田村義進のレビュー一覧

  • 帰郷戦線―爆走―

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    海兵隊員として戦地で数年間活動したのちに帰国。そしてPTSDを発症。その苦しみが主人公を通して伝わってくる。その苦しみを抱えながら友人の死の真相を追う。特別新しい物語ではないけれどそれでも読ませてくれるのは主人公や友人の妻、子供、犬たちの造形の良さ。なにより子供たちと犬がかわいい。シリーズ一作目としても上々だと思う。

    0
    2018年11月18日
  • 帰郷戦線―爆走―

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    まるでハリウッド映画でも見ている感じがしました。アクションシーンとか、描かれている人物像が、この本が逆に映画のノベライズではないか、そう錯覚しそうなほど。
     痛快で面白くはあるのですが、それだけでなく、帰還兵たちの苦境にある姿が描かれていて迫ってくるものがありました。小説のランボーでも感じましたが、あれからアフガンとかイラクとかアメリカは何度も戦っていますから、今日的な問題なのだとも思います。
     そんな状況の中でも輝くものを秘めている主人公とタッグを組むことになる漢。訳者の後書きにもありますが、「ワイルドスピードシリーズ」のラストにも通じる気がします。それと、あの犬がいい味を出していますね。あ

    0
    2018年10月03日
  • 窓際のスパイ

    Posted by ブクログ

    落ちこぼれの個人やグループが千載一遇のチャンスを機に奮闘、大逆転劇を演じて栄光を勝ち取るという設定は、娯楽映画/小説では常套のため、よほどの新機軸を盛り込まないと「またか」という印象になりかねない。本作は〝泥沼の家〟と揶揄されている英国諜報機関の吹きだまりでくすぶるスパイらの物語。スパイスにユーモアを振りかけることで、ひと味違う仕上がりにはしているが、手掛ける事件そのものが組織内部の汚職という地味なもので、展開も抱腹絶倒とはいかないところが物足りない。主人公の薄い存在感と、アクの強いメンバーの描き分けが中途半端で、多数登場する割りには、個性が際立っていない。
    ただ、誰にも増して冴えないリーダー

    0
    2017年11月27日
  • 窓際のスパイ

    Posted by ブクログ

    【英国各紙誌で絶賛された最高のスパイ小説登場! 】 〈泥沼の家〉と呼ばれるその部署は、英国情報部の最下層だ。不祥事を起こした部員はここに送り込まれ、飼い殺しにされるのだ。若き部員カートライトも訓練中のミスのせいでここに放り込まれ、連日ゴミ漁りのような仕事をさせられていた。もう俺に明日はないのか? ところが英国全土を揺るがす大事件で、状況は一変した。一か八か、返り咲きを賭けて〈泥沼の家〉が動き出す! 英国スパイ小説の伝統を継ぐ新シリーズ開幕!

    期待して読んだのだが、テンポよく読書が進まない。もう一冊あるので、試してみよう。

    0
    2016年10月22日
  • 夜の冒険 現代短篇の名手たち8

    Posted by ブクログ

    落ちのある話ばかりで、話として完成しすぎていて、ものたりない印象を受ける。余白というか余韻が感じられなかったので、2回読むことはないと思う。

    0
    2011年08月30日