志賀内泰弘のレビュー一覧

  • 京都祗園もも吉庵のあまから帖

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    ネタバレ

    朱音ちゃんとイギリスのジョーンズ夫妻の話、涙なく読めませんでした。ジョーンズ夫妻のおもてなしの際、不手際を起こした朱音、しかし自分のできる範囲で精一杯心を込めてジョーンズ夫妻をお見送りした。失敗を気にして辞表の用意までしていたのだが、古き良き京都の心、おもてなしの心、決してホテルの経営者の一族の長たるもの見逃しはしなかった。そして、もも吉お母さんの「頑張る」と「おきばりやす」の解釈、我を張ると、周りを気遣って張り切るの説明、なるほど勉強になりました。数年間、京都で住んでいたこともあり懐かしさ倍増でした。

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    2026年02月21日
  • 京都祇園もも吉庵のあまから帖5

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    京都祇園を舞台に繰り出される連作短編人情噺。「信頼される人には、信頼されている人が近づいてくる。自分のことより人のこと気遣うお人が一等賞とらはるんや」。もも吉お母さんの言葉が胸にしみる。どの話も情緒あふれる話で心があたたまる。一見さんお断りの「もも吉庵」の麩もちぜんざい食べてみたい。読書メーターの献本プレゼントで頂いた本。これって「もも吉庵」に招待されたのと同じですよね。これを機に前作1~4巻も是非読んでみたいと思います。そしてもも吉お母さんの話じっくり伺ってみたいです。

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    2026年02月21日
  • 京都祇園もも吉庵のあまから帖9

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    ネタバレ

    銀行員の遥風の話、朱音ちゃんの弟子入りの話、どの話も身につまされる話で切実に感じ入ります。多分の過大感はありますけれど。そして今回の山場はやはり前巻でも語られていたもも吉お母さんの過去と美都子の出生の秘密です。前巻では父親については謎のままでしたが、今回はその謎がもも吉お母さんの口から美都子に語られるという衝撃の回でした、といってもそれなりの予想はついていましたが。その真実を聞いた美都子や周りの人間のなんと暖かいこと、泣きそうです。次巻は隠善さんのお見合いの話なのか、でも最終巻という話もあるので・・・。

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    2026年02月02日
  • 京都祇園もも吉庵のあまから帖8

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    ネタバレ

    前巻で朱音ちゃんと夢遊さんの関係はどうなったのと思ったら今回はちゃんと二人の話がというより、夢遊さんが朱音ちゃんに惚れ直す話でした。朱音ちゃんの天敵の若王子副店長も巻を増すごとになんだかんだで朱音ちゃんのペースに巻き込まれています。それ以外の話は、悲しい話が多かったように思います。とりわけはもも吉お母さんの過去と娘の美都子の出生の秘密が語られています。美都子の父ってまさか。いやいや、それはそれで美都子が悲しすぎる。次巻以降でそのあたりがあかされるのか。どちらにしても涙の予感。美都子には幸せになってほしい。

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    2026年01月17日
  • 京都祇園もも吉庵のあまから帖7

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    ネタバレ

    もも吉庵の第7巻。美都子と藤田の恋のゆくえ、なんだかなぁ、美都子が可哀想、理由に納得いかない。朱音ちゃんと夢遊さんの関係はどうなったの?このまま今回の話が進むと夢遊さんが可哀想。そして最後の新幹線のシーンはドラマのクライマックスを見ているようで胸熱なんですけれど、淳也は病気とはいえ2度も約束を破るとは、流石に反省をして心を入れ替えているとは思うが義理の父の気持ちはどうなる、少し都合がよすぎるような気もするが。今回は少し無理やり感が多かったような気がします。それでも人情噺に弱いので涙が溢れて困りました。

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    2026年01月17日
  • 京都祇園もも吉庵のあまから帖6

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    もも吉庵の第6巻。今回も予定調和のごとく、お涙頂戴劇が進んでいくのだが(悪い意味ではありませんので、あしからず)。今回おジャコちゃん目線の話は少し面食らったがそれでもおジャコちゃんの辛い過去がしれて涙。もも吉庵の話に出てこないとしっくりこない朱音ちゃん、この子は本当に大物です。人を見る目のある人には必ずこの子は目に留まる、流石と言うしかない。雷神堂の話も、奈々江ちゃんの話も展開が解っていても涙しかでてこない。そして、「麩もちぜんざい」が食べたくなる、おいしそう。

