志賀内泰弘のレビュー一覧
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2010年の経営破綻から立ち直った日本航空を巡る実話集です。
羽田発ホノルル行きの便に乗務しているマリは、ビジネスクラスの一番後ろの席に座っている80才前後の老婦人に声をかけられる。50才台の息子さんと思われる男性とともに搭乗した老婦人は、飛行機に乗ることの不安や亡くなった夫のこと、その夫から...続きを読むPosted by ブクログ -
業績低迷で店をたたむ直前の状況だったコンビニが一人のオバチャンアルバイトのおかげで大繁盛店に変わるまでを描いた小説。商売をする上で何が大事かということが語られています。呼んでいて心が温まります。こういう店が生き残る世の中であって欲しいと思う。Posted by ブクログ
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さりげない心遣いの大切さをあらためて感じさせられました。
他人への心配りって、理屈ではわかっていても、実際、なかなかできていないもの。
「マニュアルは最低限のことができるようになるためのもの。」
当たり前のことですが、はっとさせられました。
ビジネス書ではないですが、人と接する機会の多い仕事をしてい...続きを読むPosted by ブクログ -
いい話だった。
現実はこんなにうまくいくかな?と捻くれた気持ちになったりしつつ、いい話には違いない。
働くは、傍を楽にする。
どこかで聞いたようなフレーズだけど、いいなと思った。
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なるほど、凄い。という感想。
思いやりは受けた人から派生してまた別の人に思いやりを。橋渡しにいつかは自分に返ってくる。
ただ、思いやりのセンサーを普段から立たせて無いと出てこない発想だと思うので、レクサス星ヶ丘さんは上手く普段の空気の中で思いやりの精神を徹底してるんだろうなと思った。
レクサス星ヶ丘...続きを読むPosted by ブクログ -
他人より不器用だけど、その分一人一人に丁寧な対応をする和菓子屋の新入社員。
ラストはそのお客様から、沢山お返しや感謝が届いて大団円
…自分が捻くれてるのは承知だけど
そりゃ、丁寧な対応出来れば自分もお客さんも大満足なのは当たり前
他の従業員だって同じ事をしたいと思ったとしても、お客さんを待たせ...続きを読むPosted by ブクログ -
とれもいい話なんですが、尺の問題なのか不完全燃焼な気が。。それでもどんどん読み進めてしまうのですけどね。なんというか、膨らむ前に次に行ってしまう、贅沢な作り。どの話もこれから怪獣してほしいなと思ってしまいます。Posted by ブクログ
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祇園の片隅に息づく人情をどうぞ。
元芸妓のもも吉は、お茶屋を畳み、一言さんお断りの甘味処を営んでいる。娘は芸妓を辞めてタクシードライバーで独立。麩もちぜんざいと共に差し出される、粋な「おせっかい」が、悩める人の心をときほぐしていく。
いい話なんだけど、どこかビジネス書の説教くささを感じる。なんで...続きを読むPosted by ブクログ -
大好きなねこまきさんプロデュースだし、漫画はミューズワークのスタッフだという八朔さん。これをスルーする手はない。読んだらやっぱり優しく切ないお話で、絵も味わい深い。でも…。
帯に大きく「泣ける」とある。原作者の肩書きは「感動のスペシャリスト」。こういう売り言葉って、何かを担保しているつもりなのだろ...続きを読むPosted by ブクログ -
自己啓発本ですが、小説形式なのでサクっと読めます。
もちろん小説だからフィクションなのですが、読めば納得。
日本の「ことわざ」とか「言い伝え」って、よく真理を捉えているなぁと思います。
古から言われている「正しいこと」ことなのに、それが出来ずに、自ら不幸の道、破滅の道に進んでいるのだから、人間とは愚...続きを読むPosted by ブクログ -
内容(「BOOK」データベースより)
元芸妓のもも吉は、わけあって今は祇園で甘味処「もも吉庵」を営んでいる。一見さんお断り、メニューは「麩もちぜんざい」のみの小さな店だ。そんな店を訪れるのは、舞妓になるために十五歳で祇園へやってきた少女、妻を亡くして一人で京都を旅する中年男性―さまざまな悩みを抱えた...続きを読むPosted by ブクログ -
内容(「BOOK」データベースより)
京都・祇園。一見さんお断りの甘味処「もも吉庵」を営む元芸妓・もも吉の、人生の機微に通じた言葉が、悩みを抱えた人々の心を癒す―。和菓子屋の女性店員の接客に、華道の家元が「奥義」を感じた理由とは。舞妓修業中に失踪した少女が「舞」で見せた覚悟と奇跡。入院中の子供に贈り...続きを読むPosted by ブクログ -
内容は面白いが登場人物の説明が毎回されるのは、読者としては一冊の本を読むのに「またか」と思います。もしかして連載小説だからかな思ったが内容がいいだけにちょっとうるさく残念でした。
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店頭でお辞儀を続ける。一生懸命やっていれば、誰かが見ている、と思う。
レクサス以外、外車でも、軽でも、
はい、よろこんで、の姿勢は大事。
かつての出向販売店舗は
同じブランドであっても、
ウチで買ったお客さんかどうかで判断する。
あれでは先細ってしまう。
気の持ちようで、幾らでも成長できる道はある...続きを読むPosted by ブクログ -
月刊誌『PHP』での連載を書籍化したもの。商店街の人たちの人情話。『5分で涙〜』というので、そういう風に意図して書かれたようで、(私は)すんなり入っていけなかった。ところどころで心に触れるものはあったけれど。タイトルをもう少し考えて欲しかったなあ、ストレートすぎ?Posted by ブクログ
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マーケティングの本なのか、自己啓発の本なのか、あるレクサスのディーラーにおける驚くべきサービスと、そのサービスを支える従業員の「お客様のために」という姿勢についてのレポート。高級車のレクサスという商材であるが故に成立するサービスではないかという気もするが、「新幹線お掃除の天使たち」という本に出てくる...続きを読むPosted by ブクログ
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相手の思っていること以上に対応すると客は感動してリピーターになってくれる。そこまでする?を徹底するからレクサスは素晴らしいのだと感じる。レクサスオーナーになりたくなる本。Posted by ブクログ
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タイトルにいい意味で騙された印象。
おもてなしの実例アピールこと思いきや、その裏側にある姿勢!心構えなどに言及。
単にレクサス星ヶ丘、接客の話ではなく、自身の仕事に対しての取り組みを改めさせられる内容。
販売実習でセールススタッフをやった時の事を思い出した。
(ここまでの意識は持ち合わせていなかっ...続きを読むPosted by ブクログ -
頼まれる前に気づく
おせっかい覚悟で親切をする
信頼を得る人がいるお店が繁盛する
商いの原点はトイレ
傍を楽にする
与えれば必ず還ってくる
同じありがとうは一つもない
お客様の喜ぶ顔が見たいという気持ちこそエネルギー
たった一言の声かけでうれしくなる
マニュアルとはここから何ができるかという最低限の...続きを読むPosted by ブクログ -
20130406
おせっかいが6割、親切が4割。おせっかいを覚悟で親切をする。
マニュアルは最低の水準を定めたもの、懸垂のつもりでマニュアルのラインからどこまで上乗せ出来るか。
頼まれる前に気付くことで、人の心に響く。頼まれてからでは当たり前。
物を買っているようでいて、実は無意識のうちに人の心を買...続きを読むPosted by ブクログ