瀧本哲史のレビュー一覧
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14歳の子供に向けた本かと思いきや、考えが凝り固まった自分みたいな大人こそ見るべき本かもしれない。
色々と偉人を紹介するのと同時に、彼らが何故に、どういったことで偉人と評価されたかも明確にしており、読む者をして興味がそそられる。
未来は世代交代によるもの、新人により変えられると言われると、確かにと思う反面、それならばある意味年を取っても新しいことに挑戦することになれば、いつでも新人となれると思うとまだまだ変えられるものはあるはずである。
あと森鷗外が権威とエリートの象徴として描かれて医学者としては大成していないような書き方(それが事実としても)だが、文豪として今もその名を残して人々の心 -
Posted by ブクログ
ネタバレ新しいことをなすためにはどのような行動・マインドが必要か、偉人の偉業から学び取り、解説してくれる本。
この本の中で一番印象に残っているのが
「学校では魔法を学んでいる」
という文章。
確かに、自動車だったり、スマホだったり、VRだったり、技術が進歩して昔からすれば魔法のようなものが生まれている。
魔法(新たな技術)を生むためには勉強をしなければならない。
すごい夢のある表現の仕方だと思った。
偉人の内容も誰でも知っている有名な人から、あまり知られていない偉人まで分野を問わず、様々な人が紹介されている。
また、なぜ偉人が偉業を達成することができたのかをわかりやすく解説してくれている。
この本 -
Posted by ブクログ
2011年時のものである
「不安解消マーケティング」
高学歴・高スキルで誰でも安泰というストーリーは崩壊している
英語学習でボトルネックになっているのは、文法や基本単語をしっかり押さえたあとの、ヒアリングとスピーキングの学習量が圧倒的に少ないということ
武器
・勉強ブームの影には「不安解消マーケティング」がある。勉強すれば大丈夫と安易に思うな
・インターネットによって、知識獲得コスト、教育コストが激減し、世界的な競争にさらされるなど、急激な社会変化に注視せよ
・全産業で「コモディティ化」が進んでいる。賃金を下げないためにはコモディティになるな
・生き残るためには「スペシャリティ」な人間に -
Posted by ブクログ
楽しかったな〜。アツい本だった。
中学生向けに書かれた本だけど、大人が読んでも面白い。
未来を生きるためのメッセージが心に響いて、凝り固まった私の中の"あたりまえ"をぶっ壊してくれる。
常識を疑うこと。ビジョンを描くこと。強い信念を持って立ち上がること。それに共感する仲間を持つこと。時代を読むこと。
こんな授業受けてみたかった。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」
本気で未来を学ぶなら、過去を知る必要があるという理由から、これからどうするかを考えるために、歴史上の人物を挙げていくというアイデアが面白かった。
50歳を過ぎて天文学を本格的に始めた伊能忠敬。
60歳を過