オーサ・イェークストロムのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「日本の不思議」シリーズとは別カウントで、こちらは数ページごとにひとつの話題をまとめた構成になっている。
ただ、ベースはほぼほぼ同じで、マンガ・アニメで日本に惚れて来日して漫画家している著者が、日本を勉強・取材して感じたことを分かり易くマンガで構成した内容。
基本面白い。ただ「日本の不思議」でも感じたんだけど、必ずしも正しく無かったり、解釈の分かれそうなことだったり・・・。
所謂「諸説あり」部分な所が、そのまま紹介されることが多く観られる気がしてもどかしい。
全編通してなので、著者が漫画に構成するにあたって削ぎ落した部分に「諸説」が含まれてしまっているのかなといった印象。
例えば110ページレベルの婉曲的な言い換えの作法は、ほぼほぼ京都限定な会話な気もする。
まぁそういう意味では、京都の「常に裏を読め」会話は逆に分かり易いのかもしれないけど。
せっかく日本スタイルの可愛い絵柄なんだし、マンガエッセイじゃない、普通のマンガな作品も読んでみたい。 -
Posted by ブクログ
日本文化が大好きで和裁を勉強しに来たフランス女性が下町で家族関係の問題にちょっと首を突っ込んで解決する話
何であの人は怒ったのか?とか、どうしたら許してくれるのか?とかを考えて解決するあたりが「日常の謎」といってもよい
そして絵がオーサ・イエークストロムで内容ととてもマッチしている ま、国は違えど容姿は似ているからね
日本人だけどフランス文化を懐かしく思う人、日本ならではの「世間体」を気にする人、本心とは逆の行動を取ってしまう人
確かに日本人的な行動のイメージあるよね
果たして外国人は日本文化の担い手として不適なのか?
「別に問題ないんじゃないの?」と思う一方、「日本一の寿司職人が外国人だったら?」を考えると若干の違和感を覚える
多分これって日本人シェフがフランス料理のコンテストで優勝するのも向こうの人は似たようなものを感じてるのかもしれない
ただ、逆に外国人の方でちゃんと日本文化を勉強していたりする人はむしろそこいらの日本人詳しすぎるほど詳しかったりもする
例えばダニエル・カールなんかはほとんどの山形県人よりもちゃんと方言を話している
まぁ、だからこそ却って違和感を覚えたりするんだけどね
個人的な基準としては、日本人的な行動ができるのであればその人は日本人だと思う
なので今作のマドレーヌはまだ日本人的な行動ができていない
直球で質問したり、他の家族の問題に首を突っ込んだりね
だからといってそれが悪いわけでもなく、その方法でも、いやその方法だからこそ解決するものもあるということ
大事なのは自分の文化を持ちながら、お互いの文化を尊重することだよね -
購入済み
日本人も納得の指摘
日本文化の体験や、スウェーデンの文化、外国人から見た日本の不思議な文化などについてかいてあります。日本人から見ても頷ける、率直な指摘が面白いです。絵が可愛いのもいいです。
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Posted by ブクログ
借りたもの。
今までオーサさんから見た「日本の不思議」がテーマだったが、今回はスウェーデンについての描写が多い。ルームメイトの陽子さんとの帰省&旅行の回。
観光スポットを回るというより、本当にスウェーデン日常風景を垣間見る。
太陽が出てきて拍手をするオーサさんと家族の姿に、ヨーロッパ特有の光への飢餓感があることを理解。(日本だと桜吹雪に拍手が起こるのと似ていると思った)
公平性を重んじ、男女平等の考え方が日本と全然違うと改めて思った。情報のオープン性やアクセス権など、ちょっと日本では心配になる……
甥、姪とのやりとりが可愛らしい。子ども特有の寝相の悪さとか。
それ以外にも日本の文化体験(サブカル含)もあり。
うさぎ島、江戸切子、剣道に藍染体験、ガングロカフェ等。
日本のシェアハウス騒動(大家さんの都合もあって退去!)は事件だと思う。 -
Posted by ブクログ
借りたもの。
オーサさんの異文化・ニッポン体験第3弾。
第一章では現代日本文化体験。原宿で白塗り体験、合羽橋・食品サンプル作成、ペットと保護動物問題……
世相を反映したようなLGBTへの理解(当事者でも悩ましい一緒くたにされる問題)、働き方改革への言及に、折り紙や将棋、茶摘みなどの伝統?文化まで。
動物カフェへの疑問はわかるけれど、ストレスが無いように頑張っている人たちもいるから、そういうところは応援したいのが私の意見。
食肉用の家畜に関しても…温室効果ガスの発生原因の一つとして理解できるけど、それを理由に食肉そのものを否定する理由にしたくないのだと思う。
食肉そのものは罪なのか?
野宿体験というものに驚いた…いくら日本は治安が良いといっても、安心できない……
日本の働き方改革もあって、スウェーデンのそれには関心が高く、読んでいて興味深かった。
スウェーデンの権利の考え方、家事と仕事のシェアの仕方(そもそもスウェーデンの人たちは家事と仕事を分けて考えていなさそう)に、理想と現実があることも、赤裸々に描いている。
心霊スポット体験は興味深かった。私は行ってみたいけど行きたくないものなので……
日常編?も面白い。
味噌汁のなめこのぬめりを「ATフィールド」と表現するオーサさん、ナイス!!b
いつもカワイイ絵で読んでいてほっこりする。 -
Posted by ブクログ
借りたもの。
オーサさんが日本の地方都市を観光する。
読んでいて思うのは、諸々の観光地の由緒より、地元民との交流を楽しんでいること。
訪日客の人々の思い出に残るのは、城やイベントよりもこうした些細な日常の一コマであると感じた。仕組まれたものよりも、そうしたハプニングの方がインパクトあるだろう。
もちろん“日本的なもの”異文化に触れた衝撃も然り……
北欧と日本の意識の差が面白い。
B級グルメの味覚表現だったり、地域ごとの差の細分化、カルチャーショックへの温度差など。
TV取材のエピソードに、南東北のキツネ村、国際漫画ミュージアムなどのサブカル?施設を巡ったり。
個人的に面白く読めたのは、オーサさんが香道に触れる回。(私は香道経験者なので)
所作にも決まりがあることで、気後れする姿に共感。私も最初、そうだった(笑)
全部当てられたとの事、おめでとう!