野田サトルのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
前著『アイヌ文化で読み解く「ゴールデンカムイ」 』の時はまだ未完だったが、こちらの本はゴールデンカムイが完結してから書かれた公式解説本。まさに完全版。前著と扱うトピックが被っているところはもちろんあるが、具体例や切り口が違うので2冊とも読んでよかった。分厚いぶん、読み応えがあり大満足。カムイたちと共に暮らすアイヌの人々の生活と歴史が、重厚に描かれている。
漫画の細部までこだわって描かれた絵をふんだんに用いてアイヌ文化の基本的知識を教えてくれる。裏設定までたくさん書いてくれているのが作品のファンとして嬉しい。
物語の中盤〜後半で舞台は樺太にうつり、樺太アイヌやニブフ、ヴィルタといった民族の描 -
Posted by ブクログ
全巻読破してる。
しかも6回も。
みんな魅力的、読みやすい、しかも面白い。
全巻登録するものなんなので、一番好きな表紙のやつを登録。
6回目の読破直後なので最終巻の感想だが(矛盾)、
尾形の死はストーリー構成上、完璧。
だけど好きなキャラな分、救われる道はなかったのかなと思わずにはいられない。
読破のたび、野田サトル先生の能力に脱帽するとともに、しょんぼりもする、複雑な心境。
尾形は聡い。状況を読み、相手の動きと発言から感情を読み、先を読む。だから戦略的でかっこいい。
17巻からちょくちょく出てくるヴァシリとの射撃戦がそれを際立たせる。
小さい頃から相手を読む子供だったが、自己表現は -
Posted by ブクログ
「ゴールデンカムイ」のアイヌ語監修者による、唯一の公式解説本。めちゃくちゃ面白い。
2025年に東京でアイヌ民族の儀礼「イヨマンテ(熊の霊送りの儀礼)」の公演があって、観に行ったのだが、著者の中川先生はそこでも登壇されていた。アイヌ文化の、特に人間とカムイとの関係についてたくさん教えてくれたのだが、この本は、その時の復習とさらなる理解につながった。
ゴールデンカムイを読んでいてもそうでなくても、第一章を読むだけでもめちゃくちゃ面白いと感じると思う。
「アイヌ=人間」に対して、「カムイ」はアイヌの世界で神様を表すのだと思っていたが、全然違う。もっと広い。
犬、猫、スズメ、カラスもカムイ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレゴールデンカムイ野田先生の作品ということで手に取った作品
めちゃ面白い!!!!
野田先生のギャグセンス大好きなのだが、この作品も随所にそれがあって嬉しい
はじめは「野田先生がスポーツものか……どうなんだろ?」と思ってたけどそんな心配は杞憂だった
衝撃的な話から始まり、白川朗が訳あって助っ人になるのが第1巻
フィギュアの天才がアイスホッケーの基礎について教わり、自分も同じように「そうなんだー」と教わる
フィギュアのシーンでは野田先生の画力が素晴らしかったし、猫に怯える白川朗、演技から悲しみを感じるとも子、ブチギレ源間兄弟、小杉の思いなど最高のシーンが揃ってる
面白くて何度も繰り返し読んでし