土井善晴のレビュー一覧
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料理研究家を名乗っているだけあって、詳しい内容は土井先生なりの研究発表とご自身の持つ料理の見解。哲学。
正直回りくどい感じはする(笑)
けど毎日のお味噌汁の具材をランダムにしたって余り野菜をなんとなく適当に入れたって最低限の料理が成立するという考えは面白くて素敵。
仕事で忙しい人こそしたほうが良い自炊の提案。
料理が苦手で失敗が嫌だと思う人にも行動を積み重ねた成功体験を与えてくれる。
掻い摘んでP.65〜の味噌と具材の組み合わせの箇所だけでも読めれば季節の食材の美味しさと楽しみを知ることができると思いますよ。
これが全て!という訳ではなくて、料理そのものが好きにならなくても人生の余白を -
Posted by ブクログ
食における正しさってなんだろう。当たり前ってなんだろう。それはいったい、誰が決めたんだろう。この本は、食事を通してそうした問いを投げかけてくる一冊だった。そして、頑張らなくていいんだ、と心を解放してもらった。
まさに食事哲学。新鮮だった。
私はこれまで、見栄えのよい食事を作るべく、フルタイムで働きながら、おかずを何品も用意し、揚げ物も作って、野菜も取り入れ、栄養バランスも考えて、ちゃんとしたご飯を必死に作ろうとしていた。いま思えば、私は何に取り憑かれていたのだろうと思う。
本書で語られる「ハレの日」と「ケの日」の考え方も、とても参考になった。
よく生きるために必要なのは、映える食事ではなく、ご -
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【あんこの入った蓬餅をお味噌汁にしたことがありますが、これも案外おいしいものです。自分で食べるものであれば、カマンベールチーズでも、バターでも、何でも、いけるかなと思ったら、試してみたらいいと思います。ただし、ほかの人の飲む味噌汁に断りもなく、入れたらダメですよ、これは自分だけの楽しみです】(P.25)
これを読むと味噌汁って本当に自由なんだなぁと感じる。要はおいしそうと思ったら何でも入れてみたらいいよ!ということ。以前からバタートーストやチーズトーストと味噌汁は合うと思っていた。
「ナポリタンと、とうもろこしとソーセージの味噌汁」の紹介ページが楽しい。
【ナポリタンですから、ソーセージは -
Posted by ブクログ
我が家は一汁三菜です。
もちろん私が三食用意しますが、その私、自称料理嫌いです
性格が大雑把ゆえ、きっちり計量するのも面倒で調味料も何もかも目分量だし、料理なるものどれだけ手を抜けるかを信条としているくらい。
著者の大ファンというわけではありませんし、レシピを参考にしたわけでもない。
しかしながら、この本を読んでむしろ大ファンになったと言えるかも。
料理嫌いを自称する私にも、とても刺さる本でした。
「ハレ」と「ケ」。
そんなこと考えたこともなかったなあ。やれおせち料理だ、ひなまつりだ、ハロウィンだクリスマスだ、などと、漠然とイベントを意識はしていても、普段の料理との対比は全く考えたこともなかっ