あらすじ
心と知能を伸ばし「自分が大好き」と言える子を育てる「語りかけ育児」。
「語りかけ育児」とは、1日30分間だけ、お母さんが静かな環境で赤ちゃんの興味に沿って遊んだり、語りかけることで子供の才能を最大限引き出し、コミュニケーション能力を育てる方法です。イギリスで子供達の心と知能の発達に驚くべき効果が立証され、子供の言語能力&知能を確実に伸ばす方法としてイギリスの政府が推奨を決定しました。お母さんが自分にしっかり向き合ってくれる、という安心感を赤ちゃんに与えることで、赤ちゃんに意欲と自己肯定感を育てることができるため、親子の関係が良好になり、思春期の問題を未然に防ぐことができる、という面も指摘されています。本書は、その画期的な育児法をわかりやすく紹介した翻訳本です。月齢別に語りかけの言葉、おもちゃ、遊び方などを紹介し、使いやすい構成になっています。
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Posted by ブクログ
子どもが言葉などを覚えるために必要なのは、親が教える事ではなく、子どもの興味あることに親が注意を向け、共に楽しむ事だという内容に非常に納得。
その他月齢ごとに大切な事が書いてあり、もっと早子どもが小さい頃読んだらもっと楽しかったかも、って思いました。
Posted by ブクログ
語りかけ育児がどういうもので、どれだけ必要なことなのか知ることができました。
0ヶ月から3ヶ月と細かく年齢が分けられているため
その時期がきたら都度読み直したい本でした。
Posted by ブクログ
語りかけ育児実践ルール、の本の根拠も含めた解説本。
まだ6ヶ月までのところしか読んでないけど、やはり、背景の音に気をつけないといけないという点が深く刺さった、、。背景の音を無視できない、同時に耳や目や手を別のことに集中できない、などのことから、妨害する音は排除するとコミュニケーションが捗るし効率的に伸びる。
忘れそうだから、もっと大きくなったら続きも読もう。
Posted by ブクログ
この本の発売は2001年と古い本ですから最新の学術研究とはいきませんが、エビデンスに基づいて書かれています。
0~1歳までの3ヶ月ごと、1~2歳までのおよそ4ヶ月ごと、2~3歳の半年ごと、そして3~4歳の1年間と、それぞれの月齢に合わせた話かけ方や、聞く力、興味を持つ力の発達の度合い、おすすめの遊び、絵本をたくさん紹介してくれます。
著者はイギリスの言語治療士の女性です。
言語治療士として20年間研究を行い、『語りかけ育児』(Baby Talk program)という新しい知育方法を考え世界各国に紹介しました。残念ながら2002年に亡くなっています。
語りかけ育児では、
・1日30分間は赤ちゃんとだけいる時間をつくる。その時間は完全に1対1で他者は入れない。
・できるだけ部屋を静かにする。
・少し高めの声で短く簡単な文章を使う。
といったことを大切にします。
このほかにも月齢に合わせて、繰り返しを多く使ったり、赤ちゃんが言った言葉を返したり、さまざまな方法を教えてくれます。
私は1人目の子が生まれたとき、赤ちゃんに慣れておらずはじめはなかなか話しかけられませんでした。
そんな時にこの本を読んで、『こういう話しかけをすればよいのか』と分かったら赤ちゃんに少しずつ話しかけられるようになりました。
はじめての育児で戸惑っている人にこそ、この本を読んでほしいと思います。
Posted by ブクログ
誕生日が来たらまた読みたい。発達、遊び方の特徴、おもちゃや絵本選び、語りかけ方法について、月齢順にまとまっているので辞書的に使える。
【語りかけのポイント】
・静かな環境で
・赤ちゃんが注意を向けていることについて
・短い文で
・ゆっくりはっきり
語りかけること。
語りかけと言っても、実況中継だったり、赤ちゃんに反応して、「そうね、〜だね」でよい。
・発音が間違っていたら、「そうね、○○だね」と必ず同意してから正しい発音を聞かせる。直されていると思われないように。
・「これは何?」「○○って言ってごらん」と言葉を言わせるための質問や指示をしないこと。ストレスになるから。子供の興味のあることについて言葉を聞かせていれば、勝手に覚えていく。
・「今日は公園で何をしたっけ?」のような話させる質問をしたときに子供が答えなかった場合は、「○○したね」と自分で答えて聞かせる。
Posted by ブクログ
結果がわかるのはまだ先だが、知らないのと知っているのでは、大違いかもしれない。
追伸
4年かけて読んだ。本のお陰で、会話を通して子供を愛おしく思い、不安も和らいだ。
Posted by ブクログ
我が子としっかり30分向き合う。
静かな場所で子供の目を見ながら、語りかける。
これが作者が薦める語りかけ育児法。
毎日一緒にはいるけど、
こんなふうに向き合うことは
なかったなあ···
というわけで、実践。
子供が興味あるものに一緒に注意を向けながら。
子供がいつもより
ニコニコ笑顔が多かった気が!
