森口朗のレビュー一覧

  • 左翼老人

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    森口 朗(もりぐち・あきら)
    教育評論家。中央教育文化研究所代表。元東京都職員。1995~2005年まで、都内公立学校に出向経験がある。著書に、『いじめの構造』『日教組』『戦後教育で失われたもの』『誰が「道徳」を殺すのか』(以上、新潮新書)、『なぜ日本の教育は間違うのか』『自治労の正体』(以上、扶桑社新書)、『校内犯罪(いじめ)からわが子を守る法』(育鵬社)など。

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    2024年12月18日
  • いじめの構造

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    教育に携わる人間を目指すなら、読むべき一冊です。
    いじめに対する様々な妄言に対して、客観的に捉える視点を持つべきだと考えました。

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    2023年05月24日
  • 税をむさぼる人々【電子版限定特典付】

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    2023.05.13
    公務員を考える若者必読の部分あり。87ページから120ページ。特に82ページから92ページだけでいいです。この部分はダメになる。若者にとっては。このことをわきまえたうえで公務員を考えてほしい。ほんとに。
    公務員27年目の管理職として痛切に「そうだなー」と思うからです。この部分を読んで自分の今までのモヤモヤが言語化されました。
    この「事実」をわきまえて公務員にならないと自分も国民も不幸にするから。
    この部分を20歳くらいまでには読みたかった!

    とはいえ本書全部をその通りとうのみにするのも危険。「新書」はまゆにつばつけながら、少しためになることを得るために読むものだと思っております。

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    2023年05月13日
  • 売国保守【電子限定特典付き】

    mac

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    日本の民主制が進歩するには

    一部ご紹介します。
    ・学問と勉強の違いは、自分を教育する者の説さえも疑うか否かにある。
    ・在職老齢年金(高齢でも働く者にお金を渡さないという事実上の罰則)を廃止し、年金支給の繰り下げ(先伸ばしにするほど月額で受け取れる支給額は多くなる)を無限にし、それ以外の加入年金制度を廃止することが、年金制度の道徳的バージョンアップである。
    ・官公庁が取り組むべきは、天下り(賄賂の時間差攻撃)全面禁止と、「ヒラに始まりヒラに終わる」職員制度(パワハラ防止)の導入である。その代わり一生働くことができるようにすることだ。
    ・日本が世界の中で圧倒的に低いのは大学教育だ。それは日本人が未だに「大学に入るためには勉強するけれど、大学に入ったら本気で学問をしない」という昭和時代の悪習の中で生きているからだ。
    ・ヒトの赤子は、チンパンジーと異なり生まれた時から体脂肪率が高く(概ね20数%。これに対してチンパンジーは5%)、チンパンジーのように24時間母親にしがみつきっぱなしの体にはできていない。チンパンジーの子は常に母親にしがみつくのが前提のため、体温を維持する脂肪が不要だ。これに対してヒトの子は母親だけでなく父親や他の家族などが子育てに参加するのが前提になっている。
    ・「共産主義はナチズム以上の危険思想であり、日本はその被害者」だと教えるだけで左翼政党(日本共産党、立憲民主党、社民党)に票を入れる人が少なくなる。
    ・「中華人民共和国(建国は1949年)、韓国、北朝鮮(韓国、北朝鮮共、日本人として第二次世界大戦を戦った)など第二次世界大戦当時国家として存在しなかった。にもかかわらず因縁をつけて金をゆすろうとする国の主張など認めるべきではない。それに加担する政治家は軽蔑すべきである」ことを教えれば、「朝鮮通信使交流議員の会」や「北京オリンピックを支援する会」、「日朝国交正常化推進議員連盟」、「日中緑化推進議員連盟」に所属する議員に投票する人は少なくなる。
    ・野党第一党が左翼政党である限り、安倍内閣の次の自民党政権は、かつての自民党のように政党や自分の金のために中国、韓国、北朝鮮にへつらう政権に戻る可能性が高い。
    ・次の政権が無視できないほどの議席を、「ワン・イシュー(たった一つのテーマで戦う)政党」(NHKから国民を守る党など)が取るしか、日本の民主制が進歩する階段はない。

