澤宮優のレビュー一覧

  • 世紀の落球 「戦犯」と呼ばれた男たちのその後

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    失敗を怖れなくていいという風潮が、この国に浸透した時、この国はもっと大きな力を得ることになるでしょうね。

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    2023年06月14日
  • イラストで見る昭和の消えた仕事図鑑

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    お金をもらえることを仕事というならば、名前もつかずに行われたり多くの人が存在も知らない仕事も合わせると、仕事というのはこれまでもこれからも無数に生まれては消えるのだろう。
    そんな中で、多くの人からお金をもらえてそれを継続できて名前がついた仕事は、おそらく仕事全体の中ではエリート?と呼べるのかもしれない。

    本書では昭和の時代のそんなエリートな仕事が紹介されている。

    赤帽、押し屋、カストリ雑誌、新聞社伝書鳩係、木地師、おばけ暦売り、疳の虫の薬売り、荒物屋、天皇の写真売り、泣きばい•つぶ屋• はりだし、テン屋、サンドイッチマン、のぞきからくり
    などなど
    本書の仕事の中で自分が実際に見たことのある

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    2023年05月01日
  • イラストで見る昭和の消えた仕事図鑑

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    絶滅職業のイラスト付き本で職業にも消費期限がある事が伺える。淘汰された形であるが職業の多様性が無くなった社会は詰まらなそうにも思える。
    今から100年後にはYouTuberとかどういう扱いに分類されているのか気になるところではある。

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    2022年08月17日
  • バッティングピッチャー 背番号三桁のエースたち

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    職員ではなくプロなんだという意識、逆にその意識が邪魔をしてイップスになる。自らの心の均衡を保ててさらに選手の些細な状態に気付き指摘できる人が打撃投手として向いているんだと思いました。そう考えると容易い仕事じゃないことがわかりました。数年前戦力外を受けた選手を追うドキュメンタリー番組で別の球団から「打撃投手をやらないか」と誘われていた投手が居ました。その方がふと頭に浮かびました。

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    2021年11月15日
  • イラストで見る昭和の消えた仕事図鑑

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    ネタバレ

    昭和というとまた地続きのような気持ちでいたが、自動化、機械化された現代の仕事からすると、こんなことまで仕事として存在していたことに、隔世の感があった。
    そして、AI化が進む今、そんなことが単独の仕事として成り立ってたのね、と後世に言われる仕事もたくさん出てくるのだろう。
    どんな仕事をシテでもたくましく生き抜いた昭和の時代に比べて、今は仕事の選択になんとも言えない閉塞感があるように感じた。

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    2021年10月30日
  • 人を見抜く、人を口説く、人を活かす プロ野球スカウトの着眼点

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     年寄りには、だいたい知った話になってしまう。
     でも、悪い本じゃない。
     補強と補充の話ほ、チーム分析には、重要な視点。

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    2021年07月01日
  • バッティングピッチャー 背番号三桁のエースたち

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    バッティングピッチャー。決して試合に出ない、打撃練習専門の投手のことだ。打撃投手とも呼ばれ、その多くは三桁の背番号を背負う。王貞治、長嶋茂雄、落合博満、イチロー、松井秀喜…天才バッターたちは、練習で専属の打撃投手に投げさせた。そして、試合では燦然と輝く記録を残した。今の球界の盛り上がりは、彼らの存在なくしてありえない!国民的スポーツの裏方に迫るノンフィクション。

    単行本刊行時よりも、8年ぐらい経つので、今の打撃投手事情も読んでみたい。

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    2020年08月13日
  • 三塁ベースコーチが野球を変える

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    三塁ベースコーチは攻撃時の「監督代行」と言われる。監督の作戦を走者や打者に正確に伝え、走者の後ろに飛んだ打球はすべて三塁ベースコーチが責任を持ち、相手投手のクセを見抜き、傾向を捉え、守備陣形を見て「常に」「最良の判断」を「瞬時」にやってのけねばならない。キャッチャーのブロックをかいくぐり間一髪セーフとなれば走者の手柄となり、憤死となれば「壊れた信号機」と揶揄され、非難の矢面に立たされる。

    実に労多く報われない仕事である。
    重責に耐えかねノイローゼになる人もいるという。
    「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」の言葉は、ひとつのアウトセーフにも宿る。明らかな判断ミスでも野手の球が逸れ

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    2019年07月12日
  • 三塁ベースコーチが野球を変える

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    大事な試合ほど一点の重みが違う。スモールベースボール時代の10人目の選手兼監督代行である三塁コーチが近代野球を制する。希代の名コーチャー列伝で知る野球の奥義。
    野球という競技は相手より一点でも多く得点したほうが勝ちである。いくらヒット量産しても得点しなければ意味がない。そして何故かシビアな試合ほどホームベースが遠い。野球に詳しくなればなるほど、三塁ベースコーチの重要性が分かってくる。そんなコアな野球ファンを満足させるノンフィクション。

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    2019年01月22日
  • 三塁ベースコーチが野球を変える

