志賀内泰弘のレビュー一覧
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いつもスパッと迷いを断ち切ってくれるもも吉の大岡捌きが爽快なこのシリーズ。
今回は娘の美都子の悲しい別れがグッときました。やっと結婚できる所まで来たのに、スキャンダルを怖れて別れを決意した美都子と藤田。美都子には幸せになって欲しいです。
もも奈もようやく会話がスムーズになっていてホッとしました。...続きを読むPosted by ブクログ -
5巻は泣ける話が多かった。
相変わらずもも吉さんは素敵。
あそこまで極端じゃないけど自分に若王子さんぽいところがあるからか、若王子さん苦手だったけど、今回のお話で好きになった。
今回、一番印象的だったのは「秘すれば花」という言葉。
なんの打算もなくこれができてしまう朱音ちゃんのようになるのは難し...続きを読むPosted by ブクログ -
前作同様、軽く読めてほろっとする短編集。
前作同様、奈々江ちゃんの話は、涙なしには読めない。
隣の芝生は青く見えるお話も良かった。
「自分の家の庭の手入れもせんと、他所さんばっかり羨ましがってもあきまへんえ。
第一、よう見えるだけや。口には出さしまへんけど、誰もが難儀なこと背負って生きてはるんと違...続きを読むPosted by ブクログ -
京都の、ちょっと別世界みたいな独特な雰囲気を味わいつつ、楽しく読めた。
短編なので、気分転換に少しずつ気軽に読めるのが良い。
軽いお話ばかりなんだけど、1話目は泣かされた(T_T)
「粋」という言葉が心に残りました。Posted by ブクログ -
面白かった。
陰の努力がこんなふうに実を結べばどんなにいいかと思うな。ある意味めちゃくちゃファンタジー。
でもこういう夢を見たい気持ちはある。小鈴ちゃんの話は電車で泣きそうになったわ。
ん?佐々木酒造?と思ったらほんまもんの佐々木酒造やった(とうらぶでは聚楽第で有名かな。某俳優さんのご実家…)。...続きを読むPosted by ブクログ -
内容(ブックデータベースより)
京都、祇園の片隅にひっそりと佇む「一見さんお断り」の甘味処「もも吉庵」。店を営むのは、元芸妓のもも吉。メニューは「麩もちぜんざい」のみ。この一風変わったお店に、今日もお客が訪ねてくる――。
もも吉庵の女将の娘で、タクシー運転手をしている美都子は、乗客のある高齢の女性...続きを読むPosted by ブクログ -
内容(ブックデータベースより)
かつて一世を風靡しながら、不慮の事故で行方を晦ました歌舞伎役者が、十五年ぶりに京都に姿を現した理由とは。
茶会の準備で老舗和菓子屋の女性が見せた「おもてなし」の神髄。
ようやくお店出しが決まった舞妓に思わぬ事態が……。
祇園にひっそりと佇む一見さんお断りの甘味処「も...続きを読むPosted by ブクログ -
今回はカップルが色々誕生しそうでお気に入りばかりでした。
桔梗流の若旦那が朱音に惚れ込んでいるのに、当の本人である朱音があまりにネガティブな性格でヤキモキでしたが、若旦那の姉の楓さんに認められてホッとしました。確かに人によっては鈍臭いとイライラするかもしれないけど、朱音の良さは判る人には判るの...続きを読むPosted by ブクログ -
トヨタに関わる5つの仕事のエピソードが書かれている。
どれも心を熱くさせるエピソードで明日からの活力になった。
カッコよく書きすぎなキライもあるけれど、そんな疑念は置いておいて文章の内容に感動して心を燃やす着火剤としたい本。Posted by ブクログ -
震災で親を亡くした奈々江が、又フラッシュバックを起こして声が出なくなってしまった。デビュー間近だったが、周りのフォローのお陰で無事お座敷にあがれたが、そのデビューで一悶着ありどうなるかヒヤヒヤしましたが、無事にデビュー出来て良かったです。声も早く戻ると良いなぁ。
心根が優しい朱音が茶道の家元の...続きを読むPosted by ブクログ -
紹介文通り、ほのぼの後泣ける…いいなぁー、こーゆー世界観に憧れます。いいなぁー、この世界観の中で行きたいなーと思わせてくれます。
人には歴史があるんだと思わせてくれる、丁寧に生きている人は素敵な時間が流れるって思わせてくれるお話です。 -
前作の風神堂のトロいけど一生懸命な朱音。側から見ればトロいし使えないって見えるけど、社長の慧眼は間違い無かったですね。仕事の内容より人の為に即動けるかどうか。ここまで出来る朱音が凄いです。
そして、舞妓見習いの奈々江。とても悲しい出来事だったけど、居場所があって良かった。祇園の女として頑張ってほし...続きを読むPosted by ブクログ -
初読み作家さん。 どのストーリーにも隠源和尚ともも吉とのじゃれあいトークがあるんだけど、読んでいて楽しい☆軽く読めるけど、考えさせられたり、学べるものがある小説だなぁと思いました(๑ ᴖ ᴑ ᴖ ๑)粋を重んじるのは、難しそう…それが出来たら、とても素敵だなぁと思う。 3話と4話が、好きだなぁ。ジー...続きを読むPosted by ブクログ
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自分の心の持ちようでいろいろなことが変わってくる。
自分で、仕事の範囲を狭めない。
一つのきっかけを大切にする。
私にいわれても…
そこで止まらない。Posted by ブクログ -
作家・志賀内康弘氏が「小説を書きたい!」という想いを実現させるべく書いたデビュー作
これまでに志賀内氏が書いてきた自己啓発小説と同じように読んでいると心の奥底がじんわりと温かくなり、自然と頬を涙が濡らす物語です。
昨今、様々な事件があるたびに人間が嫌になりそうな気持ちになるときもありますが、志賀...続きを読むPosted by ブクログ -
読みやすい上に、仕事をする上でタメになる一冊
特に接客業に携わっている方には、とても参考になる考え方が詰め込まれている
◯「おせっかいを覚悟すると、いつの間にか親切との境目が見えてくる」
・接客をしていて、お客様の為にこんなことしたらどうかなと思いついても、「おせっかい」だと思われたら嫌だと思っ...続きを読むPosted by ブクログ -
商店街に住む人々を描いたオムニバス。
みんな色々と訳ありの人生を送っているが、
助け合いながら力強く生きている人々の姿が描かれる。
人間の強さ、優しさを感じることが出来る一冊。
逆境の時に読めば大いに励まされることだろう。Posted by ブクログ -
人はひとりひとりに人生があり、ストーリーがある。そして人の優しさによって支えられていることを改めて感じさせてくれる本。
疲れた心が癒されました。Posted by ブクログ -
関東地区の 某レクサス店に行ったけれど、
通常の自動車販売店とはまったく違う。
星ヶ丘 ほどではなかったが、接客レベルが高い。
でも、やっぱり 買うなら 星ヶ丘がいいな。Posted by ブクログ -
ひとごとでなく、自分の事として考えて、
いかに、お客様に喜んでいただくか?
読んでいて、涙が出そうになります。Posted by ブクログ