【感想・ネタバレ】一汁一菜でよいという提案(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

日常の食事は、ご飯と具だくさんの味噌汁で充分。あれば漬物を添えましょう。無理のない生活のリズムを作り、心身ともに健康であるために「一汁一菜」という生き方をはじめてみませんか――。料理研究家・土井善晴による根源的かつ画期的な提言は、家庭料理に革命をもたらした。一汁一菜の実践法を紹介しながら、食文化の変遷、日本人の心について考察する。著者撮影の食卓風景も数多く掲載。(解説・養老孟司)

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Posted by ブクログ

料理家である土井先生が、とてもシンプルな提案をしてくれて、読んでとても気が楽になった。
家庭料理にご馳走は必要ない。
たまの記念日に、ちょっと手をかけて作ればいい。
いつものご飯で毎日、食べれれば十分。
野菜不足を感じるなら、具沢山の味噌汁を作ればいい。

大事なのは、一生懸命、生きること。
その中に、いつもの料理が含まれる。
家族のために、または自分のために料理をする。
そして、笑顔で食べて健康でいれたら、何て幸せなんだろう。

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2026年03月21日

Posted by ブクログ

家庭料理はもっと力を抜いていいんです。
季節の新鮮な食材を丁寧に処理して上品なお味に仕上げてきれいな器に盛り、大切な人とあらゆることに感謝しながらいただくのがいいんです。
オッ意外とハードル高……でもワイは都合のいいところだけを採用します。味噌汁作っときゃセーフだし、味噌汁の具はショートケーキとかはダメですが基本的になんでもいいらしいです。

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2026年03月08日

Posted by ブクログ

確かに具沢山の味噌汁で栄養取れればそれでいいと思った。美味しいし、季節のお野菜いただけるし。
その浮いた時間を趣味に使って心身ともに健康に過ごしたい

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2026年03月04日

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一人暮らしで寂しい時に読んで刺さりまくった
親への感謝を一人暮らしで実感するとともに、この本を読んで今まで実家で愛情をたくさん注がれてきたことを感じた。
そしてこの本はずっと優しい。これに気づけたのも一人暮らしを始めたからかも。

具沢山味噌汁なら毎日簡単に作れるからいいね。一汁一菜でええんやって思うだけで全然ハードル低いし、味噌汁も自炊初心者にもめちゃくちゃイージー

完全に救われた

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2026年01月26日

Posted by ブクログ

今年のベスト本かもしれない。食に対する価値観が変わった本。毎日の自炊ってとても大切で、尊い行為なんだな。
ご飯と味噌汁とあれば漬物だけでいい、しっかりと自分の手で食事を毎日紡いでいこうと思えた。

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2025年12月14日

Posted by ブクログ

本書を読んでまず驚いたのは、「ただの食事」と思っていたものが、暮らしそのもの、生き方そのものとこんなに深くつながっていたのか、ということでした。土井先生が紹介する、家庭料理を作ってきたお母さんたちの「救われた」という声や、さまざまなシーンで料理に関わってきた人たちの価値観が変わっていく様子に、「料理の捉え方が変わると、暮らしの向きも変わるんだ」と実感させられました。

一汁一菜は、流行りの“丁寧な暮らし”のファッション的なムーブメントではなく、日本の「晴れと褻」の感覚や、民藝、縄文文化までさかのぼるような、文化の根っこの部分から提示されている暮らしの哲学だと感じました。足し算・掛け算で「何品も作らなきゃ」と力んでいた自分に対して、「味噌汁に旬の野菜や少しの肉を入れて、きちんとご飯を炊けば、それで十分」という引き算の提案は、とても優しく、しかし芯の通ったメッセージでした。

結婚してから、自分が作りたいもの・食べさせたいものに意識が向きすぎて、結局コンビニや外食に頼ってしまう日も多くありました。作り手の顔が見えない食事から同じように栄養を摂るのか、それとも味噌汁一つでも、自分や家族のために台所に立つのか。その違いは、健康面だけでなく、暮らしへの肯定感にもつながるのだと教えられました。

また、ここ数十年のファストフードやチェーン店化の広がりと、糖質・脂質の過剰摂取といった現代の食事情への視点も興味深かったです。ジャンクフードの「その場の快楽」も知っている30代半ばだからこそ、日々の軸足は一汁一菜のような、心身ともに心地よい食に置きたいと思うようになりました。

