高嶋上総のレビュー一覧
-
三池一族やヒムカ教、それに加えて島津や毛利、明智や一向宗まで絡んできていよいよ複雑になってきました。
新上杉の動向も気になりますし。
それにしても高耶さんが心身共に満身創痍すぎて痛ましいです…。
そんな高耶さんをますます追い詰める高坂…いや、戦略としては正しいんだけれど。そんな非情な彼も嫌いではな...続きを読むPosted by ブクログ -
高耶さんが高校生っ!
千秋が数学の先生っ!!
…という美味しい設定もありつつ、事態は厳しいです。
景虎さまにチョーク投げつけたいがために、ダーツで練習するちーさま最高です。
自分は関係ないって素振りをみせながらも、小太郎から高耶さんを引き離すために側を離れない千秋ほんとにかっこいい。いい人すぎる。
...続きを読むPosted by ブクログ -
直江を失って苦しみ続けている高耶さんに開崎が一瞬の安らぎを与えてくれました…心にも身体にも…。
直江に興味を持ち続けて欲しくて、見捨てられるのが怖くて、必死に前を歩き続けていた景虎様がすごく小さく見えて哀しかった。
本当はこんなにも直江のぬくもりを求めていたんですよね。
直江がいなくなったことで現...続きを読むPosted by ブクログ -
直江がいなくなってから約2年が経過。
その間もずっと小太郎を直江だと思い込み続けていたんですね、現実を歪めれば歪めるほど自分を追い込んで傷付けて心が蝕まれていってることに気付いてない高耶さんが痛ましくて痛ましくて…。
長秀と晴家が側にいてくれてよかった。
こういう時に頼りになる千秋さま。
ああ千秋大...続きを読むPosted by ブクログ -
ぎゃあああああああ!景虎さまあああああああ!……なラストに、とてもミラージュらしさを覚えてしまいました。
つ、辛い…!!
これから先も生き続けてるってことはこの窮地も乗り越えてるってことだけど、調伏力も使えず、框の宇具奴神がはびこる中をどうやって脱するのかはらはらしてたら、まさかのラスト。
框一...続きを読むPosted by ブクログ -
夜叉衆大ピンチ!の回。
色部さんなんて、霊魂の方はともかく、宿体の方は本当に死んじゃったんじゃないかとハラハラしました。
対怨霊というよりは妖怪退治な様相でしたが、やっぱり派手な戦闘シーンは好きです。
戦ってる夜叉衆かっこいいです。
これまでみたいに怨霊調伏の旅だけでは済まなくなりそうな雰囲気。...続きを読むPosted by ブクログ -
『氷雪問答』
ちょっと箸休め…な雰囲気のお話。
楽しく読めました。
雪蛇がやたらかわいい。
竜神になり損ねた雪蛇を助けるためにに、大天狗との問答に挑む夜叉衆。
景虎さまは景勝&長秀。
晴家はまさかの直江!
