あらすじ
イルカに、アシカに、ペンギンに、「恋してる!」 ワガママだけど憎めない!? 水族館の裏側は大変だ――笑い&感動の大ヒットお仕事ノベル! 遠距離恋愛の相手はイルカ!? 水族館の裏側は今日も大騒ぎ! 水族館・アクアパークの飼育員の先輩と後輩という立場から恋人の関係になった由香と梶。しかし、梶は関西の老舗水族館へ出向。離ればなれの職場でそれぞれが失敗を繰り返す日々。そしてある日、傷を負った野生イルカが海岸に漂着したとの知らせが…女子イルカ飼育員の奮闘を描く感動のお仕事ノベル。イルカやアシカ、ペンギンたち人気者も登場!
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Posted by ブクログ
読んでいて、主人公の由香が昔自分が介護福祉士として働いていた時と重なっていて、共感出来る部分があったので、面白かったです。
今はホームセンターで18年近く働いていて、仕事の大変さや辛さは由香と似たりよったりだったので、解りました。
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2人が遠距離になりながらも、お互いに仕事や恋にまじめに取り組む姿や時にはすれ違う姿、不器用ながらも成長していく。物語の風景が頭に浮かびながら入り込んでしまいそうになりました。シンクロライブという未知の事に取り組み成功したのは感動しました。
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梶先輩と由香ちゃんがラスト一歩近づいてほっこり。野生のイルカを助けることの難しさや共生の微妙なバランス、ビジネスを考えることの難しさ、水族館の話だけど、読むひとそれぞれで色んな理解の広げ方ができるかな。でも、やっぱり、私はニッコリーラブ、姉さん姉妹に沖田先生他登場するメンバが大好き。
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1巻では共に働いていた先輩の梶は関西の水族館に出向。
由香には後輩(ヒョロ)ができる。
それぞれの職場で、奮闘する毎日。そんなある日、傷を負った野生イルカを保護する。水族館生まれのイルカ、ニッコリーの活躍もありホコは良くなり、自然に帰すためトラックへ。
その時聞いた事もない鳴き声がニッコリーから… きゅう。 きゅう。
トラックからも声が返ってくる。
きゅう。
目から熱いものが溢れてきて…ちょっと読めなくなり休憩。
水族館の実情や問題なども書かれていて水族館に対しての見方が変わったように思います。
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前作に続いて水族館の仕事の裏側が描かれていておもしろく、イルカなどの動物の行動の描写もリアルでよかった。
また、由香や梶のトレーナーとしての成長も描かれていてお仕事小説としてもしっかりとした描かれ方になっていたと思う。
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もともとイルカが好きだ
大好きだ
将来の夢はイルカのトレーナーで
そのために水泳を習った
水の中が好きで
行きが続く限り仰向けに潜水していたい
ニッコリー、ルン、勘太郎
愛らしいイルカたちとトレーナーのトレーニングライブ。
最後の最後まで笑わせてくれ、泣かされた。
続きがあるならば期待したい。
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主人公がこのシリーズ1でお世話になった梶先輩は、大阪の海遊館へ移動し、新たな後輩の育成をしながら人間とイルカのコラボショーをさらに進化させるため励み、先輩の梶は 水族館として成り立たせて行く為の課題(水族館に来た客の反応、インターネットが普及し地球の反対側の生き物の様子が簡単に見られるようになった事、経営が苦しくなると老朽化しても対応できなくなり、工事業者に逃げられたりして破綻する事もあるなど)を学びます。 最後は、海遊館とアクアパークがコラボして同時中継でイルカのショーを成功させる物語です。
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今作も前作同様に知らなかった水族館の知識、そして新人から先輩、更には指導する立場となった主人公の奮闘が面白かったです。
プライベートも紆余曲折は有りましたけど元の鞘でしたねぇ…個人的に咲子の苦労人で報われない感じがめちゃめちゃ好きですw
Posted by ブクログ
一巻にあった余分に思える性的描写がなくなり、お仕事&恋愛小説として格段に読みやすくなった。
由香と梶もそれぞれ成長して少し大人に(元から大人だけど)になっている。
特に梶は頑なで人付き合いも苦手そうだったのが、角が取れて丸くなった気がする。
仕事、水族館の話として完成度も高くとても良かったが、私としては魚担当の修太の出番が少なかったのが寂しい!
次巻ではぜひとも!