本書では、
どんな言葉を用いて語りかけしたらいいか、
他にも遊びの広げ方など、
月齢別に書いてあってわかりやすいです。
語りかけによって
子供がどんなふうに変化したかの事例もあり、
我が家でも今後継続していきたいなあと思いました♪
Posted by ブクログ
ペアトレやPCITに類似する方法での「語りかけ」について書かれています。「静かな環境で」「指示はしない」「教えようとしない」については繰り返し書かれており、ペアトレやPCITをご存知の方ならすんなり頭に入ってくると思います。
発達目安についても書かれてありますが、発達の過程等を既に熟知している場合は、その箇所は流し読みでも大丈夫だと思います。該当箇所を流し読みをした場合だと1日で読めるので、育児中で忙しい方にもおすすめです。
Posted by ブクログ
月齢のあたりは読んでましたがいつの間にか娘も5歳になってしまったので最近子供が産まれた友人に進呈。
テクニック的なことよりも親の声をたくさん聞かせてあげることが大事な気がします。
だとすると親の発言にも気を遣うようになりますね。赤ちゃんは意味は分からなくてても怒っているとかストレスがある言葉は伝わってしまいますから。
これから子育てする皆さんには「嬉しい楽しい大好き」とドリカム的な言葉を赤ちゃんにたくさん浴びせて欲しいと思います。
Posted by ブクログ
メルカリで購入。
子供の月齢が上がるたびに読み返したい。
・子供が注目しているものについて話す
・短い文章で話しかける
・とにかく静かな環境を作る
・質問や指示はNG。言うことを聞こうかどうしようか悩む(加えてそれが負担になる)から
・答えが必要でない限り質問はしない←特に父親にとって難しい
・代名詞ではなく名詞を使う
・子供を会話に加える
・質問した時は大人が答える
Posted by ブクログ
まだ読み始めたばかりです。
産休中など、時間がある時に読んでおけば良かったです。
月齢別の発達や、遊び、関わり方などが
まとめられています。
外国の子なのか?この月齢にしては、少し早めではないか?と思うこともありました。少し読みにくい日本語みたいなものもありました。
なかなか、厚い本です
Posted by ブクログ
まだ言葉を話さない時期の小さな子どもへの語りかけ方のポイントがわかり、語りかけの指針となり助かりました。
子どもが生まれてすぐの頃は、返事がなくても語りかけ続けることに対して、私の独り言のような感じがして違和感がありましたが、続けているうちにだんだん慣れることができました。
Posted by ブクログ
それぞれの月齢にあわせて、発達の度合い、どのような語りかけをすべきか、遊び方、などなど…丁寧に細かく書かれている興味深い1冊。
月齢により違いがあるため、育てながら確認するには手元にないと分量的に記憶に留められない。月齢にかかわらず、共通している箇所もある…というよりはむしろ、語りかけ育児のスタンスは一貫している。それを書き残しておきたい。
30分の語りかけの時間をもち、赤ちゃんと静かな環境で向き合うことが大事。否定、質問はNG。赤ちゃんの興味があることに対して寄り添い、決して言い直したり真似させたりしないこと。言葉を楽しいと思ってもらうことが大事。赤ちゃんは自ら楽しいと学んでいく。
興味深かったのは、職業が通訳のお子さんの話。母国語でない英語で育てようとしたところ、赤ちゃんがなかなか言葉を理解しなかったとのこと。母国語で話すことが大事なのだと思い知った。通訳者でそうなのだから、素人が何をしたって駄目。まずは、ことばの楽しさを母国語で知ってもらおうと思った。
■語りかけ
~3毎日30分は赤ちゃんと向き合うこと
~3その30分は赤ちゃんと一対一
~3音楽もテレビもない静かな環境で向き合う
~3短い文、高めの声、ゆっくり、文と文の間にスペース
~3繰り返しを多く、語呂の良い言い回し
