京都祇園もも吉庵のあまから帖7

京都祇園もも吉庵のあまから帖7

789円 (税込)

3pt

4.0

京都・祇園にある甘味処「もも吉庵」。女将のもも吉の人情の機微に通じた言葉は、悩みを抱えた人々の心の傷を癒していく――。店を訪れるのは、想いを寄せ合った末、永い春に決断を下す男と女。仕事の本質を一粒の金平糖に教えられる新入社員。娘からの結婚式の招待状への返事を逡巡する、ギャンブルで家庭を崩壊させた父親など……。花街に暮す者と、訪れる者の人生の交錯を、情趣豊かに描く連作短編集。文庫オリジナル。

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京都祇園もも吉庵のあまから帖 のシリーズ作品

1~10巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~10件目 / 10件
  • 京都祗園もも吉庵のあまから帖
    660円 (税込)
    「まずは、甘いものでもおあがりやす」元芸妓のもも吉は、わけあって今は祗園で甘味処「もも吉庵」を営んでいる。一見さんお断り、メニューは「麩もちぜんざい」のみの小さな店だ。そんな店を訪れるのは、舞妓になるために十五歳で祗園へやってきた少女、妻を亡くして一人で京都を旅する中年男性――様々な悩みを抱えた人たちへのもも吉の言葉は、ときに辛口だが、彼らの心を解きほぐしていく。京都の四季に彩られた感動の連作短編集。
  • 京都祇園もも吉庵のあまから帖2
    660円 (税込)
    京都・祇園。一見さんお断りの甘味処「もも吉庵」を営む、元芸妓・もも吉の人生の機微に通じた言葉が、悩みを抱えた人々の心を癒す――。和菓子屋の娘の接客を見た華道の家元が、そこに「奥義」を感じた理由とは。舞妓修業中に失踪した少女が、ある覚悟を持って置き屋のお母さんの前で見せた「舞」が起こした奇跡。入院中の子供に贈り物を届ける「祇園祭のサンタ」の正体を知った新聞記者の逡巡……。古都の風物詩と共に綴る、感涙必至の人情物語。
  • 京都祇園もも吉庵のあまから帖3
    709円 (税込)
    かつて一世を風靡しながら、不慮の事故で行方を晦(くら)ました歌舞伎役者が、十五年ぶりに京都に姿を現した理由とは。茶会の準備で老舗和菓子屋の女性が見せた「おもてなし」の神髄。ようやくお店出しが決まった舞妓に思わぬ事態が……。祇園にひっそりと佇む一見さんお断りの甘味処「もも吉庵」を営む元芸妓・もも吉と、そこに集い、慎ましくも誇り高く生きる人々の哀歓を描いた連作短編集。シリーズ第三弾。
  • 京都祇園もも吉庵のあまから帖4
    709円 (税込)
    京都・祇園の片隅にひっそりと佇む甘味処「もも吉庵」。店を営む元芸妓のもも吉の、趣向を凝らした麩もちぜんざいと人柄に惹かれ、お客が今日も訪れる――。楽しいはずの修学旅行で、終始沈んだ表情の女の子が抱える事情とは。病のため職を失った男が起こした、思いもよらぬ行動。声を失った舞妓と、駆け出しの料理人の淡い恋。――古都の風情と、花街に集う人々のひたむきに生きる姿を描いた人情物語。朝日新聞、読売新聞、中日新聞、夕刊フジ、MBSラジオ、雑誌「ダ・ヴィンチ」……、各メディアで話題の人気シリーズ第四弾。文庫オリジナル。
  • 京都祇園もも吉庵のあまから帖5
    730円 (税込)
    京都、祇園の片隅にひっそりと佇む「一見さんお断り」の甘味処「もも吉庵」。店を営むのは、元芸妓のもも吉。メニューは「麩もちぜんざい」のみ。この一風変わったお店に、今日もお客が訪ねてくる――。もも吉庵の女将の娘で、タクシー運転手をしている美都子は、乗客のある高齢の女性とその介護士のかみ合わない会話を聞いて、二人の真の関係に気づき……。亡き息子の復讐を誓う男の哀しき慟哭。料理の才能に恵まれた青年が陥った心の落とし穴。声を失い、筆談でお座敷を務める舞妓の勇気がもたらした奇跡。――甘味処「もも吉庵」に集う人々の悲喜こもごもに、女将のもも吉が寄り添い、ぬくもりを与える京情緒溢れる連作短編集。文庫オリジナル。好評第五巻。
  • 京都祇園もも吉庵のあまから帖6
    789円 (税込)
    京都、祇園の片隅にひっそりと佇む「一見さんお断り」の甘味処「もも吉庵」。店を営むのは、元芸妓のもも吉。メニューは「麩もちぜんざい」のみ。この一風変わったお店に、今日も「わけあり」のお客が訪ねてくる――。「冤罪を晴らす神社はありますか?」そう訊ねる女子高生の心に秘めた罪と恋。もも吉庵の飼い猫にまつわる過去と、祇園の人々の「やさしい嘘」。商売に身の入らない骨董商を改心させた女性秘書の純真。能率・効率を追求した経営者の窮地を救ったある約束……。女将であるもも吉の、辛口ながらも温かな言葉が、悩める人々の心に一条の光をもたらしていく感動の人情物語。文庫オリジナル。
  • 京都祇園もも吉庵のあまから帖7
    789円 (税込)
    京都・祇園にある甘味処「もも吉庵」。女将のもも吉の人情の機微に通じた言葉は、悩みを抱えた人々の心の傷を癒していく――。店を訪れるのは、想いを寄せ合った末、永い春に決断を下す男と女。仕事の本質を一粒の金平糖に教えられる新入社員。娘からの結婚式の招待状への返事を逡巡する、ギャンブルで家庭を崩壊させた父親など……。花街に暮す者と、訪れる者の人生の交錯を、情趣豊かに描く連作短編集。文庫オリジナル。
  • 京都祇園もも吉庵のあまから帖8
    850円 (税込)
    京都・祇園。花見小路の先にある甘味処「もも吉庵」。店を営む元芸妓の女将・もも吉のもとには、様々な悩みを抱えた人が訪れる――。「前のタクシーを追ってください」と、タクシー運転手の美都子に懇願する家族の辛苦、茶菓子の食べ方から「人を見る目」を教わった銀行の融資係の改心、紛糾する会議の空気を一変させた女性秘書の機転……。祇園に集う人々の悲喜交々に、もも吉の言葉がやさしく寄りそう人情物語。好評シリーズ第8巻、文庫オリジナル。
  • 京都祇園もも吉庵のあまから帖9
    850円 (税込)
    花見小路を右に左にと折れた先にある甘味処「もも吉庵」。人生の酸いも甘いも噛み分けてきた元芸妓の店主・もも吉に助言を求めて訪れるのは、息子との関係に悩む父親、勝算のあるビジネスを提案先の社長から即座に否定され混乱する銀行員、夫の最期の願いをかなえられず悲嘆にくれる妻……。彼らに対し、もも吉がかける厳しくも温かい言葉とは。一方、もも吉がどうしても娘に言えなかった花街の秘密が明かされ――。人気「祇園人情物語」シリーズの第9巻。文庫オリジナル。
  • 京都祇園もも吉庵のあまから帖10
    850円 (税込)
    祇園に集う人々の歓びと哀しみを紡いできた「人情物語」、感動のシリーズ最終巻! 京都の花街・祇園にひっそりとある甘味処「もも吉庵」。元芸妓の女将もも吉が営むこの店は、一見さんお断り、メニューは「麩もちぜんざい」のみ、という一風変わった趣向の店。そんな店の彼女に、悩みを聞いてくれる、解決してくれる、という評判が人伝(ひとづて)に広まり、今日もさまざまな人たちが訪れる。「幸せになる資格がない」と過去を悔いる女性、ケンカばかりで心が離れた夫婦、亡き母を思い気丈に生きる少女……。彼らへのもも吉の言葉は、時に厳しくも、あたたかな光となって各々の人生に新たな指針を与える――。京都の四季と風物を背景に、花街を行き交う人々の人生模様を描いてきた連作短編集、掉尾を飾る完結巻。文庫オリジナル。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

