラルフェミニズムやLGBTアクティビズムとの違い
    138クィアへの批判

    146 白人の人種差別廃止
    148 貧困から言説と権力へ

    189 リベラルフェミニズム
    192 多様性

    205 障害の社会構築主義的見方の変遷

    7章まで

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    2023年04月20日
  • 21世紀の不平等

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    非常に難解だった。理解出来た点をいくつか。
    高技能者が便利な仕組みを作れば世の中便利になるが、低技能者は失業し、格差が広がる。考えもしなかったが、確かにネットの発達で店舗は減少している。ただ、運送業者は忙しくなっており、店舗からすると失業という形にはなるが、全体を俯瞰すると再分配されているとも取れる。
    資本所得の増税はすべきだと思う。問題なのは貯蓄しすぎな事なので、資産に合わせて課税されないと不満しか出ないだろう。
    とにかく未来の世代のためになる富の分配が必要で、皆が同じ意識を持つ事が大事だと思う。

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    2023年03月17日
  • OPEN(オープン):「開く」ことができる人・組織・国家だけが生き残る

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    自由でオープンな方がいいよね、という考え方に反対する人はそんなにいないはず、だけど一方で自分たちとは違う人たちを排除しようとしたり線引をして仲間とそれ以外を分けたくなる衝動も内に秘めている。
    オープンだという自覚には疑いを持ったほうがいい。どこかでクローズドへの憧れや欲求のようなものが実はあるのかもしれない、と思っているくらいが、丁度良いのかもしれない。

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    2022年07月17日
  • 21世紀の資本

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    はじめに
    第1部 所得と資本
      第1章  所得と算出
      第2章  経済成長―幻想と現実
    第2部 資本/所得比率の動学
      第3章  資本の変化
      第4章  古いヨーロッパから新世界へ
      第5章  長期的に見た資本/所得比率
      第6章  21世紀における資本と労働の分配
    第3部 格差の構造
      第7章  格差と集中―予備的な見通し  
      第8章  二つの世界
      第9章  労働所得の格差
      第10章 資本所有の格差
      第11章 長期的に見た能力と相続
      第12章 21世紀における世界的な富の格差
    第4部 21世紀の資本規制
      第13章 21世紀の社会国家
      第14章 累進所得税再考
      第15章 世界的な資本税
      第16章 公的債務の問題
    おわりに
    凡例
    図表一覧
    原注
    索引

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    2021年02月08日
  • 21世紀の資本

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    過去最も難儀した本の一冊。
    長いし難しいし。
    でもたまには苦労しつつもこういう難解な本を読むべきだとも思う。
    なんとなく5年後、10年後ふと効果が出てくるんじゃないかと思わせる一冊。

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    2020年05月28日
  • 21世紀の不平等

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    現代の経済的不平等の解決策について、オックスフォード経済学者により書かれたもの。ピケティの「21世紀の資本」では富の実態を明らかにしたが、これに続き富の不平等を是正するための方策を具体的に述べている。所得税最高税率65%、児童手当や年金の増額など、社会主義に近い大きな政府を目指す政策を推奨していると思われる。論証は論理的かつ学術的であるが、労働者のインセンティブ維持が難しいように思う。イギリスを題材にしていることから、必ずしも日本に適用できない部分もあると思う。富の実態を詳細なデータで示したピケティの「21世紀の資本」の方が興味深かった。
    「中国とインドのジニ係数は50%に近く、北欧諸国のおよそ2倍だ。ブラジル、メキシコといった中南米諸国も高く40%を超えている。その次に高いのがアメリカとイギリスだ」p25
    「裕福な家庭は、世論調査の回答率が低い」p57
    「失業は、不平等の源」p89
    「企業は学習してその手段のやり方を改善し、生産コストは常に減少する」p102
    「不平等の減少は、市場所得の不平等減少と効果的な再分配が組み合わさることで実現したことを歴史が示している」p127
    「人間によるサービスの側面を軽視すると、予算削減は所得を労働者から資本に振り向けるのに貢献する(機械化が進む)」p135
    「労働者の雇用性を増大するような方向を奨励し、サービス提供における人間的な側面を強調すべきである」p136
    「(金融サービスが儲かる理由)常識では、仮に閉じられた集団内で人々が紙片を交換し続けたとしても、これらの紙片の総価値はそれほど、いやまったく変化しない。もしその閉じられた集団の中の誰かが桁外れな利益をあげたとすると、これらの利益は他のメンバーの犠牲の上のみで成立する」p189
    「EUをめぐる最近の政治論争の多くは、その根底に国際リーダーシップ喪失をめぐる懸念がある」p274
    「単一企業とは違い、国には対外的な不均衡に対する調整プロセスがある。輸出が減って輸入が増えれば、為替レートは下がり、輸出業者や財やサービスを、輸出市場と見合いの価格で売れるようになる。同じく、為替レートが下がると輸入財が国内価格で高価になり、その価格を適正な水準にする」p316

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    2018年10月24日
  • 21世紀の不平等

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    不平等縮小のための15の提案。再配布だけでなく、移転前所得の不平等を減らすための施策。議論の基礎としての歴史や経済学、実現可能性の考察が加わる。

    社会で育ち暮して普通に当たり前と認識してきた富に関する前提が、そうではない世界もあり得るということを示してくれた。

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    2017年07月16日
  • 21世紀の資本

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    やっと読み終わったが、行きつ戻りつしながら半年近くかかってしまった。
    もうブームは去ってしまったのか・・・
    富と所得の分配について再度考えさせられるきっかけになったこと、関連する日本経済構造のベースはアメリカではなくヨーロッパに近いことが再認識できたことは大いにメリットであったが、正直それ以外いまいち得たものがなかった。
    私の意識が低すぎるのかも知れないが。

    2回目
    発刊当時は上記の様に感じたが、今になって書かれていることがようやく理解できるようになった気がする。
    ピケティ少し先を行き過ぎていたのかも知れない。これから再評価されるのではという気がする。

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    2022年03月06日