あらすじ
「私の著作活動は、この一冊のためにあった」――ベストセラー『僕は君たちに武器を配りたい』の著者・瀧本哲史さんが全国の中学校を訪れて開講した特別講義「未来をつくる5つの法則」のエッセンスが本になりました。これからを生きる14歳に、そしてかつて14歳だったすべての人に届けたい一冊です。
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Posted by ブクログ
本当に「こんな」授業受けたかったな!
と思える深化するために必要な本です。
偉人からの教えや気づきをたくさん教えてくれる。
14歳だけでなく大人でも読むべき。
世代交代は刺さりました!
誰も知らないところに釘をさして地図を描かないとね。
勇気でます。
ぜひ〜
Posted by ブクログ
「かつて14歳だった大人たち」にも贈りたいとの言葉どおり、大人にとってもためになります。
著者が各地の中学生に向けて行った特別授業。歴史上のたくさんの「未来をつくる人」の事例を端的に挙げつつ、5つの法則として紹介しています。
ニュートン、ナイチンゲール、伊能忠敬やJKローリングなど、教科書で触れていないエピソードが新鮮です。
なぜ勉強しないといけないのか。昭和の大人たちが中学生だった頃には想像できなかった21世紀の今、まさに魔法の国にみんなは生きている、魔法の基礎を学んでいるのがまさに学校なのだ、きみたちも未来をつくろう、というメッセージが響きました。他の著書でもそうですが、学生たちへの「自分たちで未来をつくろう」というメッセージがあふれていて、14歳をとっくに過ぎた自分も背中を押される思いでした。
「20人目の変革者になれるかどうかは、今日の選択にかかっている」大切にしたい言葉ですね。
Posted by ブクログ
森鴎外が、医学では大失敗。J.K.ローリングが、生活ギリギリの中でハリーポッターを書き上げたこと。ナイチンゲールが、ランプを片手に院内を回っていたのは実は職務の一つに過ぎなかったこと。伊能忠敬が本業の退職後に日本地図を作り始めたこと。
有名人の知られざるエピソードがたくさん。
紹介された人物は皆、世の中のあらゆる決まりに疑問を持つとともに、世の中の流れに合わせて、自分の仮説を柔軟に変えていっている。そして周りにどれだけ反対ようが、自分の信念を曲げずに抗い続けている。
必ずしも有名人にならないといけないわけではないけど、彼らの考え方は大いに参考になると思う。
Posted by ブクログ
ミライを変えてきた偉人達のエピソードを交えた心震える良書。
「なんで勉強しなきゃいけないの?」
「勉強してなんの役に立つの?」
小さな子どもに質問されても答えられる者は少ないだろう。
「勉強なんて嫌いだ」
「授業がつまらない」
あるいは、
「いい大学に行くために勉強している」
こんな人達に超おすすめである。大人が読んでもおもしろい。
小中学生の子どもがいたら必ず読ませている。僕が中学生の頃にこの本があったなら読みたかった。勉強が楽しくなったはずだから。親も大人も誰も教えてくれなかった。
僕も多くの大人達と同じで、自分が夢見た21世紀を実現できなかった。
これからの時代を生きる者達への、ミライを旅する地図といえる良書である。
Posted by ブクログ
瀧本哲史さんの名著。
概要は知っていたが、改めて通読。
14歳の中学生に向けた特別講義という形をとりながら、「かつて14歳だったすべての大人たち」に向けたメッセージでもある。
小さな違和感を大切に、地図を片手に空白地に仮説の旗を立て、信頼できる仲間とともに逆風を乗り越え、新たなルールを作り出すことで世界を変える。ある意味青臭く熱い情熱が、平易な語り口で語られる。
自分の中にはまだ「青臭い情熱」は残っているだろうか?
