向井湘吾のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
小学校五年生の三人組、人生を算数で考える有明雄天(ありあけゆうてん)、運動が得意で正義のヒーロー大好きな轟恭平(どどろききょうへい)、クールなマジシャン少女四宮怜(しのみやれい)は、学校のトラブルを解決する秘密のチームを結成している。
みんなの得意を活かすため、トラブル解決には算数を使って考える。
いじめられている子を助けるためには「ゼノンのパラドックス」
死んだおばあちゃんへのお別れを言うためには「自分たちの体で、丸の中に三角を書く公式」
無くなった文房具事件には「誕生日当てゲーム」
さあ「いじめゼロ、悪さゼロ、泣く子ゼロ」のトリプル・ゼロ目指して正義のヒーローの出番だ!
小学生向の推理読み物って色々なジャンルがありますね。読書を利用したもの(『図書室の奥はシリーズ』)、科学を利用したもの(『科学探偵シリーズ』『サッカク探偵団シリーズ』など)、そしてこちらは算数を利用したもの。
解決のためには運動能力だけでなくてそれぞれが自分の得意を活かしてというのはいいですね。(…神業過ぎて小学生離れしていますが…(^_^;)
さらに普通の推理モノと違うのは、お悩みに対する解決がはっきりしていないこと。学校に来られなくなった子の「解決」ってなんだろう?算数には答えがはっきりして、そこにむかう公式がある。この「トリプルゼロ」では解決がどこかを考えるところからとなります。
そして「正義のヒーロー」というけれど、「正義」って危ういもんだよ、という問題提議もしています。
1巻は登場人物紹介のようなもの。
今後の展開として、6年生の雄天の算数の師匠の神之内や、なにかの目標のために児童会会長になった虎山など、次巻以降への気になる動きを見せます。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ娘でも読めるか読んでみてる。
子供向けに書かれている小説なので、
当たり前に子供っぽい。
子供向けなので、物足りなさはあるけど
私は好き。
宙くん、大好きだな。(どタイプ)
好きにならないなんて人いるかな?
って位愛おしいキャラ。
遥ちゃんもとても素直で可愛らしい。
娘でも読めそうな文章だけど、
興味を持たなそう。
でも、読んで欲しい。
恋愛相談を数学で解決するのは、
ツマラナクテ、とても嫌な気分だった。
のに、その相談者が宙くんって、
完全にやられた。
恋愛も数学で解決しようとする程、
数学好きの宙くんの気持ちがなんとも
可愛い。
遥ちゃんと宙くん、また会えるといいな。
真希ちゃんと翔くんも良い子。 -
匿名
ネタバレ 購入済みついに海外へ
これまで日本の歴史の数々の時空に潜入し活躍してきたメンバーたちが、ついに国内を飛び出して海外の歴史の中にまで進出してきたというのが素晴らしい進歩だと思います。今作はけっこう現代に近い時代に来ており、ひときわ出会う人々の心情が細かく味わえる特徴が感じられました。
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Posted by ブクログ
シリーズ3作目で完結
宙がなぜ数学屋を初めたのか?黒い服を着るのか?が明かされる
ここに来て新キャラ、明日菜が登場
宙との関係性がとても親しそうで、宙もそれを拒んでいないようすにやきもきする遥
そして、宙は遥に一つ嘘をついている事を明かす
宙がついた嘘とは?なぜ嘘をついたのか?
明らかになる宙の過去
遥は一生懸命数学を勉強したようだ
一般人でもとっつきやすく実体験でも使いやすい確率を勉強するというのは良い選択だと思う
でもまぁ、算出された確率を高いと見るか、低いと見るかはそれぞれだし
特にスポーツの一場面なんて完全に独立な事象でもないので、確率がそこまで信憑性のあるものではないですけどね
あとベイズ確率に関しては、コロナ禍で全員検査すべきと主張する輩に対する反論としてテレビでも紹介されていたので、そんなに実生活とかけ離れているものではない
ところで、命の価値なぁ
その論理展開は、神が存在するかどうかを計算した事例と似ている
何かのパラメータが無限大だとそうなってしまいますよねー
理論的にはそうであっても、それが正しいとは限らないですけどね
そこから宙が出した結論は数学の論理を超えた人文的な考えになっていてよい
作中のセリフ
「世界を理解したからどうなるんだって訊いてんだよ。机の上で証明問題を解いてるだけじゃあ、石ころ一つ動かせねーだろうが」
というのも、机上の空論の無価値さをよく言い表している
現実世界、アキレスは亀を追い越せるし、矢は届くのだし
世の中を動かすのは実際の行動ですからねぇ
ま、信念に基かない無軌道な行動は迷惑な場合がああるけど、宙は違いますからね
なんか、続編があってもいいような終わり方ではあるんだけど
とりあえず、完結したのでよかった -
Posted by ブクログ
ネタバレ父親の仕事の関係でアメリカに行ってしまった宙の代わりに、数学で世界を救う「数学屋さん」を引き継いだ遥。
数学苦手の中二の少女が、夏休みの間中難しい数学の本を読んだって、それほど理解できるものかなあと思いつつ、自分でできることをコツコツと…うんうん唸りながらこなしていく遥は、本当にいい子だ。
今回は学校祭というイベントと、不登校の少女を助けるという二つの大きな柱がメイン。
ひとりでできなければ、周りの力を借りればいい。
いま役に立つとは限らないけれど、いつかは役に立つかもしれないものがあったっていい。
生きていく意味なんて分からないから、みんな手探りで生きている。その手探りが面白いから人は笑うのではないか。
成長甚だしい時期だからこそ、ちょっとしたことで落ち込むことが多いのも思春期というやつ。
でもそれでいいじゃん。
全ての答えが最初からわかっていたら、そんなのぜんぜん面白くないよって。
中学生たちへのエール。
おばさんはそれよりも、空と遥の間で交わされる、国際電話の料金が気になる。
メールとSkypeはただなの?
それすらわからん。