瀧本哲史のレビュー一覧
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局面の構築にだけに注力し、集約する、べき乗則。
そのために大切なのが、ラストムーバーアドバンテージ。終盤を制する事。日本人にほんと、不向き。秀吉、家康は、上手かったかな。
デカルト座標、四象限の行列的転用って、感じでいいのか。インテリジェンスデザインもその一つになるのか。
市場の基本原則、「ランダムさ」に対する万能法則「べき乗則」。金の流れを掴むためにも。
べき乗則からではなく、べき乗則そのものの線形化を、逆もありだろうけど、やればいいのだろうな。
追記、071018
再考、読み直すかな マイキーの動画を見て、聖書ね。
プロテスタント、カウンターだよね。でも、以前、どっかで、影響を -
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良い本だなと思う。子供が読んで、世界の偉人の逸話に触れて、考え方を養う。ある小学校の教室にもこの本が置かれていて、子供たちはいつでも手に取る事ができる。
授業とは、学問を教え授ける事。ミライを切り開くために、過去を学んではどうか。ミライを変えるには、自分を変えるのだと本著。素直に良い本だなと最初に書いたが、しかし。変える必要があるのか、という点には違和感。子供たちには、未来がある。変えねばならぬ現状は大人の責任であって、子供たちが変わらねばならない訳ではない。確かに、社会を変えるような素晴らしい貢献は称賛されるべきだが、偉人を目指す必要はない。
人が人として生きて、そこに生産性や新奇性を要 -
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『君に友だちはいらない』というタイトルだが、中身は、著者がエンジェル投資家として(ビジョンや事業内容が固まっていないことも多い)ベンチャー組織を判断するときに、うまくいく組織であるかを見極める際に考えていることや、なぜそれが成功のために大事なのかについて書かれている。
仲良しごっこではなく目的を持った秘密結社をつくり、目的を達成のために合理的に働くこと、チームのなかで自分のポジションをつくることが参考になった。自分が巻き込む側でも、チームの一員として巻き込まれる側でも、チームが成功できるかを客観的に測る視点ができる。自分の人的ネットワークが自分自身であるというのは耳が痛い…。
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ネタバレ誰もが知る偉人から、あまり知名度の高くない人物まで世界を大きく変えた人物を取り上げつつ、少年少女にその可能性が自分にもあることを訴えます。
個人的に、興味深かったのは以下の3人の話です。
・ナイチンゲールが統計を用いて病院に衛生を広めたこと
・ベアテ・シロタ・ゴードンさんが日本の法律の一つを作ったこと
・緒方貞子さんのUNHCRでの活躍
自分自身は14歳という年齢の2回り以上人生を過ごしています。
「大人は変革を恐れ邪魔をする」という言葉に、果たして今自分の意識は子供のままいられているのだろうか、それとも大人になってしまっただろうかと不安がよぎりました。
変化を起こす人、変化を受け入れる -
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ネタバレ読書は格闘技(瀧本哲史)
・書籍を読むとは受動的ではなく、著書の語っていることに(本当にそうなのか」と問う必要がある
・ショウペンハウエル:読書は、他人に物を教えてもらうことである。次第に自分で物を考える力を失っていく
■人生の中で、どんなときにも役に立つ最強の武器
・他者を味方につける方法
「人を動かす」
・驚きの少ない普遍性と、事例のわかりにくさこそ魅力
・事例は現代的ではないので、読者が自分の文脈に置き換えて、抽象化してから理解しようとするため理解が深まる。
・科学的な実証性には欠けている
「行動経済学」
・仮報性:良いことをされたら返したくなる
・コミットメントと一貫性:自分が -
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京都大学で起業論の授業をおこなっている著者が、資本主義のルールとそのゆくえについて解説しながら、これからの社会で生きていくために必要な考えかたをわかりやすく解説している本です。
著者はまず、労働の「コモディティ化」によって、これまで安定して収入が得られると思われてきた職業の多くがダンピング競争にさらされることになると論じています。そのうえで、これからの社会を生き抜くためには、自分自身の商品としての強みを考える投資家的な発想が求められるという主張が展開されます。
自分自身をも再帰的に資本主義的な価値とみなすことについて、社会学的な観点から批判的に考察する本はこれまでいくつか読んできましたが、