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    自分が森脇さんの存在を知ったのはオリックスの監督代行を務めた頃からだけど、こんなにも魅力溢れる人格者だったとは……その姿勢や生き方から強いメッセージを受け取ることができました。
    自分も野球経験者ではあるので、三塁コーチャーがいかに重要か、ってのは知っていたつもりだったけど、本書を紐解いてみて改めてその大変さを知ることができた。
    あと、今でこそ日本の伝統お家芸みたいに言われているスモールベースボールが、実はメジャーから輸入されたものだと知ってビックリした。やはりベースボール発祥の地は違うな……。

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    2019年01月09日
  • 人を見抜く、人を口説く、人を活かす プロ野球スカウトの着眼点

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    タレントマネジメントの仕事をすることになりパート2 要は社内スカウトになるということかなと思い読みました。昔のスカウトの話が多かったですが、結局何度も見に行って、その選手のことをよく知ることがポイントで、データで判断できるものではないとのこと。 今どき筋力やら何やら数値化できそうなものだけど、スポーツ界でそれならビジネス界はもっとかなと思います。

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    2017年12月09日
  • 「あぶさん」になった男 酒豪の強打者・永渕洋三伝

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    あぶさんのモデルは、愚直でかっこいい。昭和のパリーグ好きだ。代打で凡打した後に風呂入ってたら、打順が回ってくるとこがたまらない。

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    2017年04月13日
  • 「あぶさん」になった男 酒豪の強打者・永渕洋三伝

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    リアルタイムでは知らないがエピソードだけは知っていた選手。こんな個性的な、でも魅力的な人物だったとは。

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    2015年03月22日
  • 「あぶさん」になった男 酒豪の強打者・永渕洋三伝

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    明け方まで飲み明かし、酒の抜けぬまま球場入りして、ホームラン。古きよき時代の野球選手の話。永淵洋三のことは知らなかったが、ルーキーイヤーは二刀流だったというのも興味深く読んだ。今でこそパリーグには人気選手もいるが、40年前はまだ『人気のセ、実力のパ』の頃。テレビでパリーグの選手を見るのは、オールスターと日本シリーズくらいだった。今はなき近鉄バファローズの選手というのも渋く、野球好きにはたまらない一冊だった。

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    2014年11月23日
  • ドラフト1位 九人の光と影

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    ネタバレ

    栄光のドラフト一位でありながら,日の目をみなかった方々のストーリ。

    大森「気持ちが腐ると落ちるのははやい。それを見てきたから自分ではそうならないようにしよう,そうなったら終わりじゃないかと思っていました」彼の二軍での目標はいい成績を残す以上に腐らないようにしようと一生懸命野球に取り組むことだった。

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    2014年07月10日
  • この腕がつきるまで 打撃投手、もう一人のエースたちの物語

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    一人一人への取材は丁寧で、野球を愛する著者の想いが伝わってくるが、今一つ読みごたえがない。

    おそらく、打撃投手というものに対する一般論としての著者の考えが示されていないからだろう。

    いろいろないい話を見た上で、その制度やそれに従事する人々に対して、これだけの取材をした著者がどう考えているのかを知ることで、もう一段理解が深められたのではないか。

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    2012年03月14日
  • 打撃投手 天才バッターの恋人と呼ばれた男たち

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    一番印象的だった言葉は「打たせまいとして投げるのも打たせようとして投げるのも難しいですね…」。ストライクを通す技術ももちろん大事なのだろうけど、先ず精神的にタフでないと長くはできませんね。プロのバッピ、Big upっす。

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    2012年01月22日
  • この腕がつきるまで 打撃投手、もう一人のエースたちの物語

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    読んだ。

    打撃投手にフォーカスを当てた本。
    読みながらTBSのバースデイを見てる気分でした。

    打撃投手の発祥、現役の選手が裏方の打撃投手に
    なる葛藤が克明に記されている。

    取り上げられた投手は知らない選手が多かったけど
    選手が優勝した時、打ったときに出るコメントに裏方さんに
    感謝という言葉が出る意味がよく理解できた

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    2011年12月25日
  • この腕がつきるまで 打撃投手、もう一人のエースたちの物語

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    打撃投手、バッティングピッチャーの話。しかし、本のタイトルはもっと他に適当なものがあるだろうと思うのだけれども。
    日本のプロ野球で打撃投手を務める人たちなので、野球のキャリアは相当のものがあり、中にはドラフト1位で期待されながら入団したり、あるいは、実際に一軍で活躍した人たちもいる。元々打撃投手をキャリアの目標にして打撃投手になった人はいないわけで、ある程度の鬱屈を各自が抱えているのも分かる。しかし、本を読む限り、大部分の人は打撃投手を一種の職人芸として捉え、自分の技能に誇りを持って務めているように感じる。
    「この腕がつきるまで」というような悲壮感を持って打撃投手をやっているわけではないように

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    2011年12月20日
  • ドラフト1位 九人の光と影

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    自分の先輩でもドラフトでプロ野球に行った人がいる。プロで活躍出来ないはずがないと思っていた。だって、ドラフトにかかるぐらいだから、地元じゃめちゃくちゃヒーローなんだもの。野球がめちゃくちゃ上手いんだもの。
    でも。それでも数年で消えたかな。今何やってるんだろう。30前で普通の人になってたはず。もちろんいろんなコネクションはあっただろうけど、30前のことだからね。厳しい世界だわ。やっぱり極々一部の世界。夢の世界だ。プロ野球。

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    2011年09月29日