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    2026年01月17日
  • 京都祇園もも吉庵のあまから帖3

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    5話ある話のどれをとっても比較できないくらい良い話。朱音ちゃん、いろいろと手際は悪いけど、何事に対しても一生懸命に向き合う姿勢が良い。本人は特に意識していなくとも相手を思いやり何事にも真剣に向き合う、その姿勢は解る人にはちゃんと伝わる。頑張れ朱音ちゃん。そして過去のトラウマから言葉をしゃべることができなくなった奈々江。奈々江ちゃんの頑張りをしっているからこそ、祇園の街の人々の心意気が奈々江をささえる。もも吉お母さんもそうだが、琴子お母さん最高に優しい。マル京のお父さんもええ味だしてるし。

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    2025年11月09日
  • 京都祗園もも吉庵のあまから帖

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    困った時にアドバイスをくれる人がいたら幸せです。それが近所のおばあちゃんといっても一見さんお断りのカフェ風のお店の女将。京都ならではの人情にあふれた素敵なお話でした。

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    2025年07月14日
  • 京都祇園もも吉庵のあまから帖2

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    町の移動図書で借りた本で一巻と二巻を読みました。東北育ちの私には知らない京都独特の文化が物語とともに綴られていて興味深く読みました。我を張ることが頑張る、それより努力する我慢する最善を尽くすことを表す気張る方が深い言葉だと感じ、これから使わせてもらうことにしました。近所付き合いが希薄になった昨今ですが、いまでも京都は助け合いの心が残っている街なんですね。その代表が正しくもも吉庵。

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    2025年07月14日
  • なぜ、あの人の周りに人が集まるのか? 仕事もお金も人望も、すべてが手に入る「大切なこと」

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    一気に読んでしまう一冊でした
    なんとなく目について読み始めた所一気に最後まで読んでしまいました。この本にたまたま出会えたことを本当に嬉しく思います。私はサービス業でも営業職でもありませんが、どんな職種の人でも仕事への姿勢が変わる1冊だと思います。
    おそらく企業の人事や経営者はこの本を社員に勧め、読むように指示したくなる本でしょうが、指示されて読む本ほど読む気がなくなる読み方、視点で読んでしまいます。
    この本を、自分から手に取り、引き込まれて読まれることを願います。買う人、売る人、作る人、運ぶ人など何かに関わる全ての人がこの内容を少し意識することで社会はよくなると思います。

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    2025年04月30日
  • 京都祗園もも吉庵のあまから帖

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    京都で甘味処をしているもも吉

    そして娘でタクシードライバーの美都子

    2人は生まれも育ちも祇園で元は芸妓

    もも吉の優しく厳しい言葉は読んでいて心に響く

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    2024年09月07日
  • 京都祗園もも吉庵のあまから帖

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    京都祇園が舞台の中心になっているお話。
    京都の行事や名所が沢山出てきて、京都観光も愉しみながら読んでいます。
    登場人物が、なかなか個性的。いろいろな悩みを抱えた人が、もも吉庵へとやってきて、それを見事に解決へ導くもも吉さんのお裁きもなかなかお見事です。
    毎回、もも吉さんのお召し物が楽しみです。

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    2024年08月12日
  • 京都祇園もも吉庵のあまから帖7

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    著者はいい意味で、文章を過剰なほど整えようとしなくていいな…、と、思う(失礼)。
    元々はライターさんなんか脚本家さんなんかわからんけど、すべてを地文でつづっていくのがいっそ清々しい。
    感情移入はほぼしないけど、ストーリーが面白くて、かつ、スケールがでかくて、つい読んでしまう(笑)。

    一話の美都子さんの話は読んだことあった。
    読んでから、
    「そういえばこの本を途中まで読んだのが(前回の)最後(の読書)やったな…」
    と、思い出した。約一年前の読書はここで終わって、以来、ずっとアウトプットしてたんやった。

    ちゅうことで、途中からは未読。
    なんだかんだ言うて朱音ちゃんの話が好きなので、結局わたしは

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    2024年06月08日
  • 京都祗園もも吉庵のあまから帖

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    ほっこり。いい話。
    サクッと読める。
    京都の情景が浮かんでくるから
    行きたくなる。
    こんな甘味処あったら行きたいなぁ。
    あんこ好きじゃないけど。
    でもここなら幸せに食べれるなぁ。

