日野草のレビュー一覧

  • GIVER 復讐の贈与者

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「おすすめ文庫王国」からのチョイス、2冊目。
    1位の本が棚に目立つように置かれていたのだけれど、ちょっと重そうだったので、「国内ミステリー1位」のこちらにしてみた。
    ある最終目的を胸に、思いもよらない方法で標的の一番の弱みを利用し、恨む人恨まれる人を予想外の結末に導く正体不明の復讐代行業者・GIVER。
    主人公と思っていた男が実は…、という最初のお話。
    誰が復讐の対象であるのか最後まで分からない第二話。
    人殺しのカップルや歌手とそのファンの行く末がどう復讐に結びつくのか二転三転する第三話、第四話。
    話の番号が順に遡っていく意味に漸く気がついた第5話。
    GIVER誕生の秘密が明らかにされる最終話

    0
    2016年12月25日
  • 最後の彼女

    Posted by ブクログ

    不思議な感じのお話だけど、美しい人というのはやはり羨ましいものだななどと思いながら読み終えたら「恋愛採集士」の文庫版だった。

    えええ〜っ!なんで全然覚えてないの!?と驚いて確認してみたら、読んでなかったwww

    あれ〜?なんで読み損ねてたのかなぁ〜?…謎だけど、記憶喪失じゃなくてよかった…最近、痴呆の疑いを掛けられましてw…相手の記憶違いで、疑いは晴れたんだけど、夢だったのか、現実だったのかわからなくなることがたまにあるんだよな…リアルな夢を見過ぎ?www

    0
    2023年06月20日
  • GIVER 復讐の贈与者

    Posted by ブクログ

    おもしろかった。
    「悪い偶然なんていつでも起こりうる。怖がっちゃいけない」
    「人は、したようにされるの。あなたがされていることは、あなたがしてきたことのお返しでもある」
    「愛って結局いちばん強い感情のこと。きれいとか汚いとかじゃない」

    0
    2021年12月12日
  • CAGE 警察庁科学警察研究所特別捜査室

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    引退した昔の優秀な刑事の人格をAI化して操作に協力させるという科学捜査が進んだ近未来の話。
    設定の面白さだけで一冊読ませてくれる作品。連作ミステリとなっており、最後で綺麗に繋がるのが気持ち良い。冒頭読み返してなるほどなあとなりました。

    0
    2021年11月27日
  • ウェディング・マン

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    立夏はある日、妻の恵里香が浮気をしているのではないかと疑念を抱く。
    こっそりと後を追ったそこには、人を殺そうとしている妻の姿があった…。

    巻き込まれて妻を救うため動いているように見えた主人公が実は…というGIVERシリーズでも見かけた構造。
    無機質な主人公描くのが上手い作家さん。
    登場人物の誰にも共感できなく、するっと読んでしまったので後味薄め。

    0
    2020年09月08日
  • GIVER 復讐の贈与者

    Posted by ブクログ

    吉沢亮のために誂えたような主人公だった。彼のファンだからこそそれなりに楽しめたのでおまけで星みっつ。

    0
    2020年05月04日
  • GIVER 復讐の贈与者

    Posted by ブクログ

    厨二全開!!!って感じでそこがよかった。振り切ってた。物語は過去に遡っていく短編連作集。生々しさがないというか、いい意味でフィクションらしいフィクションなのでかえって読みやすかったし、短編一つひとつの出来もよかった。

    0
    2019年11月19日
  • 妖ファンタスティカ 書下し伝奇ルネサンス・アンソロジー

    Posted by ブクログ

    歴史小説界に風穴をあけんとする作家集団「操觚(そうこ)の会」による
    伝奇時代小説アンソロジー登場!
    ■朝松健「夢斬り浅右衛門 ――小伝馬町牢屋敷死罪場」
    ■秋山香乃「草薙剣秘匿伝 ――葛城皇子の章」
    ■芦辺拓「浅茅が学問吟味を受けた顚末 ――江戸少女奇譚の内――」
    ■彩戸ゆめ「神楽狐堂のうせもの探し」
    ■神野オキナ「ころりの木壺」
    ■蒲原二郎「江都肉球伝」
    ■坂井希久子「万屋馬込怪奇帖 月下美人」
    ■鈴木英治「熱田の大楠」
    ■新美健「妖しの歳三」
    ■早見俊「ダビデの刃傷」
    ■日野草「遠夜」
    ■誉田龍一「血抜き地蔵」
    ■谷津矢車「生き過ぎたりや」

