あらすじ
この中の誰かが刑事、誰かが犯人。
そして、誰かが存在しない。
連続殺人犯が逃走中のある日。相良と琴平は男に車で連れ去られそうになっていた女子大生・菜実を助ける。安心する菜実をよそに、相良は男に囁きかける。「君がいつもやってることを、僕たちに見せて」。豹変した相良の様子に恐怖する菜実。それを見て、男たちは笑みを浮かべる――。驚愕のラストが待ち受ける連作ミステリー。
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Posted by ブクログ
一つ一つ事件を経るごとに警察における近未来的な特殊技術の汎用性の高さが分かるようになり、なるほどこんなことも起こるのかもしれないと思わせられる
序盤のあのセリフがラストに繋がるのかと…さりげない伏線が効いてくる
相良&琴平、ピリピリした事件でも優しげな感じがして良いコンビ