木宮条太郎のレビュー一覧

  • 水族館ガール6

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    ライトなタッチなのに、ものすごく人と生き物とのあり方を考えさせられるすごい小説。

    私たちはつい擬人化してしまうけれど、それぞれの生き物にはそれぞれの生き物の事情があるのだ。アシカだってイルカだって。イルカは哺乳類だけれども海の中で生活しているということ。だから忘れてはいけないことがあるということを再認識させられた。

    擬人化してはいけないと言い聞かせつつ、最後は涙が出た。

    いつもこのシリーズは、うならされる。ただの由香の成長物語ではない。

    とても面白く、刺激的だった。

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    2019年07月20日
  • 水族館ガール5

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    相変わらず由香はアホやなあ~と1年半ぶりに笑えた。でも、ちょっとずつ成長してるのが微笑ましい。ウミガメの話は、なるほどと思うこと多し。これからますます大変やけど、頑張れウミガメ! そして、リアルな関係者の方も頑張れ!

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    2020年12月13日
  • 水族館ガール2

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    関西の老舗水族館へ出向した梶と遠距離恋愛となった由香が、十八歳の新人後輩少年を等身大に指導しながら、トレーナーとして相変わらずのドジがありつつもすっくと立っているのが良い。由香が野生イルカを保護し、梶がはじめてのアシカに健闘し、二つの水族館でイルカのシンクロライブを企画する。仕事と恋が良い匙加減。

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    2018年10月13日
  • 水族館ガール5

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    シリーズ5作目ともなると、
    だいぶ「お約束」「パターン化」が見えてくる。

    別に悪いことではない。
    水戸黄門のような「様式美」もあるわけだし(^ ^

    だが、本作に関して言うと、ちょっと鼻についた(^ ^;
    天敵登場 → 無理難題 → 発憤して暴走 → 失敗
    → 落ち込んで反省 → 天敵と和解 みたいな流れが、
    最初から見え見えで(^ ^;

    勝手を言えば、どこかで裏切って欲しかった(^ ^;

    また本書は、特に何も能書きがないが、
    前半と後半とで全くテーマが違って、
    別の話になってるのが気になった(^ ^;

    第二章までは「天敵」との戦いを水族館でやるが、
    第三章以降はもう天敵も一切出てこな

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    2018年07月25日
  • 水族館ガール4

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    今回はペンギン。ほんとう知らなかったことがいっぱい。脇役で良い味出していた吉崎姉さんが大活躍。職人魂を感じたなぁ。水族館の裏側からのお話は今回もとても興味深く、読者という立場をこえてプロジェクトを一緒に見守る気持ちになった。
    梶くんが素直になっていうところもよかった。

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    2018年04月01日
  • 水族館ガール2

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    前作からかなり間が空いたにもかかわらず、ストンと物語に違和感なく溶け込める。ふたりのもどかしすぎる恋路もそれぞれの業務に邁進する姿もどっちも応援したくなる。吉崎姉さんシスターズが双子であったカラクリが読めなかったなぁ。さすがだねー。

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    2018年03月29日
  • 水族館ガール4

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    ネタバレ

    2018/1 18冊目(通算18冊目)。これまでのシリーズより、話のテーマ(ラッコの飼育水槽の問題、ペンギンの産卵の話、イルカの話)が多い。ただ、それぞれのページ数は少ないながらも、色々と知らない話が多く読んでいて非常にためになる。特に日本で生まれたペンギンが全て血統登録されているという点については非常に驚かされた。同種族配合による遺伝性疾患を防ぐためというが、それも含めて生き物の飼育について関係者が苦労されている部分は読んでいて頭が下がる思い。読んでいて非常に勉強になった。感想はこんなところです。

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    2018年01月31日
  • 水族館ガール3

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    またまた会社の方からお借りしたのでシリーズ三作目!

    さくさくテンポ良く、相変わらず読みやすい。

    梶さんとの距離は相変わらずだが、めきめきと成長していく彼女は実に清々しい(*^^*)
    若い力を感じる。

    ラッコのお世話も、自分の思ってたイメージとのギャップがあって非常に勉強になった。
    可愛いものだけを守るのか?という問題提起も実は自分が常日頃から考えていたことで、非常に共感できた。

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    2017年12月02日
  • 水族館ガール2

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    恋愛の方はじつにもどかしいが、本業の水族館の方は彼女のキャラクターが生きてきて、清々しい(*^^*)

    子分も出来て、今の私と少しだけシンクロするところも。

    先輩も、彼女も大きく成長していく様子が実に瑞々しく描かれている(*^^*)
    ま、自分がおばさんだからそう感じるのだろうけど。

    でも生き生き前向きになれるよい作品だと思う。全国の悩める中高生、若いOLの方にはおすすめな一冊(*^^*)

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    2017年11月16日
  • 水族館ガール3

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    ネタバレ

    1巻の頃は水族館より恋愛重視していたものが、水族館の話がメインになってきており、面白くなってきてる。
    でも冒頭のキス人形で主人公が一人浮かれてるところは残念すぎる。見てられない。
    ラッコの生態やマンボウの生態について書かれているところは興味深かった。