まだやれる、本を閉じ、前を向いて歩き出そう。そう感じられた。
Posted by ブクログ
14歳のための世界を変えた偉人伝の(変えられなかった人も含む)授業だが大人が読んでも十分に面白い。日本国憲法に男女平等項目を入れようと尽力したベアーテ・シロタ・ゴードンとか全く知らなかった。イベルメクチンを開発してノーベル生理学賞を受賞した大村智のエピソードもとても興味深い。何か行動を起こさないと世界は変わらないし、何か行動を起こすと世界は変わる!
Posted by ブクログ
すごく、いい本でした!!
なんか、14歳の君、ぜひ読んでくれ!(自分は14歳じゃないけど)
目から鱗でした〜
なんか、すごく、人生に影響を与えてくれると思うよ!!!
Posted by ブクログ
昭和世代のいうことを聞かなくてよいという冒頭解説が、ドキッとした。
成功者も視点を変えてみると機会を自ら逃していたり、疑う力(クリティカルシンキング)の大切さを小学生高学年や中学生向けにちょうどよいと思う。教養も広がって○。
Posted by ブクログ
おすすめいただいた著者の方の本を読んでみました。14歳に向けた本だが、とても学びの多い一冊でした。
●ナイチンゲールの偉業話より
思っていることをただ伝えるだけでは理解されないようなことを、数字や統計を利用することで説得力を持たせる。こういうプレゼン力はやっぱり大事だなと感じました。
●ベアテの偉業話より
男女平等を訴え日本国憲法を作ったというのはとても素晴らしいなと思った。が、男尊女卑を男女平等に進化させたゆえに生まれた「両性の結婚」という言葉。それが今の同性婚を求める人たちを苦しめていると思うと、複雑な気持ちになりました
●伊能忠敬の偉業話より
今の北海道の地図作りから始まり、幕府から全国の地図づくりを任されたエピソードを知って、実績を残すことで次の大きなチャンスをもらえるんだということを学びました。また一人でやろうとするのではなく、誰かの助けを借りたり、仲間を持ったりすることの大切さを知りました。
●その他
「世の中を変えるのはいつの時代も新人である」
→自分が感じる違和感を大切に、思ったことは訴えていこうと思った。
「世の中の常識を変えるのは世代交代」
→学生時代の部則も昨今の多様性も夫婦別姓も社内のルールも、いろんなことに当てはめられるなと。若い世代の意見を取り入れることの大切さを痛感した。
「硬直化した行動規範ではなく、根底にある基本原則に立ちかえる」
→色々考えてると目的を見失いがちなので、初心に帰ったり、根本の問題や目的に常に立ち返ることの大切さを学んだ。
本を読み始めて、木の枝のように色々と興味関心がいろんな方向に湧いてくる感覚がとても楽しいですな!
未来を作るために過去や歴史を学び昔の人の人生を追っていくのはおもしろいと感じた。
●伊能忠敬の偉業話より
今の北海道の地図作りから始まり、幕府から全国の地図づくりを任されたエピソードを知って、実績を残すことで次の大きなチャンスをもらえるんだということを学びました。また一人でやろうとするのではなく、誰かの助けを借りたり、仲間を持ったりすることの大切さを知りました。
●その他
「世の中を変えるのはいつの時代も新人である」
→自分が感じる違和感を大切に、思ったことは訴えていこうと思った。
「世の中の常識を変えるのは世代交代」
→学生時代の部則も昨今の多様性も夫婦別姓も社内のルールも、いろんなことに当てはめられるなと。若い世代の意見を取り入れることの大切さを痛感した。
「硬直化した行動規範ではなく、根底にある基本原則に立ちかえる」
→色々考えてると目的を見失いがちなので、初心に帰ったり、根本の問題や目的に常に立ち返ることの大切さを学んだ。
本を読み始めて、木の枝のように色々と興味関心がいろんな方向に湧いてくる感覚がとても楽しいですな!