~3語りかけ育児は親の母国語で
~6赤ちゃんが返事をする間をとる
~6赤ちゃんが返す音をこまめに返す
(自分が出す音をわからせる、声を聴くのは楽しいと思わせる)
~6赤ちゃんが興味をもっているものに音を添える
~6赤ちゃんが興味あるものに大人があわせる
~6こたえを求める質問はNG
~9赤ちゃんの言いたいことを変わりに言ってあげる
~9赤ちゃんに真似をさせない
~9身振りをたくさん使う
(赤ちゃんにものを指し示す)
~15否定的な言い方はしない
~15テレビを見せるのは大人と一緒に30分(1歳)
~19鉄則は「そうね、」で始めること
(否定せずに発音や文法を正しく言い直す
~24過去や未来のことを思い出させるための質問はOK
~36新しい言葉をたくさん使う
■語りかけ以外の時間
~3まわりの出来事についておしゃべりする
(赤ちゃんがことばの全体像を知るきっかけに)
~3まわりの音を減らす
(赤ちゃんの集中を促す)
~3歌ってあげる
~6実況中継
~19いろいろな活動に子供を参加させる
~24日課を崩さない
~29こどもに一日の予定を話してあげる
~29やってはならないことの理由を説明してあげる
~36こどもができることはなるべく自分で
~36家事などの様子をできるだけ見せる
Posted by ブクログ
うん、良かった。
実践したら成果があるかどうかはやってみないとわからないことではあるが、「やってみたい!」という気持ちと「やってあげたい!」という気持ちが芽生えたのは確実に収穫である。
Posted by ブクログ
子供が生まれてすぐ、この本に出会い月齢別の遊びかた、本がのっていたのでとても参考になった。紹介されてた絵本がいいのか、おかげで絵本を好きになってくれた。
Posted by ブクログ
語りかけ育児は、「自分が大好き」と言える子を育てます
↑を目指して読んでみた。
ほぼいつもやってることかなあっと思った。でも、発達のことが詳しく書かれててとても参考になる。
〜6か月まで読んだ
Posted by ブクログ
出来ているかは別として、自分のやりたい方向と同じだったので「このままいっていいんだな」と思わせてくれた。
一日の出来事を順序だてて話してあげるのは、子どもの世界を分かり易くしてあげる反面
自分で混沌を整理する力を奪ってしまわないかと迷っていたので。
Posted by ブクログ
内容が長く、ざっと目を通すに留まった。すべて読んで頭に入れるのは難しいので、手元に置いておいて月齢ごとに参考にするのがよさそう。発達に合わせた語りかけが重要。
Posted by ブクログ
月齢ごとの赤ちゃんの発達の様子や、その時にするべき語りかけ育児が書かれているので、これからどんなことが出来るようになるか、その時期にどんな対応をしたら良いのかの参考になりそう。
0-4歳まで月齢ごとに書かれているので、必要な箇所だけ読めばよさそう。
Posted by ブクログ
参考になるかもしれないが、この本の通りに必ずうまくいくわけはなさそう。発達の正解があって、それから遅れないために語りかけ育児をするといいという論調で全体的に書かれているため、読んでて気詰まりを覚える。
Posted by ブクログ
語りかけ育児の方法はもちろん、月齢ごとの発達の特徴や遊び方についても細かく載っていて、子供の成長に合わせて何度も手に取りたい本です。
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1日たった30分の語りかけの時間をもつことで、子供の発達する力を目一杯発揮させることができる。
語りかけは、言葉そのものを育てるだけでなく、子供が温かい関係の中で本当に大事にされてると感じ取り、その結果、自己肯定の感覚を十分に持てるようになることを目指している。
*語りかけ育児のポイント
30分の間は、周りに騒音がないこと。
繰り返しを多くすること。
