汐見稔幸のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
子供いえど家族。家族と話す時でも「コツ」を意識して話さないといけないのか。私はいつ自然体でいれれるんだろう。母親は楽をしていけないのか。肯定感とやらを育てるために、四六時中、子の機嫌をとらないといけないのか。怒っていけないという本が多すぎて、気が狂いそうになる。
怒らなくても、子供に無関心ならOKなのか。
自己肯定感より、子供に対して「無関心」であることのほうが、よっぽど悪な気がする。
私の両親は子は無関心だがメンツ命。悪いことだけ、怒鳴りちらしていた。そんなふうに、ならないようになろうといろんな本を読む。
でもマネごとしかできない。全て表面だけ。私は本当に子供の話を聞きたいのか。よく、わからなくなってきた。 -
Posted by ブクログ
題名から必要なところを先に読むのも良し、最初から全部読むのも良し。紙面のレイアウトが、とても読みやすく工夫されているのが良いです。場面の絵は少ないのですが、強調されている部分が、ゴシック体でボールドとしてあるし、行間も余白があってなんとも読みやすいし、何が大切か読み手が掴み易い、というのが感想でした。
P21 悪いことも良いことも人を介した間接的に聞くと影響が大きい。
P27 親から子供への一方通行の言葉がけになってしまっている悪い例
「早く起きなさい」や「片付けなさい」などの
① ~しなさい、という指示の言葉
「ぐずぐずしないで」や「大声出さないで」などの
②~しないで、とい禁止の言葉
これでは、「うん」か「いや」の2択でしか答えられず
子どものコミュニケーション力を育みづらい。
P30 多様な価値観に触れさせることが大切
P31 ★★★非認知的能力(自分を信じる力)とは
・目標に向かってがんばる力
・人とうまくかかわる力
・感情をコントロールする力
であり、これらは”自分を信じること”で発揮される。
他者と関わりながら、子供自身のやりたい気持ちを
大切にし、熱中して取り組むことで育つもの。
P91 想像で会話を終わらせない
相手の対応や表情に驚いて、受け止め方を拒否するのではなく、相手の立場に立って、言葉を足して会話をする
P94 「自分が言われたいこと」を要求するのは
相手の立場を想像できていないこと
と、謙虚になることから始める
P110 ★★★親の役割は、「自己肯定感」を育む事
自己肯定感は自立する為に大切であり、
・初めてのことに挑戦できる力
・壁を乗り越えようと努力できる力
・相手の立場や気持ちを想像して考える力
を、発揮できるようになり、自分の頭で考え、
自分で人生を切り拓く、自立した人になっていく。
自己肯定感が足りないと、
自分で自分を認められないぶん、
「もっと自分を見て、もっとほめてほしい」
と、虚勢をはってしまう。
P121 こどものすることや言うことを否定せずに
そのまま認めることからスタート。
親が教えて言うことをきかせることが目的ではなく
子ども自身が自分で考えて行動できるように
「器」を育むことが大切
P122 「認める」と「ほめる」の違い
・親が子供を「ほめる」ことは、
時として「叱る」ことと同じくらい、
子どもを親の意図する方向に動かす力を持っている
子ども自身の中にある力を信じて
親は「そのまま認める言葉」をかけていくことが大切
「認める」とは、相手の立場に立って想像して
言葉を掛けること
P200 解決策ではなく、まずは共感
良かれと思って伝える解決策は、
ともすれば自分に非があるかのように
感じさせて、さらに落ち込ませる原因になる。
やり方を提案されることは、
今の自分を否定された気持ちにさせる。
共感した後で、本人が
自分で解決策を考えられると良い。
P210 提案する力
子どもが何か買って欲しいと言った時に、
提案する力をつけさせるチャンス
① 欲しい理由
② 他物との違い
③ 買う事のメリット
④ 買う側である親のメリット
「どこがいいの?」「何が違うの?」など、
答えやすい質問をして、子供の頭の中を整理させていく
P220 二人で子供を追い詰めない
落ち込んでいる自分にも、
ほっとできる居場所がある雰囲気作りを
夫婦で作り、こどもが話しやすい雰囲気を作る。 -
Posted by ブクログ
月齢ごとにわかれているので、該当月齢だけ読み、あとはさらっと流し。生まれた時、生まれる前から読んでおけばよかったかな。
おすすめの遊び方、行動、本の紹介がされているのがよかった。具体的に、どのような働きかけがいいのか、1日30分といっても、それをどのようにすればいいのか、読んで分かるところと分からないところと・・・。
質問はいけないのですね、ついつい言葉を引き出したい、理解しているのか確認したいということから質問してしまいますが・・・。こども自身のペースでとありますが、その月齢で気がかりなことにチェックが入ると、ついつい、心配になりますし、不安になってしまいます。
また月齢に合わせて再読したい。 -
Posted by ブクログ
学ぶとは、自由になるために行うことだというのが著者の言葉だ。
この新書は、主に高校生くらいを対象に考えられているんだったかな。語りかけるような文章で読みやすく、これから学んでいこうという気分に浸れる。やさしい内容のようでいて、OECDで提示されたこれから必要な学ぶ力についての項目であるとか、アメリカの21世紀型スキルなど、学校に求められる方向性への言及は、著者らしいもののように感じた。
社会、文化的、技術的ツールを相互作用的に活用する能力、多様な社会グループにおける人間関係形成能力、自律的に行動する力が、OECDで提示されたもの。
アメリカで提示されたのは四つの領域と10のスキル。
1、 思考の方法
想像力とイノベーション
批判的思考、問題解決、意思決定、
学びの学習、メタ認知
2、働く方法
コミュニケーション
コラボレーション(チームワーク)
3、働くためのツール
情報リテラシー
情報通信技術に対するリテラシー
4、世界の中で生きる方法
地域と国際社会での市民性
人生とキャリア設計
個人と社会のおける責任(文化的差異の認識、および受容性を含む)
なのだそうな。両方を並べてみると、なんとなく共通するものがあるように感じるな。
自由とはなにか、ということも含めていろいろ考える刺激になる本だったと思う。
面白かったな。