阿吽社のレビュー一覧

  • 阿・吽 7

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    空海も最澄も、唐と日本に離れはしましたが繋がっているのか…。
    朝廷も桓武天皇に乗ってる死霊生霊恐い…生霊は安殿のだから取るの難しそうだし。勤操和尚は良い人だなぁ。。
    空海に呑まれた恵果大和尚がつるっとなってニコニコ出てきたの本当に嬉しそうで和む。
    空海の周りはなんだかんだで仲良い人たちがいるけど、最澄は一人だから辛いな。。

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    2020年09月22日
  • 阿・吽 4

    購入済み

    面白すぎる

    作家さん好きでここまで来ました笑笑
    いくら絵が上手くても内容が空っぽだったり下手だったりすると全然目も向かないタイプです。この作家は読んでみてナンボです。強くオススメします。

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    2020年06月13日
  • 阿・吽 3

    購入済み

    面白すぎる

    "サプリ"の時から大ファンだったおかざきまり様!作家さん買いって凄くありませんか!ちょっと読んでみよかと悩んでる方がいらっしゃったら是非オススメではし。

    0
    2020年06月13日
  • 阿・吽 2

    購入済み

    あ!面白すぎる

    とにかくそのストーリーの凄さ、迫力に圧倒されまくりです。セリフもとても心に残るものが多くてメモって噛み締めてます。

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    2020年06月13日
  • 阿・吽 11

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    ネタバレ

    今まで、お互いに天才である者同士、惹かれあって来たもののずっとすれ違い、ついに2人がゆったりと語り合うようになり、とても幸せな巻だと感じた。精神的に相思相愛であり、蜜月という言葉さえ似合うようなその状態に、これまでの長い道程を思うと幸せがこみ上げて、感動してしまう。
    年上の最澄さんが弟子となり、空海さんがリードして行くような描写も、上下関係をやすやすと超えて行く感じが素晴らしかった。

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    2020年04月06日
  • 阿・吽 11

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    ネタバレ

    なんという事だ最澄は総てお見通しなのだ、そして空海の元へ行く、感動して語彙力の無さがつらい、みんなに読んで欲しい1冊

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    2020年03月21日
  • 阿・吽 6

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    初っ端から霊仙和尚毒殺で辛い。
    でも途中のサイバーな般若三蔵のところといい、霊仙和尚の巻でした。
    三蔵さんたちみんな管付いてるし、霊仙と空海が降りていく法界への扉も魔方陣みたいでかっこいいです。
    一切は虚妄。色即是空、空即是色。対象化する己の阿頼耶識も「空」。うーん、わかるようなわからんような。。
    でも、霊仙和尚が橘にかけた「全ては変わるゆうことや」には、わたしもこれからこれから!と思えました。
    ここで最澄と空海の道が分かれるのか。続きも楽しみです。
    白居易も出るのか…すごいな。

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    2020年03月19日
  • 阿・吽 3

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    3巻もとても面白かったです。
    真魚が修行の末に見た自分自身は大きな魚…そして空海へ。
    このところの古生代生物の見開きが好きです。
    人間じゃないにうつ様もとても好き。ここが高野山になるのか。
    ラストで、最澄と空海の思いが重なります。海を渡り、唐へ。続きも読みます。

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    2019年12月31日
  • 阿・吽 2

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    2巻もとても面白かったです。
    本を開いた時にバーンと載っている最澄の願文が刺さります。
    最澄は無力さと絶望を抱えて、仏教の道を進んで行くんだな。
    桓武天皇との出会い、今読んでいる「日本の聖と賤 中世篇」でかかれていた日本の仏教は皇族や貴族の側にいた…という方向に進んでいくのはここからでもあるのか、と思いました。
    続きも読みます。

    実は母の実家は横大路家です。分家の端の方ですが…ちょっと嬉しい。

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    2019年12月31日
  • 阿・吽 1

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    読み友さんにおすすめして頂いたシリーズです。
    面白いです…何度も繰り返し読んでいます。
    熱量も凄いですし、絵がとても綺麗。阿頼耶識とかの精神的な部分を描けるのか…凄い、と思います。
    スッタニパータの犀の角の見開きがとても好きです。
    1巻ではまだ空海の方が最澄を目指しているのだな…続きも読みます。

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    2019年12月29日
  • 阿・吽 9

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    大好きな空海を特集していたテレビ番組に、学者に混じって、著者のおかざきさんが出ておられた。発言が洗練されていて、お洒落で、しかも鋭敏かつ的確で、この人の漫画を読んでみたいと思い、検索して『阿・吽』を取り寄せた。毎巻、圧倒されながら読んでいる。あらゆる角度から見て、良くできている。唐に行ってみたくなったし!泰範と空海がどのような出会い方をし、どのような関係として、描かれるのか、今からとても楽しみだ。

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    2019年04月02日
  • 阿・吽 3

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    ネタバレ

    今のところこの3巻が一番好き。
    真魚が始めて空海と名乗り、高野山の意味が分かってゾクゾクする。
    目に見えない世界と隣り合って生きていたこの時代の人々にあって、空海は更に突出した存在だ。自らの恃む道を、世界を、迷いながら手探りながら、がつがつと力強く進んで行く。

