日野草のレビュー一覧

  • 妖ファンタスティカ 書下し伝奇ルネサンス・アンソロジー

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    「そうこの会」による妖のアンソロジー。
    色んな作家さんが、ゾクゾク、ゾワゾワさせてくれます。
    どれも面白かったけれど、朝松健さんの『夢切り浅左衛門』、秋山香乃さんの『草薙剣秘匿伝』が特に面白かった。

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    2019年06月22日
  • GIVER 復讐の贈与者

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    おもしろかった。あんまり期待しなかっただけにおもしろかった。殺し屋小説をおもしろくかけるのは伊坂さんだけだと思ってたけど、他にもいたんだね!

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    2017年01月27日
  • GIVER 復讐の贈与者

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    伊坂幸太郎オススメとあったので読んでみました。感想は…、ハマりました。主人公のキャラの不透明さ、復讐代行業の成り立ちなど読むほど、人間臭い部分がでてくるし、名前の由来も、最後にはなっとく出来る。読みやすく、さっぱりした殺し屋の話でした。

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    2016年12月20日
  • ウェディング・マン

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    ネタバレ

    それぞれの「家族」との戦い。
    「家族」の目的、望みが怖い。
    暴力、威圧、支配、騙しあい、愛情の錯覚、自由という幸せ等々。

    怒濤の展開。
    キレイなカバーに騙された!!
    でも、許す!

    思ってたのと違ったけど、一気読み。


    さんざんいろんな展開が繰り広げられて、息をのむ展開が続くのに最後の最後で誰を一番敵にまわしたら怖いかわかる。

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    2022年01月05日
  • ウェディング・マン

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    初めての作家さん。
    タイトルと表紙の絵に惹かれて読みました。
    途中まではイメージとは違う!!!ちょっと怖い話でした。

    読んでいくと、どんどん登場人物に対するイメージが変わってきます。
    良い意味で「騙された」と思える作品でした。表紙を含めて単行本より騙される箇所が多いかも。

    日野さんの他の作品も面白そうです。

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    2020年10月05日
  • CAGE 警察庁科学警察研究所特別捜査室

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    ネタバレ

    一つ一つ事件を経るごとに警察における近未来的な特殊技術の汎用性の高さが分かるようになり、なるほどこんなことも起こるのかもしれないと思わせられる
    序盤のあのセリフがラストに繋がるのかと…さりげない伏線が効いてくる
    相良&琴平、ピリピリした事件でも優しげな感じがして良いコンビ

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    2020年08月02日
  • GIVER 復讐の贈与者

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    何これ、面白い。

    復讐代行業にまつわる短編集だけど、始めから終わりまで面白かった。
    それぞれの短編作品の中で、それぞれ想像とは違う展開。

    おー、そーきたかー
    そっちかー
    次はどーくるんやろうか
    などという期待も抱きつつ読み進めることができた。

    関連書籍も数冊出てるみたいだし、ドラマになってたことも今知った。

    他の物語も、この作者の他の作品も読みたい。

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    2020年07月02日
  • GIVER 復讐の贈与者

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    出だしは面白かったのだが、なんだか尻すぼみ。個々の物語に何かしらのつながり(ギバ以外に)があるのかしら。鈍くてわからなかった。

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    2019年03月14日
  • BABEL 復讐の贈与者

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    ネタバレ

    もともとはドラマ「GIVER-復讐の贈与者-」ということで読み始めました。ドラマ版とは異なる展開の話もあり、小説という映像ではない表現方法を生かした内容のものがあり、どの話も読みごたえありました。中でも『グラスタンク』『スプリングブレイク』『象の鎖』が面白かったです。また『象の鎖』は依頼者の一人称で描かれているのですが、何故一人称なのか依頼者が出会った義波という人物はどのような印象なのかというところに注目して読むとラストの展開に驚かされます。

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    2018年11月24日
  • GIVER 復讐の贈与者

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    ネタバレ

    メインは復讐代行なのだが、それだけでなくメンバーのスカウトを行う話を時系列を遡る形式で描き、後に行う仕事や起こる出来事に関する台詞の入れ方が緻密だった。ショット、コールド・ケース、ロスト・ボーイ、ギバーが気に入っている。ロスト・ボーイに登場する少年の正体と彼に接した義波の目的の意外性が印象的。

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    2018年10月07日
  • GIVER 復讐の贈与者

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    想像していたよりはるかに面白かった。一話から時間がさかのぼっていくのも良いと思う。
    ドラマは一話を観たらなんか薄っぺらかったのでためらっていたけれど原作はよい。先も読みたいです。

