白鳥士郎のレビュー一覧

  • りゅうおうのおしごと!6

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    ネタバレ

    アニメからの続き、姉弟子の空銀子に焦点の当たった話。

    藤井聡太の登場とアルファ碁などAIの台頭が、実際の将棋界にも相当の影響を与えているのが伺える巻だった。

    生まれ持った才能の違いを暴力的なまでに味わい絶望するも、絶対的に届きたいものために、(たとえそれが自分という存在を摩耗させていくものだと分かっていても)手を伸ばし続けるという決意は美しいとまで感じるものであり、心に響いた。

    才覚の無さを自覚し、頼れる神が死んだのだとしても、銀子にとって八一が唯一無二の神様だった、という在り方は少し羨ましさを感じた。

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    2019年04月20日
  • りゅうおうのおしごと!10

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    雛鶴あいの先生の家庭訪問、空銀子の三段リーグ、なにわ王将戦、JS研のリーダーの澪ちゃんの引っ越し問題。
    奨励会から女流棋士となった岳滅鬼翼と戦う雛鶴あい。必至をかけられてからの猛ラッシュで鼻血を出しながら手を読む。
    なにわ王将戦では、歩夢の妹で小学生名人のマリアと水越澪の決勝戦。

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    2019年03月16日
  • りゅうおうのおしごと!10

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    今刊はパロディ感が強かったです笑。しかし、小学生同士の熱い戦いやぶつかり合いがあってとても楽しめました。

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    2019年03月08日
  • りゅうおうのおしごと!9

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    夜叉神天衣がタイトル挑戦を決め、空銀子女王と戦う。
    八一は姉弟子に研究会用に買ったマンションに誘われるが女王戦が終わるまではと断る。
    そして始まった女王戦は、3戦目までしかも短期の日程が決まってない、女王からの3勝で決め、三段リーグにさっさと備えるというメッセージ。
    通天閣での一局目、慣れない和服と高い盤に知らずストレスをためる天衣。香車が袖に引っ掛かり駒台に落ちるというミスに気付かず、空女王の誘導で香車を打ち込んでしまい前代未聞の反則負けに。
    二局目は北陸、ひな鶴で。天衣の先手番、角換わりが通用せず昼食休憩後に早々に投了。。。天衣はどんな将棋を指せばよいのかわからなくなっていた。
    八一は、帝

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    2018年11月25日
  • りゅうおうのおしごと!3

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    ダンサリエルシリーズを思い出す芸と才能のお話に達し得ていて素直に称賛
    「ファンなら褒めろ」に続いて
    「いままでのは受け狙いで書きたくて書いたのでなかった」は本音
    読者の気持ち良くなる話と作者の満たされる作品は違うのだからしかたないね
    読者の殆どが永世六冠の名前も知らないへだたりをどう埋め合わせるかが
    娯楽作品としての価値なのだから
    そこに無用な努力を傾けるのは残念ながら当然

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    2018年10月19日
  • りゅうおうのおしごと!7

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    今巻も力の入った一作
    「矢倉は終わった」「もう雁木も終わり」の大転換をかなり上手く描いて感心
    主人公と脇役の魅力を描く場面の緩急もくどくなく
    無理に理屈付けせずご都合主義をきれいに使っていて見事な塩梅
    『らじかるエレメンツ』からよくぞここまで大成したものだ
    成長できる作家というだけでも貴重な存在

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    2018年10月17日
  • りゅうおうのおしごと!9

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    4巻の後半、2年前に読んだひとつのシーンを、今もまだ覚えている。1巻から読み始めて、当時の最新巻である4巻を手に取るまで時間はかからなかった。圧倒的に面白かったからだ。でも、喫茶店の通路沿いの席で4巻を読み、そのシーン、天衣が主人公にひとつの言葉をかけるシーンを噛みしめるように読んだ時、今までの3巻はただの前座だったのだとすら思った。それほど鮮烈で、感情を揺さぶる言葉だった。
    9巻にも、その言葉が登場する。正直なところ、しばらく読んだところで、このシーンを取り上げて、逆の形にしてストーリーに入れてくるだろうことは予測できたけれど、それでも、いざそのページに辿り着くと、涙が溢れてくるのを止められ

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    2018年08月24日
  • りゅうおうのおしごと!9

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    あつい、アツイ、熱い。
    浪速のシンデレラ、夜叉神天衣回。
    本当に読むのがもったいなく感じるが、読みたくて読みたくてしかたなくなる作品。
    キャラが本当に生き生きと矜持を持って動き感動する。
    読んでると感動し、涙がこみ上げて来ることも。