未来を作るために過去や歴史を学び昔の人の人生を追っていくのはおもしろいと感じた。
Posted by ブクログ
14歳向けの児童書とあるが、大人が見ても勉強になる。むしろ頭の悪い自分にはちょうど良かった。
教養を身につけたかったので、勉強になった。
色々な偉人の紹介から、我々は何を学ぶべきか、かこの人から未来のためにどうするかという本。
パラダイムは世代交代しないとシフトしない。ルールを変えるのはいつも新人。会社でもそうかも。
冒険には地図が必要。地図はざっくり。
旗は誰もいない場所に立てる。
ニュートン。ナイチンゲール。森鴎外と高木兼寛。嘉納治五郎。ベアテ・シロタ・ゴードン。ココ・シャネル。
特にナイチンゲールが目からウロコだった。
Posted by ブクログ
「僕は君たちに武器を配りたい」を読んでファンになった瀧本哲史さんの本。どの本も分かりやすいが、この本は14歳向けに書かれており特に読みやすい。亡くなってしまったことが本当に悔やまれる。
14歳向けだが、大人が読んでもとても気づきが多い、大人こそ読む本だと思う。
なぜ勉強するのか?それは魔法の力で未来を変えるため。例えば江戸時代の人から見たら、当時無かった技術ばかりの現代の生活は魔法(例:スマホ、テレビ、飛行機、地下鉄…)。勉強はその技術に必要で、勉強とは魔法の基礎を学ぶこと。
そして未来を作るためには過去を知る必要がある、として世界を変えた偉人の生き方、考え方を紹介している。
法則1 世界を変える旅は「違和感」から始まる
①日常にある「小さやさな違和感」を掘り下げ、冒険の扉を開けよう
②課題をこなす人より、課題を見つける人になる
③ナイチンゲールは旧世代の男たちを「データ」で動かした
④エリートほと「思い込み」の罠にはまりやすい
⑤未知の課題には「論より証拠」で取り組もう
⑥人を疑うのではなく「コト」を疑う
法則2 冒険には「地図」が必要だ
①冒険は、仮説という名の「地図」がなければはじまらない
②まだ誰も手をつけていない「空白地帯」に仮設の旗を立てよう
③競争の少ない動物用医薬に目をつけ、2億人を救った大村智さん
④パソコン用ソフトに「旗」を立てたビル・ゲイツ
⑤エジソンは蓄音機の「仮説」を間違えていた
⑥自分の仮説を修正する勇気をもとう
法則3 一行の「ルール」が世界を変える
①柔道は「スポーツ化」によって国際競技として普及した
②新しい考え方は「ルール」をつくって伝えよう
③男女平等の原則は、ひとりの女性がルール化させた(ベアテ・シロタ・ゴードン)
④あたらしい女性像そのものをデザインしたココ・シャネル
⑤自分の思いを、目に見える「かたち」にしよう(※自分が理想とする社会を具体的に思い描き、かたちにして残す)
法則4 すべての冒険には「影の主役」がいる
①個性豊かな仲間たちと「パーティー」をつくろう
②自分の個性を知って自分の人生の主人公になろう
③変革者の背後には「影の主役」たちがいる
④伊能忠敬の夢を支えたのは、病床の天文学者だった
⑤「鉄の女」サッチャーを支えるため「情けない夫」を演じたデニス
⑥自分の才能におぼれ「仲間」を得られず失敗したメンデル
法則5 ミライは「逆風」の向こうにある
①世界を変えるのは、いつの時代も「新人」である
②大人たちは変わらない。「世代交代」が時代を変える
③ハリー・ポッターの価値を見抜いたのは8歳の女の子だった
④シロウトだからこそ「常識」に振り回されなかった緒方貞子さん
⑤迷った時は「基本原則」に立ち返れ
⑥大人たちが反対するとき、きみは「大切な真実」を語っている
★ヘンリー・フォード(フォード創設者)
「もしも人々に何がほしいか尋ねたなら、彼らは『もっと速い馬が欲しい』と答えていただろう』
★ピーター・ティール(PayPal共同創業者)
採用面接時の質問
「賛成する人がほとんどいない、大切な真実はなんだろう?」
周りに反対されても自分が「大切な真実」と思える時、世界を変える一歩を踏み出している
Posted by ブクログ
この人の文章は読みやすいし、読んでて活力を湧かしてくれる。どのようにして、前を向けばいいかを、論理的にたとえ話で分かりやすく伝えてくれる。こんな文章がかける人になりたいと率直に思った。
Posted by ブクログ
「世代交代が時代を変える」これは文化、政治、スポーツなどの数多くの場で当てはまることなんだろうな。推しても引いてもどうしようもなかったら、時間に任せるという選択肢を持っておくことは非常に重要である。空白地帯やひっくり返せる余地が限りなく小さくなった現代ではその難易度はとてつもなく高くなっている。そんな中でもこれからの未来で世の中をひっくり返せる人は出てくるんだろうな。
Posted by ブクログ
14歳はとっくに過ぎてしまったけど今読んでもいい本だった。世の中の常識だから正しいということもなく、偉い人が言うから正しいでもない、親にも言われてきたけど若い頃はその意味があまりわからなかったかも。すぐ固定概念に縛られて忘れそうになるけど、定期的なパラダイムシフトは大切だなと思った。独りよがりに凝り固まらずに、それでも信念を持って生きられたらいいなと思った!
