志賀内泰弘のレビュー一覧
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ネタバレ今回はカップルが色々誕生しそうでお気に入りばかりでした。
桔梗流の若旦那が朱音に惚れ込んでいるのに、当の本人である朱音があまりにネガティブな性格でヤキモキでしたが、若旦那の姉の楓さんに認められてホッとしました。確かに人によっては鈍臭いとイライラするかもしれないけど、朱音の良さは判る人には判るので、若旦那の見る目は確かですね。
板前見習いの拓也と震災で身寄りが亡くなった舞妓の奈々江も可愛かったです。お互い心に傷を持っているけれど、拓也の母に対する誤解が解けて良かったです。二度と会えなくなるかもしれないと言うのを一番解っている奈々江だからこそ、拓也に響いたんでしょうね。まだまだ未熟な2人だけど、これからが楽しみです。
そして、まさか美都子が隠善の事を気にかけるとは!弟ポジションっぽかったのに、これは期待大です。 -
Posted by ブクログ
作家・志賀内康弘氏が「小説を書きたい!」という想いを実現させるべく書いたデビュー作
これまでに志賀内氏が書いてきた自己啓発小説と同じように読んでいると心の奥底がじんわりと温かくなり、自然と頬を涙が濡らす物語です。
昨今、様々な事件があるたびに人間が嫌になりそうな気持ちになるときもありますが、志賀内氏が紡ぐ物語を読んでいると「やはり、人っていいなぁ」と心から思います。
また、本作を読ませていただき、二つの言葉が特に心に響いた。
それは「気張る」と「粋」
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☆「頑張る」いうんは、「我を張ること」つまり自分一人の頑張り、独りよがりのことや。それに対して「気張る」いうんは、周りを気遣って張り切ることや。仕事は一人ではできひん。周りの人たちを巻き込んで、助けたり助けられたりして、いろいろな考えを一つにまとめて自分の力を発揮することや」
☆「粋な人」とは「人情の機微に富んでいて、さっぱり気立てがええ人のこと。なんや困った人がおったり、失敗して面目が潰れてしもうた人を、粋なはからいで救えるような人」
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自分は粋な男になりたいと思っているが、まだまだだと感じていた。でも、粋な男に近づくヒントを得たような気がします。
また、まだまだ自分は頑張ってばかりだと思いました。
もっともっと、気張らなあきまへんな。 -
Posted by ブクログ
読みやすい上に、仕事をする上でタメになる一冊
特に接客業に携わっている方には、とても参考になる考え方が詰め込まれている
◯「おせっかいを覚悟すると、いつの間にか親切との境目が見えてくる」
・接客をしていて、お客様の為にこんなことしたらどうかなと思いついても、「おせっかい」だと思われたら嫌だと思って結局やらなかったことがある。普段からなんでもいいから相手のためになりそうなことを考え続けて、おせっかいと思いつつもやってみないと親切はできない。
◯「マニュアルは『ここまで』やればいいではなく、『ここから』何ができるか」
・マニュアルは最低限の決まりであって、ゴールではない。
◯天使の分け前、「買わない人もお客様」
・自分の利益にならないことでも、たとえライバルにとって有利に働くことですら、お客様に喜んでもらえるのであればやるべき。すべてが自分の利益として返ってくるわけではなくとも、天使の分け前と割り切って、お客様に喜んでもらう。