似鳥航一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
出てくる料理がどれも美味しそうで、とにかくお腹が減ります。
夜の23時頃に読んでしまって、思わず冷蔵庫から卵を取り出してオムレツを作ろうかと逡巡した位。
とは言え料理本ではありません。
エリートサラリーマンが脱サラしてバルを開き、行方をくらましていた友人と手の届く範囲で困っている人を救うお話です。
夢をテーマに書かれたと似鳥さんが仰っていたように、夢を追うとはなんなのか、が軽めに描かれています。
最初のエピソードのすれ違う恋人のお話はどことなく映画の『花束みたいな恋をした』を彷彿とさせて切なくなりました。(あれ程酷くはないんですけれど)おい、勘弁してくれよ!と思っていたら最後に天を仰ぐ羽目に。
2番目のエピソードは実力があるのに道化のヒール役を甘んじて受けているプロレスラーのお話。
息子とプロレスに対する愛の狭間で揺れる葛藤に、頑張れ!と応援してしまう。
途中軽いミステリ要素もあって読後感も爽やかでした。
と言ったように様々な形で各人の夢を追う姿が描かれており、非常にさくっと読めますので少し疲れた時や重たいものを読んだ後などにお勧めです。
最後は主人公貝原の夢の正体が明かされます。
そしてまた呟く。おい、勘弁してくれよ!
ずしんと残るお話ではないですが、ほんのり照らしてくれるランプのようなお話の数々でした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ【収録作品】シベリア/海軍の和菓子/ちんすこう/黒い和菓子
「シベリア」菓子職人の大会準備に余念のない栗田と葵。そんなとき、栗丸堂に栗田の祖父が作った和菓子を求める客が訪れる。
「海軍の和菓子」初戦の相手は軍隊羊羹のレシピをもとにした間宮羊羹を看板商品にしている店の山本兄弟。
「ちんすこう」栗田と葵は萬歳楽に必要な塩を求め、沖縄へ。
「黒い和菓子」林伊豆奈の対戦相手は、かつて勤めていた店の次男・望。味覚がないと店を追い出された望は一流の菓子職人になって父親を見返してやろうと研鑽を積んでいた。
菓子職人たちの本気の闘いの陰でうごめく宇都木の陰謀が不穏さを醸し出しつつ、意外とスムーズに本戦は進む。 -
ネタバレ 購入済み
うっわ~~(泣)
物凄く微妙….….美味しい和菓子の話かと思ったら、最初に、台風で店が壊れて、旅行に行く話になって、物凄く濃い登場人物が、次々と出て来て、事件が勃発!ハッキリ言って、面白くない!けど、何冊も買ったし….….困った。