    白鳥先生の文も素晴らしく、また、しらび先生のキャラ達の可愛さったらもう。本当に…。
    次ぎの10巻もはやくも待ち遠しい。
    10巻はどうなるかな。
    区切りだから八一巻かな。八一x銀子もよみたいかな。

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    2018年08月23日
  • りゅうおうのおしごと!8

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    京都の嵯峨野での山城桜花戦。供御飯万智vs月夜見坂燎。間に短編が挟まれて全体的に軽く読める感じ。
    竜王は常に幼女複数を連れているのでVIP=VeryImportantPedo席を用意しとけという通達が会長から出されてるらしい。。。
    短編以外の本筋のほうも面白く、タイトル戦で目隠し将棋を指すという前代未聞の事態に。

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    2018年06月02日
  • りゅうおうのおしごと!7

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    電車のなかで読んでてうるうるしてきた。あとがきにあるように、オッサンだって輝きたい! 前回のロリ成分少なめな銀子回に続き、清滝のほうにスポットが当てられた今回、アニメ放送分にあたる5巻までで一区切りした後は、作者の書きたい話を存分に書いていると思われるエピソードが続々と展開されており、俺TUEEE系作品には無い葛藤描写と将棋という題材がより一層、7巻では絶妙にマッチしている。涙腺が緩むので自宅で読むのがおすすめ。

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    2018年04月28日
  • りゅうおうのおしごと!6

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    アニメ放映分の続き。銀子視点の回も出てくるほどのピックアップ巻。アニメでは不遇のままに終わってしまったが、ようやく取り上げられた。不器用さがありありと描写され、一層愛おしく思えた第6巻。

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    2018年04月21日
  • りゅうおうのおしごと!7

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    銚子を上げている八一、一方師匠の清滝鋼介九段は降
    級の崖っぷちにあった。
    そして行き着いた、新しい清滝道場、研究会。今回は覚醒した師匠の意地が熱い。

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    2018年03月13日
  • りゅうおうのおしごと!7

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    おっさんの戦い、苦悩、再生

    内容に泣かされ、あとがきに泣かされた。
    奨励会の終盤は二回あるらしいですが、りゅうおうの泣き所は二回あります

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    2018年02月24日
  • りゅうおうのおしごと!7

    購入済み

    オッサンかっこいい

    漫画でも小説でもそうなんですが、名作にはかっこいいオッサンが付き物だと個人的には思ってます。
    この7巻、「カッコいいオッサン」を見事に書ききっていると思います。
    キャラとして巷にあふれる渋くてダンディーなオッサンだけが「カッコいいオッサン」ではないんです!
    心震える名作です。

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    2018年02月23日
  • りゅうおうのおしごと!7

    ネタバレ 購入済み

    オッサンが熱い

    主人公の師匠にスポットを当てた話。
    棋士としての衰えを自覚し、それでも将棋に向き合う師匠が熱い。
    そんな師匠を慕う八一と姉弟子、勝敗が決したシーンは涙が止まらない。
    序盤に出たロリ王の新手が霞んでしまう。
    竜王としての新手はインパクトあったんですがね。

    最後にあとがき読んで、また涙が。
    5巻があんなに熱かった理由が良く分かる。

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    2018年02月11日
  • りゅうおうのおしごと!7

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    うーん。震えるほど面白い。綿密な下調べに裏付けされた情景描写が読むものを世界に取り込んで逃がさない。すげえなあ。かんたんに魂を揺さぶられてしまう。

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    2018年01月22日
  • りゅうおうのおしごと!6

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    あと書きが泣ける

    今となっては世の中流行りの将棋を題材にしたライトノベル。若年棋士とかコンピュータ将棋のこととか最近の話題をよく取り込んでいて興味深いです。他作品のパロディとかもあって3年後には笑え(わから)ない面白さもあるので早目に読んでおくことをオススメします。

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    2017年08月19日
  • りゅうおうのおしごと!6

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    相変わらず底知れない面白さと少年マンガ顔負けのアツさがある作品。主人公格のキャラを複数出ていることで、勝負だけでもなく娯楽だけでもない将棋界を描いているしと思う。

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    2017年07月25日
  • りゅうおうのおしごと!5

    購入済み

    とにかく熱い

    読めば分かる
    熱い

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    2017年07月12日
  • りゅうおうのおしごと!5

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    ネタバレ

    八一の初防衛戦。ぼろぼろになってしまったけど、天衣と桂香さんのそれぞれの対局が大事なものを気付かせてくれて… もう手離しちゃだめだからな!八一はひとりじゃない。ちょっと泣きそうになった。大人の思惑をはじき飛ばす、悪の竜王の見事なお仕事でした。観戦記者の鵠さん、あの人だったんだ。

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    2017年06月18日