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    2022年09月30日
  • 左翼老人

    mac

    ネタバレ 購入済み

    左翼とは何か

    一部ご紹介します。
    ・科学である条件は、反証可能性(仮説が実験や観察によって正しいか誤りかを判定することができること)と再現性(同じ条件下で同じ行為をすれば同じ結果が得られる)を満たすことだ。
    ・従って、反証された説を、反証を無視して唱え続けたり(無意味なサプリメントや代替医療など)、反証可能性のない説を、反証がないからと言って正しいと主張すること(神学のような信念によって立つ説など)は、科学的な態度とは言えない。マルクス思想やフロイトの精神分析は科学たりえない。
    ・左翼とは、資本主義(大企業や自分より上の金持ち)を否定し、主権国家を基本とする国際秩序(愛国心、軍隊、警察)を否定し、間接民主制や権力分立(独裁へのストッパー)を破壊するために、暴力による革命を正当とする人々のことである。
    ・右翼とは、左翼に、民族主義(自民族が多民族に対して優秀であり、その優秀さを制度化する)や、超国家主義(他の主権国家を支配し、場合によっては侵略する)が加わった人々のことである。右翼も左翼もどちらも危険な全体主義者なのだ。
    ・民主制が機能するには、多様な言論が必要だ。それには、古典的な自由を重んじる右派と、社会的弱者を救うために国家による介入を認める左派が政策を出し合い議論し、互いに妥協する政治風土を確立しなければならない。そのためには、強者の時には言論を弾圧し、議会で少数派になれば議論を放棄するような左翼の存在は、百害あって一利なしだ。
    ・確信犯の左翼に対抗する手段の一つは、相手の資金源を断つことだ。彼らが出ている新聞、雑誌を買わないことだ。彼らがテレビに出ていたら、テレビ局ではなく協賛スポンサーに抗議することだ。
    ・親から金を貰っている身でありながら、親の悪口ばかり言う不良少年がいたとする。彼らの背後には大抵、暴力団や暴走族がいて、不良少年は親の悪口を言いながら、暴力団や暴走族のことは褒めたたえるのだ。親を日本国に、暴力団や暴走族を左翼政党や左翼集団に置き換えると、左翼老人と不良少年はそっくりだ。
    ・暴力団や暴走族がいかに社会に迷惑を振り撒いているか、やっていること全体を見れば「悪」そのものだ、ということを言い続ける。
    ・左翼老人は、不良少年の亜種なのだ。間違った思想から解放してあげることが、日本人全員の幸せにつながるのではなかろうか。

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    2022年09月30日
  • 日教組

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    一気に読み終わった!
    日本の誇りを教えようとして、わけのわからない言いがかりをつけて呼び出しをくらった。
    怖い!日教組。

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    2015年04月29日
  • 日教組

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    面白い。
    謎の悪の組織「日教組」は物心ついたころに知った。この組織が戦後日本をおかしくしたとか、国旗や国歌を踏みにじる教員がいるとか。
    ただ、本当に日教組に所属する教員がみんな共産主義者なのかというとさにあらず。実態に切り込んだ上で、現在もある程度の力を持つ日教組に対する処方箋を提示する。

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    2014年11月12日
  • 日教組

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    常に批判の矢面に立たされる印象の強い「日教組」ですが,私自身はその実態をあまりよく知らないので,大変参考になりました.日教組ばかりではないのですが,現在の日本の教育に,極めて深刻な問題が残されているのは事実だと思います.とは言え,この書が出されたのは民主党政権時代であり,現在は自民党政権に逆戻りしているため,冷静な目で見守っていけばよいと考えられます.