そして直江は奥さんだったお船さん。
景虎さまは冷静に状況を読んで見事説破したけれど、直江...続きを読むPosted by ブクログ -
換生という行為との闘い、自分との闘い、怨霊だった自分との闘い、宿体との闘い……これまでいろんなことに対峙し悩みながらも、ひとつひとつ乗り越えてきた景虎様。
これ以上まだ何があるの?って思ってたら、奥様との闘いが……。酷。
今回のお話は女性がたくさん出てきて華やかでした。
先生が描く女性ってパワフル...続きを読むPosted by ブクログ -
最後のページ読んで涙が溢れました。
瑠璃燕。
そういうことか、と。
すごく、綺麗でした。終わり方が。
ミラージュってわりと「ええええええ?ここで終わりーーー?!!」ってことが多いので。笑
それにしても、景虎さまはいつも満身創痍ですね。肺も患ってますし、大丈夫なんでしょうか。
景虎さまが倒れた怪...続きを読むPosted by ブクログ -
長秀参入でようやく5人揃った夜叉衆。
それにしても、長秀ほんっっとにヤなやつでどうしようかと。
でも多分、1番現実的で合理的な考え方が出来る人なんじゃないかな。
敵方の大将、しかも自分なんかよりもだいぶ若い男を今日から主人と呼べ!って言われても、すぐには納得できないよね。
戦国を生きてきた武将なら尚...続きを読むPosted by ブクログ -
すっかり荒んでしまわれた景虎さま。
酒浸りの日々に喧嘩三昧。
その心の虚無が玄奘蜘蛛を呼び込み、
遂には囚われてしまう。
救い出すには霊体になるしかないと言われ、自決を選んだ直江さん…。
決して景虎のためではない。
任務遂行のため。
後見人だから。
私的感情では決してない。
そんなことを反芻して...続きを読むPosted by ブクログ -
府内での狂刀騒ぎ。
どこへ行っても悩み苦しめられる景虎さま。
自分の心の変化に悩み、戦のせいでいろんなものを失った人々に触れては自分を責め、、、本当なら終わっていた命を再び生きるって、知らなくてもよかったことを知るって、苦しいね。
足掻き苦しみながらも、最後には顔を上げて立ち向かっていく姿がとても素...続きを読むPosted by ブクログ -
幕末編第2弾。
池田屋から蛤御門の変まで。
池田屋事件の後片付けを夜叉衆が…っていう設定がとても興味深かった。
そりゃそうだよね。
怨霊化しててもおかしくない。
時代に翻弄され、敵味方となりながらも自分の信じたもののために闘う夜叉衆。
特に晴家さんがとても切なかった。
でも、過去の晴家さんて綾子...続きを読むPosted by ブクログ -
遂に留年が確定してしまった高耶さん…。
修学旅行だけは一緒に行きたい!と駄々をこねる譲に負けて広島まで行くけれど、やっぱり旅行どころではなくなりましたよね。
直江は《力》が使えなくなってるし、肉欲に溺れてるし、脳内では高耶さんを抱くことばかり考えてるし、凄まじい荒みっぷり。
顔を合わせればいがみ...続きを読むPosted by ブクログ -
直江が景虎より年下しかも医大生でしかもちょっとお金持ち?ってふと意識するとじわじわと笑えてくるからやだ。無印からずっと若いイメージだった景虎がおっさんで煙草吸ってて、豪快なイメージな晴家がとても可愛い女性なのとか。こそばゆい感じがする。
高耶が記憶を封印する重大な出来事に向かって物語は進行していく...続きを読むPosted by ブクログ -
仰木高耶と橘義明の最上へ繋がる一世代前の時系列。漂う昭和感とレトロな雰囲気がすてきなんやけども…直江さんの煮詰まり具合と美奈子さんの登場に、これからのことを知ってる側としては胃がキリキリと…キリキリ…。
正直心構えがまだできてへんにゃけど続刊が待ち遠しい。
ここまでシリーズが増えてくるとどこからふ...続きを読むPosted by ブクログ -
初めての調伏!読んでてうっとりでした。力が高まる前から、終わった後の余韻まで、そのシーンが頭できれいに再生できるような書き方がイイです。
直江が景虎(とは知らずに)出会ったとき、なんて熱いんだ!って言ってたのに吹いた。あなたの直観はすばらしいです、直江さん・・・Posted by ブクログ -
本編と同時並行(30巻くらい…)で読み始めたため、色部さんのイメージが完全に勝長さんに固定された!甲斐性ありすぎなおじ様!こんな昔から苦労性だったんだな・・・役割って変わらないのねwPosted by ブクログ
-
よし、逝く時は絶対、心残りを抱えて高耶さんに会いに行こう。と決断せざるを得ない。むしろそれが心残り。感想はそれに尽きる「拝啓、足摺岬にて」
赤鯨衆設立までを描いた中編「びいどろ~」 中川先生がますます好きになりました。心根までいい人!
草間さんは単なる長宗我部馬鹿だとおもってたのに、最初はちゃんと...続きを読むPosted by ブクログ -
桑原さんは短編のほうが読みやすくて良いなぁ、なんて5.5巻読んだときに思ったけど、それを再度感じた1冊。
最初の「二人牡丹」で、高校生の高耶さんのノリを見たのが久しぶりすぎて感無量になりました >< か、かわいいぃぃPosted by ブクログ