Posted by ブクログ
・魔法の力で未来を変えるために勉強
・愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ
・勇者は影の主役ともいうべき仲間とパーティをつくる。自分の個性を知る、長所を噛み合わせろ。
・賛成する人が殆どいない真実を探せ
・
Posted by ブクログ
14歳の子供に向けた本かと思いきや、考えが凝り固まった自分みたいな大人こそ見るべき本かもしれない。
色々と偉人を紹介するのと同時に、彼らが何故に、どういったことで偉人と評価されたかも明確にしており、読む者をして興味がそそられる。
未来は世代交代によるもの、新人により変えられると言われると、確かにと思う反面、それならばある意味年を取っても新しいことに挑戦することになれば、いつでも新人となれると思うとまだまだ変えられるものはあるはずである。
あと森鷗外が権威とエリートの象徴として描かれて医学者としては大成していないような書き方(それが事実としても)だが、文豪として今もその名を残して人々の心に刻まれる小説を書いたことは、評価すべきなのではなかろうか。
ともあれ子供にも是非とも読んでほしい本の一つである。
Posted by ブクログ
色んな人の話
知らなかったこと多くて面白かった
やりたい事あるけど一歩踏み出す勇気がない人には刺さりそう
けどそもそもやりたい事ない人がほとんどだと思うのでそれはどうすればいいんだろうね
Posted by ブクログ
新しいことをなすためにはどのような行動・マインドが必要か、偉人の偉業から学び取り、解説してくれる本。
この本の中で一番印象に残っているのが
「学校では魔法を学んでいる」
という文章。
確かに、自動車だったり、スマホだったり、VRだったり、技術が進歩して昔からすれば魔法のようなものが生まれている。
魔法(新たな技術)を生むためには勉強をしなければならない。
すごい夢のある表現の仕方だと思った。
偉人の内容も誰でも知っている有名な人から、あまり知られていない偉人まで分野を問わず、様々な人が紹介されている。
また、なぜ偉人が偉業を達成することができたのかをわかりやすく解説してくれている。
この本自体は14歳の子供に向けて書いてある本だが、大人でも十分に勉強になる1冊。
自分の子供が14歳になったらぜひ読ませたい。
Posted by ブクログ
世代交代の時代だから、若い世代に読んでほしい。世の中が混沌としていて、何が正しいか見えない今だからこそ、『賛成する人がほとんどいない真実を探せ!』今までの常識やルールを覆す新しいパラダイムを作るためには、仲間や時には経験ある年長者のアドバイスも必要。
もっと若い時に読みたかった一冊。でも50才すぎての伊能忠敬や苦労人のJ.Kローリング、信念を貫いたサッチャー、自分の真実は終わったわけじゃないな。
Posted by ブクログ
楽しかったな〜。アツい本だった。
中学生向けに書かれた本だけど、大人が読んでも面白い。
未来を生きるためのメッセージが心に響いて、凝り固まった私の中の"あたりまえ"をぶっ壊してくれる。
常識を疑うこと。ビジョンを描くこと。強い信念を持って立ち上がること。それに共感する仲間を持つこと。時代を読むこと。
こんな授業受けてみたかった。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」
本気で未来を学ぶなら、過去を知る必要があるという理由から、これからどうするかを考えるために、歴史上の人物を挙げていくというアイデアが面白かった。