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    2013年06月16日
  • 授業の復権

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     力強いタイトルに惹かれて読んだ。学校の中心はあくまで授業であるという考えを基本にし、さらに授業を授業者の技術という面から掘り下げていく。筆者の姿勢にはブレがなく、ひとつは政治や思想を教育に持ち込まないこと、もうひとつは競争させるべきところではきちんと競争をさせることである。その上で本書は、優れた授業実践家数人を、提唱する授業技術を中心に紹介していく。

    「BOOK」データベースの説明がとてもわかりやすいので引用しておく。「 子供たちの学力低下は、授業時間や学習量の減少だけが原因ではない。教師の「授業」技術そのものが低下しているのが最大の問題なのだ。いま必要なのは制度改革ではなく、「授業」という観点に立った真の教育改革である。戦後教育史を振り返ると、子供たちの学力向上に命をかけてきた「授業の達人」たちがいる。創意工夫と情熱にあふれる彼らの実践にもう一度光を当ててみたい。そこに学校再生のためのヒントがあるはずだ。」

     取り上げられている人たちは、いずれも名前を聞いたことがある人たちで、その実践も聞いたことがある者がほとんどである。授業を「技術」ということから考えるとき、決して書かすことができないビックネームを丁寧に取り上げているという感じである。ざっとしか知らなかった先達の業績をきちんと、しかもまとめて知ることができるのは実にありがたい。細かいところではっとさせられることも多く、とても刺激的であった。

     筆者の意見そのものに、上から下まで完全に同意できるわけではない。ところどころにちょっと引っかかるところがないわけでもない。それでもなお、特に若い先生にはこの本を一読することをおすすめしたい。各章で取り上げられている実践のひとつにでも興味を持ったら、そこから詳しく勉強していけばいいのだと思う。筆者の言うとおり、民間の授業技術研究会はずいぶん少なくなってきている。また、教員の年齢構成がいびつで、一昔前の教育技術の継承が難しくなっているのも確かだ。そういう点で、大変価値がある「まとめ本」になっていると思う。興味深い本であった。

    目次
    序 章 授業こそ学校の魂
    第一章 「仮説、推理、検証」で学ぶ科学の心
    ──仮説実験授業 板倉聖宣──
    第二章 「目に見える」算数への革命的転換
    ──水道方式 遠山啓──
    第三章 「書く」「読む」「話す・聞く」で本物の国語力
    ──鍛える国語 野口芳宏──
    第四章 教科書を教科書通り教えよう
    ──教育技術法則化運動 向山洋一──
    第五章 類型化、そして反復が起こした奇跡
    ──百ます計算 陰山英男──
    第六章 「一個のハンバーガーから世界が見える」
    ──「よのなか」科 藤原和博──
    終 章 教育論争の忘れ物
    参考文献

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    2013年02月03日
  • 日教組

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    わかりやすかった。
    何も知らない一般人に伝わるように書こうという心意気を感じた。

    前半の構成が特によい。
    まず「教師の倫理綱領」を紹介し、次に共産主義について詳しく説明した後で再度「倫理綱領」を提示すると、
    「なんということでしょう?!」となる部分は単純に面白い。

    国旗国歌のことでなぜあんなに大騒ぎしてニュースになるのか全然理解していなかったが、
    共産主義者にとって資本主義国家は打倒すべき存在なので、
    国家の象徴である国旗や国歌も当然憎悪の対象となる、ということだそうだ。
    軍国主義を思い出させるからかなーとなんとなく思っていたけれど、これって常識だったら恥ずかしい…

    しかし、日教組の人が全員共産主義者なわけはなく、一部の人が熱心に活動し、権力を握っているだけらしい。(顕教と密教)
    地域によっては100パーセント近い加入率の所もまだあるが、ほとんどの地域では組織率は
    低下し弱体化しているとのこと。

