志賀内泰弘のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
作家・志賀内康弘氏が「小説を書きたい!」という想いを実現させるべく書いたデビュー作
これまでに志賀内氏が書いてきた自己啓発小説と同じように読んでいると心の奥底がじんわりと温かくなり、自然と頬を涙が濡らす物語です。
昨今、様々な事件があるたびに人間が嫌になりそうな気持ちになるときもありますが、志賀内氏が紡ぐ物語を読んでいると「やはり、人っていいなぁ」と心から思います。
また、本作を読ませていただき、二つの言葉が特に心に響いた。
それは「気張る」と「粋」
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☆「頑張る」いうんは、「我を張ること」つまり自分一人の頑張り、独りよがりのことや。それに対して「気張る」いうんは、周りを気遣って -
Posted by ブクログ
読みやすい上に、仕事をする上でタメになる一冊
特に接客業に携わっている方には、とても参考になる考え方が詰め込まれている
◯「おせっかいを覚悟すると、いつの間にか親切との境目が見えてくる」
・接客をしていて、お客様の為にこんなことしたらどうかなと思いついても、「おせっかい」だと思われたら嫌だと思って結局やらなかったことがある。普段からなんでもいいから相手のためになりそうなことを考え続けて、おせっかいと思いつつもやってみないと親切はできない。
◯「マニュアルは『ここまで』やればいいではなく、『ここから』何ができるか」
・マニュアルは最低限の決まりであって、ゴールではない。
◯天使の分け前、 -
Posted by ブクログ
ネタバレ【内容】
倒産の危機を迎えるエンジェルマート京南大学前店、
そこへ、ふらりと現れた「謎のオバチャン」のアルバイト・・・・
サボってばっかりいるし、動きは遅いし、マニュアルは守らない・・・
でも、あれ・・・・・?
接客や営業にかかわらず、働くすべての人が「元気になる」ストーリー、「ほろっ」として「ジーン」ときて「ほっこり」する、小説感覚でサラッと読める一冊。
【良い点】
・物語としても、ビジネス書としても文句なしに内容が良い。
・物語調のため、ビジネス書だが読みやすい 。イラストも癒し系。
・ソフトカバーのため重くないし、読みやすい。
【悪い点】
・まぁまぁ値段が高い。
【感想】