瀧本哲史のレビュー一覧
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ネタバレ「僕は君たちに武器を配りたい」
序章では資本主義について説明している。
私は資本主義のあり方に面食らった。
特に資本主義ではコモディティ化するものは淘汰される。
序章を読んでいる時は気分が悪かった。
その理由は、自分がまさにコモディティ化した考えを持っていたからである。
普通の水準の生活を目指したい、普通の人ならどのように行動するか、そのような考え方で今まで生きてきたので、生き方を否定されたようだった。だが同時に今までの考え方のままでは、資本主義内において淘汰されるので考え方を変える必要があると感じた。序章の後では、本題であるそのような資本主義に対する武器の説明がなされた。私はそこを読んでも、 -
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ピーター・ティールが言いたいこと
世界に関する命題のうち多くの人が真でないときているが君が真だと考えているものは何か?
競合とは大きく違うどころか、競合がいないので圧倒的に独占できるような全く違うコンセプトを事前に計画し、それに全てを賭けろ
この本はスタートアップの全てが書かれている本である
現在
アメリカで生まれたビジネスを
パクってタイムマシン経営してる奴らしかいない
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テクノロジーとは垂直的進歩でゼロイチ
グローバリゼーションとは水平的進歩で1→10
経済は頭打ちを食らって1960年頃から特に進化していない
独占企業は独占していないというが独占しているから気を -
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「かつて14歳だった大人たち」にも贈りたいとの言葉どおり、大人にとってもためになります。
著者が各地の中学生に向けて行った特別授業。歴史上のたくさんの「未来をつくる人」の事例を端的に挙げつつ、5つの法則として紹介しています。
ニュートン、ナイチンゲール、伊能忠敬やJKローリングなど、教科書で触れていないエピソードが新鮮です。
なぜ勉強しないといけないのか。昭和の大人たちが中学生だった頃には想像できなかった21世紀の今、まさに魔法の国にみんなは生きている、魔法の基礎を学んでいるのがまさに学校なのだ、きみたちも未来をつくろう、というメッセージが響きました。他の著書でもそうですが、学生たちへの「自分 -
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## 読書感想文:『ゼロ・トゥ・ワン』- 常識を疑い、未来を創造する思考
本書『ゼロ・トゥ・ワン』は、単なるビジネス書ではない。現代に蔓延する「常識」という名の思考停止に警鐘を鳴らし、未来を自らの手で創造するための哲学を説く、挑戦的な一冊だ。PayPalマフィアのドンとして知られるピーター・ティールが投げかける問いは、鋭く、そして本質的である。ハイライトを読み返すだけでも、その思考の切れ味に改めて身が引き締まる思いがする。
### 「リーン・スタートアップ」との決別
本書を貫く最も衝撃的な主張は、現代のスタートアップのバイブルとも言える「リーン・スタートアップ」との明確な決別だろう。
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森鴎外が、医学では大失敗。J.K.ローリングが、生活ギリギリの中でハリーポッターを書き上げたこと。ナイチンゲールが、ランプを片手に院内を回っていたのは実は職務の一つに過ぎなかったこと。伊能忠敬が本業の退職後に日本地図を作り始めたこと。
有名人の知られざるエピソードがたくさん。
紹介された人物は皆、世の中のあらゆる決まりに疑問を持つとともに、世の中の流れに合わせて、自分の仮説を柔軟に変えていっている。そして周りにどれだけ反対ようが、自分の信念を曲げずに抗い続けている。
必ずしも有名人にならないといけないわけではないけど、彼らの考え方は大いに参考になると思う。 -
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ネタバレ『Zero to One』は、キャピタリストや起業家にとって重要な視点を提供している。特に、従来の競争優位性を否定し、「独占」を目指すべきだと強調している点が特徴的である。
ただし、本書が示す「成功」とは、単に小規模なサービスや事業を数億円で売却することではなく、社会を大きく変革するレベルのものを指している点に留意したい。
感想としては、多くの"中小企業"にとっても独占は理想ではあるが、完全な独占を継続するのは現実的に困難である。そのため、本書の視点を参考にしつつ、リタ・マグレイスの理論(競争優位性を一時的なものと捉え、変化に適応し続けるアプローチ)と組み合わせると、より実 -
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ミライを変えてきた偉人達のエピソードを交えた心震える良書。
「なんで勉強しなきゃいけないの?」
「勉強してなんの役に立つの?」
小さな子どもに質問されても答えられる者は少ないだろう。
「勉強なんて嫌いだ」
「授業がつまらない」
あるいは、
「いい大学に行くために勉強している」
こんな人達に超おすすめである。大人が読んでもおもしろい。
小中学生の子どもがいたら必ず読ませている。僕が中学生の頃にこの本があったなら読みたかった。勉強が楽しくなったはずだから。親も大人も誰も教えてくれなかった。
僕も多くの大人達と同じで、自分が夢見た21世紀を実現できなかった。
これからの時代を生きる者達への、 -
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購入済み
13年前とは思えない書籍
2011.9、本書が発刊されたらしい。
2024.12、社会人11年目になり、当時よりも少しは世間が見えつつあるように感じるが、まだまだ勉強不足を痛感する日々である。それを補いたく一貫性なく様々な書籍を手にしては読書をちんたら続けていたが、ある方との出会いで本書を購読することにした。
もし、大学2年生の時、発刊された当時に本書に出会えていたら、もう少し生き方が変わっていた気がする。(読めと言われてもバカな私は読みすらしなかったと思うが。)
また、13年経った今でもまだ2,3年か4,5年しか経っていないように、本質を捉えており、記載されたことが現実になっている。
当時から鋭さがあったのだろうと