    民主党は日教組の言いなりらしいが、その理由が献金ではなく「選挙運動を手伝ってくれるから」というのは驚いた。
    選挙運動員にバイト代を出すことは公職選挙法で禁じられているので、
    運動員のボランティアをどう集めるかは大変な問題らしい。

    だいたいからして選挙運動に意味があると思えない。
    ビラを配っていても受け取らないし読まない。
    ホームページで政策を分かりやすく説明し、演説したければYouTubeにUPすれば、見たい人は見るでしょう。

    私の知らないところには選挙カーで連呼されていた名前についつい投票する人が沢山いるのか?
    むしろうるさくて頭にきて、絶対に投票せん!という人の方が多いと思うのに。

    組合費は先生達のお給料から天引きされているので、それを禁止すれば弱体化は容易だそうだ。
    それを放置した自民党も悪い、というお話でした。

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    2012年10月01日
  • 日教組

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     この日教組研究入門書、やや保守っぽい気がしないでもないけど、間違いなく読む価値がある。教育に少しでも関心のある人は読むべきだね。僕も日教組については具体的な内容をあまり知らなかったけど、この一冊でそこそこ知識を吸収出来た。難しい言葉も使ってないし、とっても分かりやすい。新潮新書では、創価学会研究入門書である島田裕巳の『創価学会』が良かったけど、この本も同じくらいに良いね。新潮新書は入門書系に強いな。

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    2010年12月24日
  • いじめの構造

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    2007年9月3日
    語り口:説明的(やや熱)
    これはいい本だ、と思った。いじめられた人の心を癒すのではなく、起こっている現象を解析している。スクールカースト、という概念はよく現状を表していると思う。

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    2009年10月04日
  • いじめの構造

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    根本的な部分で、著者と私の間には、教育に対する哲学差みたいなものを感じます。しかし基本的な部分では大きく賛成できるものが多く、また現象を分析・検討する手法や理論的に考えていく部分などは見習いたいと思う部分でもあります。いじめに対して、これだけ明確に論を立て、すぱっと論じている本は珍しいと思います。しかも分かりやすくて値段も手ごろ。ぜひ。おすすめの一作です!

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    2009年10月04日
  • いじめの構造

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    いじめは根絶できない。
    根絶できない状態でどう向き合うか。そして校内犯罪といじめを明確な区分する。
    我が子が中学生あたりに突入した際は読み直したくなる一冊。

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    2024年12月07日
  • 戦後教育で失われたもの

