【感想・ネタバレ】京都祇園もも吉庵のあまから帖3のレビュー

あらすじ

かつて一世を風靡しながら、不慮の事故で行方を晦(くら)ました歌舞伎役者が、十五年ぶりに京都に姿を現した理由とは。茶会の準備で老舗和菓子屋の女性が見せた「おもてなし」の神髄。ようやくお店出しが決まった舞妓に思わぬ事態が……。祇園にひっそりと佇む一見さんお断りの甘味処「もも吉庵」を営む元芸妓・もも吉と、そこに集い、慎ましくも誇り高く生きる人々の哀歓を描いた連作短編集。シリーズ第三弾。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

5話ある話のどれをとっても比較できないくらい良い話。朱音ちゃん、いろいろと手際は悪いけど、何事に対しても一生懸命に向き合う姿勢が良い。本人は特に意識していなくとも相手を思いやり何事にも真剣に向き合う、その姿勢は解る人にはちゃんと伝わる。頑張れ朱音ちゃん。そして過去のトラウマから言葉をしゃべることができなくなった奈々江。奈々江ちゃんの頑張りをしっているからこそ、祇園の街の人々の心意気が奈々江をささえる。もも吉お母さんもそうだが、琴子お母さん最高に優しい。マル京のお父さんもええ味だしてるし。

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2025年11月09日

Posted by ブクログ

内容(ブックデータベースより)

かつて一世を風靡しながら、不慮の事故で行方を晦ました歌舞伎役者が、十五年ぶりに京都に姿を現した理由とは。
茶会の準備で老舗和菓子屋の女性が見せた「おもてなし」の神髄。
ようやくお店出しが決まった舞妓に思わぬ事態が……。
祇園にひっそりと佇む一見さんお断りの甘味処「もも吉庵」を営む元芸妓・もも吉と、そこに集い、慎ましくも誇り高く生きる人々の哀歓を描いた連作短編集。
シリーズ第三弾。
文庫オリジナル。

令和4年9月4日~5日

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2022年09月05日

Posted by ブクログ

 震災で親を亡くした奈々江が、又フラッシュバックを起こして声が出なくなってしまった。デビュー間近だったが、周りのフォローのお陰で無事お座敷にあがれたが、そのデビューで一悶着ありどうなるかヒヤヒヤしましたが、無事にデビュー出来て良かったです。声も早く戻ると良いなぁ。

 心根が優しい朱音が茶道の家元の嫡男に見初められて、ほんわかしました。副店長の若王子の野心家なのが鼻につきましたが、朱音の思いやりの心が他の人にも伝わってホッとしました。きっと良い伴侶になりそうですね。

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2021年04月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ライト文芸でもこんな大人中心の話は珍しいんじゃないでしょうか。今回は恋愛話メインで良かったです。若い子を咜りつけて謝られるもも吉さんが可愛いです。
お坊さんが美都子をゲット出来ればいいですね。

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2022年05月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

朱音さんの物語がよかった。
たぶん次巻で動くだろうが、若王子さんの今後が気になる。朱音さんの気遣いをみてどう変わっていくのだろうか?
続きが楽しみ。
あと作中に出てくる和菓子。たべてみたーい。

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2022年01月15日

Posted by ブクログ

2021.8th
今作も良かったですね!また続編出ますように!
この作品を読むといつも京都に行きたくなる(´∀`)

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2021年06月02日

Posted by ブクログ

元芸妓、もも吉さんの粋と心配りが
素敵で、好きな作品のひとつ。
そして、もも吉さんがおっしゃる
「頑張る」と「気張る」の違い…耳が痛い。
花街で挨拶のように使われる「お気張りやす」。
頑張るとは、我を張る、独りよがり。
気張るとは、周りを気遣って張り切る
ここに、惹かれて手に取った本。
私はついつい「頑張る」になってしまう。
さりげなく気張れるように努力しようっと。

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2021年05月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

舞妓さんデビューおめでとうだけど、まだまだ前途多難やねぇ…

でも誠実であれば道は開けますよってこどやね。

あかねちゃんのほうも気になります。家元に嫁ぐことになったらすごいねぇー!

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2025年08月03日

Posted by ブクログ

奈々江がやっと舞妓デビュー!と思ったら声を失ってどんだけ試練を越えないといけないのか。一応最後は丸く治ったけど声は戻ってないよね?まだ引っ張るのかな。朱音はとろいけど人が気が付かないこと、思いつかないことをして上の人たちに認められてる。副店長は確かに仕事ができるのかもしれないけど朱音に対して嫌味がすぎて読んでて気分が悪かった。

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2025年01月11日

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