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    2018年08月23日
  • GIVER 復讐の贈与者

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    この本は珍しくて、一番最初の章から読む事に過去になります。巻き戻しされているような感覚。新しくて面白いなと思いました。話は復讐代行業(=GIVER)の話です。どのように人が集まったか、なぜ義波がGIVERをする事になったのか、読んでいくうちに分かります。この本に続編があること走りませんでした!続きも読んでみたいです^^

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    2018年07月29日
  • TAKER 復讐の贈与者

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    「僕は義波。復讐の贈与者です」
    キャー♪義波くぅ~ん♥ と登場を喜ぶワタシwww

    復讐代行業を続ける“援助者”だが、悪事銀行が依頼の裏で暗躍し、メンバーは次々といなくなる。

    そして義波は、最後に誘われた廃車工場で、ある選択を迫られる―。

    静かに火花を散らす、頭脳戦の結末は・・・?
    感動の完結!!

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    2018年02月19日
  • 死者ノ棘

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    5つの死者の末路・・・ほっほー、こうきましたか!
    ダークですなー。いろんな意味で。
    そして、胸を打つ切なさが・・・いいですねー、好きだわ♡

    私だったら・・・なーんて考えちゃったりしてw

    天使か悪魔か・・・?
    いやー、伊坂作品の死神を思い出しちゃいましたねー。
    でも、ぜんぜん違うけどw

    今後も日野作品が楽しみでっす♪

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    2018年01月13日
  • BABEL 復讐の贈与者

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    そういえば、前作もそんなに大好きだった訳じゃなかった。何となくノリで、新作が出たから読んでみようみたいな。同じく短編集だったけど、最初の2編が実に底の浅い勧善懲悪物語で、正直、そこで止めようかと思った。でも中盤以降は盛り返してきて、最後に登場人物同士の関係が纏まっていく様とかもなかなかでした。穿った見方をすると、いかに上手く纏めるかってところに力が割かれ過ぎていて、物語そのものの面白みには欠けると思いました。いかにも次作へ繋がる終わり方だけど、もうこのシリーズはいいです。

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    2017年08月12日
  • GIVER 復讐の贈与者

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    ちょっと今までにない感じ。
    先の展開が想像できないし、短編なのにずしっと読み応えがある。

    キーになる義波という青年はどの話にも出てくるのだが、どれが彼なのか、読み手に想像させるような展開になっているのがおもしろい。

    あっ、そっち?

    なんてことも時々ある(笑)

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    2017年05月23日
  • そのときまでの守護神

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    急逝した造形作家TOKIWAのマネジャー篠原は、最後の作品をともに火葬しようとしている遺族から救うべく、“泥棒の守護神"に依頼する。盗んでほしい物が依頼人にふさわしいと判断したときに限り盗んでくれる美術品専門の泥棒とは?

    芸術愛好家の業の深さを鬼気迫る筆致で描き、ひねりの効いた展開に最後の最後まで目が離せない!!

    愛憎って、やっぱり紙一重なのね~~。
    でも生きてるうちに、ちゃんと相手に伝わらないと、やっぱ悲しいよね。。。

    あ~、おもしろかった!!
    もっともっと書き込んで欲しい感を残しつつ・・・
    今後の活躍を期待しちゃいます♪

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    2017年05月06日
  • GIVER 復讐の贈与者

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    復讐代行業者が依頼されて復讐を計画・実行していく短編連作。描写はそれほどではないものの残酷な復讐内容もあって、それなのに過度の気持ち悪さや後味の悪さがなく、気持ちが揺れることなく淡々と読み進めた。その『淡々と』は不思議な感覚だったが、最後まで読むと、復讐の贈与者に同化していたのではと思い、すとんと腑に落ちた。

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    2017年04月29日
  • GIVER 復讐の贈与者

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    読んでいくたびに、義場の理解できなくて、同時に理解できていくような。
    時系列が反対であることも楽しめた。
    容赦ない復讐の代行にやるせなさを感じる部分はあったけれど、だからこその復讐代行者なんだろうなぁ。

    楽しかった。

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    2017年02月25日
  • GIVER 復讐の贈与者

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    僕の好物の連作短編集。で、テーマは復讐。この時点で結構興味をそそられます。別に復讐が好きって訳ではないのですが(笑)。核となる人物は存在するけど、それぞれの章によって登場の仕方とか見せ方が違っていて、画一的な作品集にならないような配慮も素敵。

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    2016年12月28日