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    私は物事を何も忖度なくズバズバ言う人(書く人)が好きだ。時には自分の考え方を否定されてカッとなる事はあるが、すぐに冷静になって何でそういった考えになるのか相手の心の中を探索してみたくなる。本書の筆者の書きっぷりも潔い。戦後教育に潜む問題点とその結果生み出された我儘自分勝手な日本人に鉄槌を下しているような見事な書きっぷりである。レビューを書くにあたりその全てが正しいとか、自分の考え方と一致するとは思えない記述も多いが、概ね私の考え方には近かった。だから余計にスカッとしたのも間違いではない。
    私が幼い頃は先生は神のような存在だったと思う。今でも幼稚園の先生から大学の教授までほとんどの先生の顔も名前も言っていた事も多くが記憶に刻まれている。今の自分のものの考え方も、働き方も、日常の趣味でさえ、〇〇先生の影響があったとはっきり言える。そして特に小学校5、6年の時に担任を受け持ってくれた渡辺先生への感謝は今でも忘れないし、人間として何が大切でどう生きたら良いかはその先生が教えてくれたと信じている。まだご存命だろうか。兎に角私の学生時代などは何から何まで全て競争だった。運動も勉強も1番になればクラスの人気者になれたし、近隣の学校とのスポーツの交流試合にも(競技の経験など関係なく)学校の代表選手に選ばれるような時代だ。勿論、学校を背負って試合に出てるから絶対に負けられない、という信念も小学生ながら強く持っていた。高校時代は中間期末試験結果は全教科上位10名の名前と点数が張り出され、1位独占までは中々達成できずとも全て3位以内を目指せば卒業時にはかなりの有名大学への推薦の道も開けるような学校だった。死に物狂いで教科書ガイドに書き込んだ事を今でもよく覚えてる。競争に育てられ、助けられて生きてきたような物だから、確かに今の学生諸君のやり方や考え方は直ぐには理解できない事もある。会社組織で部下を持つようになって漸く自分との違いに気づく事も多くあった。凡そ管理職は同世代が多いから、相容れない考え方の若い子達を一括りに「ゆとり」と読んで新橋で酒のネタにしている(実際はどう対処するか真面目に話す事が多いが)程度である。その様な中でもキラリと光る人材も稀にいて、彼ら、彼女らは私が一々指図などしなくても担当プロジェクトを1人で上手に回してしまう(特に最近は女性が優秀と感じる)。大体そういう子達との1on1では話し方考え方に頭の良さが出ている。逆にできない子の典型は言い訳ばかりで他人のせいにばかりしてる。話し方もいかにも偉そうに政治家の様な喋り方をしながらも内容は常に世の中や会社組織への不満や、給料が安い事などを暗に?文句ばかり言うタイプだ。それなりの評価しかこちらもしないから、2、3年も経つと大きく差がついている。話はそれたが、要はどの程度真剣に勝負や競争をしてきたかではないかと感じる。勿論遺伝的な物で頑張り方や理解力も異なるだろうが、しっかり競争の中で勉強を重ねてきた子は強い。暇さえあれば本を読んでる子などもそうかもしれない。
    本書は現在の教育が抱える問題について実例を挙げながら、本来どうあるべきか考えさせてくれる。このままでは日本が停滞していくという予想は、本書が書かれた2005年から今日までの20年を見れば、今の結果を見れば、残念ながら当たってしまったようだ。教育は時間がかかる。1人や2人を勉強のできる子にするなら容易ではあるが、日本を背負うような世代全体を勉強のできる世代にするには相当な努力と改革が必要だ。さらにその先にその子供達が大人になるまでの期間を考えたらあっという間に四半世紀、半世紀が過ぎてしまう。だからこうした書籍を読んで現実を知り、各々が教育について真剣に考える事が必要だ。

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    2024年02月20日
  • 売国保守【電子限定特典付き】

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    かなり感情的で、エビデンスもあんまりなくって、痛い本かなと思って読み続けたが、何の、案外以上に面白かった。
    敬老なんて、日本にはなかった。完全に政局だった。
    共産主義を怖がらない民主主義者なんかない。

    日本共産党はまだ、主義を打ち出してるのに正直だが、立憲民主長とか、クズ。
    自民党もひどいが、まだいくばくか正常な人がいる。
    そこが野党との違い。

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    2021年09月01日
  • 戦後教育で失われたもの