あと、余談だけど、頭の中で映像化している時のキャストは、由香は北川景子、梶は井浦新、吉崎姉さんは吉田羊、磯川先生は坂口健太郎。
※年齢は考慮しないものとする
Posted by ブクログ
水族館ガールシリーズ第2弾。時間設定などは全て前作の流れを引き継いでいるため、単体として読むよりは前作の後に読んだほうがよい。表紙はペンギンだが、今回もメインはイルカ。そうした背景を理解する意味でも先に前作を読むべき。
水族館や動物園は単なる娯楽施設に過ぎないと思っていたが、本作を読むとそんな言葉では済まされないことがよくわかる。私もそういった施設に行くことは好きだが、本書を読むと「何を見てきたのだろうか」と思ってしまう。工夫した動物園や水族館であれば、動物の生き生きとした姿を見られると思っていたが、そもそも自然環境にはガラス板やアクリル板は存在しない。ということは、そこに動物がぶつからないということはすでに飼いならされおり、自然の状態とは完全にかけ離れていることになる。これが動物のありのままの姿であるはずがない。では、何のためにこういった施設はある?
本書ではこうしたところまで少し踏み込んで書かれている。前作よりもそういった意味で社会的な視点がプラスされているように思う。
Posted by ブクログ
関西の老舗水族館へ出向した梶と遠距離恋愛となった由香が、十八歳の新人後輩少年を等身大に指導しながら、トレーナーとして相変わらずのドジがありつつもすっくと立っているのが良い。由香が野生イルカを保護し、梶がはじめてのアシカに健闘し、二つの水族館でイルカのシンクロライブを企画する。仕事と恋が良い匙加減。
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前作からかなり間が空いたにもかかわらず、ストンと物語に違和感なく溶け込める。ふたりのもどかしすぎる恋路もそれぞれの業務に邁進する姿もどっちも応援したくなる。吉崎姉さんシスターズが双子であったカラクリが読めなかったなぁ。さすがだねー。
Posted by ブクログ
恋愛の方はじつにもどかしいが、本業の水族館の方は彼女のキャラクターが生きてきて、清々しい(*^^*)
子分も出来て、今の私と少しだけシンクロするところも。
先輩も、彼女も大きく成長していく様子が実に瑞々しく描かれている(*^^*)
ま、自分がおばさんだからそう感じるのだろうけど。
でも生き生き前向きになれるよい作品だと思う。全国の悩める中高生、若いOLの方にはおすすめな一冊(*^^*)
Posted by ブクログ
あいかわらず水族館のお仕事話はおもしろいです。最後のショーのシーンではじーんと感動してしまうほどでした。
今回は出向した梶のお話が中心でしたが、由香ちゃんも無自覚に役に立ちまくってておもしろかったです。
ただ関西人として、この話に出てくる関西弁が胡散臭すぎ!兵庫出身の作者さんなのになんで??と思うことが多々ありました。
でんねんなんて誰が使ってるんや!!(笑)
関西弁意外はおおむね楽しめます(笑)
Posted by ブクログ
それぞれの水族館の抱える問題は
別々だけど根っこは同じ。
水族館お仕事、大変だけど
ホントに面白そう。
最後のイルカライブは実際にはできないものかしら、
とさえ思った。
イルカライブのできる水族館は
これからどんどん減ってくるだろうけれど。
それも、水族館の存続していく上での大きな課題だ。
ところで梶先輩の早口言葉はどうなった?
聞きたかったなぁ。
梶と由香の成長ぶりがとっても眩しい2巻だった。
しかし、こんなコテコテの大阪弁を話す人って、
私の周りにはおりまへんなぁ(笑)
ストーリーは水族館の意義について
前回よりもさらに深く語られていて
そこで苦悩する人々が
きちんと描かれていて興味深かった。
Posted by ブクログ
水族館職員たちのプロとしての矜持、少し擬人化しすぎの印象がありながらも水族が見せる愛嬌や思いやり、登場人物の成長など、第1巻よりパワーアップしています。
ドラマのせいで桐谷健太の顔がすぐ頭に浮かぶのは良いのか悪いのか。。。
Posted by ブクログ
1巻目に引き続き妹からの譲受本。
今回は水族館経営、水槽、シンクロ?
日本に水族館は2つしかないんかい?と突っ込みたくなるところもありますが…
今回も楽しめました。
今、NHKでドラマもやっていますね
Posted by ブクログ
水族館のお話し2作目
今回は大阪に出向に行った先輩のところと同時並行のお話し
上でどんな話し合いをしたのかわからないけど、人事ってそんなものかなぁ?とは思う
人で足りないんでしょ?だったら猫の手どころか経験者ならどこでも優遇されそうなもんだけどね
とまぁ変なところを勘ぐっても仕方がない
水族館の人はやはり職人さんなんだよなぁ、やっぱり
なので、リアルにトレーニングライブを見てみたくなる
確かにイルカショーを見てても進行でごまかしてるところがわかるものね
後半の怒涛の展開はちょっと急過ぎ
実際にそんな短期間で仕上げられるものなのかね?
保護個体のエピソードがトレーニングの伏線になってるけど、実際はこの行動ってどの程度実態に即してるんだろ?
