金原ひとみのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
金原ひとみの作品は、好きとも嫌いもいえない。
けど、読み出すと止まらない。中毒性がございます。
【ハイドラ】は唯一の人間の唯一の存在であり続ける為に、笑顔を捨て感情を捨て思考を捨て、食欲を捨てた主人公が、それでも唯一になれない恐怖と孤独と罪悪感に悶えて悶えてたら、ポッと出てきたすんばらしい人間性の持ち主に全身全霊で愛をぶつけられて、笑顔と感情と思考を取り戻しかけて、罪悪感を肥大させて、揺れて揺れて、、、。って話。
あームカつく
何この子…なんでこんなに自信ないわけ?あんたを、まるごと愛してくれる人がいるのに、満ち足りた気分を味合わせてくれるひ人がいるのに、新崎への想いは執着でしかないのに。
と、イライラの募る話でした。
でも、金原さんの文章は引き込まれる。イライラするけど、共感もする。やっぱ、中毒性がございます。 -
Posted by ブクログ
金原さんの作品って評価つけるの難しいんですよね。すごく書き方がうまいからうますぎるから読み手を不快にさせるんです。デビュー作の蛇にピアス、アッシュベイビー、AMEBICと読んできましたが、AMEBICのときのように錯文です。
マンコにチンコにウンコと韻を踏むかのように炸裂。マンコが泣くって描写好きなのかなとも。
内用は22歳女性作家、高原リンに新たに依頼されたのはオートフィクション――自伝的創作だった。
22歳の冬、今のリンの1番新しい過去から始まり、18歳夏、16歳夏、15歳冬と抹殺したはずの過去を描き出す。
金原さんの作品が苦手なひとつとして自分の境遇と重なる部分があるから。だけどこのオートフィクションはまんま私自身のオートフィクションなのでは、と錯覚する部分ばかり。だから読み続けるのが苦しい。彼女の描く世界は毒々しい。日々癒しと逃避を求め、読書をする私には、今の現実を突き付けられるのが苦しい。
今までの金原さんの作品の中では1番合っていた。
そして最後の山田詠美さんの解説が素晴らしい。響くものがある。