汐見稔幸のレビュー一覧
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誕生日が来たらまた読みたい。発達、遊び方の特徴、おもちゃや絵本選び、語りかけ方法について、月齢順にまとまっているので辞書的に使える。
【語りかけのポイント】
・静かな環境で
・赤ちゃんが注意を向けていることについて
・短い文で
・ゆっくりはっきり
語りかけること。
語りかけと言っても、実況中継だったり、赤ちゃんに反応して、「そうね、〜だね」でよい。
・発音が間違っていたら、「そうね、○○だね」と必ず同意してから正しい発音を聞かせる。直されていると思われないように。
・「これは何?」「○○って言ってごらん」と言葉を言わせるための質問や指示をしないこと。ストレスになるから。子供の興味のあるこ -
Posted by ブクログ
今子どもを身ごもっておられる方、今子どもを育てていらっしゃる方にこそ読んでほしい。
助産師、小児科医、保育士、小中学校教員、養護教諭、スクールソーシャルワーカー、スクールカウンセラー、フリースクール主宰者、家庭裁判所調査官、弁護士とそれぞれの立場から「子どもにかかわる仕事」をしてこられた方の子ども観が率直に書かれている。
ジュニア新書ということを考えれば、おそらくそうした仕事を目指す子どもたちを念頭において作られたのだろうが、子ども自身よりも(もちろん子どもたちにも読んでもらいたいが)子どもを育てる親世代に読んでもらいたいと思わせる本でした。
いい本だから読んでみて下さい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ雨の週末。
子どもに怒っては落ち込む平日を過ごしている日々を変えたい!と思い、子育てひろばで手にしたこの本。
『親の役割は”自己肯定感を育てる(器を大きくする)こと”。
社会のルールを教える(水を注ぐこと)に一生懸命になっても、自己肯定感(器)が育たないと、子どもの心や知識からこぼれてしまう・・・』
ぐぐーっと響きました。
特に
〜レストランで走り回る子どもへの一言〜
一度、周囲に謝り、元気の良さを認めてから社会のルールを教える
(P114より)
親の立ち位置、子どもに対する気持ちの持ちよう、全てが凝縮されているような声がけです。
この他にも具体的な例もたくさん書いてあって、とても参考に -
Posted by ブクログ
子どもの行動を、当日は親の立場から、日を改めて子どもの立場から文章にしていく
「母子二役日記」が紹介されているらしい。「こまったちゃん日記の会」のサイト www.nikkikosodate.comは、2005.9.28に開設との記事。
この本は、0〜3歳くらいの子育て本らしいのだけど、この「二役日記」、これから思春期を迎えるお年頃にもいいかもしれない。
子育てしていて、子どもと一緒に、子ども時代をやり直ししてた感をずっと感じてた。
子どものそばに、小さな私を感じる。
まだ幼いところを残しながら反抗期の兆しが見えてきた息子。
「二役日記」つけてみようか。
とりあえず、本屋さんで中身を確認だな -
Posted by ブクログ
ネタバレ怒って落ちこむその前に
気もちが分かればラクになる最上のコミュニケーション
短時間でも質の高いコミュニケーションを図れる実践的内容です。
一方的な伝え方だけでなく親と子の相互のコミュニケーション方法が具体的にわかります。(紹介文より)
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分かりやすくて読みやすい。
理想論だったり知ってることも多かったけど、
「そうだった」と改めて心構えするのにちょうど良い本。
1.会話以前の大事な話
・大事なのは子ども自己肯定感を育てること
・「認める」言葉が子供の自己肯定感を大きくする
★子どもに正論を言っても意味がない
2.聴いてくれて話してくれるコツ
・子どもの良いところ悪いとこ