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    2024年05月17日
  • 京都祇園もも吉庵のあまから帖7

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    ネタバレ

    いつもスパッと迷いを断ち切ってくれるもも吉の大岡捌きが爽快なこのシリーズ。

    今回は娘の美都子の悲しい別れがグッときました。やっと結婚できる所まで来たのに、スキャンダルを怖れて別れを決意した美都子と藤田。美都子には幸せになって欲しいです。

    もも奈もようやく会話がスムーズになっていてホッとしました。ずっと声が出なくて切なかったけれど、良い後輩も出来そうで良かったです。

    いつものんびり屋だけど、誰よりも気遣いが出来る朱音に惚れない人は居ないと思ってましたが、てっきりあの家元の元へ嫁ぐのかと思ってきたので、まさか朱音の方が直人の事を気になっていくのが意外でした。それでも、あの2人もとてもお似合い

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    2023年08月22日
  • 京都祇園もも吉庵のあまから帖5

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    5巻は泣ける話が多かった。
    相変わらずもも吉さんは素敵。

    あそこまで極端じゃないけど自分に若王子さんぽいところがあるからか、若王子さん苦手だったけど、今回のお話で好きになった。

    今回、一番印象的だったのは「秘すれば花」という言葉。
    なんの打算もなくこれができてしまう朱音ちゃんのようになるのは難しいけど(打算が働いちゃうので)
    「秘すれば花」のマインドで周りに気を配ったり、承認欲求を抑えたりすることはできそうなので、心がけたい。

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    2023年08月03日
  • 京都祇園もも吉庵のあまから帖2

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    ネタバレ

    前作同様、軽く読めてほろっとする短編集。
    前作同様、奈々江ちゃんの話は、涙なしには読めない。

    隣の芝生は青く見えるお話も良かった。
    「自分の家の庭の手入れもせんと、他所さんばっかり羨ましがってもあきまへんえ。
    第一、よう見えるだけや。口には出さしまへんけど、誰もが難儀なこと背負って生きてはるんと違いますか」
    このフレーズ、すごく好き。

    もも吉母さんの素敵な着物や、京都の華やかな雰囲気を堪能しつつ、どのお話も必ずハッピーエンドで安心して読めるところが、とても気に入っています。

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    2023年07月21日
  • 京都祗園もも吉庵のあまから帖

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    京都の、ちょっと別世界みたいな独特な雰囲気を味わいつつ、楽しく読めた。
    短編なので、気分転換に少しずつ気軽に読めるのが良い。
    軽いお話ばかりなんだけど、1話目は泣かされた(T_T)
    「粋」という言葉が心に残りました。

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    2023年07月20日
  • 京都祇園もも吉庵のあまから帖5

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    面白かった。
    陰の努力がこんなふうに実を結べばどんなにいいかと思うな。ある意味めちゃくちゃファンタジー。

    でもこういう夢を見たい気持ちはある。小鈴ちゃんの話は電車で泣きそうになったわ。

    ん?佐々木酒造?と思ったらほんまもんの佐々木酒造やった(とうらぶでは聚楽第で有名かな。某俳優さんのご実家…)。

    それだけに限らずばんばん実際のものを出してくるのがさすがPHP文芸文庫!て思うけど、

    え…ほしたらもしかしてもも吉庵も実在するん…?

    と思ってしまった時点でもう著者の術中にはまってる気がする。笑

    祇園へ出かけた気になれる本のような気もします。著者は放送作家さんなんやっけ?脚本家?なんかし、

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    2022年12月18日
  • 京都祇園もも吉庵のあまから帖5

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    内容(ブックデータベースより)

    京都、祇園の片隅にひっそりと佇む「一見さんお断り」の甘味処「もも吉庵」。店を営むのは、元芸妓のもも吉。メニューは「麩もちぜんざい」のみ。この一風変わったお店に、今日もお客が訪ねてくる――。
    もも吉庵の女将の娘で、タクシー運転手をしている美都子は、乗客のある高齢の女性とその介護 士の嚙み合わない会話を聞いて、二人の真の関係に気づき……。
    亡き息子の復讐を誓う男の哀しき慟哭。
    料理の才能に恵まれた青年が陥った心の落とし穴。
    声を失い、筆談でお座敷を務める舞妓の勇気がもたらした奇跡。
    ――甘味処「もも吉庵」に集う人々の悲喜こもごもに、女将のもも吉が寄り添い、ぬくもり

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    2022年11月29日