    mac

    ネタバレ

    大人になるために

    一部ご紹介します。
    ・私たちが、他人を幼稚と感じるのはどんなときか。「思考が単純である」「常に主役でいたがる」「感情のコントロールができない」といったところ。
    ・どんな劇も主役だけでは成り立たない。脇役がいて、エキストラがいて、裏方として働く者がいて、初めて劇は成り立つ。
    人は誰でも自分の人生において主人公だ。だが、それは、脇役を演じている自分、小道具を作っている自分を肯定することから始まる。台詞も満足に覚えられない子供が「僕も主役をやりたいよ」と主張しても、それをはねつけるのが大人の嗜みというもの。
    ・「『己』を知る謙虚さ」「『宿命』を受け入れる潔さ」「『不条理』を生き抜く図太さ」「『日本人』であることの誇り」を獲得する中で、「大人になる」ことが大切だ。
    ・緊張感のない組織や個人に活を入れるには「競争原理の導入」が最も手っ取り早い。
    ・共同体意識が最も高くなるのは「祭り」
    ・デモクラシーの本質は「国民皆兵がデモクラシーの正当性を基礎づけた」という歴史的事実にある。有事になれば、たった一つしかない命を国家に預けて戦う。これが国民国家の基本型。だから平時にでも国民は平等に国政に口を出す。命の重みに金持ちも貧乏人もないからだ。それゆえの「一人一票」。婦人参政権が認められた最大根拠は、第一次世界大戦により戦争の在り方が、国家の持てる力全てをかけて戦う「総力戦」に変化したことにある。これにより、男性が戦場に行った後の「銃後」が重要な存在になったためである。
    ・ほとんどの子供には「やりたい仕事」などないのが現実だ。大人でさえ「やりたい仕事」など変化するものだから。それ故、まず「普通の職業」に就く。特別な才能などなくても、まじめに努力すれば生活できる職業に。作家や芸人を目指す者は、その中から見つけるだろう。小説のネタになる出来事が。共感を生む笑いの元が。
    ・私たちが求める社会とは、「特別な才能のない人間でも、親や先生を信じて精進すれば、まっとうな大人になれ、平凡だけれども幸せな人生を送ることができる」、そんな当たり前の社会である。戦後教育(左翼全体主義)との決別とは、教育にリアリズムを導入することだ。それは同時に、戦中教育(右翼全体主義)との決別をも意味するのである。

    #タメになる

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    2022年09月30日
  • 日教組

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    ネタバレ

    日教組というイデオロギーを知ろう!アンチ寄りな本です。ただ内容はちゃんと広く浅くだと思う。無理に中性的よりもこのくらい偏見を素直に出している方が読みやすいです。

    ただ流されやすい人は読むのに注意は必要。右に流れる。


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    p3 学力テスト
     1964年に日教組が潰した。階級意識を生み出す学テは社会主義の敵を生み出すしくみ。

    p53 日教組はGHQの出した法に従っていただけ
     戦後の文部省は戦前の日本を完全否定する教育をする姿勢を見せなければいけなかった。「新教育指針」に則って日教組は教育活動をしただけ。
     聖職者である教師を労働者と考えるのは間違っているというのも、文部省が労働協約を結んで労働者としたんだから。
     政治活動をする日教組は政教分離を知らない。というのも当初政治活動は許されていた、それを文部省が後だしジャンケンで封じた。
     色々ある。悪いのは日教組だけではない。当然教育の柱を決める文部省と政権に一番の責任があるはずだ。

    p60 日教組の組織率減少
     1958年から減少し始めた。勤務評定の闘争でストライキを起こしたりして、世間からの見られ方も変わった。子供をないがしろにして自分たちの賃金闘争を繰り広げる教員への不信が広がった。

    p62 学力テスト②
     詳しく書いてある節

    p76 教育の神性
     教師が聖職者だったのは天皇が神様扱いされていたから。天皇の勅令(教育勅語)という神のお言葉を臣民に伝道する聖職者ということだったのだろう。戦後手のひら返しをします。
     丸山眞男は教師という疑似インテリゲンチャが日本にファシズム(全体主義)を蔓延させたという。

    p79 敗戦
     聖職者である教師にとって、敗戦は神の死であった。一億総手のひらを返しです。教師には新たに「民主主義」という唯物史観的絶対原理が与えられ、日教組という「教団」の代わりを作ることを認められたのである。
     新たなる…光!

    p80 平和教育
     教員は戦後平和教育に熱心だった。というのも、戦時中、若者を戦地に後押ししたのは教師たちであった。p84のデータでは青少年の義勇軍訓練所への入所動機は教員の勧めが一番だったとある。
     その罪滅ぼしである。反省しているのだから良いじゃない。もう二度と子供たちを戦地に送ってはいけない。
     …自衛隊も??

