土井善晴のレビュー一覧

  • 一汁一菜でよいと至るまで(新潮新書)

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    料理を通じて世界の事、地球の事、世の中の事、家族の事、自分の事を色々と考える事が出来る本です。味噌汁に色々な具をいれてみたいと思います。

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    2023年01月07日
  • 一汁一菜でよいと至るまで(新潮新書)

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     料理研究家の著者の生い立ち、料理との向き合い、フランスでの料理修業、日本の「味吉兆」で学んだこと、家庭料理への向き合い方など、料理研究家土井善晴氏のエッセイ。
     一言で料理と言っても、民族、生活環境などにより、食材も違えば、調理方法や盛り付け、食器、調理道具も違う。調理する側と食す側の両面から、多様な提案をされるのが、押しつけでなくスーッと心に入ってきます。
     レストランや料亭で食べる料理と家庭料理は違う。時間に手間、食材など枚挙に暇がない。しかし、家庭では家族の要望や暗黙知があり肩肘張って、家庭料理は「~ねばならない」と暗黙の同僚圧力に押し潰されていないか。一汁一菜に「愛と栄養」を注ぎ込め

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    2022年11月03日
  • お味噌知る

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    土井善晴先生とお嬢さんの光さんの共著。お味噌汁のアイディアがたくさんで参考になる。季節の味噌汁、味噌料理、スペシャルな味噌汁、どれもおいしそう。全部作ってみたい。機会があれば挑戦したいなあ。写真もいい。でも土井先生もたまには「やりすぎました。」みたいなお味噌汁があったりで、微笑ましいです。
    味噌ラーメンのところの誤植というか脱字というのか、もったいない〜。私のは第5刷だけど修正されなかったのですね。版が新しくならないと無理なのでしょうか。ぜひ直していただきたいです、出版社さん。
    最後の「自分で作って食べることがすべての始まり」です。が、とても好き。先生はお料理する私たちをいつも応援してくれてい

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    2022年10月25日
  • お味噌知る

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    一汁一菜でよいと、ならどのような汁があるだろうかという問いに答えてくれる本。おいしい作り方や味噌汁のアイディア満載。いつか落ち着いたらみそ汁のスペシャリストになりたい。

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    2022年09月08日
  • 一汁一菜でよいと至るまで(新潮新書)

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    土井先生の優しさが沁みる。料理に失敗なんて、ない。私の作る料理にも失敗なんてない。だから今日もごはんを作る。味噌汁には何を入れてもいい。背中を押してもらいました。ズッキーニ入れたら変かな?とか気にしません。入れました。おいしかった。コーンもいい。何を入れてもおいしい。お味噌汁すごい。
    土井先生の修行時代のお話がおもしろかった。ドラ息子時代もいい。小布施での挑戦のところもよかった。そしてたくさん本を読んで、美術館や博物館にも行って、たくさん学んでこられたんだなあ。師匠がたくさんいて、皆さんを尊敬している。素敵だなあ。
    おかずのクッキングや、きょうの料理の話もあってなんだか嬉しい。後藤アナのことも

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    2022年08月02日
  • 一汁一菜でよいと至るまで(新潮新書)

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    「おかずのクッキング」などでお馴染の土井善晴の自伝。「自伝なんてものではない」とまえがきに書かれるが、これは自伝以外の何ものでもない。生まれからフランス修行時代、味吉兆での修行時代、おいしいもの研究所時代を経て、「家庭料理は民藝に通ず」「料理をするとは、自分で幸せになれること」「自然のうつろいに気が付けば、同じ味噌汁は二度と作れない」などの悟り(これはまさに悟りだ)に至るまでを著す。料理を通して語られる人生訓はどれも肩の力が抜けていて、魅力的。肩肘張っていては、一日三膳三百六十五日の食事は作れないのだから、自然とそうなるのであろう。

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    2022年07月24日
  • 一汁一菜でよいと至るまで(新潮新書)

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    僕は料理をすることが嫌いではないけれど、この本を読んでいて改めて自分勝手流でいいから「一汁一菜」をしてみたいと思えました。

    ご飯を炊いて、味噌汁を作る。

    これだけでいい。これさえあればいい。

    そんな家庭生活、食生活をしたいと思いました。

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    2022年07月17日
  • くらしのための料理学

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    ネタバレ

    肩肘張らず、かしこまらずに読める土井先生の料理本。序盤は日本の食文化の概略、日本に入ってきた諸外国の食文化の分類、ケとハレの概念から見る料理など、いわゆる「日本料理総論」みたいな内容。後半は、前半の内容を踏まえてどのように「料理や食事を整えるか」という、和食の精神性に話が及ぶ。

    人はなぜ料理を作るのか。なぜ、家族に料理を出すのか。どうやったら、美味しい料理を楽しく整えることができるのか。
    具体的なレシピは何一つ出てこないが、料理を作る楽しさや面白さ、料理をすることが人が生きる中でどれほど大切なのか、ということが、煮物に味を染み込ませるように、ゆっくりと丁寧に書かれている。

    土井先生は、いろ

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    2022年06月23日
  • くらしのための料理学

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    土井先生の言葉が優しい。厳しくも鋭くもあるのに優しい。一生懸命生活しようと思えた。
    読みやすい親しみやすいこの本の中で、一汁一菜はもちろん、人類の進化や細胞、地球のことにも触れている。料理のことだけじゃないのがすごい。土井先生、たくさんの本を読んでこられたのだなあ。
    簡単な料理をゆっくり作って、ゆっくり食べよう。きれいに整えよう。

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    2022年06月13日
  • 一汁一菜でよいと至るまで(新潮新書)

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    頭の中で土井先生の声が聞こえてきそうな語り口で綴られる一汁一菜までの軌跡。