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    2017年11月10日
  • 水族館ガール4

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    ネタバレ

    妹より譲受本。 
    このシリーズ4作目

    今回は表紙とは違って、ペンギン。
    主人公も成長してきています。
    イルカのニッコリーとホコの再会や、先輩との進展も。

    以前ドラマがあったせいか、登場人物がなんだかあの女優さん、俳優さん…っていうイメージ
    しながら読んでしまいました。

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    2017年11月02日
  • 水族館ガール4

    購入済み

    前に進んだ

    色々と前に進みました。
    不器用ながら一歩一歩、仕事も恋も。
    いやー、成長しました。由佳も、梶先輩も、ヒョロ君も。

    水族館の裏側を見せてくれる本シリーズ、今回はラッコとペンギン。
    可愛いだけじゃない生態や事情を教えてくれます。
    今までこういった水族をぬいぐるみのように可愛いと思っていた人でも、
    これを読むと彼らを可愛いではなく、愛おしいと思うようになるのではないでしょうか。
    そんな水族館のスタッフのような気分にさせてくれます。

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    2017年10月28日
  • 水族館ガール4

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    由香ちゃんがちゃんと成長してて嬉しくなります。今回はけっこう頑張ったよね。ペンギンのお世話も大変なのね。最後にはやっとあっちの方も進展が・・・

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    2017年08月19日
  • 水族館ガール3

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    シリーズ第3弾。
    生物を擬人化して感情移入することへの反発と、人間の本能が感じる「可愛さ」の矛盾に葛藤する飼育員や研究者の描写は、かなりしっかりした取材の賜物だと思う。
    軽いタッチで誰でも楽しめる作品の裏に深刻な業界事情が隠れている奥が深い作品です。

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    2017年07月15日
  • 水族館ガール2

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    あいかわらず水族館のお仕事話はおもしろいです。最後のショーのシーンではじーんと感動してしまうほどでした。
    今回は出向した梶のお話が中心でしたが、由香ちゃんも無自覚に役に立ちまくってておもしろかったです。

    ただ関西人として、この話に出てくる関西弁が胡散臭すぎ!兵庫出身の作者さんなのになんで??と思うことが多々ありました。
    でんねんなんて誰が使ってるんや!!(笑)
    関西弁意外はおおむね楽しめます(笑)

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    2017年02月07日
  • 水族館ガール3

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    一巻ずつ水族の色んな面が見れて勉強になるし、仕事に対しても色んな見方が出来る、しかも面白いと三拍子揃ってます!
    水族館をただのエンターテイメントとしてしか見てなかった自分の意識が覆りました。

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    2017年01月11日
  • 水族館ガール

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    大ヒット小説『水族館ガール』がコミックに!! 笑いと涙、そして恋。いろんな感動がギッシリつまったお仕事青春ストーリー! 市役所に勤務していた嶋由香は、とつぜん市が運営する水族館「アクアパーク」への出向を命じられる。そこは、市役所とはまったく違った世界。無愛想な先輩・梶良平やイタズラ好きのイルカがいるハードな職場だった―。慣れない職場ながら持ち前の元気で頑張る由香は、様々な経験をつみながら、少しずつ一人前の飼育員として成長していく。由香と梶の恋の行方。ふたりが生み出そうとする新たなイルカライブ。その他、水族館の裏側や様々な海の生き物たちが登場する、見どころいっぱいで、楽しく、ちょっ

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    2017年07月30日
  • 水族館ガール3

    購入済み

    水族の生態と人間の成長ドラマ

    ドジで一生懸命な主人公がまた帰って来ました。
    今作では更に水族館員として成長しています。
    ただ、ドジっぷりもパワーアップ。でも、そんな時はやっぱり先輩が助けに来てくれる?かな?

    そんなお約束もありつつ、今作でも水族と水族館の裏側を紹介しながら、昨今の社会事情も絡めながら、爽やかに物語が進んでいきます。

    但し、今回は今まで以上に難問が水族館に降りかかります。
    そして、主人公だけではなく、水族館全体、館員全員が右往左往の大騒ぎ。
    しかも、それを取り仕切るリーダーにドジ主人公が立候補で、騒動はエスカレート。

    頼りの先輩は出張延期でこっちも大忙し。
    果たして水族館と恋の行方はどうなるのか?

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    2016年10月11日
  • 水族館ガール2

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    それぞれの水族館の抱える問題は
    別々だけど根っこは同じ。

    水族館お仕事、大変だけど
    ホントに面白そう。

    最後のイルカライブは実際にはできないものかしら、
    とさえ思った。

    イルカライブのできる水族館は
    これからどんどん減ってくるだろうけれど。

    それも、水族館の存続していく上での大きな課題だ。

    ところで梶先輩の早口言葉はどうなった?
    聞きたかったなぁ。
    梶と由香の成長ぶりがとっても眩しい2巻だった。

    しかし、こんなコテコテの大阪弁を話す人って、
    私の周りにはおりまへんなぁ(笑)

    ストーリーは水族館の意義について
    前回よりもさらに深く語られていて
    そこで苦悩する人々が
    きちんと描かれて

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    2016年10月09日
  • 水族館ガール2

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    水族館職員たちのプロとしての矜持、少し擬人化しすぎの印象がありながらも水族が見せる愛嬌や思いやり、登場人物の成長など、第1巻よりパワーアップしています。
    ドラマのせいで桐谷健太の顔がすぐ頭に浮かぶのは良いのか悪いのか。。。

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    2016年10月02日