木宮条太郎のレビュー一覧
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シリーズ5作目ともなると、
だいぶ「お約束」「パターン化」が見えてくる。
別に悪いことではない。
水戸黄門のような「様式美」もあるわけだし(^ ^
だが、本作に関して言うと、ちょっと鼻についた(^ ^;
天敵登場 → 無理難題 → 発憤して暴走 → 失敗
→ 落ち込んで反省 → 天敵と和解 みたいな流れが、
最初から見え見えで(^ ^;
勝手を言えば、どこかで裏切って欲しかった(^ ^;
また本書は、特に何も能書きがないが、
前半と後半とで全くテーマが違って、
別の話になってるのが気になった(^ ^;
第二章までは「天敵」との戦いを水族館でやるが、
第三章以降はもう天敵も一切出てこな -
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前に進んだ
色々と前に進みました。
不器用ながら一歩一歩、仕事も恋も。
いやー、成長しました。由佳も、梶先輩も、ヒョロ君も。
水族館の裏側を見せてくれる本シリーズ、今回はラッコとペンギン。
可愛いだけじゃない生態や事情を教えてくれます。
今までこういった水族をぬいぐるみのように可愛いと思っていた人でも、
これを読むと彼らを可愛いではなく、愛おしいと思うようになるのではないでしょうか。
そんな水族館のスタッフのような気分にさせてくれます。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ【あらすじ】
大ヒット小説『水族館ガール』がコミックに!! 笑いと涙、そして恋。いろんな感動がギッシリつまったお仕事青春ストーリー! 市役所に勤務していた嶋由香は、とつぜん市が運営する水族館「アクアパーク」への出向を命じられる。そこは、市役所とはまったく違った世界。無愛想な先輩・梶良平やイタズラ好きのイルカがいるハードな職場だった―。慣れない職場ながら持ち前の元気で頑張る由香は、様々な経験をつみながら、少しずつ一人前の飼育員として成長していく。由香と梶の恋の行方。ふたりが生み出そうとする新たなイルカライブ。その他、水族館の裏側や様々な海の生き物たちが登場する、見どころいっぱいで、楽しく、ちょっ -
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水族の生態と人間の成長ドラマ
ドジで一生懸命な主人公がまた帰って来ました。
今作では更に水族館員として成長しています。
ただ、ドジっぷりもパワーアップ。でも、そんな時はやっぱり先輩が助けに来てくれる?かな?
そんなお約束もありつつ、今作でも水族と水族館の裏側を紹介しながら、昨今の社会事情も絡めながら、爽やかに物語が進んでいきます。
但し、今回は今まで以上に難問が水族館に降りかかります。
そして、主人公だけではなく、水族館全体、館員全員が右往左往の大騒ぎ。
しかも、それを取り仕切るリーダーにドジ主人公が立候補で、騒動はエスカレート。
頼りの先輩は出張延期でこっちも大忙し。
果たして水族館と恋の行方はどうなるのか?
全 -
Posted by ブクログ
それぞれの水族館の抱える問題は
別々だけど根っこは同じ。
水族館お仕事、大変だけど
ホントに面白そう。
最後のイルカライブは実際にはできないものかしら、
とさえ思った。
イルカライブのできる水族館は
これからどんどん減ってくるだろうけれど。
それも、水族館の存続していく上での大きな課題だ。
ところで梶先輩の早口言葉はどうなった?
聞きたかったなぁ。
梶と由香の成長ぶりがとっても眩しい2巻だった。
しかし、こんなコテコテの大阪弁を話す人って、
私の周りにはおりまへんなぁ(笑)
ストーリーは水族館の意義について
前回よりもさらに深く語られていて
そこで苦悩する人々が
きちんと描かれて