    フランス料理から日本料理、家庭料理になど多くの道を通じてきた中での一汁一菜なんだということに繋がった。土井先生の中でどんな「気づき」があったのかが知れる。

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    2022年05月27日
  • くらしのための料理学

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    仕事を始めてから、料理が苦しかった!
    なんで?
    でも、この本を読んで、料理することそのものを楽しんでいた子どもの頃の気持ちを思い出して心が軽くなった。同じく、母が台所に立つ時の匂い、音、心地よさも…。
    すごくオススメの本です。

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    2022年03月24日
  • くらしのための料理学

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    料理を負担にしてはいけない。でも力は抜いても手は抜くな、というメッセージを受け取って、早速一汁一菜を試してみた。
    これまでおかずを3~5種類出していたが、メインディッシュはもちろん他のおかずも作らないというのは意外と勇気が必要だった。これまで品数を多く用意するのに手一杯で、器の選び方、盛り付け方などあまり意識できていなかったと気がついた。
    ご飯と味噌汁とお漬物しかないと、もう少しきちんとご飯を炊いてみたいと思うようになった。
    土鍋を買って炊いてみようかな。

    ◉ハレの日の料理はお祝いの日を前にしてみんなが集まり一緒に準備したものである。手間と時間をかけて料理することに意味があり、そこに喜びを感

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    2022年01月13日
  • くらしのための料理学

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    【感想】
    レシピ本を買うときはどんなときだろうか。
    普通の目玉焼きを作るためにわざわざレシピを確認しようという人は少ない。おそらくだが、レシピ本を手に取る人の多くは、「今の自分では作れない、もっとおいしい料理を作りたい」という気持ちがあるのではないだろうか。

    その「よりおいしい食事を」に待ったをかけたのが土井善晴氏だ。

    料理とはもともと、生きるために「食べられないものを食べられるように変える」行動であったという。古来の文脈において語られる料理とは、栄養素を過不足なく摂取するためのサバイバル術であり、味や風味などは二の次だった。食糧が慢性的に不足していた時代では腹を満たすことが先決であり、「

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    2021年08月08日
  • 土井善晴のレシピ100 料理がわかれば楽しくなる、おいしくなる

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    唐揚げ 肉じゃが コロッケ などの定番料理がいっぱい。
    どれを作っても失敗のない味満足の味で土井先生におしえてもらいながらお料理しているような気持ちになります。
    私には手放すことが出来ない一冊です。

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    2019年04月03日
  • 土井善晴のレシピ100 料理がわかれば楽しくなる、おいしくなる

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    この本のお料理を1個ずつ作って修業中。娘が大きくなる頃には、料理上手のお母さんになっておいしいご飯を食べさせたいものだ。
    土井善晴先生のご飯は、おいしいのです。
    『毎日のことだから ご馳走でない日もあるのです』『お料理ができれば 幸せです』
    中表紙の言葉は、名言だと思う。
    お料理だけでなく、土井先生の言葉選びのセンスも好き。

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    2022年01月06日
  • 土井善晴の懐かしごはん

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    土井先生のお料理だいすき。先生のレシピをちゃんと守って作って失敗したことがない。ナポリタンあんまり好きじゃなかったけど、先生のやり方でやったらおいしくて、ナポリタンを見る目が変わった。ピクルスもおいしかった。明日の晩ごはんは、これに載ってる煮込みハンバーグを作ってみようかなと思っている。今日は魚を焼くだけだけど。

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    2016年06月16日
  • 土井善晴のレシピ100 料理がわかれば楽しくなる、おいしくなる

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    何と!高校の大先輩であることが判明した、我が家のアイドル・土井先生によるレシピ100連発。

    唐揚げは常温の油から揚げるなど土井先生の手グセフレーズともいえるテクニックを網羅。

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    2015年03月24日
  • 亀渕昭信×土井善晴 男の料理入門塾 いくつになっても始められる

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    とにかく面白い。調理法を一方的に解説した本ではない。亀渕さんが、これぞ素人という質問を土井先生にぶつけ、土井先生が分かりやすいたとえを交えながら丁寧に、特に冷たく解説する。お行儀のいい本では、なかなか素人が知りたいこと、気づいていないことには説明がないことが多いが、本書はそんなかゆいところに答えてくれるところがすばらしい。

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    2013年12月04日
  • 一汁一菜でよいという提案(新潮文庫)

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    まさにタイトル通り「一汁一菜でよい」という哲学を教えてくれる。
    ハレとケの概念など、日本人の精神性にも言及しつつ、優しくあたたかく理路整然とその哲学を説明してくれて、心が軽くなった。
    全然料理をしない生活から、せめて味噌汁だけ作ろう、そしてだからこそ味噌汁に旬や季節を感じる食材、栄養素の多い具をたくさん入れて一汁を大事にしようと思って作り始めている。

    米の炊き方から季節の味噌汁のアイディア(洋風食材を入れていいのか!)など実践的な一面もある。将来子供をもって一人暮らしに送り出す時があれば、荷物に添えてあげたい。

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    2025年11月03日
  • 一汁一菜でよいという提案(新潮文庫)

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    我が家は料理担当は夫。毎回献立に悩み、料理に苦労している。この本を渡して楽になってもらいたい。
    しかしこの本を夫に渡したら怒られそうなので、今日は私がご飯作るよ、と言って具沢山味噌汁を作るのが正解ですね。
    たまにしか作らないなら楽するなよって話ではあるが、私が具沢山味噌汁を飲みたい。今日のお味噌汁の具は何入れようかなってわくわくしながら買い物できるのはたまにしか料理しない人間だからですかね。

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    2025年09月26日