森口朗のレビュー一覧

  • 自治労の正体

    Posted by ブクログ

    これまで,立憲民主党を支持してきたが、自治労が支援していては、行財政改革など出来ず、日本が益々悪くなると考えを改めざるを得なかった。
    また,民主党政権時に公務員天国となった事も腑に落ちたし、何故、立憲民主党が消費税減税に消極的かもよく理解できた。
    兎に角,減税を推進する政党を支持するしか、現状を打開する方法は無いような気がする。
    それにしても山田宏時代の杉並区に戻って欲しい。

    0
    2025年06月28日
  • 自治労の正体

    Posted by ブクログ

    これを読んで、なぜ増税議員ばかりが当選するのか、国民民主の103万円の壁の撤廃に対して各知事が一斉に反対の声明を出したのかがつながった。

    1 自治労はとにかく増税したい。
    それはなぜか。
    ① 増税されれば、地方自治体に税金が交付され、公務員になんやかんやの手当てを付けられる。
    ② 自分たちが放漫な自治体運営をしても、国税で穴埋めできて、自分たちは何も損をしない。
    ③ ②が保証されているから、自治労の組合活動を行い、より政治力をつけようとする。

    2 自治労の中核は、日本共産党よりももっと原理的な共産主義者。
    北朝鮮を崇拝するような左翼活動家。
    多くの自治労組合員は、最初は付き合いで入らざるを

    0
    2025年02月20日
  • 左翼老人

    Posted by ブクログ

    森口 朗(もりぐち・あきら)
    教育評論家。中央教育文化研究所代表。元東京都職員。1995~2005年まで、都内公立学校に出向経験がある。著書に、『いじめの構造』『日教組』『戦後教育で失われたもの』『誰が「道徳」を殺すのか』(以上、新潮新書)、『なぜ日本の教育は間違うのか』『自治労の正体』(以上、扶桑社新書)、『校内犯罪(いじめ)からわが子を守る法』(育鵬社)など。

    0
    2024年12月18日
  • いじめの構造

    Posted by ブクログ

    教育に携わる人間を目指すなら、読むべき一冊です。
    いじめに対する様々な妄言に対して、客観的に捉える視点を持つべきだと考えました。

    0
    2023年05月24日
  • 税をむさぼる人々【電子版限定特典付】

    Posted by ブクログ

    2023.05.13
    公務員を考える若者必読の部分あり。87ページから120ページ。特に82ページから92ページだけでいいです。この部分はダメになる。若者にとっては。このことをわきまえたうえで公務員を考えてほしい。ほんとに。
    公務員27年目の管理職として痛切に「そうだなー」と思うからです。この部分を読んで自分の今までのモヤモヤが言語化されました。
    この「事実」をわきまえて公務員にならないと自分も国民も不幸にするから。
    この部分を20歳くらいまでには読みたかった!

    とはいえ本書全部をその通りとうのみにするのも危険。「新書」はまゆにつばつけながら、少しためになることを得るために読むものだと思って

    0
    2023年05月13日
  • 売国保守【電子限定特典付き】

    mac

    ネタバレ 購入済み

    日本の民主制が進歩するには

    一部ご紹介します。
    ・学問と勉強の違いは、自分を教育する者の説さえも疑うか否かにある。
    ・在職老齢年金(高齢でも働く者にお金を渡さないという事実上の罰則)を廃止し、年金支給の繰り下げ(先伸ばしにするほど月額で受け取れる支給額は多くなる)を無限にし、それ以外の加入年金制度を廃止することが、年金制度の道徳的バージョンアップである。
    ・官公庁が取り組むべきは、天下り(賄賂の時間差攻撃)全面禁止と、「ヒラに始まりヒラに終わる」職員制度(パワハラ防止)の導入である。その代わり一生働くことができるようにすることだ。
    ・日本が世界の中で圧倒的に低いのは大学教育だ。それは日本人が未だに「大学に入るため

