あらすじ
市役所勤務のOLから水族館イルカ課に出向!?――市役所に勤めて三年、突然水族館「アクアパーク」への出向を命じられた由香。イルカ課に配属になるが、そこには人間とのコミュニケーションは苦手な男・梶とイタズラ好きのバンドウイルカがいた。数々の失敗や挫折を繰り返しながらも、へこたれず、動物たちと格闘する女子飼育員の姿を描く笑いと感動の青春お仕事ノベル。ペンギン、ラッコら水族館の人気者たちも多数登場、水族館の舞台裏がわかる! 「アクアリウムにようこそ」改題。
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Posted by ブクログ
主人公の由香のひたむきな姿に背中を押されますし、勇気をもらいました。この本を読めば、水族館がめちゃめちゃ好きになります。
自分も、めちゃめちゃ好きになりました。
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個人的にはかなり好きな雰囲気の作品だった。
水族館のことや水族のことにも少し知れたし、興味ももてた。
解説でも述べられていたが読んだ後に水族館に足を運ばずにはいられない気持ちになった。
続編もかなり多く読書のモチベが上がる作品だと思った。
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水族館に行きたくなる本だった。客としては知ることのできない裏側を知ることができ、残酷な部分も目の当たりにした。我々が見ている水族館は上澄みの部分だけでその裏側には膨大な手間や労力があることを知れた。博物館とテーマパークの要素を水族館は併せ持ち、そこにはさまざまな葛藤がある。それを知れただけでも私にとって大きな収穫だろう。
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だいぶ前から読みたかった本。「お仕事小説」のひとつで、水族館の裏側がわかって面白かったです。もちろん、主人公をはじめ登場人物のドラマも素敵でした。コロナ騒動が落ち着いたら、イルカショーを観に行こう!
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水族館で人気のラッコは、もともとアラスカなどの低温で湿度が低い沿岸部に住んでいて愛くるしい顔とは裏腹に警戒心が高く神経質な生き物である事、イルカは興味本位で何でも飲み込みやすいので、お菓子の袋、飲み物に使われるペットボトルなどが川や海に不法投棄されていないか気を付けていないと誤飲が元で死に至ってしまいやすい事など読者も気を付けておかなければならない事が書かれていました。 そんな中、市役所の観光課から来た若き女性職員がイルカと様々な技を作っていく姿は凄いなと思いました。
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お仕事小説としても恋愛小説としても楽しめました。
ドタバタ系主人公は読んでいてうんざりしてしまうことも多いですが
自己中心的な頑張りの場面が少なくて好感が持てました。
夢のシーンがちょっと生々しくて
お仕事パートの内容とのギャップがあるなとも感じました。
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畑違いの水族館に出向した主人公が四苦八苦しながら成長するのはベタですが面白いですね
水族館の裏側も知れてこれは勉強になります
主人公と先輩の恋も成就してましたが、同じ夢を見るとはなんと言う縁の強さ…
けど一番印象に残ったのはC1の最後ですね…生き物と関わる仕事の宿命とは言え…切ないですね…
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水族館の裏側を見ている感じだった。
お客として行って、キラキラしてかわいい〜って思って何度も通ったりするけれど、その裏では色々なシステムや努力があるんだと考えた本だった。
次、水族館に行く時は少し考えてしまうかもしれない。
イルカやラッコの生態も分かりやすくおもしろかった。
恋愛路線は微妙かな。入れるならもうちょっと掘り下げて入れて欲しかった。
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なんだかここまで分かりやすくてポップなお仕事小説は久しぶりだったので、逆に新鮮な気持ちで読むことが出来た。
若い人向けかなっと思ったりしたが、意外と沢山の本を読んでる読書家でも、微笑ましく感じながら楽しめる、ライトな幅広い小説なのかも。
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市役所に勤めていた由香は突然水族館への出向が命じられて….?
