澤宮優のレビュー一覧
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西武のG・G佐藤が北京オリンピックでやってしまった落球、箕島と星稜の試合で延長にファーストの選手がやってしまった落球、そして巨人V9の最終年に甲子園で阪神池田がやってしまった落球をピックアップしたドキュメンタリー。三つともその試合の結果を左右したことに間違いはないが、後々かそれぞれの選手がその後必死に挽回しようと活躍したことには触れられず
エラーばかりを追いかけ回される。でもそれぞれの選手が、その後いずれも克服して第二の人生を、それも皆野球から離れることなく送られていることにホッとした。
草野球でもやっていればそれこそ無数にそんなエラーはあるのに、オリンピックだ、甲子園だ、そして伝統の阪神巨人 -
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1968年巨人 島野修
ドラフト史上最高の当たり年で島野はこの年の甲子園のスターだった。
田淵と巨人は相思相愛、巨人は田淵が他球団に指名されたら指名すると星野に言っている。指名順位1位は東映(本文では触れていないが阪急移籍後3連覇に貢献したショート、覚えていないけど)、2位の広島は山本浩二、3位の阪神が田淵を強行指名しドラマが動き出す。元々は4位の南海が指名した同じ法政大の富田の予定が順位が上がったため行ってしまったのだろう。
本文に無いところで5位サンケイ(ヤクルト)は藤原、この年のサンケイのドラフトは誰も活躍せず、恐るべき見る目のなさか単に育成ができないのかは謎。6位東京(ロッテ)が有藤 -
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本屋で見つけた。かつては温泉で背中を流す「三助」といった職種が存在したように、職業は栄枯盛衰でかる。
翻って現在、高収入傾向のあるホワイトカラー職も、本当に必要なのか?というフェーズに入っているんだろうなと。そもそもAIで出来るなら人間のやる意味って何?という話は今後更に出てくる。
仕事の生産性を追い求めた時に、本当に24時間働ける機械に人間が勝てるわけがない。なので既存の職業が消えて、新陳代謝が起きるのは当たり前である。
まだまだAIだと間違うとか人間じゃないと出来ないといった議論があるものの、結局ある程度の品質で安かったら、多くの人はそこまでの質を求めなくなるだろう。つまり、人間の職 -
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ここに114種の「昭和の仕事」が取り上げられ紹介されているのだが、昭和半ば生まれの自分でも、その多くは直接には知らない。あるときには相応に必要とされる仕事であっても、時代が移り行き、機械化が進んだり生活環境が変わっていくと、少しずつ廃れてしまったり、場合によってはなくなってしまう。
取り上げられている職種では、身体を使った労働が多いが、それだけ「働く」ことには苦労が多かったし、その働く姿が生々しく人の目に見えていたのだろうなと思う。正に生業(なりわい)の世界。各解説はコンパクトにまとめられていて、社会の片隅で黙々と働いていた人たちの姿が浮かんでくる。
それぞれの職種に平野恵理子さんの