桐野壱のレビュー一覧
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購入済み
最高。ありがとう。
この館長さんの話を、この絵でどうしても読みたかった。
出版してくれてありがとうほんとうにありがとう。
あと残っているのは、夜に陛下とシルフが語らう話(これは恋愛の香りもちょっとして、とても雰囲気の良い話です)と、お兄様の話。
この作品に出てくる登場人物は皆「物語の登場人物」という造形なのですが、このお兄様だけは「生きている普通の人間」という印象を受けるのです。
だからこのお兄様の話はとても必須。
あと一冊、是非出版してください。
編集者!出版社!ここ見てる?見てるんならマジでご検討お願いしますよ!
発売日に絶対買うから!なんなら紙と電書と両方買う!だからお願いします!
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ネタバレ 購入済み
5巻まで読みました
背景などが絵本のようで、ストーリーのダークさにとても合っています。
独白が多いように感じますが、登場人物の心情が良くわかるのでじっくり読んでほしいです。
自分を陥れた人に自ら復讐をしてハッピーエンド!スカッとした!という話ではないです。
ですが、苦しみながらも考え抜いて出した答えであったり、生への執着であったり、自分がどう生きたいのか、何がだめだったのか、どうすればよかったのか、といった登場人物たちの葛藤が描かれており人間らしさを感じることができる作品でした。
反対に王子の怪物感を感じられる行動が怖くもありました。 -
ネタバレ 購入済み
今までの悪役令嬢とは違う
たまたま見かけてサンプルとレビューを読んで購入しました。
悪役令嬢ものは結構読んできたので最初から違う様子に引き込まれました。
まず画面が無駄にキラキラしていない。
最初は画面の暗さに驚きますが、主人公の心情なども読み込んでいくとこの表現は合っているのだと思います。
続きも楽しみなお話ですね。 -
購入済み
罪と罰、その深淵を見せられた気分になりました。
主人公(捨て悪役令嬢)の考え方、解りました。けれどヒロイン(悪役令嬢)に疑念を抱く怪物(ヒーロー)の考え方、それも解りました。
次巻の展開も期待大です。
原作は未読ですが、コミックが完結したら拝読したいと思います。多分、小説のような哲学書なのでしょう。愉しみです。