【感想・ネタバレ】打撃投手 天才バッターの恋人と呼ばれた男たちのレビュー

あらすじ

松井秀喜、イチロー、清原和博ほか天才バッターの打撃投手たちへの取材をもとに書き綴った本格ルポルタージュ。同じユニホーム姿でありながら観客の喝采を浴びることがない打撃投手。その知られざる職人の世界を描く。

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Posted by ブクログ

打撃投手とは、日本プロ野球独特の職業であり、米国や韓国ではそれを専門にする人はいない。1日に200球近くを投げ、決してスポットライトは当たらないし、労働条件は恵まれない。

彼らはかつて野球界の投手を経験しており、その時は打者に打たせないことが役割だった。しかし、打撃投手になれば、打者に打たせることが役割となる。同じ投手でありながら全く反対の役割を与えられる。その葛藤を乗り越えて、清原やイチロー、松井に愛された一流の打撃投手もいれば、乗り越えることができず、数年で廃業となる者もいる。

本書では、様々な打撃投手たちを取り上げ、彼らの考え方や球界における打撃投手の存在価値をあぶり出す。打撃投手はあくまでも裏方だ。しかし、裏方なりの技術を極めた者だけが生き残る厳しい「プロ」の世界なのだ。

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2014年02月28日

Posted by ブクログ

先日文庫化された「打撃投手」の二作目ともいえるノンフィクション。
松井、清原、イチロー、落合など名バッターの打撃投手を務めた人々、期待されて入団したものの、芽が出ず、転向した人々など、前作以降に登場した打撃投手を描いている。

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2011年12月31日

Posted by ブクログ

一番印象的だった言葉は「打たせまいとして投げるのも打たせようとして投げるのも難しいですね…」。ストライクを通す技術ももちろん大事なのだろうけど、先ず精神的にタフでないと長くはできませんね。プロのバッピ、Big upっす。

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2012年01月22日

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