ま、確かにどうゆう原理で動物たちが意思疎通を図っているのか、興味深いところではあるが・・・
恋愛展開に関しては、またまた終盤での後付け設定みたいに感じる
こんな展開にするなら、それっぽい伏線を張っておけばいいのにね
伏線があったのかもしれないけど、咲子さんに関してはまったく気づかなかったよ
う~ん、やはりこの話しを読むと水族館に行きたくなるなぁ
今度、子供と一緒にいってみようかなぁ
Posted by ブクログ
2も面白かった。1よりも恋愛色が強くなってるけど、結構それがストーリに絡んでるので、1よりそれが浮いてない。こないだニフレル行ったけど、水族館、楽しいなあ~
クスっとくる、水族館裏話
1巻より面白い。尻上がりに面白くなってく感じです。
水族館の裏方、苦労話を個性豊かな面々がコミカルに物語ってくれます。
水族館のお仕事のみではなく、水族館の社会的役割や意義、海洋生物の生態等のためになる話が多く、でも登場キャラクター達がコミカルに掛け合いながら教えてくれるので、知識が意識せずともスーッと自然に頭に入ってきます。
新しい事にチャレンジし、失敗しながら成長してゆく主人公、それを温かく厳しく見守る豪快な上司達、癖のある外部業者とのやり取り等、リアルお仕事系小説としても面白味があります。
また、職人気質な梶先輩との恋に四苦八苦、しかも今回は遠距離で右往左往してる主人公の姿も面白いですね。
これはきっと、3巻、4巻と続くでしょう。楽しみです。
Posted by ブクログ
イルカの行動としてあり得るかありえないかはわからないけれど、新たなライブ。ニッコリ―の生き生きとした様子が伝わってきた。
このシリーズを読むと水族館に行きたくなります。
それにしても梶と由香はなんというかもどかしい!
Posted by ブクログ
楽しみだった2巻。期待を裏切らない面白さ。
今回は恋愛面もたっぷり。
最後のライブのシーンでは思わず涙がこみ上げてきて。
華やかで楽しげな水族館の立場の難しさ。
飼育とエンターテイメントの両立のジレンマ。
水族館ガールを読んでからはじめて水族館に行ったら、
見え方がガラッと変わってしまった!
Posted by ブクログ
正式に水族館で働く事になった由香(^^)しかし先輩は関西の水族館へ出向、新しく入った後輩ヒョロの指導と大変そう(^^;)今回は離れ離れになった二人がそれぞれの困難を乗り越え頑張ってるp(^-^)qそして最後には最高のイルカ・ライブ!(*≧∀≦*)読んでいるだけなのに、凄く感動&興奮した(°▽°)♪実際に見てみたいライブは最後のシンクロ・ライブ「おひけえなすって変奏曲」だけれど、チーフの「俺のライブ」や新人二人の「ヒトとイルカのトレーニングライブ」も全部見たいo(^o^)o
Posted by ブクログ
ラスト近くなるといいなって思うんだけど、ラストに至るまでが読みづらいっていうか、物語に入れない。相性悪いのかもしれないな。と思いながら多分続きは読むと思う。
Posted by ブクログ
本書は水族館ガールシリーズの2作目です。本作は1作目との違いが明確に表れていました。1作目は水族館に急遽配属された新人の由香と先輩の梶という構成でしたが、2作目である本作は由香がアクアパークに後輩ができ、先輩として奮闘します。一方梶は関西の水族館に移動となり、海遊ミュージアムで下っ端として試行錯誤を繰り返します。
本作は仕事に対して様々なことを教えてくれます。海遊ミュージアムの咲子が「梶さんは水族館の人、企画部のうちは水族館で働く人」と発言しています。企画部とトレーナーの違いについて考えさせられる発言に真意を考え込んでしまいました。
私は水族館に勤めていませんし、多くの方がそうではないとおもいます。しかし、本書は水族館職員に限らず多くの職種に該当する部分が多く見られます。
例えば先ほどの咲子の台詞は広い目で見れば、事務職と現場職の比較とも考えられます。事務と現場の考え方やプライド方向性が違うというメッセージを汲み取ることができ、水族館の小説ながら仕事に活かせる点も多く見受けられました。
また、本書はお仕事小説としての魅力はもちろん、水族館の小説としても様々なことが学べます。水族館の魚が大きく見えるトリックや、イルカを保護する手順、そして最後には水族館職員の闇まで赤裸々に教えてくれます。
水族館そして仕事が好きな私としては1作目以上に満足のいく1冊でした。
Posted by ブクログ
『アクアリウムへようこそ』の続編。文庫化にあたり改題した模様。海遊館とおぼしき水族館が出てくるけど、うさんくさい大阪弁にうんざり。今時こんなこてこていないのに……ドラマになるのねー。時流にうまくのったかな、という感じ。