50歳を過ぎて天文学を本格的に始めた伊能忠敬。
60歳を過ぎて国際問題の最前線に身を置いた緒方貞子さん。
まだまだ前を向いて進む勇気をもらった。
Posted by ブクログ
私たちが暮らしている21世紀は「魔法の国」で、学校では「魔法の基礎」を学んでいる、、、
という導入から、それぞれのトピックごとに、世界を変えた偉人たちの功績と、その偉業が私たちに教えてくれることををわかりやすく説明している。
14歳の時に読みたかったな。大人になった今でも学ぶことが沢山あって、凄くためになった。
たった1人の力でも、この大きな世界を変えることが出来る。自分にだってその可能性がある。そんなメッセージが伝わってきて、嬉しくなった。
Posted by ブクログ
14歳に向けた本で分かりやすく読みやすい。未来をつくる人になるために偉人の生涯を例に紹介する構成で面白くもあるが興味の持てない分野はやや退屈だった。(長い)
当たり前を疑う(人でなくコト)、ナイチンゲールは統計学者、冒険とは自分だけの仮説を証明する旅というのは腑に落ちる内容だった。
Posted by ブクログ
14歳の君に、そして、昔、14歳だった君に向けて送られる人生のエール。19人の凡人であり、偉人。どの時代も、人生は偶然だけど、自分が何に興味を持ち、打ち込んでいたかという必然とはリンクがある気もする。
伊能忠敬は隠退しても良いような歳から偉業を成し遂げている。勇気をもらった。
Posted by ブクログ
特定の属性の人を指して
「普通の」「どこにでもいる」と表現されているのが
どうしても引っかかってしまいました。
職業に貴賎がある、と暗に若い世代に伝えているようで
耐えられませんでした。
Posted by ブクログ
偉人マンガの講演会バージョン。
偏差値の高い高校での講演をまとめたものだけど、サラッと読めて面白かった。
ナイチンゲールが統計で世界に病院の衛生状況の改善を訴えた話が興味深い。
Posted by ブクログ
良い本だなと思う。子供が読んで、世界の偉人の逸話に触れて、考え方を養う。ある小学校の教室にもこの本が置かれていて、子供たちはいつでも手に取る事ができる。
授業とは、学問を教え授ける事。ミライを切り開くために、過去を学んではどうか。ミライを変えるには、自分を変えるのだと本著。素直に良い本だなと最初に書いたが、しかし。変える必要があるのか、という点には違和感。子供たちには、未来がある。変えねばならぬ現状は大人の責任であって、子供たちが変わらねばならない訳ではない。確かに、社会を変えるような素晴らしい貢献は称賛されるべきだが、偉人を目指す必要はない。
人が人として生きて、そこに生産性や新奇性を要求されぬ穏やかな生き方。ある種の資本主義的競争レースからの離脱を子供たちの選択肢へ。
Posted by ブクログ
誰もが知る偉人から、あまり知名度の高くない人物まで世界を大きく変えた人物を取り上げつつ、少年少女にその可能性が自分にもあることを訴えます。
個人的に、興味深かったのは以下の3人の話です。
・ナイチンゲールが統計を用いて病院に衛生を広めたこと
・ベアテ・シロタ・ゴードンさんが日本の法律の一つを作ったこと
・緒方貞子さんのUNHCRでの活躍
自分自身は14歳という年齢の2回り以上人生を過ごしています。
「大人は変革を恐れ邪魔をする」という言葉に、果たして今自分の意識は子供のままいられているのだろうか、それとも大人になってしまっただろうかと不安がよぎりました。
変化を起こす人、変化を受け入れる人で居続けることを強く意識する良い機会となりました。