京都祇園もも吉庵のあまから帖7 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    著者はいい意味で、文章を過剰なほど整えようとしなくていいな…、と、思う(失礼)。
    元々はライターさんなんか脚本家さんなんかわからんけど、すべてを地文でつづっていくのがいっそ清々しい。
    感情移入はほぼしないけど、ストーリーが面白くて、かつ、スケールがでかくて、つい読んでしまう(笑)。

    一話の美都子さ

    0
    2024年06月08日

    Posted by ブクログ

    このシリーズはとても好きで、
    すこしずつすこしずつ読み進めてきた。
    人間関係に疲れたときとか、グッとくる。
    私も日々を大切に生きていこう。

    0
    2023年09月20日

    Posted by ブクログ

    朱音ちゃんと若王子さんのお話、優しさの連鎖で心が温かくなった。
    改めて、思いやりって大事だなと思った。

    0
    2023年08月06日

    Posted by ブクログ

    今回「もも吉庵」に訪れるのは新聞社の新入社員にそれぞれ子供に悩みを抱える親たちが3家族。と美都子の恋話

    人と話すのが大の苦手な直人が、いよいよ引きこもりになってしまいそうになるも朱音との出会いで切り替わり、ほっと一安心。実際でも、引きこもりになるのもならないで済むも紙一重なのかもしれないですね。美

    0
    2025年05月06日

    Posted by ブクログ

    美都子の恋にも終止符、何かなぁ。朱音ちゃんの気配りは小説で読むと「確かになぁ」と思うけど実際の同僚だったら困るかも。何かを用意して置いておく、て管理を誰かがしないといけない。朱音ちゃんは社長秘書であって工場の人じゃないから「自分がやる」と言っていても工場にいるのがイレギュラーなのにどうすんの?て思う

    0
    2025年01月23日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いつもスパッと迷いを断ち切ってくれるもも吉の大岡捌きが爽快なこのシリーズ。

    今回は娘の美都子の悲しい別れがグッときました。やっと結婚できる所まで来たのに、スキャンダルを怖れて別れを決意した美都子と藤田。美都子には幸せになって欲しいです。

    もも奈もようやく会話がスムーズになっていてホッとしました。

    0
    2023年08月22日

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