    0
    2022年09月30日
  • 左翼老人

    mac

    ネタバレ 購入済み

    左翼とは何か

    一部ご紹介します。
    ・科学である条件は、反証可能性(仮説が実験や観察によって正しいか誤りかを判定することができること)と再現性(同じ条件下で同じ行為をすれば同じ結果が得られる)を満たすことだ。
    ・従って、反証された説を、反証を無視して唱え続けたり(無意味なサプリメントや代替医療など)、反証可能性のない説を、反証がないからと言って正しいと主張すること(神学のような信念によって立つ説など)は、科学的な態度とは言えない。マルクス思想やフロイトの精神分析は科学たりえない。
    ・左翼とは、資本主義(大企業や自分より上の金持ち)を否定し、主権国家を基本とする国際秩序(愛国心、軍隊、警察)を否定し、間接

    0
    2022年09月30日
  • 日教組

    Posted by ブクログ

    一気に読み終わった!
    日本の誇りを教えようとして、わけのわからない言いがかりをつけて呼び出しをくらった。
    怖い!日教組。

    0
    2015年04月29日
  • 日教組

    Posted by ブクログ

    面白い。
    謎の悪の組織「日教組」は物心ついたころに知った。この組織が戦後日本をおかしくしたとか、国旗や国歌を踏みにじる教員がいるとか。
    ただ、本当に日教組に所属する教員がみんな共産主義者なのかというとさにあらず。実態に切り込んだ上で、現在もある程度の力を持つ日教組に対する処方箋を提示する。

    0
    2014年11月12日
  • 日教組

    Posted by ブクログ

    常に批判の矢面に立たされる印象の強い「日教組」ですが,私自身はその実態をあまりよく知らないので,大変参考になりました.日教組ばかりではないのですが,現在の日本の教育に,極めて深刻な問題が残されているのは事実だと思います.とは言え,この書が出されたのは民主党政権時代であり,現在は自民党政権に逆戻りしているため,冷静な目で見守っていけばよいと考えられます.

    0
    2013年06月16日
  • 授業の復権

    Posted by ブクログ

     力強いタイトルに惹かれて読んだ。学校の中心はあくまで授業であるという考えを基本にし、さらに授業を授業者の技術という面から掘り下げていく。筆者の姿勢にはブレがなく、ひとつは政治や思想を教育に持ち込まないこと、もうひとつは競争させるべきところではきちんと競争をさせることである。その上で本書は、優れた授業実践家数人を、提唱する授業技術を中心に紹介していく。

    「BOOK」データベースの説明がとてもわかりやすいので引用しておく。「 子供たちの学力低下は、授業時間や学習量の減少だけが原因ではない。教師の「授業」技術そのものが低下しているのが最大の問題なのだ。いま必要なのは制度改革ではなく、「授業」とい

    0
    2013年02月03日
  • 日教組

    Posted by ブクログ

    わかりやすかった。
    何も知らない一般人に伝わるように書こうという心意気を感じた。

    前半の構成が特によい。
    まず「教師の倫理綱領」を紹介し、次に共産主義について詳しく説明した後で再度「倫理綱領」を提示すると、
    「なんということでしょう?!」となる部分は単純に面白い。

    国旗国歌のことでなぜあんなに大騒ぎしてニュースになるのか全然理解していなかったが、
    共産主義者にとって資本主義国家は打倒すべき存在なので、
    国家の象徴である国旗や国歌も当然憎悪の対象となる、ということだそうだ。
    軍国主義を思い出させるからかなーとなんとなく思っていたけれど、これって常識だったら恥ずかしい…

    しかし、日教組の人が

    0
    2012年10月01日
  • 日教組

    Posted by ブクログ

     この日教組研究入門書、やや保守っぽい気がしないでもないけど、間違いなく読む価値がある。教育に少しでも関心のある人は読むべきだね。僕も日教組については具体的な内容をあまり知らなかったけど、この一冊でそこそこ知識を吸収出来た。難しい言葉も使ってないし、とっても分かりやすい。新潮新書では、創価学会研究入門書である島田裕巳の『創価学会』が良かったけど、この本も同じくらいに良いね。新潮新書は入門書系に強いな。

