山出高士のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
大好きな見比べシリーズ。
今回は1県にひとつを取り上げて
その「方言」を視覚化しようとする試み。
例えば、新潟県の「飴が泣く」のページに
個包装の袋の中で溶けてしまった飴。
山口県の「たわん」のページには
棚のものを取ろうと伸ばした子供の手。
(届かない、ということだそう)
おふたりのコラムで
各地の「他になんて言うの」な方言たちは
ソウルフードならぬソウルワードだと。
本当にそうですねぇ。
宮城県の「うるかす」なんかも、いいなぁ。
ご飯粒のついたお茶碗を水につけておくこと
ですって。
ほら、説明したらこんな長い言葉が
「うるかす」で表現できるんだもの。 -
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Posted by ブクログ
同一のモノの値段を写真を並べて分かりやすく比較したもの。昨今においては、テレビの影響からかモノの価格を見極めること自体が流行っているが、真贋の差というのは、実は質やら量やら、時間手間暇をかけているかなどなどその理由は確かにあるのであるが、これが難しい。
その難しさ理由は、中々にそれは通常使う分に何ら支障はないほどに、安いなりにも質の向上も見受けられるとともに、私自身はあまりに高いモノを手にしていないことに起因するのであろう。
わざわざ隣り合わせてるからこそわかるものの、本書の蒲鉾や革靴は単品ならなお難しい。
安くても高くてもそれなりに理解したいものである。 -
Posted by ブクログ
目でみる日本史というと、これまで知らなかった、多くの知識を、異なる視点から得られるものとばかり、思っていたが、どうも本書は少し主旨が異なるようで、知識というよりは(知識も得られますが)、歴史上の人物の心情に思いを馳せることで、少しでも、彼らのことが身近になるというか、私がそこで見ているものを、彼らも見ていたことを想像することで、様々な感情が芽生えてくる・・それはきっと、何百年、いや何千年もの時を隔てた人々の、想いを知るための旅なのかもしれない、そんな新感覚な歴史探訪の楽しみを提供してくれます。
ということで、本書は、後年に作られた記念館や銅像、石碑よりも、その人が見た風景を主役にしようという -