木宮条太郎のレビュー一覧

  • 水族館ガール6

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    後半続きが気になって、もう夜中だというのにぐいぐい読み進めてしまった。
    いつの間にか由香が(ヒョロも)成長していてちょっと追い抜かれた気分。
    段々頼りがいが出てきてベテランぽくなった!

    イルカの出産はたまにニュースで見ることもあるけど、本当にすごい出来事なんだ。
    イルカに限らず、お腹の中で別の個体が成長して生まれるって奇跡なんだよね。
    それに、イルカは哺乳類と知っていても、授乳すること、そしてその仕方までは考えたことがなかった。
    水の中の生き物が乳をやるって、なんか不思議。
    シャチもジュゴンもクジラもあんな感じなのかなと、全国の飼育員さんたちに思いを馳せる。

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    2021年07月31日
  • 水族館ガール5

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    今回はウミガメ!
    ウミガメといえば、昔南紀白浜アドベンチャーワールドに行った時に、近くの浜でウミガメの保護をしていた。
    小さいウミガメの赤ちゃんがすごくかわいかったけど、今では放流していないのだろうか。

    話の中で由香がウミガメのことを何も知らないと気付くシーンがあったが、よく考えてみたら自分は海の生物も動物も鳥も環境問題も人権問題も政治もなーんも知らない。
    知らなくても生きていけるし、深く知れば知るほど息苦しくなってしまうから、何も知らないままここまできてしまった。
    便利で忙しい世の中が、多くの人をそうさせているんだろうな。
    大人として人として、今一度考えてみたいと思った。

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    2021年07月13日
  • 水族館ガール

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    想定外にエロい。
    水族館の話なのに。
    いや、水族の繁殖に必要なことだしそこと絡めてあるし大切なことなんだけど、こんなに人間側の描写が必要なんだろうか。
    そういう描写を抜けば中高生にも是非とも読んで欲しい本だけど、これでは勧められない…

    水族館のお仕事や意義についてものすごく興味深いし、読んだ後水族館に行くのが楽しみになるのは確かなのに、表紙もあんなに爽やかなのに、「読んだよ!」って人に言いにくい。
    内容的にも人間側の変な描写を入れなくても十分いけるのに、なんでわざわざ入れるかなぁともったいなく思った。

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    2021年06月20日
  • 水族館ガール

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    面白かったけど、
    たまーに入る下ネタがちょっと気になるなあ。
    あれがなければ文句なしに面白かった。
    前半が特におもしろくて、
    水族館って奥深いなあ、水族館行きたいなあ、
    と素直に思えます。

    水族館のお仕事小説なので、
    恋愛の要素はもっと控えめでよかったのでは。
    少女漫画に寄せてみたけどちょっと失敗している風。

    続編がかなり出てるみたいなので、
    もうちょっと読んでみます。

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    2021年05月18日
  • 水族館ガール2

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     本書は水族館ガールシリーズの2作目です。本作は1作目との違いが明確に表れていました。1作目は水族館に急遽配属された新人の由香と先輩の梶という構成でしたが、2作目である本作は由香がアクアパークに後輩ができ、先輩として奮闘します。一方梶は関西の水族館に移動となり、海遊ミュージアムで下っ端として試行錯誤を繰り返します。
     本作は仕事に対して様々なことを教えてくれます。海遊ミュージアムの咲子が「梶さんは水族館の人、企画部のうちは水族館で働く人」と発言しています。企画部とトレーナーの違いについて考えさせられる発言に真意を考え込んでしまいました。

     私は水族館に勤めていませんし、多くの方がそうではない

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    2020年12月27日
  • 水族館ガール

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    水族館に出向した市の職員が、慣れない環境で頑張る系漫画。
    失敗ばかりで「私才能なさすぎ・・・」と愚痴ったり、実は天性の才能があったりとテンプレ的な路線。この主人公は努力もしているけど。

    ネタバレだけど序盤で動物の死が描かれ、後半は同僚の飼育員との恋愛が描かれる。原作では仕事と恋愛を並走させていて、水族館職員の多忙さと、合間合間の恋愛の感じを上手く出していた。
    一方漫画では後半から仕事がオマケ的扱いになってて、きっとテレビドラマが好きそうな展開(偏見)。
    つまり動物の死を前座にして恋愛をメインに据えるような構成は、せっかく水族館をテーマにした話としてどうなのか。

    そもそも小説1巻を漫画1巻に

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    2020年10月24日
  • 水族館ガール

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    松岡まゆ主演のNHKドラマの原作。軽快に読めるけど、水族館のトリビアとか大変さも盛り込んだお仕事小説。熱い思いが仕事を向上させる。由佳と先輩の今後に期待。

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    2020年09月10日
  • 水族館ガール

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    個性的な人々やイルカ達、知らなかった水族館の裏側、文句無しに面白かった。ただどうしても主人公のキャラが物語にはマッチしているとは思うものの、思い込み激しく自意識過剰な感じが個人的には受け付けられなかったです。

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    2020年07月19日
  • 水族館ガール4

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    病弱や邪魔しぃのペンギンの飼育や育雛と由香がじっくりと描かれ、更にホコと由香、ニッコリーの再会。新入り実習生に恋するヒョロの独白で急に文体が揺らいでガックリ来たけれど一時的で良かった。恋愛絡みの梶がへっぽこ過ぎて、でも由香がしっかりしちゃったから凸凹で微笑ましいかも。仕事だと頼もしい梶にほっとした。