料理が苦手な人や、毎日のごはん作りに疲れている人はもちろん、「自分にとっての心地よい暮らしとは何か」を考えたい人にもすすめたい一冊です。いい食事を通して、いい人生を少しずつ編み直していく。その入り口に、この本は静かに、けれど確かに立っていると感じました。

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2025年12月12日

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無理におかずを作ろうとしたり、バランスを色々考えたりせずに、とりあえず味噌汁にしてしまえばいいんだ。季節のものをもっと味わってみよう。味だけじゃなくて食感や匂いも楽しんでみよう。食事に対する考え方が変わった。

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2025年11月10日

Posted by ブクログ

土井善晴先生が一汁一菜に辿り着くルーツを日本の歴史から紐解いてご説明されていました。
また一汁一菜というシンプルなスタイルでありながらも無限の可能性があり、深みがあるのだと学んだ。

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2025年10月06日

Posted by ブクログ

土井義治レシピが好きなので読んだ
「一汁一菜でよい」とゆう言葉を御守りがわりにして日々家族のご飯を作っている
家族のご飯を作る毎日の中でほんとうに色々考えながらやっているのだが、その「色々考えて」のところを大変丁寧に言語化してくれていて嬉しかった 食べることと料理することが大好きなのでなかなか一汁一菜と思いきれないが そうゆう考えでのそうゆう食事スタイルもいいねって大賛成する提案だった お料理を若い頃から勉強して活躍して数々のレシピを教えてくれた料理人が一汁一菜でよい と提案してくれたのが新しかった

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2025年09月26日

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「作る人が食べる人のことを考えている。料理することは、すでに愛している。食べる人はすでに愛されています。」
 著者と同じ世代なので、昭和30~40年代の家庭での放課後の子どもの遊びや生活、家族で食べる食事のしつけなど懐かしく、そうそう同じだったなあと思った。この時代が著者の食を考える原点なんだろうな。何にも考えずにただ食べるだけの毎日を送ってきた私には、上記の文章が心にしみた。
 おいしいものが大好きな私だが、脳が喜ぶ食事だけではなく、一つ一つの細胞が喜ぶ食事にシフトチェンジしようと思った。

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2025年08月08日

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料理研究家を名乗っているだけあって、詳しい内容は土井先生なりの研究発表とご自身の持つ料理の見解。哲学。

正直回りくどい感じはする(笑)
けど毎日のお味噌汁の具材をランダムにしたって余り野菜をなんとなく適当に入れたって最低限の料理が成立するという考えは面白くて素敵。

仕事で忙しい人こそしたほうが良い自炊の提案。
料理が苦手で失敗が嫌だと思う人にも行動を積み重ねた成功体験を与えてくれる。

掻い摘んでP.65〜の味噌と具材の組み合わせの箇所だけでも読めれば季節の食材の美味しさと楽しみを知ることができると思いますよ。

これが全て!という訳ではなくて、料理そのものが好きにならなくても人生の余白を作るコツと知るための参考書として活きる。

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2026年03月06日

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食における正しさってなんだろう。当たり前ってなんだろう。それはいったい、誰が決めたんだろう。この本は、食事を通してそうした問いを投げかけてくる一冊だった。そして、頑張らなくていいんだ、と心を解放してもらった。
まさに食事哲学。新鮮だった。
私はこれまで、見栄えのよい食事を作るべく、フルタイムで働きながら、おかずを何品も用意し、揚げ物も作って、野菜も取り入れ、栄養バランスも考えて、ちゃんとしたご飯を必死に作ろうとしていた。いま思えば、私は何に取り憑かれていたのだろうと思う。
本書で語られる「ハレの日」と「ケの日」の考え方も、とても参考になった。
よく生きるために必要なのは、映える食事ではなく、ご飯と具沢山の味噌汁、そして漬物があれば十分なのかもしれない、と。
私たちは豪華な食事に慣れすぎているし、SNSで綺麗な食事を見すぎている。知らないうちに、身の丈以上の正しさを自分に課しているのだと思う。

背伸びをせず、身の程を知って、それでもちゃんと満たされて、静かに、幸せに生きていきたい。

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2026年02月23日

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優しい本。一汁一菜でいいんだ、と気持ちが楽になった。
情報過多な時代、自分で考えて行動できる基準をきちんと持たなければいけないと思った。小さな頃から、食を通じて学んできたこと、受け継いでもらったことを風化させることなく、よりアンテナを張って吸収し、口に出していこうと思う。

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2026年02月22日

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一汁一菜でよいという提案受けて一時期具入りの味噌汁とご飯だけで過ごしていました。
味噌汁がおいしくなる本。

