安田夏菜のレビュー一覧
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購入済み
笑いながら読めて勉強にもなる
お笑い芸人を目指している訳ではありませんが、楽しく読めました。
面白さだけではなく、努力が必要だということが書かれていた点や、豆知識紹介コーナーに好感が持てました。
この本を参考にしたからといってお笑い芸人になれるとは限らないとは思いますが、数ある職業のうちの1つとして興味を持つきっかけにはなるのではないかなと感じました。 -
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面白かった、と言うか、ある意味怖かった。山をなめたらいけないね。
それほど難易度の高くない山に登ってみようと思った女子高校生3人が遭難してしまう6日間の話。
3人はもともと仲が良かったわけでもなく、キャラクターは異なり、それぞれ抱えているものがある。そんな中でひょんなことから一緒に登山することになる。気軽な日帰り登山のはずが…。
山の怖さを知りました。3人の高校生は、特にたくましいわけでも、賢いわけでも、勇気があるわけでもなく。ちょっと甘いところがある今どきの至って普通の高校生。その子たちが極限の状態で、どんな心理状況になるか、どんな行動に出るか、ハラハラしながら一気読みでした。死と隣り合わせの恐怖を味わいました。美玖のおじいちゃん、Good jobだったよ。
3人の人生を変えるような大きな経験だったと思う。この先生きていく上で立ち返る原点になるような。きっとすごく成長した。自然の中で身一つで立ち向かうってすごい経験なんだろうな。
でも、怖い。私は登山は怖いなと思ってしまいました。 -
Posted by ブクログ
オーディブルで聴読
同じ「生活保護」を題材とする小説であれば、中山七里の「護れなかった者たちへ」がダントツである。
この本は、子どもの目線から生活保護を見た作品で興味深かった。
虐待の連鎖、貧困の連鎖...
親から子へ連鎖されると言われるものは多くある。
「貧困」は誰のせいか?
親のせいである。
その責任を未来ある子どもたちが背負うべきではない。
義務教育の中でも、もっともっと社会福祉について早くから勉強させるべきだし、救いを求める人たちの窓口は日本は多いかもしれないが、必要な人に必要な情報は行き渡っているだろうか?
その制度からこぼれ落ちる人がいる。もしそれが子どもならば、学校教育が間違っていると思う。
いじめや差別について学ぶ道徳も大切だし、LGBTについて理解を深めるのも大切だろう。
しかし、生きていく上で基本となる、日本の法律(自分のために、誰かのために)をなぜ知らない子どもがいるのか?
税金は何のためにあって、どのように使われ、どう社会を回し、自分を含める国民を支えていてくれるか。
これを知らないから、本書の中に出るような生活保護世帯を「ズルい」と揶揄する者がでる。
気付かされた本だった。
子どもたちの課題図書に、こういう本を挙げるべきだと強く思う。 -
Posted by ブクログ
学校に馴染めない中1の莉緒、転校することになったがやっぱり新しい学校も不安で家に閉じこもっている。
そんな莉緒のところに幽霊のレイさんがやってくる。
レイさんは自分が誰なのかわからないので成仏できない。
ふたりでレイさんが誰なのか探すことに。
しかし、心を通わすことができたレイさんを手放したくない気持ちも芽生える。
中1の不安定な心を複雑だった少し年上の幽霊の女の子が開いていく。
現実ではないから話せるってあるのだろう。自分の心との会話かもしれない。
莉緒は幽霊のレイさんから現実を直視することを教えてもらったのだろう。
口うるさいお母さんの姿にはちょっと耳が痛かった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレこの悩みについて、科学的に本質を追究するならば。
ミハイルは日露にルーツのある中学生。過去の出来事や兄のことから、できる限り目立たないように心掛けて生きている。ところがミックスルーツの転校生山口アビゲイル葉奈は、初日から虫好きてあることを公言して我が道を行く。ミハイルが目立たぬために所属していた電脳班しかない科学部に、彼女は生物班を復活させたことからミハイルは騒動に巻き込まれていく。
自分は何なのか。ミックスルーツでなくてもきっと誰しも考えたことがあるだろう。人は様々な違いを持つ。しかし生物学的分類でいうならば人は種に分けられない。みなホモ・サピエンスなのだ。
校長の出した問い掛け、科学的な取り組み。物事の本質について考え、その仮説をデータや論理を使って証明する。葉奈が考え出した仮説を検証して発表することが生物班の存続の条件となる。そのために電脳班の皆が少しずつ協力していく。違う人間だからお互いにアイデアを出し合い、できることを協力する。大ピンチからのオチはなかなか拍子抜けだが、校長の態度は好感が持てる。
違うことってなんだろう。同じことってなんだろう。ミハイルは最後にロシア語で叫ぶ。違うから目立たないように生きてきた。でももう小さな違いにはとらわれない。本質を追究することを知ったから。 -
Posted by ブクログ
課題図書。
天使のようなミハイルくんは、お母さんがロシア人でお父さんが日本人。
葉奈の考えた方がすごい。
人間には37兆個の細胞があり、ひとつ残らず24時間一致団結して働いている。古くなった細胞は次から次へと死んで新しい細胞に入れ替わる。2年くらいで全身の細胞が全て入れ替わる。
死んでも新しい細胞にわたし情報を伝えて、ずっとわたしがわたしのままでいるように、力を合わせて、必死で守ってくれている。
だから本人がシクシク泣いている場合ではない。
だから立ち直る!この37兆個の細胞にかけて。
研究。
ミジンコの心拍数を数える。
どうやって?
それが部活らしくて、研究チームらしくてとても良かった。
みんなで協力したり、意見を出し合ったりする様子が、まさに部活!
ロシアのことわざは面白い。
「犬が吠え、風が伝える。それでもキャラバンは進む」
他人の言うことにとらわれるな。犬が吠えても風が吹いても、ただ前を見て進め。
面白かった!