月谷真紀のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
世の中の問題、世間をにぎわせるニュース、それらについての意見について。
倫理観崩壊している目を疑うような信じられない意見や、反対意見をねじ伏せようとする不健全な態度を何度も、そして長く見てきて。わかりえないこと、分かり合えない人間は存在するし、自分が正しいと思う意見を他人に押し付けることはできないのだと悟った。
自分の心の中でそう思ってきただけで、口に出さなかったけど、そのものズバリのタイトルの本に店頭で出逢い手に取ってみました。
今まで読んできた現代の問題提起の本何冊かの内容に通じるような、またさらに理解が深まるようなものもあり、関連性を感じましたし、それまで読んできた本で自分の理解が及 -
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1.学習することにおいて自分に足りないことは何かを考えるために読みました。
2,自分の学びをより良くするためには以下の6つの作業を頭の中で行っていかなくてはな
りません。
①価値を見出す:学びたいと思う
②目標を設定する:集中する
③能力を伸ばす:パフォーマンス向上の手段を知る
④発展させる:知識をより深く理解するためにはアウトプットが必要であるということ
⑤関係づける:人間は関連付けなければ理解することができない
⑥再考する:疑うことで新しい知識の習得の意欲がわき、新しいアイデアを生むことにも繋がる。
以上のような行為がなければ学びを深めることはできません。本書では、サイエンス書として脳科 -
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自分がハマっているNetflixの創業期の話。
今でこそ巨大企業になり、カルチャーを変えている企業だが、ベンチャーの頃は小さなオフィスで創業した一歩間違えば倒産してしまいそうな弱小企業。
しかし頭を使いながら、寝食も忘れて没頭するベンチャーらしさに共感する。
古今東西ベンチャーってこんな感じだ。自分も起業して失敗したけど覚悟が足りなかったと痛感する。
話はNetflixがインターネットで貸しDVDをやっている時代のもので、配信はまだアイディアにあって技術がない時代のもの。
著者はその前に引退してしまうが、配信を始めた頃からのサクセスストリーもぜひ知りたい! -
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学びについてより良い学び方を読める本。
学びとはそもそも思考することであり、思考の体系を身につけることである。考え方が変化してこそ学習である。
1.価値、バリュー
2.目標、ターゲット
3.開発、ディベロップ
4.発展、エクステンド
5.関係、りれいと
6.再考、りしんく
価値があると思えるものを見つける。価値を見出せないと学習は簡単ではない。
モチベーションは、コスト、期待、価値の3点からなり、価値の変動が深層的とも言えるモチベーションにする。スマホとかいじるのは短期的なモチベ。
次にターゲットをしる。階段を登るようにやるものだけど、足元の最低限の知識がないと何もできない。
それを学ん -
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ネタバレ学習の仕方に関する一冊。
具体的な方法についてのアドバイス・示唆があり、面白かった。教える側としても、教えられる側としても、学ぶことがたくさんあった。
ちなみに、学習とは整理されたわかりやすい体系のパーツを理解することである。
大切なこと
1.学習の価値を見出す/明確にする
学びたい理由、今そこにある文献/文書を読むには理由があるはず。そこに時間をかける意味を最大化するなら、”なぜ自分がそれを読むのか”を明確にする。できれば書く。それによって、学びの質は高まる。
2.目標を設定する
SMARTな目標(Specific、Measurable、Achievable、Related、Time- -
Posted by ブクログ
【本書を読もうと思った背景】
偶々、ネット上で見つけた一冊です。学ぶとはどういうことだろう?と改めて考えてみると、仕事でも日常でも、自分はちゃんと学べているのかと疑問に思いました。自分は学んだ気になっているのではないか?本当の意味で学ぶとは?効率的・効果的な学び方とは?本書は、これらの疑問にヒントや解決策を与えてくれるのではないかと感じました。また、今後に学んでみたい分野や、今取り組んでいる書評を上達させたいという目標もあったので、本書を手に取りました。
【本書から学べることを一言で表すと】
価値を見出す→目標を決める→能力を伸ばす→発展させる→関係づける→再考する、という学習のステップを理 -
Posted by ブクログ
学びのフレームワークを示してくれる良書。
ちょっと読むのが大変だが、一読の価値はある。
(特に)義務教育においては、学ぶ意義が生徒も先生も親も曖昧になりがち。
それをちゃんと第1ステップから考えてくれているので、
目の前の講義コンテンツにだけ集中してしまっている多くの先生や勉強の意義が見出せない生徒には良い本のように感じる。
ただし、この本では「これから何を学ぶべきなのか?」については書いてくれていない。
やや既存の教育(いわゆるお勉強)を念頭に置いている感も少しばかし感じる。
学ぶべきコンテンツが間違っていれば、
どんなに効率よく学んでも意味がない(時間の無駄)ので、
その点まで言及して -
Posted by ブクログ
物語が持つ暴力性と、私たち人間が物語りを語らざる負えないという性質、そのどちらもが現実であり、生きる上で逃れることが出来ないという事を、様々な事案や社会情勢を参考にしながら語られている良本でした。
昨今のポストトゥルースと言われる21世紀を生きる私たちですが、都市伝説や陰謀論、根拠のない言説がSNSにより多分に散見され、私達自身の日常生活にも影響を及ぼしているように感じていました。それ自体は時代の変化や、メディア環境の変化によって必然的に起こるべくして起こった事だと思っています、しかし、私達自身がどこを頼りに生きれば良いか、「真実」や「現実」とは一体なんなのか、という問いも同様に生まれ、頼る