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    2018年10月13日
  • 水族館ガール3

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    遠距離恋愛延長戦。キス人形に自分たちを重ね無意識に鼓舞するようでありながらも、しっかりと切り替えて仕事に集中出来る由香がすき。ラッコやマンボウの生態が興味深く、擬人化で死と隣り合わせになりギクリとする。出張先で心配するばかりの梶は情けない。一、二巻では感じていなかった文章の隙は読み進めるうち慣れた。

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    2018年10月13日
  • 王子になるまでキスしない

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    二十九歳バツイチの服部の怪しい品物の詐欺紛いの奮闘。たまに会うちゃっかり者の幼稚園児の娘とのやり取りや、黒髪アイドルのファンな後輩の川戸が微笑ましい。川戸の口調や、地の文までどこか片言染みたぎこちなさだけれど、段々と慣れた。悪気なく的外れで頓珍漢で自己完結型な服部を結局すきな元妻が嬉しい。

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    2018年10月12日
  • 水族館ガール5

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    今回はウミガメ。
    その生態は謎に包まれていて興味深かった。
    面白かったしとても勉強になった。

    ただ、シリーズ長くなると
    進展しないし、高校生か!と思うような由佳と梶は
    どうでもいい感じになってきた。

    次はどの水族かなぁ。
    それが楽しみ。

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    2018年09月23日
  • 水族館ガール4

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    シリーズ4作目。

    今回も、見えそうで見えない
    水族館の裏側事情がいろいろ。

    ずーっと以前、元水族園ガール(案内のみ)の私には
    ラッコは大変思い入れのある動物で
    楽しく読みました。

    アクアパークは水族園なのに
    どうしてタイトルは水族館なのでしょう。

    と今さながらの疑問。一般的だからか。

    梶と由香はどうそ、ごゆっくりという感じですが、
    水族が好きだから

    たぶん、また、読むんだろうなぁ。

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    2018年02月25日
  • 水族館ガール3

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    木宮条太郎氏の「水族館ガール3」、2016.7発行、シリーズ全般を通して、「軽い」です。特に由香の梶への恋心の部分になると、あまりに現実離れして白けてしまうのが偽らざる気持ちです。だけど、動物の生態とか水族館の在り方などについてはとても興味深いです。例えば、水族館勤務者には、飼育技術(水族のプロ)と展示技術(人間のプロ)の両方が必要とか、ウミガメが回遊して故郷の海辺に帰って産卵しようしたとき海辺がコンクリートに変わってしまっていることとか。ウミガメに感情移入してしまいますね!

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    2017年09月23日
  • 水族館ガール3

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    ネタバレ

    水族館を舞台にしたお仕事小説の第3弾。今回は水族館が抱える経営的な環境の問題とその問題解決のための取り組み、自然保護と言っても偏った考え方で取り組むとかえってあだになるという点の問題も指摘されていて、タメになった。由香も中堅どころとなり、イルカのトレーナー担当だけではなく色々な業務を見るようになり、水族館の職員として奮闘している姿は読んでいて微笑ましかった。もたもたしている間に4が発売されてしまったが手に入れるのはもう少し先になりそう。だが続けて読んでいきたいと思う。

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    2017年07月25日
  • 水族館ガール3

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    シリーズ3。まぁ普通だがあきるかな。
    2017.2.24

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    2017年02月24日
  • 水族館ガール2

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    シリーズ2。まぁ普通。
    2017.2.24

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    2017年02月24日
  • 水族館ガール3

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    水族館の見せ方と飼育と経営。
    難題に対峙する水族館の人々。
    けれども、それは
    今に始まったことではない。

    難しい問題の合間に由佳と梶くんの、
    まったく進展しない恋愛問題。
    これも難問か。

    ラッコってホントに片手あげて「よっ」ってやるんだよねぇ。
    朝一に会いに行くと超かわいいこと間違いなし。

    水族園は私の大好きな場所。
    大勢人がいても、何があっても
    どこかしんとしている。

    開園後と閉園後がめっちゃ好きでした。
    ま、いつでも好きなんだけど。

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    2016年10月24日
  • 水族館ガール3

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    題字の通り3作目

    先輩は相変わらず大阪のまま遠恋
    ま、そっちはそっちで大きなミッションを与えられているわけだけど、機密事項につき秘密に・・・
    普通の恋愛小説ならこのネタで一悶着あったりするんだけど、この小説のメインは水族館のお話しだからねぇ

    それはそうと、相変わらずミスしてるなぁ
    新人ではないけど、ベテランとは言えない時期のミスは精神的にきついよなぁ
    それが自分の凡ミスによるものだったらなおさら

    生き物を扱っているという認識は常々忘れてはいけないけど、ついつい忘れちゃうんだろうね
    それこそ、人間の赤ちゃんを覗きこんで「カワイイ」って思うような感覚でさ

    終わり方からして明らかに続編がある

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    2016年10月13日
  • 水族館ガール3

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    今じゃ日本でラッコが見られるのがとっても貴重だという話は本当なんだよね。
    このお話では赤ちゃんが生まれているけれど、実際はほとんど繁殖が見込めない状況。気難しいラッコちゃんの気性がよくわかった。
    そのうち、本当に日本でラッコが見られなくなってしまう可能性があるんだよね。。。。
    その前に海遊館に行こうかしら。

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    2016年08月12日