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    2019年03月13日
  • 阿・吽 1

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    ダヴィンチの、本読みが選ぶベスト3(最新号じゃなく以前のもの)から。複数人に選ばれていたり、複数年に渡って選ばれて至りのものは、やっぱりそれなりの訳があると思うし、特に要チェックするんだけど、本作入手もそういう理由から。で、期待に違わぬ出来でした。個人的には、最新版の『このマンガが凄い』受賞作より好き。続きも読みたいし、合わせて史実としての司馬作品を紐解きたくなった次第。

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    2019年01月04日
  • 阿・吽 8

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    諸行無常って、ホントそうだなぁ、って…知らない事で無かった事にもなるんだけど…後に怨霊となるが、おかざき真里さん描く橘逸勢がイケメンって事もあるけど、求められる事は出来ないし、求められてない事には秀でているのに誰も褒めてくれない感じが凄く好きでね…字が上手な事は、空海は気付いてるんだよね…空海も美しい字が書けるからこそ、すぐに気付くんだよね…そう言うの、凄く救われる事だと思う。速成は実は武道もきちんとたしなんでいて、リフォアを狙った暗殺者をやっつけたりするんだけど、武闘派を語ってもお前のその立場では必要ない、と言う、とにかく良い所があるのに、生まれの境遇で不遇を舐めたからこそ飄々としてて、その

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    2018年09月28日
  • 阿・吽 7

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    桓武帝まわりが怖い……(ホラー的な意味で)
    最澄パートの重苦しさとやるせなさ(「運がない」)が切ない。変な人多過ぎ。
    空海パートというか逸勢たちに癒されている。
    日本帰るの!?

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    2018年09月25日
  • 阿・吽 7

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    仏教も密教もよく解ってない私なのだが『阿・吽』読んでると脳の中のどこかが研ぎ澄まされる感じがする。帰国して、意に添わぬことをしなければならなかった最澄が勤操和尚の肩でやっと泣けるところ、世の会社人と言われる人にも通じる場面だなぁ、って。切ないよなぁ、って。空海の「知」への欲求って、ある種の中毒者に見える。恵果大和尚の頭に食らいつく比喩描写のあの場面見てると、無欲の探究者の底知れなさがぐわっと迫って来て「怖い」って感覚になるの当然だろうなぁ、と。恵果って「果(実)」を「恵(む)」と言う意味があるのかな…

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    2018年02月05日
  • 阿・吽 7

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    ネタバレ

    待ってました〜。

    師匠のススメでまとめ買いしたときは6巻までで、青龍寺前で終わったので、うずうずしながら待ってました〜。

    このお話しがどこまで行くのかはわかりませんが、多分前半のクライマックスがこの7巻だと思われます。

    帰国した最澄の待遇と
    唐で密教を嗣いだ空海と

    それにしても、この絵、、、
    迫ってくる感じがすごい、、、
    なんとも言えない、チカラ、、、
    やばい気配の表現たるや、、、

    やはり漫画は日本の宝ですね。
    素晴らしいです。

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    2018年01月19日
  • 阿・吽 6

    ネタバレ 購入済み

    歴史が息づく名作

    桓武天皇の時代に現れた2人の天才「最澄」と「空海」が、遣唐使として唐に渡ったときの逸話。

    生まれながらにして天才の空海と、努力の人である最澄が、それぞれに過ごした時間が、後世にどのように残っていくか。
    暗示されているところがとても興味深いです。

    この時代の唐は世界の中心であり、人種と文化のるつぼであり、ひとつひとつの小さなエピソードが、史実と微妙に絡んでいるところも面白かったです。

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    2017年07月06日
  • 阿・吽 6

    購入済み

    素晴らしい!

    いよいよ空海と最澄の道が分かれていく部分に突入。とにかく一巻から読むことをすすめるしかできない。おかざき真里さんの作品はもともと好きでしたが、こちらは全く違う世界の作品です。本当に夢中になります。
    唯一のツッコミどころは、20年前に初めて見かけた時から空海も最澄も老けてないこと(笑)
    2人ともかっこいいまま。
    ストーリーには何の妨げにもなりません。

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    2017年07月06日
  • 阿・吽 6

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    仏教も、最澄も空海も、殆ど教科書に出てたな、程度の知識しか持ち合わせてなくても、読み始めると周りの音が消えると言うか、脳みそがこの漫画に吸い込まれそうになる。経典に集中し、その文字情報に没頭する最澄の様、知識の海に文字通り潜り込んで行く空海、この「感覚」は凡人の自分にも「解る」感覚なのだ。正に『阿・吽』を読んでいる時の自分がそうである様…知らない事を知り喜びへと集中する感覚、あの快楽は何ものにも代えがたく、自分が自分である限り衰えないのでは、と思うのだ。
    小難しい事は全く解らないんだけど、もうなんか得体の知れないものに引っ張られる感じで読んでしまうんだよなぁ『阿・吽』。ナチュラル天才の空海、本

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    2017年06月21日