    0
    2010年12月24日
  • いじめの構造

    Posted by ブクログ

    2007年9月3日
    語り口:説明的(やや熱)
    これはいい本だ、と思った。いじめられた人の心を癒すのではなく、起こっている現象を解析している。スクールカースト、という概念はよく現状を表していると思う。

    0
    2009年10月04日
  • いじめの構造

    Posted by ブクログ

    根本的な部分で、著者と私の間には、教育に対する哲学差みたいなものを感じます。しかし基本的な部分では大きく賛成できるものが多く、また現象を分析・検討する手法や理論的に考えていく部分などは見習いたいと思う部分でもあります。いじめに対して、これだけ明確に論を立て、すぱっと論じている本は珍しいと思います。しかも分かりやすくて値段も手ごろ。ぜひ。おすすめの一作です!

    0
    2009年10月04日
  • いじめの構造

    Posted by ブクログ

    いじめは根絶できない。
    根絶できない状態でどう向き合うか。そして校内犯罪といじめを明確な区分する。
    我が子が中学生あたりに突入した際は読み直したくなる一冊。

    0
    2024年12月07日
  • 戦後教育で失われたもの

    Posted by ブクログ

    私は物事を何も忖度なくズバズバ言う人(書く人)が好きだ。時には自分の考え方を否定されてカッとなる事はあるが、すぐに冷静になって何でそういった考えになるのか相手の心の中を探索してみたくなる。本書の筆者の書きっぷりも潔い。戦後教育に潜む問題点とその結果生み出された我儘自分勝手な日本人に鉄槌を下しているような見事な書きっぷりである。レビューを書くにあたりその全てが正しいとか、自分の考え方と一致するとは思えない記述も多いが、概ね私の考え方には近かった。だから余計にスカッとしたのも間違いではない。
    私が幼い頃は先生は神のような存在だったと思う。今でも幼稚園の先生から大学の教授までほとんどの先生の顔も名前

    0
    2024年02月20日
  • 売国保守【電子限定特典付き】

    Posted by ブクログ

    かなり感情的で、エビデンスもあんまりなくって、痛い本かなと思って読み続けたが、何の、案外以上に面白かった。
    敬老なんて、日本にはなかった。完全に政局だった。
    共産主義を怖がらない民主主義者なんかない。

    日本共産党はまだ、主義を打ち出してるのに正直だが、立憲民主長とか、クズ。
    自民党もひどいが、まだいくばくか正常な人がいる。
    そこが野党との違い。

    0
    2021年09月01日
  • 戦後教育で失われたもの

    mac

    ネタバレ

    大人になるために

    一部ご紹介します。
    ・私たちが、他人を幼稚と感じるのはどんなときか。「思考が単純である」「常に主役でいたがる」「感情のコントロールができない」といったところ。
    ・どんな劇も主役だけでは成り立たない。脇役がいて、エキストラがいて、裏方として働く者がいて、初めて劇は成り立つ。
    人は誰でも自分の人生において主人公だ。だが、それは、脇役を演じている自分、小道具を作っている自分を肯定することから始まる。台詞も満足に覚えられない子供が「僕も主役をやりたいよ」と主張しても、それをはねつけるのが大人の嗜みというもの。
    ・「『己』を知る謙虚さ」「『宿命』を受け入れる潔さ」「『不条理』を生き抜く図太さ」「

    #タメになる

    0
    2022年09月30日
  • 日教組

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    日教組というイデオロギーを知ろう!アンチ寄りな本です。ただ内容はちゃんと広く浅くだと思う。無理に中性的よりもこのくらい偏見を素直に出している方が読みやすいです。

    ただ流されやすい人は読むのに注意は必要。右に流れる。


    _____
    p3 学力テスト
     1964年に日教組が潰した。階級意識を生み出す学テは社会主義の敵を生み出すしくみ。

    p53 日教組はGHQの出した法に従っていただけ
     戦後の文部省は戦前の日本を完全否定する教育をする姿勢を見せなければいけなかった。「新教育指針」に則って日教組は教育活動をしただけ。
     聖職者である教師を労働者と考えるのは間違っているというのも、文部省が労働協

    0
    2014年10月22日