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2026年01月30日

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題名通りだが、途中から和食の歴史みたいな話もあり、なかなか読み応えがありました。
料理だけでなく、日本人としての和に対する価値観や、五感を研ぎ澄まして生活をしていくことの大事さなどに気付かされます。
時々読み返しても良いな、と思える本でした。

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2026年01月15日

Posted by ブクログ

まさにタイトル通り「一汁一菜でよい」という哲学を教えてくれる。
ハレとケの概念など、日本人の精神性にも言及しつつ、優しくあたたかく理路整然とその哲学を説明してくれて、心が軽くなった。
全然料理をしない生活から、せめて味噌汁だけ作ろう、そしてだからこそ味噌汁に旬や季節を感じる食材、栄養素の多い具をたくさん入れて一汁を大事にしようと思って作り始めている。

米の炊き方から季節の味噌汁のアイディア(洋風食材を入れていいのか!)など実践的な一面もある。将来子供をもって一人暮らしに送り出す時があれば、荷物に添えてあげたい。

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2025年11月03日

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我が家は料理担当は夫。毎回献立に悩み、料理に苦労している。この本を渡して楽になってもらいたい。
しかしこの本を夫に渡したら怒られそうなので、今日は私がご飯作るよ、と言って具沢山味噌汁を作るのが正解ですね。
たまにしか作らないなら楽するなよって話ではあるが、私が具沢山味噌汁を飲みたい。今日のお味噌汁の具は何入れようかなってわくわくしながら買い物できるのはたまにしか料理しない人間だからですかね。

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2025年09月26日

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我が家は一汁三菜です。
もちろん私が三食用意しますが、その私、自称料理嫌いです
性格が大雑把ゆえ、きっちり計量するのも面倒で調味料も何もかも目分量だし、料理なるものどれだけ手を抜けるかを信条としているくらい。
著者の大ファンというわけではありませんし、レシピを参考にしたわけでもない。
しかしながら、この本を読んでむしろ大ファンになったと言えるかも。
料理嫌いを自称する私にも、とても刺さる本でした。
「ハレ」と「ケ」。
そんなこと考えたこともなかったなあ。やれおせち料理だ、ひなまつりだ、ハロウィンだクリスマスだ、などと、漠然とイベントを意識はしていても、普段の料理との対比は全く考えたこともなかった。
そのことに気付かされて反省し、かつ、普段の手抜き手間抜きは決して悪い事ではないのだと、救われた思いです。
もっと年老いたら、ホントに一汁一菜でいいんだろうなあ。逆に一汁三菜が楽しみになるかも。

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2025年08月30日

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言っていることはシンプルで、今日から味噌汁になんでも入れよう!と思えるし、それだけでいいのだと思える本。

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2025年08月20日

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食事に対する姿勢は、自分自身を扱う姿勢に等しい。
本当は何を食べたい?と自分に聞く余裕の無さが、豊かさから遠ざかる原因なんだと思った。

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2025年08月06日

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いろいろな味噌汁の事例が良い。ナスを焼いた味噌汁はぜひ作りたい。