基本はお仕事小説、だけどそこに恋愛要素もはいっている。厳しい梶先輩と天然由香が仲良くなっていく過程は…シリアス?ロマンチック?いやいやギャグ??いままでにない不思議な感じがあって面白かった。
水族館に行った時何気なく見ていたものや注意喚起の本当の意味、水族館の裏側、水族館の生き物の姿、知らなかったことを学ぶことができとても勉強になった。どこかで水族館へ行く時は新たな視点で見ていこうと思いました。
かわいい水族館の生き物たちに時に癒されて、人の何気ないマナー違反による悲しい出来事に涙し、人の成長を間近で感じるストーリーに勇気をもらえる。専門的な単語も多いがとても読みやすいので気になる人には是非読んでほしい小説です。
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この作品は、これで2回読破。今まで何気なく見過ごしていた水族館だっだと改めて感じた。水族の事が少し理解できたような気がする、水族館行きたくなったわ。生き物の管理は、とても繊細で大変。経営も同じ。少しでも維持に貢献できるよう足を運ぼう。
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水族館で生きる海獣族の生活について知れて良い。
泳げなくなっなら終わり。死因のほとんどは溺死
自然に近づけるために自然じゃないことをする。ビタミン剤
生得性好子=エサだけでは技を覚えさせるのに不便なので、習得性好子を使う=高音域ホイッスル。撫でる。歓声。
水族館で働く人は、言葉はなくても、人に気を遣ってくれそう。
Posted by ブクログ
完結したらしいので読み始めることにしました。水族館に生まれてこの方とんと縁の無かったひろが市役所からいきなり水族館に飛ばされるヒロイン。一方詳しくない人間が臨時職員になるのが不服な先輩。最悪の出会い。ドラマみたいな設定だなーと思いながら読みました。ヒロインの由香が水族館に縁無いのは、普通は親が子供の教育の一貫で一度くらいは連れてくだろうと思っていたら、そういう裏事情があったんですね。最近の読書傾向からすると新鮮な話展開だったので続けて読んでみようと思います。それにしてもドラマとかで水族館デートする人が多いのは何故なんでしょうね?
Posted by ブクログ
役所の観光課から、水族館へ出向させられた主人公。
水族館の裏側や、魚類・海獣類などの分類学、イルカの賢さ、ラッコの意外な怖さや、水族館員の求めるものと、客が求めるものの違いによる葛藤など、個性と情熱あふれる登場人物達と織りなす、お仕事小説であり、恋愛あり、涙ありで、勉強にもなり一見の価値ありです。
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この種の働く系作品は好きなので試しに買って見ました。
とても読みやすく、水族館の苦労や工夫、等物語としても面白かったです。もちろん続編も購入予定です。
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水族館大好きマンなので、タイトル買い。結果7まで続編が出てるから根強いファンがいるんだろうな。なかなか水族館の中の人の仕事の実態や感情にフォーカスした作品はないので楽しめる。松岡茉優ちゃんで実写化されている。
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時々手に取りたくなるお仕事小説。
もし自分がこの仕事(今回なら水族館職員)についてたらどうなるかなぁと思いを馳せるのが楽しい。仕事選びの視野を広げる意味でも大切かなと思う。
主人公の成長物語だけでなく、水族館の意義にまで話が及んでいて、リズミカルな展開の中にも考えさせられるものがあった。遊園地のようにエンタメに振り切ることも、博物館のように学術的な方に振り切ることもできない。そして、設備などの固定費も高くつく。水族館に行く時の視点が間違いなく変わりそう。早く行きたい
先輩の梶について
最初は海洋ゴリゴリオタクという情報から冴えない男をイメージしていたかが、読み進めるうちに案外イケメンであることが判明しました笑
Posted by ブクログ
水族館を舞台にしたお仕事小説第1弾。小説にはこのような分類があるわけではないと思うが、最近こうしたお仕事小説をよく見かける。知らない部分がたくさん知れて個人的にはかなり興味がそそられる分野。
何気なく遊びに行っている水族館の裏側が知れて面白いというより興味深い小説。本作はイルカがメイン。イルカショーはどのようにして作られていくのか、その過程と困難がよくわかる。ペットと飼育動物の線引き、動物との呼吸など一見我々の生活とは無縁のように思うが、描写の仕方なのか、実は人間社会のコミュニケーションにも応用できるかもしれないと思ってしまう。集団の中で仕事をする意義が伝わってくる。
Posted by ブクログ
久し振りに読み直し。
なんとも言えないふざけた感じがやっぱり面白い。
水族館の事情も、勉強になるし…!