無理に集中させようとしない
無理に発語させようとしない
3ヶ月まで
・赤ちゃんの出した音を真似る
・赤ちゃんが一番聞きたいのは母親の歌声
・忙しいときは自分の行動の実況中継でよい
3〜6ヶ月
・一方的に話しすぎない
・短く簡単な文をつかう
・童歌や動きのついた歌を歌う
・赤ちゃんが注意しているものについて話す
・おもちゃで遊ぶ
6〜9ヶ月
・順番に声を出す。会話をしていると思うこと
・赤ちゃんが言いたいことを代わりに言ってあげる
・擬態語、擬音語をたくさん使う
・代名詞ではなく名詞をたくさん聞かせる
・いないいないばあなどのやりとり遊び
・口に入れても良い、探索するための様々なおもちゃが必要
・手を離すことができるようになる
9ヶ月〜1歳
・聞きたい音だけを選び出して注意を向けられるようになる
・赤ちゃんが注意しているものに合わせる
・簡潔な長さの文で話す
・ゆっくり大きめの声でいろんな調子で話す
・言葉を言わせるための質問はしない
・読書、お絵描きを楽しめる
言葉が発達すれば知能も伸びる
Posted by ブクログ
産前に途中まで。産後、月齢が上がっていくなかで、また読んでみるのが良さそう。
毎日30分、赤ちゃんの興味に合わせて寄り添いながら、話しかけることが大事という考え方がベース。あとは、成長に合わせて少しずつステップアップしていく。
読んどいて良かった
月齢別に分けて書いてあるので読みやすいです。
本に書いてある成長の目安のすべてを我が子と比べてかえって心配になってしまうというのもちょっとありますが、初めての育児で、とりあえず読んでおいて良かったと思いました。
子供に話しかけるときもただなんとなく、いつもの調子でではなく、ポイントを押さえて話しかけるよう意識してます。
Posted by ブクログ
最低でも1日30分は絶対子供に向き合い、そして語り掛ける!と思えた本でした。
親の行動を見て、自分に取り入れ学んでいくという本書については、同意でした。
もしかしたら心配しなくても、普通そのくらい話すのかもしれないものなのでしょうし、また本書でもかいていましたが、この30分は長いか、短いかは分かりませんが、それでもでも意識してやるのは大事だと感じました。
育児本通りには子供は育たないと言いますが、それでも親が納得し、意識するべきことを頭にいれるのは良いことだと思います。取り入れられるものは率先して取り入れたいです。
Posted by ブクログ
月齢ごとにわかれているので、該当月齢だけ読み、あとはさらっと流し。生まれた時、生まれる前から読んでおけばよかったかな。
おすすめの遊び方、行動、本の紹介がされているのがよかった。具体的に、どのような働きかけがいいのか、1日30分といっても、それをどのようにすればいいのか、読んで分かるところと分からないところと・・・。
質問はいけないのですね、ついつい言葉を引き出したい、理解しているのか確認したいということから質問してしまいますが・・・。こども自身のペースでとありますが、その月齢で気がかりなことにチェックが入ると、ついつい、心配になりますし、不安になってしまいます。
また月齢に合わせて再読したい。
Posted by ブクログ
月齢ごとに、その時の状態とその時に必要な行動が書かれているので読み返しやすい。
静かな環境で1日30分語りかける、というより一緒に寝転んでイチャイチャしてみているけど、果たしていつまでできるかな。。。
Posted by ブクログ
言語の発達過程と時期ごとの語りかけやりかた。
わかっていると思っても簡潔に。共同注意。大人が知っていることを質問しない。ひとつのことしかできない。
C2077
Posted by ブクログ
これからの育児の参考に。全てが全てこの本の通りに育てなくては!…と意気込んでも疲れてしまうだけだと思うので、てきとーに、かついい加減に、私のペースで頑張ろうと思います。まずは楽しもう。