昭和賛美、日本賛美、自分の家族賛美が、ちょっと鼻につく。手を洗ったり靴を揃えたりしなかったワタシとしては、ちょっと自分を否定されてる感もあり。

それでもなお、一汁一菜はよい。

—-
・まず目の前をきれいにしてきちんと整えることを教える。大人だって、目の前に綺麗な食事があれば、自然と姿勢が正される気持ちになる。

・秋月辰一先生の「体質と食物」、味噌は日本人の健康の要」

・2百万年も大自然の1つとして、生きてきた人間の営みに疑いはありません

・ハレの価値観をケの食卓に持ち込み、料理とは手の込んだものでなければいけないと思い込んで、毎日の献立に悩んでいる

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2025年08月04日

Posted by ブクログ

ナイス提案。本書は、家庭料理をシンプルに立ち返らせる試みの結果、ご飯と一汁一菜でいいじゃんという結論を示しており、その背景として日本人の暮らしや歴史に触れることで、この提案が無理なく続けられる自然なかたちだという説得力を持たせている。その背景の一部として西洋と日本の文化的な違いにも触れており、そこで紹介されているのが、日本人ならではの「情緒的にものを見る目」である。その感性を持つには、“もののあはれ”を大切にすることが必要であり、食事の面では旬のものを取り入れたりちょっとしたことに気づいて感動できる心の働きを持つこと、和食の基本形としては一汁一菜を実践することが、その感性を育てる手立てになるとされている。
自分は、とある場面で日本と海外の違いに驚いた経験がある。まったく同じレギュレーション、同じコスト上限の中でそれぞれに自由にモノづくりをしてもらった際に、明らかに完成品の雰囲気や趣旨が日本人と外国人の作ったもので大きく異なる傾向があったのだ。前提にしている価値観も、目指しているゴールも別物であるかのようだった。それは文化的な背景によるものだろうと感じていたが、本書を読んでその理由が腑に落ちた。日本人は情緒を大切にし、微妙な感情の動きを感じ取りそこに価値を見出す。その価値を重視して作品に反映させていたのだ。この感性こそが日本人独自のオリジナリティであり、それが海外との違いを生んでいるのだと実感した。本書で語られる食事の型はその日本人の感性やオリジナリティを育てるうえでも大切な土台になっていると言えると考える。

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2025年07月22日

Posted by ブクログ

土井先生自体は存じ上げていたが、著書を拝読するのは初めて。先日我が家に2人目が産まれ、これからの家族の食生活について考えていたタイミングでこの本を見つけ、すぐに購入。僕自身は専業主婦の母のもとで毎日手料理を食べて大人になったが、それがどれほどありがたく、また身体だけでなく心や目に見えない力をつけてくれたかがこの本を読んでわかった。毎日の食事はただ作る、食べるの行為だけではなく、大切な情報交換の場でもあったのだ。この本を読み始めてから味噌汁をとりあえず時間があれば作ってみることにしている。母がそうしてくれたように、自分も我が子たちに食事以上の何かを与えられるような食卓を作ってあげたいから。見た目の良くない食材(タコ、ナマコなど)を初めて食べた人がすごいのではなく、初めから本能的に食べられることを体が知っている、という説は納得。

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2025年07月12日

Posted by ブクログ

「気持ちが楽になった」という人も多いのだろうが、私は楽になれなかった。
一汁一菜では我慢できないし、おそらく今さら家族も納得しないだろう。
そして、最初の方では「一汁一菜」としていいとしながら、その後にそれに加えて「丁寧さ」や「あり方」「気持ち」のようなものも主張している。
つまり、「手をかけなくてもいいけど、ありかたの正しさ」は必要としているのだろう。
書かれていることは確かに真っ当で、より良い在り方だとは頷けるが、料理が好きではなくとりあえずお腹を満たせばレトルトを使おうがいい、と割り切ろうとしている自分が否定されたので、正しくとも気持ちよくはなかった。 

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2026年03月05日

Posted by ブクログ

『新潮文庫の100冊』より。

衣食住の中で最も食に関心が薄いので読んでみた。
日々の料理に気を負わず、一汁一菜で十分という提案は画期的だが、私は根本的に"台所に立つ・調理する"こと自体が億劫な人間。
本書で提言されている無理のない範囲での丁寧な食生活すら高いハードルに感じてしまうが、子供のためにも少しずつ意識を変えて頑張ってみようと思う。

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2025年11月08日

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ふと書店で見かけたこの本のタイトルに惹かれて読んでみました。
私はこれまで自炊はせずに惣菜で済ませていましたが、この本を読んで一汁一菜なら続けられそうだと思いました。
私の理解力の問題だとは思いますが、正直、哲学的な内容や和食の大切さといった部分についてはあまり頭に入ってこなかったです。それでも、料理するということについて、身構えずにもっと軽い気持ちで向き合って良いと気づいたことだけでも価値のある本だと思いました。

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2025年09月16日

Posted by ブクログ

提案、発想は興味深く、その背景や歴史も興味を持たせるが、実用性で言うと少し低い(当たり前だが)。だごこれまでの真心込めた豪華な食事の当たり前を見直し、精神面も含めた栄養について考えさせられる有意義な読書であった。

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2025年09月14日

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料理を作ることこそが愛情で、手間の有無や美味しさは二の次だという考えが印象的でした。改めて、毎日食事を作ってくれる(た)妻や母に感謝したいと思います。

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2025年09月09日

Posted by ブクログ

もはや思想であり哲学なる哉。
食は風土を反映するのでさもあらん、か。

具沢山な味噌汁のみたい。

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2025年09月01日

Posted by ブクログ

味噌汁を作りたくなる本です。
写真付きなのでページをめくるだけで面白い。
丁度食生活を改善したいと思っていたので読んで良かったです。

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2025年08月23日

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