    p91 ピューリタンの体罰
     アメリカにおける体罰容認の根拠はピューリタンの宗教観である。「人は本来的に弱く、罪を背負っており、真の道徳的・自律的行為は成しえない」だから愚かな人間を成長させるには人格者である教師の愛のむちがあるくらいでないとダメなのである。という理論。

    p92 日本の体罰
     明治時代1879年の教育令の時代から体罰は禁止と法律にある。昔は体罰なんて当たり前だったというのは、「昔は法律なんかあってないようなものだった、それがよかった」というようなものである。おさるさんだね。
     日教組のせいで体罰がなくなったというのも微妙らしい。時期的に1970年代から減少するが、日教組の組織率が下がり始める時期と呼応する。単に戦前の体罰教師がやめていったからである。

    p98  人権は神なくしてはありえない
     人々に人権があるのはなぜか。それは神が与える絶対的な権利だからである。だから何人たりともこれを冒せない。というのが天賦人権論である。
     社会主義者が人権を言うが、唯物史観で言えば神なんてないのだから神家という用語を使うのは変だよね。
     1952年に日教組が作った「教師の倫理綱領」には人権について書かれていない。代わりに科学という言葉が多用されている。

    p112 八分の一理論
     田中角栄の権力理論。国政選挙で過半数をとる、自分の党で主流派(政権に近い派)が過半数をとる、主流派で自分の派閥が過半数をとる。つまり国会議員の八分の一が自分の派閥の人間なら首相になれるのである。

    p161 明日から使えるいじめ対処法
    ①いじめの認知は被害者、親、友人、加害者、誰からの報告でも「この事態を心配する人からの報告」で統一する。
    ②教員は複数人のチームで対応する。
    ③複数の加害者と複数の教員が一対一で別室で話す。(加害者の話の矛盾を見つける)
    ④15分後に加害者を一人で残し教師で集まり、情報共有・矛盾点の分析を行う。
    ⑤ ③④を繰り返し加害者にいじめの事実を認めさせる。
    ⑥加害者に対し泣かせるまで対処する。
    ⑦すぐには謝らせず、罪の意識を覚えさせる期間を作る。(すぐに謝ると加害者はスッキリして反省が足りなくなる)
    ⑧一週間後に加害者に謝ることを「許す」。(そう簡単に罪の清算ができないということを意識づける効果かな)

    これは日教組の先生が実践しているいじめ対応である。日教組の先生に偏見を持つ人は二元論でしか物を見れない視野の狭い人間である。日教組に加盟するくらいまじめな先生がダメなわけがない。ダメなやつもいるというだけ。

    p176  かんがえるろう
     管賀江留郎『戦前の少年犯罪』という本が面白そう。戦前の子供たちはさぞ優れた倫理的人物ばかりのように思えるが、凶悪犯罪もあったという事実をまとめている。作者名からしてふざけているが、一見の価値はあるかも。
     「戦前教育は戦後教育より良かった」という印象はデータでは確かにそう読み取れるかもしれない。殺人・強盗など凶悪事件が最も多いのは1960年台の子供たちである。それから減少するが、反比例して窃盗・横領など経済犯罪が増加し続ける。戦後教育では正義というものを教えられないのだろうか。
     まぁ昔の統計がどこまで現代と同水準なのかは怪しいが…。

    p185 法の穴
     地方公務員法には政治活動の禁止が乗っているが、罰則規定はない。公務員法は倫理的に縛っても罰則で封じるという手段は講じない片手落ちなのである。だから日教組の先生はやったもん勝ちでガンガン政治活動する人がいる。この状態を見て見ぬ振りしたのが自民党55年体制である。

    p192 国旗国歌問題の本質(慣習と法制の愚)
     この問題が噴火したのはなぜか。1989年の竹下政権下で学習指導要領が変えられ、「国民の祝日などに儀式をなど行う場合には、児童に対してこれたの祝日などの意義を理解させるとともに、国旗を掲揚し国歌を斉唱させることが望ましい」とあったのを「入学式や卒業式にはその意義を踏まえ、国旗を掲揚し、国歌を斉唱するよう指導するものとする」となった。
     法律で国旗・国歌を規定した場合、例えば共産党なんかが政権を握れば速攻でそれらを変える法律を作るだろう。それが国民の慣習で決まっているものなら、法律で権力者に縛ることはできなくなる。
     法律の落とし穴。無理に決めようとするから反発が噴出したし、君が代・日章旗を失う危険性も生まれた。

