潮匡人のレビュー一覧
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ネタバレ
ポパーの言葉
・民主制とは、「民衆の支配」を意味します。信じ難いことかも知れませんが、この名前自体が重大な誤謬の源泉なのです。
ここに、政治的義務より政治的権利を強調するという問題のすり換えがあるのです。
そればかりか、生徒たちは、実際には彼らが支配など全然していないことに気づき、いわゆる「民主制」なるものは虚偽であり、彼らを欺くための手段に過ぎないと思うようになります。
彼らは、独裁制下に生きた経験が無く、独裁制下の生活の非人間性、生命への恒常的脅威の下での無責任状態の生活がどのようなものかを知らないのです。
・確かに自由は最も重要なものですが、私の自由は貴方の自由によって制約されます。私が拳を -
購入済み
次巻が待ち遠しい
かわぐちかいじさんの作品は、空母いぶきが初めてだったのですが、大変興味深い内容で続編の本編も続けて読んでいます。大国の中で日本の自衛隊がどう行動するのか、ということを考えさせてくれます。毎度ですが、次巻が待ち遠しいです。
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ネタバレ 購入済み
おお!!
前作の2国間の紛争よりもスケールが大きい今回では米ロとの緊張感が半端じゃない。前作では「結局自衛隊の勝ちでしょ」的展開が見え見えだったけど、さすがに今回はどうなるのか分からない分ドキドキしながら読んでます。外交戦にも注目だ!
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購入済み
おぉ!
空母いぶき最終巻と同時に新章開始とは!!(コミックスの話です)。
今度は前章よりも遠い場所が舞台なのでより現場での即応の様な場面が多々出てくるだろうと推察いたしますが、それに対する政治家の手腕も含めて非常に興味があります。作者はお体に気をつけて2巻3巻とどんどん出していただけますようお願いします!! -
購入済み
期待を裏切らない、早く2巻を
かわぐちかいじ先生、今作も期待を裏切らない面白さ。買って良かった。
米海軍の動きが不気味、愈々日本と敵対するのか?北極海の世界の利権、覇権争いに日本は巻き込まれ、さあどうなる?胸ワクワクです。 -
Posted by ブクログ
日本国憲法を紹介する各種書物によって、表現の違いがあるなんて知りませんでした。各章の見出しの見た目だけで、良い意味でも悪い意味でもだいぶ印象が変わると思いました。
著者の潮匡人さんが感じたと思われる憤りが、本書を読み進めるとひしひしと伝わってくるような気がします。
事実が書かれているので、日本人なら出来るだけ読んでおいた方がよい内容でした。ちょっと文章が難しいところがあるので、ゆっくり考えながら読む事をオススメします。
教科書について書かれてます。学校で教える教師はもっとひどいです。中学の授業参観で歴史の授業を見たときに、今はこんなに偏向した教え方をしているのか…とショックを受けました。
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Posted by ブクログ
元空自三佐による、保守の立場からの安全保障学。
この手の本は、どちらかの思想に凝り固まって、読めたものじゃない本も多いなかで、自分の考え方の立ち位置を認識した上で、いろんな有名な本からも情報などを引きながら「私は◯◯だから、こう考える」というふうに、比較的冷静に書かれてるので、考え方が違う人でも「読める」本になっている。前著が「わしズム」とかいう、読んだことないけど怪しげな(たぶん右派の)雑誌の連載をまとめたものだそうで、これもどうかなーとは思ってたけど、確かに保守の論調ではあるけどなかなか勉強になった。タイトルに「日本人が知らない」とか付けちゃうところがちょっと胡散臭いけど。
「高貴な安全保 -
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外交交渉が現実より劣るのでは?
いぶきシリーズは沈黙の艦隊やジパングに比べて自衛隊を全面に出した戦闘になっているが、外交交渉では実質、国連の場のみである。現実の中国のやり方や北朝鮮の暴れぶりをみると日本も実力行使しか無い!とこれまで考えてきた。おそらく原作者、作画担当も同様だろう。が、現在のウクライナ戦争、イスラエルのパレスチナ戦争が長引いている状況の中で海外メディアの論調をみると漫画より現実社会の方が様々な外交努力をしている事が一般報道でも分かる。例えば、ウクライナでは日本を含む各国から経済や兵器援助がある。イスラエル戦争では欧州各国によるパレスチナ国家の承認増加でネタニヤフは焦ってガザ制圧加速を宣言した。特にイスラエル対
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命令違反はちょっと…。
命令違反普通にしてるやん…。
集まる様々な情報や政治的なやりとり、今後を見据えての命令を、現場の判断で勝手にされたらダメじゃん…。
いち人間としては正しいのかもしれませんが…。