作者は元銀行員で、著作は銀行事件とかホラーとかを書いてきたみたいだけど、こういうお話も書けるというのはすごいなあ。
NHKでドラマもやってたけど、ドラマも面白かったから、観直そうー!
Posted by ブクログ
イルカ等の生態、水族館の仕事内容が知れて面白かった。だだ、少女漫画的な恋愛要素が多すぎた。自分の全く知らない専門的な要素が多く関心したり面白いなと思いながら読んでいるのに、章の間ごとに下ネタ風の内容が多々入り、その都度冷めてしまうところが残念。
Posted by ブクログ
正確に書くと星3.7。
思ったより文章が軽くなくて、水族館のお仕事の内容もしっかりしてて学べることも多く、面白かった。
恋愛要素はもう少し遅くてもよかったんじゃないだろうか。
Posted by ブクログ
想定外にエロい。
水族館の話なのに。
いや、水族の繁殖に必要なことだしそこと絡めてあるし大切なことなんだけど、こんなに人間側の描写が必要なんだろうか。
そういう描写を抜けば中高生にも是非とも読んで欲しい本だけど、これでは勧められない…
水族館のお仕事や意義についてものすごく興味深いし、読んだ後水族館に行くのが楽しみになるのは確かなのに、表紙もあんなに爽やかなのに、「読んだよ!」って人に言いにくい。
内容的にも人間側の変な描写を入れなくても十分いけるのに、なんでわざわざ入れるかなぁともったいなく思った。
Posted by ブクログ
面白かったけど、
たまーに入る下ネタがちょっと気になるなあ。
あれがなければ文句なしに面白かった。
前半が特におもしろくて、
水族館って奥深いなあ、水族館行きたいなあ、
と素直に思えます。
水族館のお仕事小説なので、
恋愛の要素はもっと控えめでよかったのでは。
少女漫画に寄せてみたけどちょっと失敗している風。
続編がかなり出てるみたいなので、
もうちょっと読んでみます。
Posted by ブクログ
松岡まゆ主演のNHKドラマの原作。軽快に読めるけど、水族館のトリビアとか大変さも盛り込んだお仕事小説。熱い思いが仕事を向上させる。由佳と先輩の今後に期待。
Posted by ブクログ
個性的な人々やイルカ達、知らなかった水族館の裏側、文句無しに面白かった。ただどうしても主人公のキャラが物語にはマッチしているとは思うものの、思い込み激しく自意識過剰な感じが個人的には受け付けられなかったです。
水族館の実態
水族館の裏側が見れる小説です。
個性的な人々の中に飛び込まされた新人職員の、コミカルな奮闘記。ドジあり、失敗あり、励まされ、恋もする、それでも少しづつ成長してゆき、一人前になったかなと思ったら、結局またドジをする。そんな主人公と共に、水族館で働いている気分になれる、水族館好きにはたまらない作品です。
無理に恋愛ものにしなくても…
流行りってこともあるのでしょうが…この手の小説って、安易な恋愛ものに走るのよね〜。内容がきちんとしていれば、無理することないと思うのぢゃが。主人公の"ガール"の恋愛に至る過程がいまさんなので評価下がります。それ以外はまる!