    p196 反共=軍国主義というロジック
     日本において共産党は戦時中ファシズムと闘った唯一の勢力だった。だから戦後共産党は奮った。そのせいで反共=軍国主義への回帰を求めるものというロジックができてしまい、反共アレルギーができてしまった。

    p198 日教組を維持した方が票を稼げる
     自民党がなぜ日教組を本気で潰そうとしないのか。
    ①反共アレルギーがでて、軍国主義への回帰だと誤解を騒がれるから
    ②日教組という嫌われ者がいたほうが、選挙相手のネガティヴキャンペーンに利用できて、浮動票確保につながる。

     特に②が納得。いいこと聞いた。

    p205  選挙とバイト
     選挙活動でバイトを雇ってはいけない。公職選挙法違犯になるのであくまでボランティアになる。このボランティアをどこから捻出するか、教団の会員か、後援企業の社員か、後援組合の組合員か、のどれかだろう。こういう選挙に必要だから日教組も政党との繋がりから免れない。

    p219 ハードルを下げると優秀な人材は集まらない?
     民主党の政策では「教員免許更新制の撤廃」「教員資格に大学院卒を加える」というものがあった。これは明らかな既得権益者保護政策。大学院卒の資格は風前の灯になっている教員養成系大学の延命政策である。
     ハードルを下げると教師の質は落ちるのか。参入障壁の撤廃は競争により質の向上が見られるのは経済現象の基礎である。教育に経済理論をあてるのはタブーみたいな考えがあるけれど、これは経済どうのではなく、単純な意見である。大学院卒業したからって優秀とは到底思えない。それどころか、まさか教員になるのに経済格差を発生させるとか、それこそ悪である。

    p234 検非違使の放免・目明し
     どちらも平安時代と江戸時代の、警察機構が犯罪者を釈放する代わりに働かせるというしくみ。悪い奴というのは言い換えれば能力のあるやつであることが多い。これを生かす方法である。
     筆者は日教組もこのようにうまく使えばいいと考えている。毒を以て毒を制す。
     組合にいる保守派層の人々を決起させ組織の正常化を図るということか。

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     やはり組織が大きくなると運営に多大な労力が生まれ、自己矛盾や腐敗が生まれてしまう。日教組も全部が悪いなんてことはない。しかし、社会主義的イデオロギーの押し付けになっているところはいけない。教育は中立でなければいけないのだから。
     なにが中立なのかという答えのない議論を吹っかけられるかもしれないが、答えは「あんたと私の意見の中間だ」である。

     2014年、第二次安倍内閣がきっと大きく教育を変えるだろう。自民党が長年なぁなぁにやってきたツケを今こそ清算する時なのでしょう。

     日本はぶっ壊れてしまうだろう。まぁ、今が必ずしもいいわけではない。新しく作っていく、その心が大事なんだ。

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    2014年10月22日
  • なぜ日本の教育は間違うのか

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    復興のための教育学というサブタイトルがついている。成熟しない青年層とどう付き合うかに始まり、リーダー育成についての著者の見解、フィンランド教育。日本の教育への著者から提案。第二章の(志がエリートを創つくる)は気になる箇所だった。

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    2013年09月25日
  • 日教組

    Posted by ブクログ

    概略をさらうのには良書。現場にいた過去がありながら極力客観的に努めていることには好感が持てる。

    戦後の教育行政はある種の敗戦からの反動で、過去の全否定。

    それを現代に至るまで愚直にまで追及しているのがこの組織。

    過程において完全に手段が目的化してしまっているのには笑える。

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    2012年03月26日