    0
    2019年08月06日
  • 死者ノ棘

    Posted by ブクログ

    人の死期がわかると言う謎の男は天使なのか悪魔なのか
    私には死神に思えてならず そうすると伊坂さんの小説を思い出し随分オシャベリになったわねぇと思いつつ いやいや違うキャラだからねと納得させながら読んだ本書
    面白かった
    まさにダークミステリー
    どうして憎んでいる人の肉体に入りたいのか謎だけど色んな人がいて興味深い。
    続編もあるようで読んでみたい。
    そして伊坂さんのアレもまた読み返したくなった。

    0
    2019年01月24日
  • TAKER 復讐の贈与者

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    復讐代行業者である義波が依頼を受けて復讐を果たしていく様子が描かれてきており、復讐の依頼者や標的の抱える暗い面、秘密、目的などに圧倒される前半でした。そして今作は悪事銀行なる組織の暗躍によって義波が属する組織〈援助者〉(サポーター)の仲間が消えていき最終決戦に突入する後半となり、仲間が次々に消えていく様子はハラハラしました。悪事銀行の首領である志尾との選択と駆け引きは見応えがありましたが、志尾との決着がアッサリ済んでしまったという印象がありそのあたりにも、もう少し捻りが欲しかったです。

    0
    2019年09月28日
  • TAKER 復讐の贈与者

    Posted by ブクログ

    GIVERシリーズ三部作、最終巻。
    1巻目と対になるような構成が面白い。
    義波が義波になるまでのお話。

    0
    2018年02月04日
  • GIVER 復讐の贈与者

    Posted by ブクログ

    必殺仕事人っていう時代劇があった。恨みを代わってはらす。
    復讐代行業者の話。
    プロローグを含め7つの連作短編で構成されている。
    構成、描く視点がおもしろい。
    通常と逆、えー、っと驚くとともに現実離れした登場人物に現実感がない。しかし、こういう人物、組織も現実にいるかもしれないと錯覚させられる。
    おもしろかったといえばおもしろいが、もう少し意外性やドキドキ感があれば。
    続編「BABEL」も出ているようなので、機会があれば読んでみようか?

    0
    2017年09月15日
  • GIVER 復讐の贈与者

    Posted by ブクログ

    201706/各章の好みのブレ幅があったけど、全般的に面白くはあった。ややまどろっこしく思える表現も好みわかれそうだけど、この作風にはあってるカンジ。

    0
    2017年06月11日
  • GIVER 復讐の贈与者

    Posted by ブクログ

    復讐代行業者が行う仕事。復讐なので、後味悪い話もありますが、最後まで読み通すとああと納得する部分もあり。まずは最初から読み直したくなる。

    0
    2017年05月31日
  • そのときまでの守護神

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【収録作品】下見の章/侵入の章/物色の章/窃盗の章 
     だましだまされの展開が面白い。余計なひねりのない素直な展開で、読後感もよい。

    0
    2017年04月07日
  • GIVER 復讐の贈与者

    Posted by ブクログ

    7編からなる短編小説で最初の方の1編を読んだ時、これは面白そうな作品に当たったと思った。しかし読んでいくにつれて出来の良し悪しがあると分かった。

    自分が面白いと思ったもの→「06」「04」

    その他の作品はもう少しという感じだと思う。

    0
    2017年03月02日
  • GIVER 復讐の贈与者

    Posted by ブクログ

    面白かったが強烈な印象が残る作品でなかった。初読みの作家さん、評価は保留。
    あらすじ(背表紙より)
    雨の降り続く日、訪ねてきた女に俺は仰天する。彼女は数時間前、俺に殺され、浴室で冷たくなっているはずだ―。過去に負い目を抱えた人々に巧みに迫る、正体不明の復讐代行業者。彼らはある「最終目的」を胸に、思いもよらない方法で標的の一番の弱みを利用し、恨む人・恨まれる人を予想外の結末に導く。人間の心を丸裸にする、6つの恐るべき復讐計画とは―。再読必至の新感覚リベンジ・ミステリ!

    0
    2017年01月16日