白鳥士郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
夜叉神天衣がタイトル挑戦を決め、空銀子女王と戦う。
八一は姉弟子に研究会用に買ったマンションに誘われるが女王戦が終わるまではと断る。
そして始まった女王戦は、3戦目までしかも短期の日程が決まってない、女王からの3勝で決め、三段リーグにさっさと備えるというメッセージ。
通天閣での一局目、慣れない和服と高い盤に知らずストレスをためる天衣。香車が袖に引っ掛かり駒台に落ちるというミスに気付かず、空女王の誘導で香車を打ち込んでしまい前代未聞の反則負けに。
二局目は北陸、ひな鶴で。天衣の先手番、角換わりが通用せず昼食休憩後に早々に投了。。。天衣はどんな将棋を指せばよいのかわからなくなっていた。
八一は、帝 -
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Posted by ブクログ
4巻の後半、2年前に読んだひとつのシーンを、今もまだ覚えている。1巻から読み始めて、当時の最新巻である4巻を手に取るまで時間はかからなかった。圧倒的に面白かったからだ。でも、喫茶店の通路沿いの席で4巻を読み、そのシーン、天衣が主人公にひとつの言葉をかけるシーンを噛みしめるように読んだ時、今までの3巻はただの前座だったのだとすら思った。それほど鮮烈で、感情を揺さぶる言葉だった。
9巻にも、その言葉が登場する。正直なところ、しばらく読んだところで、このシーンを取り上げて、逆の形にしてストーリーに入れてくるだろうことは予測できたけれど、それでも、いざそのページに辿り着くと、涙が溢れてくるのを止められ -
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購入済み
オッサンかっこいい
漫画でも小説でもそうなんですが、名作にはかっこいいオッサンが付き物だと個人的には思ってます。
この7巻、「カッコいいオッサン」を見事に書ききっていると思います。
キャラとして巷にあふれる渋くてダンディーなオッサンだけが「カッコいいオッサン」ではないんです!
心震える名作です。 -
ネタバレ 購入済み
オッサンが熱い
主人公の師匠にスポットを当てた話。
棋士としての衰えを自覚し、それでも将棋に向き合う師匠が熱い。
そんな師匠を慕う八一と姉弟子、勝敗が決したシーンは涙が止まらない。
序盤に出たロリ王の新手が霞んでしまう。
竜王としての新手はインパクトあったんですがね。
最後にあとがき読んで、また涙が。
5巻があんなに熱かった理由が良く分かる。 -
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購入済み
あと書きが泣ける
今となっては世の中流行りの将棋を題材にしたライトノベル。若年棋士とかコンピュータ将棋のこととか最近の話題をよく取り込んでいて興味深いです。他作品のパロディとかもあって3年後には笑え(わから)ない面白さもあるので早目に読んでおくことをオススメします。
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